がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/48 アイマス あずキャット011

2010年03月26日 | 模型
ども!前回のエントリーでお願いした「不要キットのお引き取り」、早速申し込みが何件か入ってきました!
月末までお待ちしておりますので、ご入り用の方はご遠慮なく。尚、まとめてセットにしてあるのは、
送料考えると或る程度の数がないとお得感が薄いかな~?と思いましての措置ですんで宜しくお願いします。
 あと、何故にオクで売っ払うとかしないのかって質問に似た御意見いただきましたが、
・出品が面倒くさい(笑
・HP&ブログ始めて5年超えを果たしたので或る意味記念企画(←なら送料もロハにしろやw
っつー感じで、まぁいいじゃないですか。


さて、F-14Dの塗装編です。

F-2&F-16での経験を生かしてマスキング。ドデカイキャラクターのデカールは、巷の偉い人の話を総合すると
どうやらゴッツ硬い難物らしいです。蒸しタオルとかクレオスソフター辺りじゃ刃が立たんらしい。
なのでデカールは分割して貼った方が良いかもと考えまして、マスキングも「もしデカールを分割するなら・・」を考えながら、
都合4分割にて貼ってみました。結果機体背中の二枚のフィンの部分を基準に顔の輪郭を避けて2分割、
垂直尾翼の基部に隠れる部分もカットしてやれば4分割に出来まして、マスキングテープでのシミュですが
実に簡単に位置決めが出来ました。デカールもこの方向で貼ることにしよう。海軍機仕様ならこんな手間要らないのにね。



 マスキングしたらブリブリと塗装。機体色の紫は以前エアインテイク内部の塗装時に調合した色を基本にしますが、
基本的に暗色の部類に入りますんで、この機体の塗り面積考えるとそれだけでは情報量がスポイルされて間延びしますんで、
基本調合色(純色バイオレット+白+マゼンタをベースにニュートラルグレー/スーパーブラック/シャア専用ザク用小豆色/ミッドナイトブルーを加色)に
更にガイアの純色グリーンとクレオスRLMグレーバイオレットを加えて彩度をグレー寄りに落としたモノをベースに吹き
その上から基本調合色をムラムラボカシ吹きして小汚くしてみました。

 F-16&F-2同様にストライプはパールにて

パールはイリサワのオパールライラックにCCパールのパープルを少し加えて紫の反射を強めにしたモノを吹いてます。

 懸案の主翼裏面のヘンテコ模様。スペアデカールの調達が難しいためデカールのトリミングはリスクが高い反面、
巧く行った場合はロゴのシャープさは塗装の比ではありません。この繊細な模様をマスキングするのは
性能の良いカッティングマシーンでも使わないと多分無理なんじゃないかと。色々思案してみましたが、
結局「主翼”裏”」っつー事で完成後は機体を裏返さないと見えないことを免罪符にマスキングして塗装することにしました。
海軍機仕様ならこんな気苦労要らないのに・・・

先ずは市販のラベルシートにデカールをコピー。コレをそのままマスキング材として活用するってのもアリかと思いますが、
糊の強さによっては大失敗を招く恐れがあるので、市販のマスキングシートの上に貼り付けます。


 模様の上をなるべく丁寧になぞってカット。エアテックスのくるりんカッターってのが生まれて初めて欲しくなった瞬間です(笑
持ってないから普通のアートナイフで切り出したけど、予想通りデカールのように美しいカットラインにはならず・・・


 手や顔にペタペタ貼っては剥がしを繰り返した幅広マスキングテープでカットしたマスキングシートを覆い、
模様が乱れないように主翼パーツに貼り付けます。インスト指定だとこの模様はフラップと主翼を跨いじゃうんですが
もうそこまでは追ってられないと主翼面だけで完結するようにインスト指示を無視してます。
位置決めしたら覆っていたマスキングテープを剥がし、ステンシル用のマスキングシート部のみパーツに残す。


 同じ様な模様が機体上面にも何カ所か入りますんで、デカールと色合わせ。クレオスのクールホワイトをベースに
マゼンタ・ヴァイオレット・グリーンを微妙に混ぜ込んでデカールに近い色を作り、それをブラシでブリっと塗りまして完成。
吹きつけの際、塗料ケチって塗料皿で事足りる程度しか作らなかったので希釈時に薄くなりすぎたらしく
若干漏れが発生してテンション下がる俺ちゃん。でも、下面だから完成後は見えないし、ウェザリングで或る智度は誤魔化せると
無理矢理ポジティブに考え直す(笑。こうした模様も全部パールにしちゃえば、多少の線の粗さや漏れ等は誤魔化しやすいんですが
光が反射しないとキャラデカール以外何も見えないという状態になりますんで
・ストライプと花びら→パール系
・リボン等の他の模様→ソリッドカラーもしくはデカール
って事にしました。この主翼裏の模様が垂直尾翼にも入るんですが、メチャクチャ小さいのでマスキングしてらんないってのもある。
海軍機仕様ならこんな(ry
ちなみにネット上を彷徨いてたら、キャラデカールとアイマスロゴ以外のほぼ全部の模様をマスキングしちゃった猛者が居られました。
世の中にはトンデモ器用な人も居るものですなぁ。あっしにゃ無理ですよ。

 機体各所に散りばめられた花びらはパールにて。使用したのはイリサワのオパールピンク。

 機体各所に無数に散ってるのでマスキングの切り出しからして面倒くさいことこの上ない。
ストライプのパールはベタ塗りしたんですが、花びらは中心部に多く吹き周辺部は少なめにというボカシ吹きをしています。


塗装が済んで念願のマスキング剥がし。何カ所かマスキングと一緒に塗装も剥げちゃったけど(汗、
剥げたトコだけエアブラシで補修塗装。車だと死を意味するトラブルも、他ジャンルでは楽勝リカバーです。
海軍機仕様なr(蹴
 
これで三機とも基本塗装が済みました。空軍機や海軍機ならとっくに(殴
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不要キット、要りませんか??

2010年03月24日 | 模型
PC内の恥ずかしい画像がP2Pで流出することよりも女子大生との金だけの関係がカミさんにばれることよりも
研ぎ出しで下地が出てしまうことの方が精神的に凹む@河童です。コニチハ~。

 さて、年度末って事もありちょいと模型棚を整理しておりまして、ダブついてる積ん毒をボチボチ整理する事にしました。

 っつーことで、捨てちゃうのもなんだしジャンクにするのも考えたんですが、この変態ブログを覗いてくれる御仁の中で
「あ~、俺ちゃんが引き取ってやるよ」という奇特な方が居られるかも知れないと考えまして、試しに放出案内をば。

 今回はWRCラリーカー編ということで2セット用意してみました。引き取り手が出てくるようなら
他のジャンルでも今後放出をこのブログでって考えてます。

ブログで放出→引き取り手無し→模型クラブで会員に押しつけ→引き取り手無し→ジャンク化&不要部は廃棄

という順序で放出展開します。

WRC タミヤ編

全て1/24
・プジョー206 1999ワークス(画像には2個映ってますがミスです。放出は1個です)
・プジョー206 2000ワークス
・フォード エスコート REPSOL(撮影時のミスで画像に映ってません)
・ランサーエヴォリューションⅤ WRC
・スバル インプレッサWRC 98サファリ仕様
・トヨタ カストロールセリカ WRC
 オマケ
 ・イェーガーマイスター アルファ155V6TI

 ・↑ EPSON NSX GT 2005も付けちゃう。

ハセガワ編

・トヨタ カローラ WRC 98ニュージーランド
・トヨタ カローラ WRC 98モンテカルロ
・トヨタ セリカ 93モンテカルロ(ハイテクデカール)
・三菱 ランエヴォⅢ 96サファリ
・三菱 ランエヴォⅣ(カリスマGT)98サファリ
・三菱 ランエヴォⅥ 99ニュージーランド
・フォードフォーカス 99グレートブリテン
オマケ
 ・三菱 ランエヴォⅥ 市販車(お手つきジャンクです。)


以上2セット用意してみました。放出に辺り以下図々しくも条件を付けます。
▽価格はどっちのセットも無料ですが、送料はご負担いただきたい。尚、送料は着払いになります。
 尚、当方は九州在住故、遠方の方が引き取る場合は多少なりとも考慮いたします。

▽転売するなり製作するなりご自由に。ただ、転売の場合、デカールの別保管の都合等で一部パーツ袋の開封や
箱の傷み等もありますんでお引き取り人の自己責任にて。

▽送付時に更に不要キットが見つかった場合は勝手に品物が追加されて送られてくることがあります。

▽万が一希望者多数の場合は抽選にて。コメント常連さんと一見さんの区別無し。抽選は抽選CGIで行います。

▽もちろんハセガワ・タミヤ両方まとめてお引き取りも歓迎ですが、複数の希望者が発生した場合を考え
申し込みの際に「第一希望 タミヤ」っつうー感じで優先度の高い方を付記しておいて下さい

▽申し込みは↓メールにて。申し込み時にはHNで応募して下さい。本名や住所等は引き取りが決まった後に改めてお聞きします。
応募用メアド kappa-silvia@goo.jp

▽申込期限は今月末。


っつーことで、宜しくお願い申し上げます。

 F-14Dは

目下マスキング&塗装で格闘中。意外なことに1/72よりもデカいのでマスキングは楽です。反面塗装は死ぬほど時間掛かります(笑
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1/72 アイマス F-2A 【その2】

2010年03月18日 | 模型


 うーむむむ。↑見てたらトカチF-2Aも奇抜に見えなくなってきた(笑。

 っつー事で、F-16CJの次はF-2Aのペイント編です。手順は概ねF-16と同じ。

 先ずは100均のクリアーホルダーにデカールのコピーを挟んで、その上に貼ったマスキングテープを切り出して機体に貼る。
F-16を先にやっつけた学習効果もあって、F-16の時の1/3位の手間と時間でマスキングは解決です。
但し前回も書きましたがサフレスで進めてる+塗料の希釈が薄目という食い付きには悪影響な塗装をしてますので
切り出したテープを貼る前に手や顔にペタペタ貼って剥がすを2~3回繰り返して粘着力を下げておくのが重要。


 取り敢えずインスト指示通りの調色をしてみたら

何故か二種類の色が出来てしまった(汗。緑っぽい方が調色をミスった方で黄色っぽいのが上手く行った方。
インストの指示はクレオスのカラーナンバーで指示されてるんですが、#1白-#4黄-#7茶-#6緑って順番での調合指示。
#1-#4-#6-#7と番号順で書いてくれてると思いこんで、#6と#7の調合率が異なってる事もあり、結果#6の緑の量と#7の茶の量とを逆転させてしまい、
オマケに肝心の#6緑の塗料がスッカリ干上がって使用不能状態だったので、ガイア純色のグリーンで代用させようとしたら
思ってたのと全然違うライトグリーンが出来ちゃいました。純色のグリーンの影響をモロに受けてしまった感じで、
仕方ないからもう一度作り直し。グリーンもクレオスからって事で干涸らびてる#6の緑にクレオスの真・溶媒液を使って緑を使えるようにしました。


真溶媒液は購入後初使用。謳い文句通り完全に干上がった塗料でもちゃんと復活させてくれましたで。
ただ、ラベルの注意書きが気になりましてプラモのランナーを試しに漬け込んでみたんですが、
↑の画像のように嫌な溶け方しますで。実験時に上蓋に使用した「白塗料がこびり付いた塗料皿」の白さえも
揮発成分だけで溶かしてくれましたで。使用用量はラベルに書いてる用量用法を守らないと成型色や下色の溶け出し・染み上がりを
招くことも考えられますで。近所には水性塗料しか置いてないような店しかない田舎者には重宝するアイテムなんで。
緑復活でメーカー指定と同じ色(殆どパーツ成形色)が出来たんですが、明るすぎる気がしたので
ガイアのマゼンタで赤みを増やしつつ少し色合いを落としてます。


 
 塗料が出来上がったらブリブリと塗る。黄色系って事ですがクレオスの塗料で混ぜてるので白顔料多め。
F-16に比べると色の発色が良くなくて、結果重ねが多めになっちゃったので下地のグラデは光加減によっては
全く判らなくなっちまった(笑。墨入れで挽回するか。

塗った後に気付いたんですが、スタビレーターの塗装をミス。表面と裏面を間違って塗ってしまいました。


表面と裏面の大きな違いは放電索のモールドの有無なんですが、モールドがある方が表かと思いきや裏だったと。
表裏左右似たようなもんだから入れ替えればいいじゃないかと思いきや、F-16と違って取り付けダボの角度があったりした。
塗装を剥がして云々は面倒くさいので、真鍮線とプラ棒でダボを打ち直して逃げた。放電索は太すぎるのでどうせ切り飛ばすしね。



ストライプはF-16同様にパール系で。光が当たるとストライプの存在が判るって程度にて。ニコ動のアイマス機動画見てると
キット見本みたいなビシッとしたストライプは入ってないんですよね。ここの表現は巷でも色々試行錯誤が為されてる模様。



今回はイリサワのオパールイエローのパウダーとCCパールのイエローとを混色。塗料だと混ぜると濁るのだが
パールは混ぜると逆に減色したり彩度が上がったりするのが面白い。CCパールのイエローだと色が付きすぎるし黄色も濃いめなので
オパールイエローにてそこらを調節してみました。実はストライプマスキングはちょいとミスってます(笑


 さて、オマケの二機が済んだところで、次は本命のドラ猫あずキャット。

↑大判デカールはオマケ二機同様にカラーリングはなるべく塗装で仕上げたいんですが、そこにオマケにはなかった大問題があります。


機体に何カ所かエレガントと言うか宇宙人のメッセージというか古代人の象形文字というかパンチーのフリルというか
ともかく複雑で細い模様が入ってるんですが、↑図の○部分(主翼下面に貼る分)がストライプとリボンと
全部纏めて一発刷りで刷られてます。この機体のストライプもパールで入れようと思ってるんですが、
この部分をどうにかしないと塗装が出来ないという。フラップにある「AZUSA MIURA」のフォントや主翼端のバラ模様なんかは
塗装する人しない人どっちにも対応できるよう配慮されてて嬉しかったりしたけど、一番厄介な部分が残っちゃてるという・・・。
頑張ってマスキングを施すか、はたまたデカールをトリミングするか。マスキングだと切り抜くのはモチロン
それ以上に貼ること自体が大変なりそうですし、デカールトリミングだと貼ってるときにクシャクシャになる恐れ大ありだし。
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1/72 アイマス F-16CJ 【その2】

2010年03月15日 | 模型
 今期もF-1が開幕いたしましたね。バーレーンは眉毛が跳ね馬に移籍後早くも一勝となりました。
自称跳ね馬好きとしましては昨年のダメダメ加減を思えば喜ばしいことではありますが、何と言いますか
眉毛と馬はどうも合わない気がする。マイセンルノー時代やマクラーレン時代の眉毛の姿勢から考えれば
江川が阪神でピッチャーやるとか、ザンギエフが飛び道具使うとか、そういう感覚に苛まれるんですよね。
 そういう訳でマッサを推すのは当然として眉毛は傍観しつつ

今期はチーム名のみ復活という感じとは言え、かの名門ロータス復活カラーリングがモデラーにも優しそうだしw
コバライネンとトゥルーリを取り敢えずは応援しながら楽しもうと思います。
 顎、何だかんだ言って出戻り4シーズンブランクで開幕6位は大したもんだ。248F1と今期のメルセデスじゃ別カテゴリの車みたいなもんだしね。


 さて、アイマスです。ハセガワから以下のような発表が・・・

アイドルマスタープロジェクトに関するお知らせ

-----------------------------------------------------------------------------
この度、ハ○ガワ「アイドルマスタープロジェクト」に極々一部の方から異様なまでの後方支援を賜りまして誠にありがとうございました。
おかげさまで年末の需要を当て込んだ馬鹿な問屋が小売りに大量に持ち込んだお陰でボロ儲け出来ました。値崩れしてるけどなw

つきましては、突然ではありますが「アイドルマスタープロジェクト」は店頭での売れ行きに早くも陰りが見えてきた感じだし、アイテム的にも早くもネタが枯渇してきたのでここらが潮時かと察し、一旦〆とさせていただきます。
 昨年9月のプロジェクト開始以来、半年の間に9アイテムを勢いだけで発売してまいりました。
商機を逃さないための怒濤の連続発売の割にスケール違いで同機種ばっかり出てくることに業を煮やしたPの皆様から「俺の嫁のを出せ!」とのご意見を多数いただきました。
そこで、皆様に過度な期待はさせるとマズイと判断しケツ捲ってバックレる事にしました。

3月下旬発売予定の「1/72:F-117A ナイトホーク “アイドルマスター 萩原雪歩”」が第1期シリーズ最後のプロジェクトという事にして、取り敢えずなし崩し的フェードアウトを狙ってみます。
次期シリーズの開始時期は未定としておけばそのうちPも諦め付くだろうと考えましたが、皆万が一にもこの一過性ブームが続いてしまう様であれば、ボロ儲け出来そうだと判断付き次第再開とさせていただきます。
「アイドルマスタープロジェクト」へのご意見・ご希望は引き続き当ホームページで賜っておりますのでよろしくお願いいたします。

--------------------------------------------------------------------

と読めてしまうのだが錯覚でしょうか?(殴蹴。とは言え、企画に乗せられたユーザーの一人としまして思うのは
今回のプロジェクトによって今までハセガワの飛行機プラモに無縁だった人が手を出したって話を結構聞きましてね、
新規ユーザーの開拓という点では成功だったように思います。反省を促したいところとしましては、
F-14DとF-2だと難易度的に大きな差があるんですが、これを一見さんにも判るようにスキル指定とかしてみれば良かったのに。
海外のプラモではスキルレベルの記載がありますが、アレはアレで概ね製作難易度って言うよりパーツの量で決められてる様なもので
実際Easyのラベルでありながら実はHardとしか思えない物が有ったりアテにならんのですが、
ハセガワやアオシマは○○や××と違って小売店に営業を向かわせたりしてユーザーの意見とか積極的に拾ってるメーカーなので
或る程度実状に沿ったスキル指定が出来るような気もするんだけどね。

 さて、我が家のアイマスも佳境です。機体の主塗装に関しては三機まとめてではなく各個撃破方式でやっつけます。
下塗りで三機同時攻撃方式採用してみたら、想像以上に作業スペースやら脳内がトッ散らかったので方針変更であります。

先ずは↑が前回行った下塗り。カーボンブラックマットで影入れしてからクールホワイトで明部をグラデ、
最後にクレオス白でコーティングってヤツですね。

 ここからマスキングして塗り分けていくんですが、注意しなきゃならないのがモールドを殺さない為のサフレス塗装であるところ。
色透けに関しては影入れの段階で計算して黒を入れてますんで大丈夫なんですが、食い付きに関しては良くないはず。
過去記事で書いてなかったかも知れませんが、サフレスの場合はクレンザーでしっかり油分を洗い落としてないと
国産プラモといえども今や生産工場は海外ですから外プラ同様塗装でトラブっちゃう可能性アリです。

 失敗しても最も諦め付けやすいF-16からスタートなんですが、
 

って事で次の瞬間もう塗り上がり(笑。実際はマスキング地獄ってヤツでして、カラーリング部分は極力デカール使わずに
塗装にて済ませたいというのがあって試しに実戦してみたら、マスキングと塗り分けだけで三晩費やしてしまいました。
思いの外難儀したのが主翼とスタビに入る「↑(矢印)マーク」。最初一つ一つ馬鹿正直にデカールコピーをガイドに
マスキングテープをトリミングしてみたんですが、一つ一つ形やサイズがバラバラで揃いが悪く、
その歩留まりの悪さを抱えながら計12個の矢印を入れるのは私には至難の業でした。

塗装で溶剤使ってて脳みそがプラモ脳になってんのか、↑に気付くまでに矢印を10回くらい作り直しちまった。
ちなみにですがスタビレータの矢印は一発抜き、主翼の矢印は型紙抜きです。そう、主翼のダブル矢印を塗るときになって気付いたのよw。
 あとね、実は一箇所塗膜をマスキングに持って行かれました。サフレスなので気を付けてたんですが
垂直尾翼に「あみ」「まみ」の○ロゴが入る部分の白マスキングを剥がす時にペロンと逝きました。
なのでリカバーの都合で丸い白抜き部分が機体色になってしまってます。

 機体色は概ねインストの指示通り。ニコ動画とか見てるともっと緑っぽいんだけど、インスト通りだとライトカーキっぽい色になります。



 画像だと非常に見えづらいんですが、主翼上下に入るストライプはパールで入れてみました。

イリサワのHGパールのゴールドにFGパールのオパールイエローを混ぜてみました。ホントは☆もパールにしたいんだけど
あまりに細かく矢印どころの騒ぎじゃ無さそうと言うか無理っぽいので☆はデカールにしようと思います。
 拡大すると塗装面が荒れ荒れですが、デカールに行く前に可能な限りの墨入れと軽いウェザリングを掛けたいので
寧ろ塗装表面が綺麗にならないように塗ってます。グロスにしちゃうと墨も乗らないしウェザリングも辛いのだ。
 この後は、墨入れ→軽い汚し→クリアー→デカール→デカール保護クリアー→艶調整クリアー→仕上げの手順にて。

 プラモ製作って脳内製作だとあっという間に出来上がるんだけど実際にはアホみたいに時間と手間が掛かっちゃって
そのギャップにテメェで驚いたりするんですが、今回もこんなに面倒くさいとは正直思っていなかった(笑。
取り敢えず各種実験的な部分含めてF-16で色々試せたので、そこらを織り交ぜつつ次はF-2をやっつけたいと思います。
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1/48 F-14D & 1/72 F-2&F-16CJ アイマス機トリオ

2010年03月09日 | 模型
 月も変わって10日経過してきまして、今年も確定申告の時期が来てしまいました。政権が変わってもシッカリ来てしまう確定申告。
納税の義務ってのは判るんだけど、脱税っていうのを猛烈に重罪扱いしてるから、誰も文句言わずに収めるわけで
社会の一員として当然の義務って意識を行政は納税者に持って貰えるよう努力しなきゃイカンよな。
「国民の義務として!!」っていう人と「捕まると大変だから!!」って人、実際に比べてみるとどっちが多いんでしょう?
個人的には老後の生活に対する不安を根刮ぎ解消してくれて、医療や子育てに費用面での不安を抱かずに済む社会なら
喜んで「国民の義務として!!」ってなりますが、何処が与党になろうが突然大金持ってしまった小学生レベルの
金遣いの近年の行政を鑑みますれば、私の場合は「捕まると嫌だから」で収めてますよ。

 さて、前回の更新以降は出張と事務仕事が次から次でございまして、中々模型に勤しめず作業も滞っております。
塗装に必要な物も概ね揃ってますんで早いトコ済ましたいんですが、F-16&f-2コンビの武装関係に手こずっちゃいましてね、
機体の方はキャノピーの調整まで済んでるっつーのに足踏み状態を強いられてストレス溜まりますな。

 さて、塗装ですが正直申しまして、どう塗装しようか悩んでしまいました。巷の先駆者方の完成画像とか見てると
概ねスッキリ爽やか清潔仕上げな物が多いんですが、私の場合そっち方向の塗装は車模型で既にお腹いっぱいです。
いっそ車感覚で超グロス研ぎ出しキトキト仕上げでもしてやろうかって蝋人形にしてやろうか的勢いでやっつけるってのも考えましたが
そもそも違うことやりたくて違うジャンル触ってんだから、ここは思い切って適度に汚しと陰影を付けて塗っちゃおうと決めました。
まぁ戦闘機でもブルーインパルスとかドラケンの記念塗装機みたいにジャンボジェットみたいなグロス仕上げもありまして、
そういう意味ではアイマス機のようなド派手なカラーリングはグロスの方が似合いそうなんですが、
ゲームの中では一応隊長機として出てくるのが基本なアイマス機で無限に生えてくるミサイルで的をバッタバッタと叩き落としてるんだから
テカテカグロスじゃなくてもええんじゃないかと。


 っつー感じで↑早速その方向で下塗り。亜美真美もあずさも全員汚してやるとか、嗚呼あずさを汚してしまいたいとか
ヘンタイトラバを呼び込みそうな感じでブリブリと塗装。サフレスでフィニッシャーズのカーボンブラックマットで
パネルラインを適当にトレースし、それを派手目に残しつつクレオスのGXクールホワイトを塗装。
見た目が汚いにも程がありますが、コレにはちゃんと理由がある。上塗りの塗装が白と黄色だの鶯色だのと基本的に隠蔽力が弱く明るい色なので
下に白を入れないと発色しにくいんですが、かと言ってノペーーっと白を下塗りにしたんではメリハリが付かない。

そこで、下塗りの白にパネルラインに沿って暗色のシャドウを入れておくことで、彩度の高い色でも簡単に陰影が付くようにした訳。
巷で言うMAX塗りだっけ、あれの白立ち上げ技法の原型的な古典手法ですが、古典手法しか知らないオッサンには他に手が思い付かなかった。

 白を下塗り兼上塗りにしちゃうってのもアリですが、今回は先ず陰影&適度なムラがある状態の白を下塗りにして

その上からクレオス伝統の#1白を下塗りの上にコートしてやって上塗り白にしてます。下地に白を吹いて上に黄色を吹くってのを
黄色を白に置き換えたって考え方。わざわざ#1の白を選択したのは、この白は今時の「出来る白」と異なり
隠蔽力が弱い白なので、上塗りに使うと下が結構透けやすく、下塗りの影やムラの残し具合のコントロールが非常にしやすいのだ。

 で、漸く白の塗装が済んだところ↑。F-2とF-16なんだけど、どっちがどっちがややこしいですねー。

F-16CJ

F-2A
 上塗りの白はデカールで用意されてるが入る部分やレドームは濃いめに、他の部分はこの上に塗る機体色との兼ね合いでやや薄めに吹いてます。

F-14Dあずキャットも↑この通り。あずキャットの場合、自家調色した機体色の紫が非常に隠蔽力の高い紫になっちゃったので
必要なエリアにだけ白を入れています。



胴体だけじゃなく他のパーツも同様にブリブリ。三機分とかやらかしたもんだからパーツ量が多くて
塗るのにとっても時間が掛かる。基本0.2mmと0.3mmのブラシで少しずつ吹いてるので、無塗装段階からココまで来るのに
4日も使ったのはホントの話。まぁ仕事が遅いと言われりゃそれまでですが、パテやらプラ板使って工作してるんで
乾燥ブースが使えないとか、デカい胴体に持ち手を作るのが面倒くさかったから反面ずつ乾燥させながら交互吹きとかで時間を費やす。


武装関係もメチャクチャ多い。此奴らは種類毎に塗装が全くと言っていいほど異なってるのでこれからが大変だったりする。


 で、ここからが更に面倒なマスキング作業に入るのです。出来るかどうか試してみなきゃわかんないんだけど
白部分に入る抜き文字部分とかも出来れば塗装でやっつけたいので、かなり手間と時間が掛かりそうです。
デカール使えば一気に行けるんだけど、デカールの色遣いが気に入らないというか、汚して作るにはちょっとね。
コメント (5)
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