がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

Kotobukiya 1/35 タチコマ

2016年02月22日 | 模型

 

 

 

 

 変態疑惑払拭の為に急遽始めた情景造り。シチュエーション構成は既に決まってるのですが、アイテムの配置の確認も必要なので、タチコマとJKを先に目処を付けました。

 WAVEのタチコマは1/24サイズというカーモデルスケールでしたが、後発のブキヤ製は1/35というミリタリースケール。

それでいて、このブキヤ製の方がお値段が高いんですが、作ってみてその理由が判ったように思います。先ず、組み立て精度が非常に高いです。

フル稼働構造でありながらスナップフィット。流石にバンダイの意地でも継ぎ目消しをさせないほどの精巧さは無いんですが、誰でも簡単に作れるかと思います。

無塗装でも作れないことはないですが、完成品フィギュアと違って好きに塗装出来るのがキットの良いところでもあるので塗装しました。

しかしながら、やはりスナップフィットフルアクションのデメリットと言いますか、塗装作業が非常にやり辛い。先ず、各部のクリアランスが非常にタイトで、

尚且つ組み付け時に一々押し込みや回転などのストレスが掛かるために、塗装後の取り扱いは神経質にならざるを得ない。

今回は情景模型用のアイテムなので前足と両腕以外はポーズ固定にしたのでメタリックも使えましたが、稼働させるなら関節部分のメタリックはアウトですな。

 塗装色はフィニッシャーズのスーパーファインコバルト。模型用塗料ってなんでネーミングセンスが中二なんだろうと思いつつ、もう10年位前に買った塗料を使いました。

このコバルトブルーは、透明度が高く発色も抜群である反面、蛍光ピンクが調色のために含有されていて、コレのお陰でカーモデルに使えないという困った色。

染料系蛍光色が混ざった塗料を塗って上にクリアーコートすると染料分が染みだしてくるんすよね。墨入れでもヤラれる事もあるくらい。

なので、今回は、下地に白にこのブルーを混ぜて作った色を、所謂 黒立ち上げシャドウ吹きしておいて、その上にこのブルーをオーバーコートしました。

1/35で車塗装みたいにベタ塗りしたんでは抑揚が付かないので、低リスクでスジボリや影を際立たせる手法を選択してます。

 シルバー部分は、アルクラッドのアルミニウム、クレオスのスーパーファインシルバー、同スーパーステンレスの使い分けをして色情報を増やしてます。

また、今回はポーズ固定の代わりにっちゃぁなんですが電飾を仕込んでます。頭部のライト部分は3mm砲弾型LEDを埋め込んでLEDの透明樹脂部分を切削。

ポッド部の前後4灯分の赤橙色はポッド内に赤発光のLEDを仕込んでエスカの1.0mmと0.5mmを使って電飾。配線は本体内で結線してから両後ろ足から出してます。

 

で、大問題のJKですが、私なりに色々頑張ってみたわけですよ。そらもうね、Youtubeのフィギュア顔塗装レクチャー動画なんて

国内外を問わず見まくりましたよ。前回のエントリーから今回に至るまでの間は、製作時間より学習時間の方が遙かに長かったです。

塗料もdeathね

手持ちの塗料から画材屋で新規購入してきたアクリラガッシュまで色々と試してみたわけですね。最初の練習には

高3の さやか先輩をデロデロに汚して、そらもう世の中にはこれ以上のプレイは無いって位に、そらもう普通の女の子には戻れないレベルでイジリ倒したりましたよ。

そうしていれば、いつかド本命の はるか(高2)を私好みに調教出来ると。それこそ

この箱絵みたいになってくれると、、、

信じた私がイワンよりもヴァカでした!

全然別人じゃネェかこのヤロー、チェンジだチェンジ!!!

っつーのはヤメにしていただこう。30年位前にSF3DのPKAパイロットを塗って、私のゴーストが「もうヤメたほうがイイわよ」と囁いてから約30年。

フィギュアはオレちゃんの射程外と頑なに避けてきただけあって、ほぼ初心者に近い老眼のオッサンが、イキナリ箱絵のように出来やしませんやね。

 取り敢えずですね、色々試した結果、どう塗っても顔がオカマというかオッサン顔というか、まぁ参考にしたのが兵士の顔ばっかりだったので、

彫りの深い渋い顔つきになっちゃうのね。で、最終的に筆塗りを諦めて、エアブラシで陰影を付けました。使用したのはアクリラガッシュ。

ラッカーだと失敗時のリカバーが大変な上にプラスチックを侵すってのと、タミヤアクリルよりアクリラガッシュの方が調色や色落としが楽だったこと、

それでいて油彩やエナメルよりも圧倒的に乾燥が早いって事での選択。下に肉々しい調色したブラッドピンクを吹いて、後はフレッシュをベースに

3段階の肌色を吹き付け角度を変えながらグラデ塗りしてます。目や口は流石に筆塗り。コレのためにわざわざアマゾンでウィンザーニュートンの000を買ったんですが、

結果として使い慣れてる精雲堂のテンの毛の5/0と10/0の方が扱いやすかったのでソッチで塗ってます。実は、アイラインが引けなくてただ今困り中。

正確に言うと、ミスった時のことを考えると怖くて塗りに行けない(笑。なので、目の周りが現状では貞子状態です。

 他は、頭髪とリュックサックがアクリラガッシュの筆塗り、コートと手袋と靴がタミヤエナメルで、

スカートとストッキングがクレオスラッカーで靴がタミヤエナメル。ストッキングは、下地に発色強めのフレッシュを吹いてから、GXクリアーブラックを

下の肌色が脹ら脛や太腿の部分が微妙に透けるようにグラデ塗装。画像ではスチレンボードの削りカスが付着して小汚いですが(笑

このストッキングの表現はエアブラシならではじゃなかろうか。

 余談ですが、このキットは元々レジン製のフィギュアをインジェクション化するに当たって、金型の抜きの都合により箱絵のような仕上がりにはなりません。

顔を頑張って彫り直したりすればならん事も無いですが、やはり元のモノよりもモールディングが甘くなってますし、元キットではセパレートだったマフラーが

本キットでは一体化されていて、その一体化具合が実は良くないため、首がマッチョレスラー並みに太くなってしまってるし耳も柔道家みたいになってます。

首はマフラーの塗装を強引に首回りにまで伸ばすことで見た目誤魔化してます。それでも、このクォリティと言うんでしょか、原型を作った人のスキルの高さは凄いですな。

今回は練習用にしちゃいましたが、もう一体の さやか先輩の造形なんて、このサイズのフィギュアをこんなに細かく彫れるのかとルーペ越しに感心してしまいました。

プラ成型でコレですから、元のレジン版は超絶ディテールになってるんでしょうねぇ。

 

 細かい色注し等は結構残ってますが、取り敢えず重要なキーアイテムが目処付いたので、今度はベースの製作に凸乳です。

 情景の配置は↑概ねこんな感じ。得体の知れない多足歩行の機械に尾行されてることを感づいた はるかさん(高2:福岡県太宰府市在住)が立ち止まってビビリ入ってるという光景を目指すのです。

前々から情景で試してみたい事が有ったので、今回は折角だからそれを試してみるつもり。

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フジミ 1/24 MP4-12C ヱヴァ仕様①、の筈がそうはいかないの巻

2016年02月12日 | 模型

っつーわけで、最近のアマゾンによるプラモ類のリスク回避在庫の影響もあって、入手先を増やしておこうとヨドバシの通販へ今頃になって本格参入。

以前何だったか忘れたけど購入したことはあるんだが、アマゾンに対向意識全開で通販展開し始めてからは初めてかと。そもそも最近プラモ買うペース落ちてるしね。

で、ここ最近バンダイのスターウォーズのプラモを連続で作ったんだけど、版権切れてしまえばこのディテールクォリティのキットなんて出てくることは無いだろうと踏んで、

1/72のダメ翼と同じく1/72の股翼を再発注。久々の積み買いである。TIEファイターのバンダイ版在庫は切れたけど、FM版の在庫がダブってるのでそこは行かない。

SW好き夫婦ではあるが、この作品のヴィークルで積むほど好きなのはダメ翼・股翼・にファルコンに象戦車の4種ですな。後は積むほどの思い入れは無い。

AT-STは情景仕様で作るならもう一体欲しいってところもあって目下倍プッシュ考え中。

 それはともかく、TIEファイターが一応片付いた(ベース発注中に付、仕上げ作業停滞中)ので、次もまたSW行こうかと調子こいて考えたわけですが、

スピーダーバイク

 フロント4枚のスタビレータ周辺が、組みやすさとパーツ破損を避けるべくか、オモチャチックなディテールで板も分厚い、オマケにバイカースカウトが気に入らねぇってんでヤメ。

REVELL版AT-AT(デカブツサイズ)

 全体的なフォルムも良いし、ディテール関係も手に負えそうだな~と思いきや、

 顔が違う(´Д`)

コレはカナリ面倒くさい仕事になりそうだということでヤメ。

フォースの覚醒版の各ヴィークル

 ディテール情報が不明な部分が現状では多すぎる。資料次第ですな。

とどれもイマイチ作りたいって気になれず、じゃぁ車に戻ろうとタミヤの1/12の312Bに手を出しかけるも、例のフロントノーズのダボ切り忘れでヤラかした上に

コックピット内がキットの構造上どうしても先組みしてメインカウル内に収めてから作業スタートみたいな事になってて、これはモチベーションが上がらんとヤメ。

最終的に積み棚を眺めていて何となく目に入ったフジミのMP4-12に手を出してみたら、コレが思いの他手軽に楽しめそうな内容だったので始める事にしやした。前置き長ぇ。

 これ、まだ下回り組んで無いんだけど、ボディーワークのみならばフジミである事を忘れそうになる素敵な構成。○○仕様に拘り出すと色々出てくる気もするけど、

取り敢えず外装に関しては充分な内容じゃなかろうか。あの特徴的なエラみたいなサイドインテークの構成もちょっとパーツ間の隙間が気になるとは言え、恐らく現状でベストな分割。

内装は、仕様に拘らないとしても足りないファクターが幾つかあるので、そこらは「ああ、フジミ製だね」って感じ。

 ちょっと気になったのはウィンドウ関係。ボディーのサイドパネルがゴッソリ別パーツになっとるんですが、それを利用してウィンドウを挟み込む構造。

これだけならば塗装時にのみ合体させておいて、ウィンドウ填めるまでは接着しないでおくっていうインスト通りの手順でも問題無いのだが、

先述のエラみたいなサイドインテークに消したくなる分割線が生じるのだけど、それを消すにはこのサイドパネルを先に接着しちゃった方が都合が良い。

先に接着するとすれば、先述のウィンドウの挟み込み構造がネックになって、最終組み立て時に無理矢理窓パーツを押し込まないといけなくなるのでリスクが上がる。

でも、この構造のお陰もあって窓のフィッティング感は凄く良い感じ。もうピタっ!!て感じで。

 

エッチングパーツも欲しいところが殆ど全て揃っててサイズもしっかりしたのが付いてるし、挽きモノのアンテナまで付属してフジミらしくない内容。

ボディーパーツ側にはエッチングパーツに換装する部分には裏にカット用のガイドが彫られているという親切設計。その分お値段も高いんですけどね

これはサッサと作ってしまおうと、まぁこんな感じでボツボツ始めたんですが、ここで緊急事態発生

 

 カミ様、子ども達よ、お父ちゃんを赦して下さい。

 ほんの出来心でした。

 カミ様が「スマホの保護フィルムが欲しいんだけど、アマゾンで買ってくれない?」と言ったので、

 「丁度発注したいモノがあるからついでに注文しとくわ~」と答えたのが始まりでした。

 いつもの父ちゃん宛のアマゾンからの荷物は、カミ様は決して開梱までしなかったんです。

 だから安心しきっていました。それなのに、それなのに、嗚呼それなのに。

 父ちゃんが仕事でお出かけ中に、黒猫さんがアマゾンから荷物を届けてくれました。

 何故かプライム会員とかになってるので、発注翌日に届くという予定外の速達でした。

 でも、それはカミ様宛のフィルムじゃ無かったのです。お父ちゃんがフィルムついでに注文した商品だったのです。

 カミ様はそれを知りませんでした。フィルムの到着は12日の予定とアカウントでアナウンスされていることを、、、、

 そして、カミ様はパンドラの箱を開けてしまいました。

 

 私が仕事から帰ると

「なんかフィギュアが届いてたけど、私のフィルムはどうなってるん?(呆れ)」














 

 これにて父ちゃん変態疑惑勃発ですわ。

 

 いやいやいや、履いてるからイイってもんじゃないんだよ。っつーか、この商品名はどーにかならんのかww

伝票にも

 

このワケワカンナイ通報レベルの商品名っすよ。POS管理用データを打ち込んだ時の担当の姉ちゃんの「何コレ」感はハンパなかったに違いない。

 

 これ、元ネタはレジン製のガレキなんですが、流石にインジェクション仕様はレジンのように繊細には出来なかった模様。

とは言え、ヴィネットの構成として欲しいアクションの はるか嬢(高2)がレジン版は既にSOLD OUTなので、選択肢はコレしか無かった。

顔と頭部がセパレートになってるので継ぎ目消し等の下処理が面倒そうやなぁ。

 

で、そもそも、フィギュアなんて顔塗装が苦手すぎて20代以降殆ど手を出してない私が、何故斯様なるモノに手を出してしまったのか。

 実はDEATHね、展示会の出品の為に、ちょっくらヴィネット作ろうと思い立ったんですね。使用するのは

 

 コトブキヤの1/35タチコマ。随分前に、それも勢い余って2個買いしちゃったキットです。以前出てたWAVEは1/24だけど、このコトブキヤのはAFVスケールの1/35。

それでいてギミック満載でABS不使用ながらも頑張って設計したスナップフィットという良さげなキットながらも、かなり小さいガタイのくせに、お値段3500円という強気価格。

これ、その価格設定に「2個入りなんでしょ?」と思ってたんだが、驚きの1個だけという箱の中スーカスカですわ。

 で、サービスとばかりに1/35のバトーさんと素子とミキティが同梱されてるんですが、このフィギュアが所謂アニメデッサンのフィギュアな上に、

顔がのっぺらぼうでフィギュア苦手にはメチャクチャ敷居が高いわけですね。で、こりゃ塗ってられんわと匙投げて、キットを2個も買っちゃった己を呪いながら積んだわけですが、

先日アマゾンの「こんな商品如何ですかコーゲキ」でJKフィギュアが上がってきましてね、カステンのHP見たらいつの間にかシリーズ化が一層ディープに進んでる事を知り、

ついでにタチコマ使った小さな情景を思い付いてしまったって訳。小っこいフィギュアがなんぼ2体入りとはいえインジェクションキットでハセガワのイオタ/ミウラより高いとか

もう意味不明な値付けのキットですが、買っちゃいましたよ。何回か塗り直しをせねばならん事を見越してなので、結果としてプライマー不要のプラインジェクションってのは都合が良い。

 

 と、まぁ斯様なわけでございまして、エントリータイトルのように、当初はMP4-12C GT3の予定でしたが、フィギュア到着を持っていきなり休止。タチコマヴィネットの製作に入りました。

タチコマの方は、もう一個積んでるって事も有って今回はヴィネット用に可動は全てコロす予定。その代わり、電飾をしておこうと思いまして目下LEDと配線の仕込みを検討中。

 

 で、作業を開始したんですが、このタイミングでバンダイから注文していたデススターブロックが着弾。

注文したモノが品切れも無かったようで全部入荷してくれました。Xウイング用の真ん中にデカイ穴が開いたブロックだけはレギュラーブロックっぽく見えるよう要加工ですが、

これでTIEファイターのチーム編成のベースが作れます。

・・・・って、車模型には一体何時になったらカムバック出来るやら(笑

 

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1/72 Darth Vader`s TIE Fighters①

2016年02月02日 | 模型

 雪で高速道が不通になったので、物凄く久しぶりに国道10号をチンタラ走って大分市まで。途中、母の実家近くに差し掛かり、子どもの頃に祖母と見上げた日豊線の鉄橋を

約40年ぶりで見上げてみた。丁度電車が来たので、っつーかカメラ持って「電車来い!」と待ち構えてたら来てくれたのでパシャリ。懐かしいな~。超が付く過疎地域だけあって

40年前と風景が変わっとらん。

 ちょっと前の話ですが、「フォースの覚醒」をリピート鑑賞しに行ってきました。今回はボッチなので、TOHOシネマズのスーパーワイドスクリーン&3Dにドルビーアトモスの組み合わせでの鑑賞。

実は色々調べていて、小倉に4DX上映館がオープンしていて、フォースの覚醒も絶賛上映中だと判ったんですが(西日本だと福山と小倉にある模様)、偶々仕事関係で大分市に行く機会があり、

仕事の翌日は直ぐに帰還するはずだったんですが、何と九州北部が大雪に見舞われてしまい、高速は全面通行止めだわ地元が水道管破裂で色々面倒なことになってるって事で、

午前中の帰還は諦めてシネコンで「フォースの覚醒」3D版を観ようという事にしたわけ。それにしても、滅多に雪積もらないトコ住んでるのですが、今回は珍しい位に降り積もりましたよ。

もうね、そこら中で事故起きまくりだったらしい。タクシーも予約で3時間待ちとか。当日結婚式だったってカップルが居て、そこに招待されてた知人が

タクシー呼ぼうとしたら、来るのが披露宴終わる頃とか言われて、結局長靴履いて徒歩で会場まで延々歩いて行ったなんて話もありましてね、披露宴会場でも空席だらけになっとったとか。

滅多に積もらない地域で尚且つ自家用車頼みの田舎町なのですけど、スタッドレスタイヤってのはホントに必要なのって年に1回有るか無いかなので

こういうとき簡単に機能不全に陥りますな。オマケに、田舎らしい話として空き家が多くなっていて、その空き家の水道管が片っ端から凍って破裂しちまいましてね、

市内ほぼ全域で水道がダメになって当局が給水サービスするハメになったり、市内にあるスーパー銭湯や温泉施設がイモの子を洗う状態で大パニックとか(笑

 そんな中オッサンは、大雪当日は仕事にならんので奇跡の全日休の臨時休暇、翌日は午後から一時的に雪も収まったので出張とか言いつつ大分市まで出掛け、

夕食に仕事仲間と会議とか言いつつイタ飯屋でイタリアン食って呑んでノンビリ風呂入って泊まって翌朝は映画観てと、地元の混乱を余所に快適出張ライフを満喫しとったわけです(・∀・)

 そのフォースの覚醒ですが、3Dはデストロイヤーの先端が迫ってくるとかライトセイバーが飛び出してくるとか中々面白かったんですが、それ以上にドルビーアトモスが思った以上に面白かった。

自宅にアトモス導入しようとすると、現在の映画部屋のサウンドシステムをほぼ完全リニューアルしなきゃならんし、スピーカーとアンプだけで軽く100諭吉超えになるので

ちょっとコスト的に厳しいな~。Ep9がパッケージ化される頃の状況で再考してみよう。それはともかく、二度目の鑑賞だったんですが、一度目の鑑賞時に色々気になったことが

この二度目の鑑賞でかなり理解出来た気がする。行き当たりばったりかと思ったら、もうちゃんとEP9までのプロットは揃ってるようですね。
 

 

さてさて、前回のダメ-WINGでノリノリになった事もあって、勢いでTIEファイターを製作中。製作中っつーか色塗り中というべきか。組み立ては買った時点で完成してるも同然ですし。食玩か!!

所謂「ダースベイダーのTIEファイター」という特装機は単体よりも、標準型のTIEファイターを従えてた方が絵になるというか、三位一体がデフォルトですな。

SU-METALの両脇にモイモイが居ないと絵になんない的な感じ。

Several fighters have broken off from the main group. Come with me.

Yes sir!!

ってヤツですな。1/72だとタダでさえ小さいTIEファイターですから単体だと寂しいんすよね。

思えばこの構成って感慨深い。と、言うのも、これだけメジャーなTIEファイターですが、ファインモールドがキット化してくれるまでは、MPCのキットそのものが存在しなかった。

ベイダーズ(ADVANCED X1)とインターセプターは有ったんですけどね。ちなみに、ベイダーズのMPCキットはスノースピーダーと共に長らく再販が為されず一時期凄いプレミアが付いてたな。

ファインモールドがキット化してくれた時にもベイダーズ×1に対して標準TIE×2で買うたんだけど、1/48のTIEファイターまで出してくれた時には驚いちゃったね~。

で、当然同スケールでベイダーズも出してくれると思ったら版権喪失という、、、。で、バンダイが版権取得して、改めて1/72のTIEが出て来たら公式サイズが変更になっちゃってて、

我が家のファインモールド製1/48TIEファイター二個積みはどうしてくれんねんって話ですわ。1/48ADVANCEDがバンダイから出て来てもフォローになんない(笑

 

 っつー訳で、製作記とかナンバリング不要なほど殆ど完成状態(笑。資料画像と見比べてたんですが、ディテールはほぼパーフェクト。ただ、何だか少しサイズがでかい気が、、、、

気になったのでチョイと調べてみたんですが、何と!、あろうことかファインモールド製TIEの頃の公称サイズと現在の公称サイズが違うんですね。いつの間にか大型設定になってるんすよ。

ファインモールドのキットが製作された頃のTIEファイターの全長は公称で全長6.3m。ところが現在では8.99mと1.5倍近くにサイズアップされてんですね。

なので、ファインモールドのスケール換算もバンダイのスケール換算も間違っちゃいない訳ですな。こんなにサイズアップさせてデススターの谷を三機編隊で飛べるのか?とも思いますが。

 

 

ベイダーズTIEことTIE ADVANCED。公式設定ではTwinIonEngineの略称って事ですが、ベイダー用は4発開口部が有るのでTwinでなくてQuadrupletじゃねぇかと思いきや

車のデュアルマフラーみたいなモノでエンジンは2つってことでいいのか?よう知らん(笑。後のフォースの覚醒のファーストオーダーのTIUEで搭載されることになったハイパードライブを

既にこのADVANCEDの状態で搭載しているというのがこの特異な形状の理由だそうだ。

 ベイダー卿、結構細かく塗り分けたんだけど完成してみりゃ見えやしない。プロップ同様の枠のみを使えば見えるようになるけど、今度は何もかも丸見えになってしまうので

コックピット内のディテールが不足気味。痛し痒しですな。かと言ってファインモールドの1/48TIEファイターほどスッカスカでもないんですがね。私はシールド付が好みなので窓付選んでます。

3機同時製作なので、組み立てよりも前方と上方のクリアパーツのマスキングの方が遙かに面倒くさかった。キットにはデカールの他にステッカーも付いてんですが、

ついでにマスキングシートもプリントしといてくれりゃ助かったのに。窓無しの枠をゲージにしてマスキングテープを切り出してチマチマとマスキングしました。

 細かいモールドはベイダー用と同様に、手持ちの画像と比べても非常に高い再現度。ただ、金型の関係でモールドに不自然な面が付いていたりエッジが怠くなってる部分も結構あるので、

拘って作るならば一旦モールドを削り取ってプラペーパーなどで作り直した方がよりシャープになると思う。前回のX-WING同様にサクッと仕事を終わらせたかったので

継ぎ目消しを何カ所かした位の素組みです。ただ、前回のX-WINGのひび割れ事件を教訓に、キットのスナップフィット用ダボは殆どユルユルにして組んでます。

 ちょっと気になったのがレーザー砲の二門の砲口ノズル。先端部をオレンジメタリックで塗っておいたんですが、この部分って撮影用の発光ギミック用のキャップで

ノズルそのものはこのオレンジ部を切り飛ばして開口させた方が正解だったりするんじゃなかろうか?かなり出っ張りすぎてるんですよね。SCULPTING GALAXYの画像なんか見てても、

このオレンジ部が付いてる画像もあれば、単に真鍮パイプをブッ刺しただけってのもあるんよね。ここは何時でも改修出来るので、今のところはキットの指示通りにしとります。

ベイダー用のTIEファイターの後方を支援する2機のTIEファイター。コチラの出来も素晴らしい。特に両サイドの大型ソーラーパネルの出来と構造が秀逸。

一体成型でなく、パネル部分とフレーム部分が別パーツになっていて、片側あたり9パーツ構成になってます。パネル外周部のフレームは一辺ずつ別パーツになってて

ディテールを損なうことなく塗り分けマスキングの手間が要らないという優れもの。一方でコックピット周辺の本体側のパーツは何もかも一体成型でモールドされてしまっていて、

特にフロントキャノピー両側のモールドと後部のエンジンノズル部は、一体成型の弊害でディテールのエッジが残念なことになっとります。

2機とも全く同じカラーリングってのも何となく残念な気がしたので、一部のパネルや凸モールド部への色の乗せ方を各々変えて塗って差別化してます。

 っつー訳で、本体はトットと下処理終わったので、先にコックピットを塗装してパイロット&ベイダー卿を塗り分け。デカールは使わずステッカーの方をコックピット内に貼ってから、

開口部をマスキングした上で本体塗装開始。塗装色は、全パーツををクレオスの黒サフで塗ってから、クレオスの#338グレーをディテール部分に陰影が出る様に少しずつ塗装。

以前製作したTIEインターセプターよりも明るく白っぽい機体色にしたかったのですが、前回ダメ翼を塗装した時に、この338の色合いが良かったので端から決めてました。

前に地元クラブの方から尋ねられたことがありますが、この300番台の色はクレオスが独自に設定した色ではなく、アメリカ連邦政府指定の色コードに可能な限り近似させた色という事。

その近似という所に独自解釈が入る訳ですが、それでも時代と共に色相が大きく変わるようなことが無いという意味では、一回塗ったことがあると経験値的に覚えることが出来る色ですね。

FSはFederal Standard 595というカラーチャートに沿った色ということで、例えば今回使用した#338はFS36495という色コードなのですが、分解すると

FS=Federal Standard 595B 3=艶消し(1=グロス 2=セミグロス) 6=ベースカラー(6はグレーベースのカラー) 

495=謎ww(ただし、頭の4と言う数字が7や8等の大きい数字になってると色相表で言うところの明るい色になる。小さい数字だと暗色)

っつー事になります。Federal Standard Color Chartってのがネット上にありますな。PCディスプレイはRGBで塗装色はCMYKと発色法が異なるのであくまで参照程度ですが。

300番台は飛行機模型に愛好する方が多いのですが、田舎だと置いてない店が多いのが難点。で、手軽な入手法ですが、模型用のマテリアルの内、塗料の1本だけ注文ってのは

問屋との兼ね合いもあって実は非常に敬遠される発注なんですね。ところが、クレオスの場合は、基本の1梱包は6本入りになってるので、取り寄せの場合は6本発注すれば、

何処の模型店でも意外なほどアッサリ入手出来ます。私なんて、近場のオモチャやゲーム売るついでにガンプラ売ってる店で発注しますが、概ね2日で来るよ。

 余談はさておき、基本色はクレオス338ですが、部位によって下の黒サフを生かしたり殺したりで色のトーンを調節してベタ塗りにならない様にしてます。

暗いグレーはRLMブラックグレーの薄吹き。ノズル先端は、ハンブロールのカッパー。理由は近くに転がってたから(笑

 両翼のソーラーパネルは、クレオスのフラットブラックにスパッツスティックスの偏光カラーを混ぜて微妙な「ただの黒ではない」感を出してみたんですが、

偏光だけに画像には上手く効果が写らず。前回インターセプターの時は青系使ったので今回は赤系の偏光使ったんだけど、吹いた後にいうのも何ですが青系の方が好みだな。

それはともかく、ベイダー用の方のソーラーパネルはなんと技術の結晶の2色成型一発抜きの組み立て不要状態。これが小さな親切大きなお世話で、

結局継ぎ目消しはしなきゃなんないし、何よりマスキングがメチャクチャ面倒くさい。標準のTIEファイターの様な構造が組むにおいても塗るにおいてもベストだと思うんだけどな。

反乱軍の機体のような豪快なウェザリングはTIEファイターには似合わないっつーことで、アクセント的に一部のみダークグレー系に調色した油彩を流したのみ。

一部スジボリに流れて墨入れっぽくなったけど、殆ど墨入れそのものはしておりません。

 で、これで完成と行きたかったんですが、ベースで困ったんすな。キット付属のデススターの地表ブロックのベースは凄く良いんですが、あまりにも小さいんすよね。

ホビーショーのブースなんかではかくも盛大に使ってこれ見よがしじゃないですか。もうちっと盛大に使いたい~と思ったわけで、

目下バンダイのアフターに注文中。1回の発注で1つの部品に付3個までという制約があるので、手持ちキットのX/Y/TIE/TIEadの4種同梱のベースパネルを

3枚ずつ計15枚(Xは2種入ってるので改造前提で2種とも発注)してみやした。届くかどうかは届いてみなきゃ判らない。

 前回のダメ翼でもパーツを一個紛失したので発注掛けてるんですが、バンダイのアフターってコスパ悪いですね。何が悪いって今時支払いを定額小為替で要求しやがります。

「でもいいよ」じゃなくて指定とか強要ってやつ。あれ、発行させる度に手数料取られるし、今回も500円取られた。一部ガンプラのパーツだとクレカで買えたりするんですが

生憎スターウォーズ関係は定額小為替と切手の組み合わせのみでの取り扱い。オマケに届くまでムチャクチャ時間が掛かる。タミヤやアオシマのアフターに慣れてる身からすれば

面倒なことこの上無しな感じです。

 

 

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