がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

アオシマのアヴェンタドール50買ってみたの巻

2015年05月26日 | 模型

ヤマダ電機 5月末までに46店舗閉鎖 消費税増税の影響か

 家電業界も大変よのう。 
「減収減益の直接的な原因は消費増税後の販売低迷。しかし、岡本専務はインターネット通販の普及や少子高齢化による人口減などを理由に
「短期的には家電の売り上げは回復しない。構造改革が必要」と指摘。今回打ち出した店舗見直しも構造改革の一環だ。」
って分析らしい。

 ウチの地元にもヤマダ在るんすよ。でね、ワケワカンナイのが人口8万ぽっち、それも市町村合併前の旧市街地だけなら6万位の人口なのに何故か2店舗も同時展開。

で、その2店舗とも平日はぶっちゃけ閑古鳥な訳。っつーかね、これって業績が良かったときに、「ポイント還元!ポイント還元!」とかインチキ臭い事やって、

「他店より安くします!!」とか言う割に、その他店とは地元ローカルなエリア内だけの他店であって、実際は全然安くない。オマケに長期保証は

生命保険の約款も顔負けの細則がズラーリで、その上基本的に有料と来たもんだ。そんなに安くない上に保証も有料(これが結構高い)なもんだから、

ネット通販、ぶっちゃけて言っちゃえばアマゾンとの価格差がわざわざ出掛けて買うのがアホらしくなる差になってて、更には店員が値引き交渉に対して

常に喧嘩腰というか「値引き?オマエバカか?」な姿勢で接してくるもんだから、もう2年位地元店では店員と会話していない。地元店舗でもEDIONやベスト電器の方が

接客も価格も保証もずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとマシな訳ですよ。こういう姿勢って案外全国共通化してんじゃねぇのか?

そうであれば、業績悪化って最大の理由は自業自得だと思うけど。
・価格→アマゾンの勝ち
・サービス→町の古参の電気屋の勝ち
・保証→長期保証も年会費のみで基本無償の他店の勝ち
・品揃え→何処の店でも同じw
・店員→笑っちゃうほど商品に詳しくない

っつーことで、現状良い点一個も見つからんDEATHね。まぁ、あくまで個人的な感想ではありますが、、、

 ただ、ヤマダに限らず、消費税増税後、価格修正の手間がどうのこうので業界が外税方式を採用したじゃ無いですか。以前チラ裏でも書いたんだけど、

あれって結構致命的だと思うのよ。客が店が掲示する情報の善し悪しを判断するのは理屈じゃなくって印象なんですよね。外税にしちゃうと

レジで金払うときに物凄い上乗せ食らった気分になる。で、たとえば世の小売店舗から悪魔の如く扱われるアマゾンだと、それ人件費や直の流通なので

販売コストを極限レベルで下げられるというアドバンテージが確かにあるんだが、あっこの商品って値付けが上手だと思うわけ。あれこれ買ってると気が付くんだけど

「送料無料!!」とか「他店より安い!!」って一見見えるアマゾン価格にも、実は送料や消費税アップ分のコストってキチンと乗ってるんよね。安くて小さい商品だと

まとめ買いや他の商品との合わせ買いでないと無料になんないし(プライム除く)、単品無料でもそこらで200円位のが600円って値付けされてることもある。

でもね、全部デッカい価格表示の中に含んで掲示してるので、カートに入れて決済するときに税金や送料分上乗せされて「えーー!?」ってのが、

アマゾンが直接販売している商品に関しては先ず無い。なので、欲しい商品が有っても販売がアマゾンで無い場合は決済時にアレコレ上乗せされるのでイモ引くことも多い。

この印象的というか感覚的なものを理解してやってかないとダメだと思うんだがねぇ。私の地元だと、先述のEDIONもベスト電器も、

買い物するとまた買いに来ようって気にさせてくれたり、多少アマゾンより高くても気持ち的に価格相応だと感じたなら現物見て買える方が安心だし買うんですがね。

ヤマダは行くたびに「もうここの店員とは会話をしたくない」って何度も思わされて行かなくなったので印象は今以て最悪っす。いっそ行かなきゃいいのにって自分でも思うんだが

何故かケーブル関係とかヘッドホンとか、ちょっとしたものの在庫だけはイッチョマエなんよね。

 

 ネット通販と言えば、久々に車のプラモを購入した。

アオシマのアヴェンタドール50周年アニバーサリー。これ、今やプラモ情弱に成り果てたオッサン、前に出てたアヴェンタドールの箱替えくらいにしか思っていなかったので完全スルーしとりました。

出張先近くの店舗で一度見かけて「あれ?アオシマのアヴェンタドールってこんなに箱デカかったっけ?」って思ってもまだ気が付かなかった(笑。で、先月号の模型雑誌(モデグラ)で

コイツが新製品だったと知りまして、そのタイミングでアマゾンでの価格がスコンと落ちた(3K)こともあってポチってみたのでありました。

届いてみると、やはりあのデカい箱がそうだった。同社の結構大きめの箱のマクラーレンGTRの箱と比べても高さが更に高くなってますな。

箱だけはったりかと思いきや、中身も結構盛り沢山。どうにもオモシロキットの臭いがプンプンします。この調子で、ディアブロ・ガヤルド・ウラカンと網羅して欲しい気がします。

未だ通販サイトで施されたブリスターパックを剥がされず密閉状態で棚の肥やしの某F社のアヴェンタドール。完全終了のアナウンスが聞こえる。

このキットの巷の評も彼方此方で目に耳にしとりますんで、多分私の貴重な人生の時間を費やして製作することは無いだろう。

 

でで~ん、でろでろ。某所にて発見してしまい、お値段もダイエットさせられていたので思わず購乳。リボルテックの赤いプラグスーツの女でげす。

「これ、ヱヴァ二号機仕様のバイク完成させたら横に飾るんだ♪」

バイクは1mmも作ってないのに、取り敢えず買っておきました。40半ばのオッサンがアスカの可動フィギュア買ったよニヤニヤ-とか嫁にバレたら

子供と財産持ってバッくれるかも知れないので秘密です。

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DD51、まんまとポチらされました

2015年05月19日 | 模型

ちょっと前に製作して地元展示会に出したバンダイのガンプラ、サザビーってのがあったんですが、

もう三月の話だけど無事友人に引き取られていきました。MGってシリーズで1/100の大きさだったんだけど思いの外デカすぎた。

自宅敷地内のオッサンテリトリーには置くスペースも無く、「多分段ボールに入れて永久放置プレイ」なんて言ってたら、

チョーダイつってくれたんで献上。いわゆるドナドナである。

記念に最近勉強中のフォトショ合成で遺影を製作。合成って光の当たり方とか周囲との空気感の事まで考えて調整しなきゃなんないので、

私のようなド素人には非情に難しい作業なんだけど、これって多分情景模型の製作なんかでは凄く役に立つ知識を得られるんではなかろうか。

 

 話はchochocho!変わってベビメタのコラボ写真コレクション。とうとうメタルゴッドことロブ・ハルフォードと記念撮影に成功したらしい(笑

生ける屍ってのは沢山居るが、生ける伝説ってのは数少ない。Judas Priestのヴォーカルとして名を馳せたロブ様も、私が学生の頃に、

それこそワケワカンナイ理由でバンドから脱退してしまい、その後どうなったのかを私なんてちっとも知らなかったのだが、

BABYMETALのお陰でメタル系音楽にドハマリしたお陰で、Judasもロブ様も完全復活していた事を知ったのであった。
Judas Priest - Painkiller - Live 5-14-15

 それにしても、今やこのグループの生命線は完全にバックバンド。ヴォーカルのSU-METALの歌唱力をして「クイーン・オブ・メタル」なんて

勝手に言っちゃってるドルヲタも居る訳ですが、少なくとも日本のアイドルとしては抜群の歌唱力もエモさも持ってると言われていても、

流石に「クイーン」って事になると、彼女以上の歌唱力やインパクトで名を馳せてるメタル系女性ヴォーカルは沢山居るわけで、

現状に於いて海外でバカウケする最大の理由は、純粋に三人のアイドルの魅力や技術力というよりも、

中心メンバーの可愛らしさと相反するかのようなバックバンドの変態レベルな演奏技術のコラボレーションという摩訶不思議コンセプトにあると思うんよね。

しかし、このバックバンドが最大の強みであると同時に弱みでもあるように思う訳。現状、バックバンドはあくまでサポートメンバーとしての”バックバンド”って状態で、

固定メンバーって訳じゃ無いのが、今後グループの知名度が上がってきたときに、

バンドの各メンバーに固定ファンが付きだしたときに面倒臭い事にもなるんじゃなかろうか。

BABYMETAL Rock on the Range 2015 FULL CONCERT (w/ mosh pit, circle pit, and wall of death)

この先もずっとあくまでサポート要員の扱いで行くなら、個人的にはイロモノの範疇から一歩抜け出すのは難しい気がするんだけどな~。

 

 

 

 

さて、デモドリさんとこに詳細なレポがある今年の静岡ホビーショー。個人的な注目はアオシマとバンダイ。もはやタミヤやフジミはどうでもいいです(笑。

ハセガワとファインモールド辺りには、もうちっと頑張って欲しいけど、タミヤやフジミはどうでもいいです(・∀・)

 で、オッサン的に今回大注目なのが、アオシマのDD51。

キットの内容に関しては、アオシマのサイトやデモドリさんとこのレポに沢山載ってますが、所謂フルディテール臓物満載バカキット。

子供の頃は、JR京都駅の近くに住んでた事もあって鉄道の写真撮りに親とよく入場券買って楽しんでた事もありましたが、

中学生になってからは全く興味が無くなってしまい、今時は単に旅するときに利用する公共交通機関という意識しか無い訳ですが、

このDD51という赤白機関車は、単純にノスタルジーに浸れますな。SLは既に引退した後の世代だし、山陰本線が当時もやはり未電化線だったので

この手のディーゼル機関車は沢山見た記憶があります。で、これは欲しいな~、買おうかな~と思ってたら、デモドリさんからコメント欄で煽られたので

コメ見た直後に密林でポチりましたよ。もうね、ディーゼルって事もあってウェザリングしたい病発症っすわ。

電気機関車と違って架線の有無を考えなくてイイってのも良いですな~。

バンダイAT-ATウォーカー、可動ディスプレイ動画 - GAME Watch

一方で、バンダイのブースにあったらしい巨大AT-ATの可動モデル。どうやらディスプレイ用のワンオフでは無く、市場の要望見取り用の参考出品らしい。

 1/12の巨大なTIEアドバンスド(ベイダーズTIEファイター)も展示されていたらしいが、そちらは全くの看板用ワンオフアイテムだったようですが、、、

で、このAT-ATですが、歩行ギミックに加えて首振りとレーザー砲の可動までしてしまう仕様となってるんですが、現状では模型と言うよりも

可動ギミック装備の玩具という出で立ちでディテールはあらゆる意味で残念なことになっとります。第一、歩行ギミック搭載重量故ののサポート支柱が

本体外部にあんだけ飛び出していてるってのはイタダケない。しかし、この象の歩行をモチーフにしたと言われる4足歩行を成立させるには、

相当に複雑なメカが要るはずで、個人的にはそういうギミックよりも、あの帝国の逆襲の初見時(小4)に度肝抜かれた重厚感を再現する方に

力を注いで欲しいと思うのです。

 

 

 

 

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田舎者のオッサン、Photoshopに手こずる。

2015年05月15日 | デジカメ&ガジェット

BABYMETAL en México Opening


 両サイドのツインテ二人組がこの春JKになった事で、漸く活動を再開したBABYMETAL。

5~6月は最終公演の幕張メッセを除いて、メキシコ・カナダ・USA・ドイツ・イギリス・オーストリア・・・・と海外を転々。

メキシコの動画でも、日本からの遠征組は殆ど居なかったようで、数千人の現地のメヒコがDEATH!DEATH!連呼しとります。

大分の田舎者のオッサンは、車の中でDEATH!DEATH!したいが為に、最近新たにパワーアンプを突っ込みましたよ。

窓開けた日には、オッサンの運転する車からドコドコドコドコとツーバスの音が鳴ってますが何か?

BABYMETAL - Road of Resistance - Live in Japan - (Official Video)

 

で、オッサン、図らずも突然メタル系に興味湧いちゃって、玉石混淆のメタル系音楽を色々漁ってる内に、何故か北欧系シンフォニックの古参

NIGHTWISHにひっかっかっちゃったわけですね。日本でも活動が軌道に乗ると一部メンバーが脱退したりするってのはよくある話ですが、

NIGHTWISHは何とヴォーカルがメンバーサイドと悶着起こして辞める事2回。で、3人目のヴォーカルがフロール・ヤンセンという

ヒール履いちゃうと190cmを超える巨神なんですが、このヴォーカルが実にイイ!古参ファンは最初のヴォーカルのターヤ・トゥルネン呪縛から

未だ離れられないらしいんですが、私のような新参者にはフロールの方が声にも見た目にもインパクトがあってイイんですよ。

そんな訳で買ってしまいました。3月末には届いていたんですが、ここんとこずっとコレばかり聞いております。

ターヤ時代に「GHOST LOVE SCORE」という10分超の曲を発表して話題になったのに味を占めたのか、

本作では24分という長すぎて困る曲も有るんですが、曲順が絶妙でアルバム全体に巧いこと抑揚が付いてて

今のところ曲飛ばしとか特定の曲のリピートとかもせずに飽きずに楽しんでおります。WOWOWでライブやんねぇかな?
NIGHTWISH - Élan (OFFICIAL VIDEO)

 

 さて、話はブリッと変わりまして、実はオッサン、目下Photoshopのお勉強中。ってのも、ずっとネット上に転がってるフリーソフトと

NIKONのビューワ&RAW現像ソフトで戯れていたんですが、写真をタダ撮るだけでなく、色々加工して遊ぶ方に興味を持ってしまい、

月額980円という絶妙な価格に取り入れるかどうするか悩んだ末、PhotoshopCCとLightroomを導入したんですな。

 ところが、これがなんと言いますか、初見のオッサンが感覚的に操作してどうこうなる代物では無く、模型ならスタジオの出来の悪いキットを

3~4台潰すくらいの失敗を繰り返しつつも、ネット上に転がってる各種チュートリアルを参照しながら悪戦苦闘しておりました。

赤壁合元寺前にて

小祝漁港にて

軍艦島

尾道の坂

カメラ趣味の方には、こうして元画像を過度に弄くる事を好まない人も多いらしいんですが、

私の場合は、そもそも使用してるカメラがニコンのNIKON1なので、所謂デジイチのようなレンズの基礎体力で

立体感や解像感を手に入れる事が出来ないって事も有り、だからといってウチのカミさんみたいにスンゲェ大きいバッグを持って

写真撮りに出掛けるのは性に合わないクセに、写真を撮るのはそれなりに好きなんていう軽いノリの人間には、

こういうインチキ臭い遊びの方が面白いと思っちゃうんですな。ちなみにカミさんはデジイチ使いこなしてるらしい。

 で、まぁ、色々弄くってましたが、1枚の画像をアレコレ加工するのに、なんせネットからの中途半端な知識での操作しか出来ず

正直思ったような画像を捻り出す事が出来てないんですな。

そんな訳で、目指すところはCAMERA RAWでの自在なRAW現像だったりするんですが、そこ行く前に先ずはPhotoshopの基本的な使い方を

イチから勉強しようじゃないかと、重い腰を上げケチな財布の紐を緩めまして、本屋で実際に読み比べながら、オッサンでも解るように書いてる

この本を買ってきやした。ザッと読んでみて、なんとオッサン、フォトショの機能の数%位しか使えてない事が解りました(笑

いつか思ったような画像が作れるようになったらいいんですがねぇ。その前に飽きて投げるかもしれんというのが最大の懸案事項です。

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統合することにした。&インターステラ-

2015年05月12日 | ホームシアター&エンタメ

 コッチのブログはすっかり放置プレイで、チラシの裏もやはり放置プレイ気味になりつつあるって事で、

ほんなら両方統合しちゃえって事にしました。チラ裏の方はコメ管理が非常に面倒でコメ機能をコロしてたんだが、

こっちならまたコミュニケート可能かと思います。今後は模型に限らず、雑多なネタを挙げていく事に終始するかと。

気ままにあっち行ったりコッチ行ったりすんま屁。

 

「インターステラ-」

 かのダークナイト三部作を手掛けたクリストファーノーランによるSF映画。理論物理学者のキップ・ソーンが製作サイドに加わってる事でも話題になった。

キップ・ソーンって人は、タイムマシン理論ともいうべき面白い事を検証してる人で、タイムマシンは出来るけど出来ないという結論に至ってるとか何とか(笑

で、その理論がモロに盛り込まれてるのが本作って訳。彼の言うタイムマシンというのは、ブラックホールの特異点と呼ばれる観察不可能な重力の集約点が

ひょっとして観察可能な場合も有るんじゃないかと仮説を立て、その特異点に於いて幾つかの条件が揃えば観察可能な場合も有るとか無いとか。

オッサンはそんな難しい事どうでもイイ世界に生きてるので、詳しい事は全くワカランのだが、たとえば、昔「バック・トゥ・ザ・フューチャー」という作品があったが、

キップ・ソーンが言うタイムマシンの理論だと、タイムマシンが実現したとしてもあの作品のように、特定の場所と時間をセットで遡る事は物理的に有り得ないんだと。

宇宙というのは位置によっては光りの速度を超えるスピードで膨張していて、時を隔てて同じ位置に止まる事は無いようで、たとえばBTTFの様にデロリアンで

数分先の未来に飛んだとしたら、そこが地球上である事は先ずあり得ないんだそうな。

 こういう訳ワカンナイ話はともかく、荒唐無稽なSF作品かと思いきや、現在解っている範囲での理論物理学を映画の演出要素として用いた作品が本作。

監督自身が「2001年宇宙の旅」を相当意識したと言ってるように、少なくとも普通の価値観を持ち込んで鑑賞したら難しいだけなので、頭を空にして観る作品だ。

 

 主人公クーパー(マシュー・マコノヒー)は元凄腕の宇宙飛行士であったが、地球環境の激変により宇宙どころか科学技術そのものの存在意義が失われた近未来では

しがない農園の主となっていた。近未来の地球は、人口爆発により慢性的な飢饉に陥り、更には砂漠化の進行と温暖化によって滅びの一途を辿っていた。

戦争は自らを滅びへと誘う愚行とされ、また科学技術も限りある資源の無駄遣いに過ぎないとされ、原始的な暮らしへの回帰こそが人類存続の頼みの綱とされている世界。

元々科学に精通しているクーパーは、刻一刻と迫る人類滅亡の訪れを愛する子供達に覚られまいとするも、息子のトム、そして娘のマーフも自然と迎えるべき危機を感じ取っていた。

 ある朝、娘のマーフが「私の部屋に幽霊が出た」と言い出す。時々本棚の本が落ちてくるらしいのだが、マーフによれば毎回同じ本が落ちてくるのだそうだ。

「解らない事象を幽霊と片付けるのは良い事では無い。事象には必ず原因と結果があるのだから、もしそんな事が起きるなら、よく観察をしてみなさい」

この何気ないクーパーの一言が、再びクーパーを宇宙への扉に誘う事となる。

 マーフの観察によって、部屋で起きている不可解な現象には、何者かからのメッセージが込められている事を察したクーパーは、答えを探している内に、

既に閉鎖されてしまったはずの政府機関NASAが極秘裏に活動を再開しており、クーパーのかつての仲間であったグラント教授によって、滅び行く地球を救うべく

人類を別な恒星系の同環境の惑星へ星間移住させる壮大な計画を知らされるに至った。ただし、その為には可能性を持つ惑星に探査者を向かわせ、現地から地球に信号を送信させ

実際に移住が可能かどうかを検証する必要があった。その為に、既に11人の科学者が11の惑星に向かって地球を旅立っていったのだが、既に8人からの通信は途絶え、

残る3人からの通信も彼らからの生存を示す信号のみとなり、果たして3つの惑星に人類が住める星が有るのか否かを、直接出向いて確認する必要に迫られたのだ。

そして、この確認の為の派遣には、参画者の人生という非情な犠牲が伴うものであった。何故ならば、ワームホールを用いての超光速移動によって、探査を終え地球に帰ってきたときには、

派遣された者には数年の時間経過でも、地球では数十年、否、場合によっては数百年の月日が経過しているかもしれないのだ。

そのことを承知の上で、クーパーは愛する子供達に別れを告げ、アメリア(アン・ハサウェイ)、ドイル(ウェス・ベントリー)、ロミリー(デヴィット・シャーシ)という三人の科学者と共に

宇宙の彼方へと旅立っていった。

自らの人生を賭して、愛する家族の、そして人類の未来の為に、、、

 

 監督自身が言ってただけあって、「2001年宇宙の旅」とオーバーラップする要素が盛り沢山。ただ、2001年が完全に観客を置き去りにする作品であったのに対し、

本作は理論化学の現実とSFストーリーの虚構とを非常に上手くミックスしていて、少なくとも観客を置き去りにする様な事はない。

 それどころか、本作によって「2001年宇宙の旅の、あの不可解な結末はそういうことだったのか」と科学音痴な九州の田舎者のオッサンにも

解った気にならせてくれる新設設計。メンドクサイ人は、やれ荒唐無稽だの無理矢理な結末だの色々言いうんだろうけど、

結局のところは壮大且つ人知を超えたネタを用いながら、描いてる中身は「家族の絆」。そこが何とも面白かった。アン・ハサウェイのプリケツシーンは無かったけどね。
映画 「インターステラー」 最新予告編(字幕)

 

 

 さて、久々の模型ネタですが、ここんとこ車の模型はアオシマのマクラーレンGTR位しか買ってないっすな。タミヤのメルセデス300SLも最近出たけど買ってない。

なんせタミヤだから、慌てんでも何時でも買えると思いつつ今立を出さずって感じ。一方で、バンダイのSTAR WARSシリーズはメカ系に限ってだけど出る度積んでます。

でもね、巷のSWプラモに関してのバンダイ称賛の姿勢がどうも腑に落ちないというか頷けない。特に雑誌関係。ちゃんと比較してみりゃ良いのに、なんかFM製ってのは

無かった事にされてる感が否めないんだよな。コレまで出たラインナップを一通りパーツ状態ではあるけど見比べてみた印象としては、バンダイ製の方に設計が新しい事と

財力含めた開発能力のアドバンテージがあると思うんだが、果たしてFM製の存在が無ければアソコまで凝ったモノになっていただろうかって思う訳よ。

こないだ買った1/48のベケ羽なんてゴイス-っすよ。エンジンやコックピットが電飾で開くだけじゃなく、特徴的なX羽が電動で開閉してしまうギミック付。これもディテールがオモチャチックなら

なんのこっちゃワカラン商品に成り下がってたところだが、パーツの状態を見る限りは何から何までディテール盛り沢山な内容になっとるんで、お高いけどもう一個買っちゃおうかと思ってるくらい。

 それはともかくとして、来月辺りに出るらしいスピーだ-バイク&バイカースカウトトルーパーのキットはこれまた楽しみ。バンダイは短いスパンで一気にラインナップを増やすみたいなので、

年末のエピソード7公開までには、AT-ATやファルコンといった大物も出してくれそうな感じだし、新エピソードで出てくるSWメカも矢継ぎ早にリリースしてくれそうな感じである。

車模型の市場はどうやら死に体同様で、唯一頑張ってくれてるのがアオシマだけという状況でもあるし、今後は車模型専門って形で模型と接するのはヤメようかと思ったりした。

っつーか実際ヤメてんだけどね(笑。

ずーっと地縛霊のように模型机の上に佇んでいる412T2はやっとこカウリングの研ぎ出しを始めております。そのぺーすたるや、一日一面を週に一回みたいなペース(笑

お前やる気あんのかと言われれば仁王立ちで「無い!」と応えるところだが、なんせ前のブログで「こっから未完成にする方がどうかしてる」とか迂闊に書いた手前、

これだけはゴールさせようという気力だけは何とかある様です。

 

と、そんな訳で、今後は模型だけじゃなく、アレコレ雑多なネタが中心になりそうな感じですが、閉鎖せずに細々やっていこうかと思う次第です。

 

 

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