がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

落下事故

2004年12月30日 | 模型
 うひ~、またまたやっちまいましたよ、落下事故(笑)。
 このブログでも、鬱陶しい位”自称不器用”って言ってますけど、これシャレじゃないっすからねぇ。今回も仮組み時にボディーとリアウィングを、サフ吹き時にフロントウィングをそれぞれ万有引力に任せて落下させてしまいました。高さは凡そ1m程の机の上からフローリングの床にゴトリと。実は、結構よくやらかすんですけど、今回のは(ST27製1/20 FERRARI F2003-GA)レジン&メタルって事で、重量があるのでソコソコ被害が出てしまいました。フロントウィングとリアウィングに関しては、全て半田付けで固定してるので分解には至りませんで吹いたサフが剥げちゃった程度で済んだんですが、ボディはレジンなので瞬間接着剤を使ったのみでして、落下の際に右後ろ側面から落下した為、固定してあったサイドフィンに活断層みたいなクラックが入り、同じく右側の小さいウィングも少し曲がってしまいました。クラックが入ったサイドフィンは、慎重にボディーから引き抜いてみたんですが、事前にピンを一本増やしておいた御陰で、見事なまでに綺麗に外すことが出来ました。チェックしてみたところ、ホントに綺麗に剥がれてくれたみたいなので、そのまんま再度ボディに填め込み、隙間に低粘度瞬間接着剤を流してから圧着!更に促進剤を吹いて、翌日盛り上がった瞬間を丁寧に均すと元通りになってくれました。小ウィングは、延長補強が効きまして、サフ面は割れちゃいましたがパーツ自体は曲った部分を伸ばしてやれば元通りになってくれてこれまた一安心。危うくジャンクパーツになるトコだった(笑)。落下の影響で少し曲がったフロント&リアウィングは、ガラス板と鉄製スケール&ゲージで殆ど元の状態に戻しました。
 これで、神経質なまでに補強を追加したりする理由がお分かり頂けたかと思います。当に備えあれば憂い無したぁこのことだぁね。補強をしていなかったとしたら、今回の落下事故でかなりの部分が「振り出しに戻る」事になっていたかも知れません。

 さて修復後ですが、ウィング類は剥げたところにペーパー掛けてからサフを吹き直してOKとなりましたが、ボディはサフ面をもう#1500のペーパーまで掛けた後だったので、修復作業を行った箇所に入念にペーパーを掛け、エアブラシで剥げた部分を中心にサフを吹きました。この方法でないと、最早サフ顔料が厚くなっちゃうだけなので、モールドが埋まったり塗装が厚くなりすぎて仮組みが無駄になったりしますので、これは致し方ないところ。あ、今更ですが、私の場合はエアブラシの掃除が面倒なので、プラサフ類は基本的に缶スプレーのまま吹くことにしてます。でも、こういう場合は面倒とか言ってられないですな。
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ホビーボックス

2004年12月27日 | 模型
 今日の午前中に、ホビーボックスっていう模型店から電話があった。
「ご注文の品が揃いました!お待ちしております」
とのこと。で、早速行けばよい訳なのだが、実はこのホビーボックスは、我が家から50km位離れた場所に店舗を構えているのだ(笑)。行きつけの模型店は、市内の田舎模型店・30km位離れたトコにあるK2ファクトリー(表サイトのリンク集にリンク貼ってます)・50km位離れたところにあるホビーボックス小倉店の三店舗である。他にも模型店がない訳ではないのだが、ガンプラやラジコンに愛情を注ぎすぎていてスケールモデルには愛の欠片も感じない店ばかり(笑)。田舎者は、模型作りでも苦労するんですよね。
 で、ホビーボックスは、行きつけの模型店の中でも、唯一フィニッシャーズの塗料を取り扱っているお店。そこに、今回は
「マイクロスケール リキッドデカールフィルム」
「マイクロスケール デカールソレノイド」
「マイクロスケール デカールセットセメント」

「3M スポンジヤスリ 激細目」
「フィニッシャーズ レイトンブルー」
の4アイテムを発注しておいたのですが、年の瀬ギリギリになって漸く全部揃ったっていう連絡だった訳。今日は仕事も半ドンだったこともあって、日曜渋滞を覚悟の上で出掛けてきましたですよ。
 以前もこのブログで書いたんですが、古いキットを作ろうとしてデカールがバラバラになったり、細いラインのデカールや透明部分の面積が多いデカールを貼る時にシルバリングが起きたりというトラブル回避の為のアイテムが、マイクロスケールのデカール用薬剤です。元は鉄道模型用のアイテムだったのですが、飛行機モデル用の良質なデカールをこのアメリカのマイクロスケールがリリースし始めてから、同時にスケールモデラーの間でも重宝される様になったアイテムでして、今でこそモデラーズやクレオスから似た様な製品が出ていますが、模型用としてはマイクロの方が古参です。輸入品の為、価格が高くなってしまい(なんと現地価格の3倍!!)、すっかり取扱店も減ってしまいましたが、私は今でもこれの愛用者。特に、リキッドフィルムは、ストックを多く抱える人には不可欠とも言うべきアイテムかと思います。手持ち分が全て行方不明になっていたので困っていたのですが、これで或る程度デカールへの不安が解消されます。解消されると、ストック分を作ってみる気にもなるってもんです。どうでもいいですけど、最初は「マイクロのスーパーフィルムないっすか?」って探して貰おうとしたのですが、いつの間にか名称がリキッドデカールフィルムに替わってた様で、中身も何かしらのモディファイが為されているのか否かは、実際使ってみないと何とも言えないんだけど。

 F2003GAで思いがけず手こずってしまい、精神的には次作への野望が湧かなかったんですが、完成させる目処が付いてきた途端に「次は何にしようかな?」って考え始めました。アオシマのS15というのも作りかけなのですが、フォーミュラーカーも作りたい!候補としては、HIROのロータス97TかクラブMのウィリアムズFW16前期、それかTAMEOのFW11BかTAMEOのMP4/4辺りを検討しています。レジメタ系は作り始めてみないと難易度が判らないから、いっそ気楽にタミヤのプラキットって手もありますな。折角レイトンブルーを買ったんだし、レイトンCG901ってのもいいかもですね。(←その前に、F2003GAをはよ作れ!)
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1/20 F2003GA 製作記 その7

2004年12月25日 | 模型
 さてさて、F2003GAですが、製作記も「その7」になっちゃいました。車のキットって、いつもは先にボディ周りを塗装して乾燥させてる間に小物を作ると効率が良い訳ですが、このキットではボディ塗装をする前の仮組み確認がナカナカ出来ずにいるので、未だにサフェイサー状態から抜け出すことが出来ません。なんせ、キットに入ってるままの状態で使うことが出来るパーツが極端に少ない。殆どのパーツを加工しないと、非常に組みにくいか或いは干渉等で作れない状態に陥ってしまいます。

 そんな訳で、本日も地味~な作業ばかり。先ず、リアウィングですが、とにかくキットのままだとガッタガタで平行が出ていなかったので、翼端板の穴を全て埋めてしまい、二枚の翼端板を一旦貼り合わせてから同時に穴を開け直し、そこに一番下のバンパーウイングと中段のミッドウィングを挟み込んで半田付け。更に、翼端板のモールド位置も全然オカシイので、全て半田で埋めてしまってから、各ウィング位置と符合する場所にモールドを彫り直します。

 ん~、画像だとなんだかまだ左右の翼端板に平行が出ていない様に見えますね。肉眼だと平行になってるですが・・・・・。広角で撮ってる影響かな?
 ともかくも、残る上段前寄りのウィングとフラップは、翼端板の裏にリューターで凹みを作り、ウィング&フラップのピンをギリギリまで削り込んでポッチ状態にしてしまい、塗装完了後に先程開けた窪みに填め込む形で固定することにしました。こう書くとサクサク進めた様に読めますが、なんせ”自称不器用”な私の作業ですので、そりゃもう大変でしたよ。摺り合わせ作業やモールド埋め彫り直し作業の煽りで、カンナーーーリ翼端板が薄くなってしまいました。案外、真鍮や洋白の板で作り直した方が早かったかも知れませんが、F2003GAの翼端板って微妙に三次曲面になってるんですよねぇ。

 さて、四苦八苦してリアウィングに目処が付いたので、今度は足回りのパーツの作り直しです。「製作記 その3」での仮組みの際に、寸足らずなサスアームに真鍮線でピンを打って足らない長さを確認しておいたのですが、今度はその足らない分を補填すべくパーツを板金半田で延長します。フロントステアロッド・リアトーションバー・リアプッシュロッドの3種6本を延長しました。そして、先端を削り込んでピン状にし、この時点で一度仮組みしてみます。


概ね良い感じだったので、後はそれぞれの先端部を綺麗に整形してやることになりますが、今日は荒削り状態で止めておきました。集中力が保たなかったんですよ(笑)。

 さて、足回りに嫌気がさしかけてきたので、気晴らしにアンダートレイを弄っておきました。別パーツになってるモノを全て瞬間接着剤&促進剤で接着し、隙間を同じく瞬間&促進剤で埋めヤスリで均してしまいます。その後、「製作記その3」で問題になっていた、ボディカウル後端部の一部のモールドを、マトモな位置に移動させるべくエッチング鋸で切り離してから、


図の様に、元は赤線部にあったモールドを黄色い矢印方向に動かして青い線の位置に再接着します。再接着位置は、ボディと仮組みしながら位置決めしますが、どうしても隙間が空くので、完成後はタイヤやサスアームに隠れて殆ど見えない部分であるのを良いことに、ポリパテで整形してしまいました。ポリパテは、非常に使い易く重宝したくなるのですが、私が愛用するワークとかタミヤのポリパテだと、完成後の経年変化で硬化剤中の染料が表面に滲みだしてくるというトラブルの元にもなりますから注意が必要です。目立つ部分に使用する場合は、使用箇所の表面を瞬着でコーティングしてペーパーで均し、更に下地塗装時にシルバーを吹いて滲み上がり防止をすれば、或る程度は滲み上がりを避けることも出来ますが面倒くさいです。

 アンダートレイでは、他にもボディとの接合方法を変更しました。実は、最初に仮組みした時に、キット付属の皿ネジで締めこんだところ、あろうことかボディ表面がパキパキと割れてしまうという目も当てられない状態になったんすよ。ショックのあまり今まで書いてなかったけど(笑)。
 で、割れ部分は、レジン屑を混ぜ込んだ瞬間接着剤をカマして補修したのですが、同じ固定方法だと怖くて仕方ないので、外装に影響が少ない様に、キット指定のネジ穴を全て瞬着で埋めてしまい、新たに1.15mmのピンバイスで

図の赤○部分に穴を開け直し、そこに精密ネジの中サイズと長サイズを使って固定する様にしました。青○部のネジ部だけは、外装への影響も出なかったのでキット指定のネジで固定することにしました。この車体はサイドポンツーン部が下に行く程エグれている為、キット指定のネジ位置で尚かつ指定の太い皿ネジで固定ってのは、元からかなり無理がある様に思えます。

 さて、アンダートレイも一段落と思ったら、今度はサイドポンツーン状の小ウィングの翼端板に問題発見。キットではステンエッチングでパーツ化されているのですが、固定用の穴が貫通しております。既に基部をボディに固定しているので、この翼端板のみ完成間際に取り付けることになる為、穴を塞ぐ必要があります。そこで、0.1mm真鍮板を、キットのパーツをガイドにして同じ形状に削りだし、切り出した真鍮板とキットのエッチングパーツの間に薄く伸ばした半田(ステンレス用)のチップを挟んでプライヤーで固定(下図左の状態)、この状態で一気にバーナーであぶって貼り合わせてしまいます。この時、半田の量が多すぎるとキットのエッチングパーツに開いてる穴まで埋まってしまうので注意が必要。巧く行けば

上の図の真ん中の絵の様に、翼端板の裏に窪みがある状態で貼り合わせることが出来ます。また、ボディに固定してある小ウィング基部の翼端板固定用ピンを削り飛ばしてしまい、0.5mmの穴を開け、穴に0.5mm洋白線を差し込み瞬間&促進剤で固定。差し込んだ洋白線をギリギリまでニッパーで切り飛ばし、最後はリューターのロールサンドペーパーで慎重に研磨して、先程製作した翼端板の窪みに填る様に加工します。これで、最後の最後ボディ磨きが終わってから、翼端板を接着し易くすることが出来ました。こういうパーツに限って、ガイド無しフリーハンドで接着しようとすると、なかなか巧く行かずに遂にはボディを接着剤で汚してしまってムッキーーーーって事がありがちなので、面倒でも接着ガイドを設けておくのは、不器用な私には非常に重要です。

 それから、フロントウィングも加工をしておきました。まだステー部の筋彫りやピン穴の追加はしていませんが、取り敢えずステーの長さは変更しました。キットのままの長さだと、フロントウィング位置が下過ぎる事になっちゃうので短くするのです。どうやら、ステーの長さ&ノーズの下がり角度がダブルでオカシイみたいなんですけど(笑)、面倒なのでステーの長さ変更のみで対処です。下図の赤い部分を切り飛ばして、更に次の作業に備えてウィングとステーの接合部付近を成型しメンタムを塗っておきます。で、フロントウィングのステー差し込み用の穴にポリパテを充填し、十円玉を翼端板の下に少しずつ積み上げてウィングの高さを適正値に上げてからステーを差し込み、更にウィング裏からポリパテを盛り付けます。パテ乾燥後にステーを外し、はみ出たポリパテを削り飛ばし、塗料の厚み分だけステーのウィング接合部付近を削り込んでおけば、ステーとウィングの接合部を綺麗にすることが出来るって寸法です。



 
・・・・・・・・・・・と、まぁチマチマチマチマと地味な作業ばかりが続いております。でも、気が付いたら塗装開始まで後少しって気がしない訳でもないですな。先が見えてきたかな??
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SOFT99 プラサフ 改悪問題

2004年12月22日 | 模型
 目下、F2003GAのボディ以外の細々した部品の精度出し等々を遂行中なのですけど、噂に聞いていたSOFT99プラサフの品質改悪問題に直面したので、ネタとして挙げておきます。

 実は、既に表面処理の終盤に差し掛かっているボディに、SOFT99のプラサフを使ってしまっているのですが、レジンってのは元来塗料の食い付きが最悪なのを知っていたので、プラサフの前にタミヤのメタルプライマーをスプレーしてからプラサフ吹いた事もあり、又、プラサフの吹き方も、様子を見ながら少~しずつ少~しずつ可能な限り圧吹きを避けたことも功を奏したのか、ちょっと塗料の乗りが悪いナー程度にしか問題は感じませんでした。
 しかし、今日、ウィング関係のメタルパーツに、それこそ昔のsoft99のプラサフを吹く感覚でブワーーっと思い切り吹いたら、塗料が全くと言っていい程食い付きませんでした。状態としては、離型剤を落とさずに塗装をしてしまった様な感じで、乾燥後に触ってみると塗膜がパリパリと簡単に剥がれてしまうのです。噂以上に使えない製品になっちゃいましたねぇ、これ。元来模型用途とは異なる自動車部品補修用とは言え、実車補修にも板金半田を用いたりする訳ですから、メタルパーツに食わないってのは問題有りではないかい?F2003GAのウィング関係は、先組み後塗りを基本軸に製作中なのでマスキングが必須になってくる訳ですが、こんな事では一見食い付いた様に見えても、マスキングを剥がす時に塗料を一緒に持って行かれるという悲惨な結果を招きやすくなるだけなので、一旦シンナー風呂にリアウィングパーツを漬け込んで、パーツに残ったサフを除去しました。

 で、最初からそうしときゃ良かったんですが、倉庫から開封済みの旧SOFT99プラサフを引っ張り出して来て、これを再びメタルのリアウィングパーツに吹いてみたところ、今度は全く問題なく素晴らしい食いと硬質な塗膜に覆われバッチリな御様子です。旧のままで良いのにSOFT99は、なんで替えちゃったかな~(泣)。
 で、泣いてても仕方がないので、色々と対処法を考えてみたんですが、どうやら新タイプの方は、ドバッと一気に吹いたり、圧が下がってるのに無理矢理吹いたりしたら食い付きにくい様です。最初はホンノリ粒子が微かに乗る程度から始めて、徐々に徐々に吹き重ねていくと、或る程度は食い付いてくれる模様。いずれにせよ、非常に使いにくいです。間違いないのは、タミヤやグンゼのメタルプライマーを吹いてから使用するか、大人しく他のプラサフを吟味して使い易いモノを探すしか無いですな。

 目下製作中のF2003GAは、下地処理を済ませなければならない部品も少なくなってきておりまして、残り物の旧SOFT99プラサフで持ち堪えられそうですが、今後は何を使うのが良いんでしょうかね?やっぱり基本通り、プライマー→サフェイサー→下地色と行くのが無難かな?

 ってな訳でありまして、SOFT99のプラサフは、模型用途に用いる上では「サフェイサー」としての役割しか果たさないと考えた方が良いと思います。故に、この製品を使うのであれば、塗装前にメタル・レジンプライマーを塗装しておく必要があると認識しておいた方が良いですな。

 
コメント (3)
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1/20 F2003GA 製作記その6

2004年12月19日 | 模型
 ここ一週間は物凄く忙しくて全く作業が出来ませんでした。本当は年内に塗装まで済まして、乾燥モードに移行しようと思っていたのですが、ん~~微妙ですねぇ・・・。

 で、今日は約3時間程時間が出来たので、久々に製作を再開。前回のブログの「落としどころ」でも書いた様に、サイドポンツーン上のパネルラインを変更し、サイドの「鮫のエラ」のラインも変更、コクピット開口部も歪んでいたので整えました。また、ノーズからモノコックにかけての下面が「作りかけ?」っていうようなザツな整形で酷い状態だったのでバリバリと削り出しまして、更にキャッチピン用の穴を開けたり、アンテナ用の穴を開けたりしました。此処まで来まして、妥協妥協の連続、或いは自分の技術不足等の御陰で手を入れなかったところも多かったりして、なんとかボディの修正作業に目処が付いてきた模様。今更ながら、ここまで来るのにまさか一ヶ月以上も経過しようとは思わなかったですね。あんまし細かいこと言わずにサクサク完成させる方が精神衛生上良い訳ですが、このキット、多分サクサク行こうと思って素組前提でアプローチしても、そう簡単には行かないと思います。流石の自称不器用な私でも、このキットの素性が良くないこと位は、此処まで来たら判断出来るっつーもんです。他の方のHPのF2004を見てると、随分と組みやすくなってるみたいでして、もしかするとこのF2003GAはF2004のキットの精度を上げる為の踏み台だったのかも知れませんな(笑)。

 ところで、上記の様なボディ修正作業中に、カウル周りの形状の辻褄合わせとか、モールドの彫り直しとかやってる内に、サイドのフィンやサイドポンツーン上にある”コブ”をガリガリ削ってしまい、殆ど無くなっちゃった様な状態にしてしまいました。この辺りが自称”不器用ですから”な私らしい訳ですが、削り込みでコブを再生させるより、いっそ全部削り飛ばしてコブを再形成してやる方が楽と思いまして、全部削り飛ばしてしまいました。サイドポンツーン上のコブの位置も、パネルラインの彫り直しの御陰でちょっと変更したかったですしね。やりかたですが、これまた古典的なリカバリー方法なんですけど、先ずコブを削り飛ばして周辺部と面一に均してしまいます。で、コブの形状を薄~くケガキまして、そこに中粘度以上の瞬間接着剤を爪楊枝の先等に乗せて盛りつけます。表面張力を利用してコブ型に盛り上がったところで硬化促進剤を一吹き!すれば、見事コブが復活するって寸法です。

注意点は、中粘度以上の瞬着でも時間が経過すると空気中の水分と反応して表面張力が弱まり形が崩れ出すので、一箇所ずつ手早く作業を進めること。このやりかたで、都合6箇所のコブをを再生させました。


 で、取り敢えず一回目のサフ吹きを敢行しましたよ。ソフト99のプラサフを使用したのですが、噂には聞いていたんだけど随分と質が変わったみたいですねぇ。言葉で表現するのは難しいのですが、溶剤分が増えた様な気がします。かと思えば、塗料が重くなった様な気もしますねぇ。ちょっと感じが掴みにくく、一回目という割には随分厚塗りになってしまいましたよ。ちょっと吹き方にコツが又要りそうです。

全体に満遍なくサフ吹きして自称乾燥ブースにて強制乾燥させてチェックしてみたんですが、まだまだ小傷やエクボ傷がイッパイです。ノーズのウィングステー部のラインも雑ですしね。とは言え、もう手を加える計画もないですし、先述の傷関係にもう少し修正を加えてから番手を上げてサフ面を磨き込めば、漸くボディは一段落となりそうです。

 で、ボディが上がったら上がったで次は平行も垂直も出ないウネリまくりのリアウィングと格闘再びっつーことになります。一難去ってまた一難ですなぁ・・・。パージボードの取り付けアーム自作なんて面倒な作業も残ってるし。
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落としどころ(F2003GA)

2004年12月12日 | 模型
 今週も仕事がイッパイです。ホントは模型どころでは無かったりするのですが、なんとか年内には塗装まで進めておきたいという目論見もあるので、少しでも時間が出来れば作業をしてます。

 そうそう、こないだ京都に行った時に聞いたのですが、スタジオのキットに使用されてるレジンって、メーカーの謳い文句通り非常に収縮率の低い高品質な材料なのだそうな。私の製作状況を話してみると、それはレジンの収縮による物ではなく、単純に原型がイケてないだけではないかとのこと。パーツの精度が悪いのは、このメーカーの御約束なので今更言っても仕方ないとのこと(笑)。現状では、このメーカーの場合、現行車種のキット化は質よりスピードなのだそうで、如何に早くリリース出来るかが重要なので、後々出てきた資料と付き合わせて辻褄の合わないところや、全くの誤解に基づいたフォルム作製等は仕方ないのだそうな。でも、いいのか?それで。

 で、前回の作業後に一回サフェイサーを全塗してみて色々確認したんですが、まぁボロボロと「???」な場所が露呈してきております。全部修正すると、「キットを作ってる」のか「キットを元にセミスクラッチビルドしてるのか」が判らなくなりそうなので、ここいらで落としどころを決めてしまおうと思います。でないと、いつまで経っても完成しない。

 そもそもは、筋彫りに精細感が乏しく彫りも浅いのでもう少し掘り下げようと作業を始めて見たところ、サイドポンツーンに違和感を感じたのがキッカケです。日本GPのF2003-GAのサイドポンツーンには、シャークルーバーと呼称される排熱口があるのですが、この部分の筋彫りが実車と全く違っています。実車が非常にフィッティングのタイトなカウルの建て付けになっていて、オマケにボーダーフォンのマーキングがデカイので気付かなかったのですが、この排熱口パネルの前側は、キットの様な直線基調ではなく曲線になってます。他にもフィンの面取りが曲面ではなく平面のままルーバーを形成していたりもするのですが、全部修正するのも面倒なので、モールドのラインのみ一旦キットのモールドを埋めてから曲線部のみ彫り直します(下図中赤ライン部)

 また、↑の実車画像で気付くと思うのですが、このキットのサイドポンツーン前端部形状が実車はかなり異なっています。プッシュロッド位置とドライブシャフト位置からホイールベースを測りノーズ先端からリアウィング端までを測ってみたところ、この辺りの数値は概ねスケールダウン相応の長さになっているので、単純にサイドポンツーンが長すぎるのとコクピット位置が少しだけ前寄りになってるだけの様です。実車画像

を見ても、サイドポンツーン前端部の長さ・傾斜角度・ミラー取り付け位置がキットとは全く異なっていることが判ります。これをキチンと修正するとなると、

少なくとも↑の赤線で示した様な形状に修正することになる訳ですが、コクピット位置の調整やアンダートレイ側との接合、それにバージボードの取り付け調整等、他の改修箇所が追加されてしまい大がかりになってsまいます。

 仕方ないので、該当する部分の筋彫りを一旦埋めてしまい、サイドポンツーン上の前後カウルの合わせ目の筋彫りを下図の様な位置まで前にずらして彫り直し、ミラー位置もバランスが崩れない程度の程々の元より前方位置に位置変更、

↑の赤線部の様に筋や穴を掘り直すことで妥協しました。

 もし全面的に改修する気がある方は、キットの全長&全幅はほぼ許容範囲に納まっていて問題はないので、ノーズを太くしモノコックのコクピットやや前部分を細くし、サイドポンツーン形状をガリガリ削り出してやれば、全長や全幅のバランスを崩すことなく、もうすこしF2003-GAっぽく持っていけると思います。

 で、実作業中の画像ですが、今回は一枚も無し。自称不器用な私は、筋彫りの彫り直しってのがド下手くそなので、埋めては彫り、失敗しては埋め、また彫り直しを繰り返したりして、目下作業中のボディを撮影しようにも、余分な修正箇所がカナリ多く目下大変お見苦しい状態になってるので撮ってません(苦笑)。

 こないだお店で検証して購入回避したBAR006にしてもそうですが、商売を考えるとTAMEOやマテルの製品より早くリリースしたいとかあるんでしょうけど、マニア向けとは言え版権まで取得してそれなりの価格でリリースしているのだから、もう少し良い仕事をして欲しい気がします。F2003GAを作ってる感触が、ほんと90年代前半頃のTAMEOやBBRのF1キットレベルの出来の悪さでして、モチベーションを保てているのが不思議なくらいです。
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昨日の補足。

2004年12月09日 | 模型
 ちょっくら先日の補足をば。

 私が購入したTAMEOのFW11Bですが、標準添付のデカール以外に、更に青帯部分とレッド5ゼッケンが別刷りされたデカールが入ってましてですね、これの意味が判らなかったので、ショップに尋ねてみましたら、標準添付のデカールにはミスプリントが多かったらしく、その修正分が最近の製品には同梱されてるそうな。なるほど、標準添付のレッド5は何故か蛍光赤になってるけど、修正分ではソリッドの赤に修正されてますし、赤&白のラインも標準タイプは透明&赤になっちゃってるのが、修正分では赤&白になってます。ネットで調べてみると、これでもまだミスがあるらしいけど(笑)。流石ルカ・タメオ。ラテン系丸出しですな。

 そんなこんなで帰宅後は細々とF2003GAの製作を再開。もう後少しで、下地塗装作業に入って行けそうな塩梅です。画像は又今度・・・。
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1/43 FW11B WCT(TAMEO) 入手

2004年12月08日 | 模型
 昨日今日(2004/12/07/08)と出張で京都・大阪に行って来ました。ついでに模型屋にも寄ってきましたです。何せ普段は田舎暮らしなので、こう言う時になかなか手に入らない物を手に入れておきたかったのだ。

 一日目は、すんげぇ忙しくて模型やどころではなかったので、二日目に無理矢理時間を作って午後から模型や巡り開始。っつっても当てもなく何軒も回る様な余裕はないので、旧知のショップ京都の「MODULO」へ行きました。。ん~、相変わらず商売は大変そう。でも、メジャーメーカーの隙間を狙うガレージキットを自分とこで作製してリリース(何故か自店舗では売れ行きが延びず愛知のRACOON辺りでは結構売れたらしい。(笑))したりして頑張ってました。で、実はすっかり切らしていたマイクロのデカールフィルムリキッドが欲しかったんだけど、丁度品切れで手に入らず(泣)。よく、古いキットを作っててデカール貼ったら砕け散ったとかって話があるじゃないですか。あれ、別段驚く様な話ではなくて、そもそも1年以上放置したデカールには、このマイクロのフィルムリキッドを塗って表面のニス層を復活させてからデカールを貼るのが御約束なんすよ。逆に言うと、これがないと古いキットは、例えカルトグラフでもウカウカ貼れないっつー訳だ。元々エアモデル分野の製品だし、田舎でもそこそこ手にはいるだろうと思い込んでいたら大間違いでありまして、通販でも手に入れにくいみたいなので、この機会に手に入れようとしたんですがねぇ、残念!。ま、仕方ないので、ちゃんと通販サイトを探してみることにします。こういう数百円程度の物って、通販で買うの面倒なんですよね・・・・。それから、スタ○オ27(敢えて伏せ字)のBAR006日本仕様とアロウズA2があったので、これを買ってみようかと中を見せて貰ったんですが、A2はかなり自分で思ってるA2のラインに近い印象を受けて買ってみようかな?な気にさせられたのに対し、BARはかなり手を入れなくてはなんない事が徐に判っちゃいまして、こちらは購買意欲が萎えてしまいました。

 で、A2買っちゃおうかな?とか思っててなんとなく1/43コーナーを見ていたら、見慣れないパッケージングのWILLIAMS FW11Bを発見。以前リリースされていたTAMEOの11Bって、モノコックしか使い物にならないという恐ろしいキットだった訳ですが、店主さんによると「ワールドチャンピオンシリーズとして全く新規に作られていて、以前のFW11Bとは別物!すげぇよ!!TAMEOって言うよりTAMIYA?って感じ。話の種に中を見てみる?」とか言われて、「ふ~ん」って疑心暗鬼になりながらも中身を見せて貰ったら、ホントビックリ。なんじゃこりゃぁ!って感じ。遂にルカ・タメオもここまでやらかしたか!!ってな感じで気が付いたら、A2購入計画は吹っ飛びまして11Bを買ってました(爆)。1/43のキットに17000円は微妙な価格ですが、正直言って昔超絶ディテールレアキットと呼ばれトンデモない価格(適正価格は50000円前後なのだが、バブル期はそのレア度も手伝って200,000円とかで売買が成立したりしてた)が付いていたボシカのキットと比べてみても、この出来でこの価格は或る意味驚異的!

 キットの内容ですが、

写真撮るのが下手くそなのでこんな感じでしか撮せなかったんですが、フルディテールだけあってかなりのパーツ数になってます。素材は、メタル製のボディ&シャーシ&エンジンやミッション等のパーツと

このサイズでありながらキャリパー・ローター・ハブ・ブラケット・ナックルにまで分割されたアップライトや、精密感溢れる足回りや冷却系をエッチングでパーツ化。

ダンパー&スプリングやシフトノブなどの小物には、これまた惜しみなく挽き物パーツをてんこ盛り。


 更に更に驚いちゃったのが、普通43作る時って、「リアウィングがエッチング?しょうがねぇなぁ、翼断面再現の為金属板切り出して曲げておこうかね」とか思っちゃうじゃないですか。でも、このキットの場合・・・・
←もうやっときました!(爆)
こんな感じでエッチングした上にプレス加工まで施されてます!
ホイールのスポーク部分なんかでも、通常は平板のエッチングで再現されてるので、これをハンマーで叩いてテーパー付けなきゃなんない訳で、これが恐ろしくハイリスクローリターンな作業だったりするんですが、これについてもこのキットの場合は・・・・・
←これもやっときました!(汗)
こらmたエッチングパーツをプレス加工済みであります。
さらに、フルディテールとなると、パイピングが付いて回る訳で、当然素材探しに四苦八苦する(特に私の様な田舎者の場合)訳ですが、これも
←至極適切な素材を用意しておきました!
こんな感じで、これまた凄い!ウォーターラインホースなんて、ちゃんとステンメッシュのモールドが入ってるんすよ!実際に組んだ人の感想も店主に教えて貰ったんですが、ムチャクチャハッタリが効くキットだそうな。つまり、中級者レベルでも基本さえ押さえれば至極簡単に上級者レベルに見えそうなフルディテールが組めてしまうんだそうな(笑)。ってな訳で、TAMEOっていうよりTAMIYAって感じって店主さんが言ってる訳が判った様なことでした。

 それからこのキット、インストが又素晴らしい。コンピューターグラフィックを用いたかなり正確な組み立て説明の他に、フルディテールらしく詳細な実車の資料画像が沢山収められています。まぁ、90年代後半からTAMEOのキットはこの3DCG組み立て図+資料写真ってパターンではあるんですが、今回のはエンジン周りの詳細な画像が沢山入っていて、ユーザーとしては至れり尽くせりって感じじゃないでしょうかね?


 もうじき、このワールドチャンピオンシリーズでMP4/4鈴鹿仕様が、更にブラッシュアップされたキット内容でリリースされるそうです。以前、同じくWCTシリーズでMP4/4はリリースされてはいたんですけど、所謂プロポーションモデルだったので、今度はフルディテールでリベンジの模様。このFW11Bの内容を見たら、MP4/4も是非手に入れたいと思ってしまいましたっす。


 さて、良いモノが手には入ってスッカリご機嫌な私は、電車に揺られて大阪に行きました。目指すはモデルガレージROMU!近畿県内に生活の拠点を置いていた頃には、幾度と無く通わせていただいたスケールキットカー専門店の老舗です。「行き方なんて覚えてるも~ん」とばかりに、ロクに下調べもせず出かけたものだから、エライめに遇っちゃいました(笑)。先ずですね、大阪駅周辺が再開発中でして、その煽りで以前の場所から移動してました(汗)。前は福島に本店とプラモ店が在ったのですが、本店が一筋違う場所に移動していて、これを探すのに一苦労。歩いてても風景が変わっちゃってるので「え?」「ええ?」って感じで彷徨っていたら、漸く店舗を発見!しかし、なんと火・水定休で今日はお休み!

っんやっとぉぉ!っわっしゃるぅぅぅおっかー!あぁ!?(←心の叫び)

「休みは火曜だけじゃなかったっけ?」とか言っても後の祭り。オマケに、以前は本店近くにあったプラモ店が日本橋に移動しちゃっててですね、新幹線の時間もあってお手上げとなりました。すごすごと、このド田舎に何時間も掛けて、帰ってきたですよ。今度からは、ちゃんと調べて出掛ける様にしないとイカンですな。





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1/20 F2003GA製作記 その5

2004年12月05日 | 模型
 前回の作業後、ナッカナカ時間が取れないのですが、間を見て少しずつ進展はさせております。目下ボディの修正作業中なのですが、結構困ったちゃんな部分が多くてですね、色々と手間を掛けさせられております。

 中でも問題になったのが、サイドフィンの左右の形状差。最初はメタル製のフィンパーツの曲げ角度の問題で、手曲げで調節すれば左右を揃えられると思い込んでいたんですが、左右で部分的な厚みや角度等が異なっていることが判明しました。出来る限り、手曲げ調節や取り付けピン用の穴位置の変更等で対処すべく頑張ったんですが、それでもリアタイヤ直前の山部分の頂点では、左右で高さが1mm程度ずれてしまいます。真上から見るとよく判るのですが、

フィンの先端部を合わせても後端では図の様に左右でずれてしまっています。計測してみて判ったのですが、中間以降の三次曲面で形成される部分が、左側に装着される物より右側に装着される物の方が一回り弱大きいことが判りました。これを修正しなければならないのですが、左右のバランスを取りやすくする為に、先ずボディにこのフィンのパーツを密着させてから修正作業を施すことにしました。これも、当初は摺り合わせて行こうかと思ったんですけど、隙間にエポキシパテを充填する方が、フィンそのものの取り付け調整の自由度が大きく取れるので、パテ充填で隙間を埋めることにしました。

方法は至って古典的な方法でして、先ずメタルパーツを延長する形での充填なので、素材としてメタル同様密度の高いエポキシパテのミリプットSを使用し、ボディー側取り付け部にサランラップをピッタリ貼り、フィン側はパテを盛る部分に瞬間接着剤を塗りまして、固定用のピンの部分にはメンタムを塗り込んでおきます。で、徐にフィンパーツの接着面に棒状に伸ばしたエポキシパテを盛りつけて、そのままそれ相応の力でボディにフィンを押しつけて固定します。その後エポキシパテの乾燥を待って数時間放置し、パテ乾燥後にフィンをボディーから引きはがします。サランラップやメンタムにはパテ類は食い付きにくいので、又無く出来てれば綺麗に剥がせるはずです。後は、。フィンパーツの接着面以外にはみ出たパテをアートナイフでこそぎ落とせば、ピッタリフィットのサイドフィンパーツの完成です。その後は、このフィンパーツをサイドボディに瞬間接着剤の隙間流しで接着し、更に効果促進剤でガッチリ固定してしまいます。

 固定した後はひたすらに左右の形状差の修正作業。大は小を兼ねると言いますか、小さい物を大きくするよりその逆の方が作業性が良いので、基本的に右側のフィンパーツの形状を修正しました。リアサス直前の山の部分には、

アルミ板で画像の様なガイドを作りゼリー状瞬間接着剤の点付けで固定し、そこに半田をブリブリ盛りつけます。アルミには半田が効かないので、半田はアルミのガイドに沿う形で盛りつけられるので、後はガリガリ削ってこの部分の高さを1mm程度低くしてやります。後は唯ひたすら左右の高さの違いをガリガリ右側フィンを削ることで調節していくのですが、一箇所だけ問題があります。フィンの後半部外側にあるコブの位置が、やはり1mm程度ずれてるのです。これを調節する為に、一旦右側フィン上のコブは削り取ってしまい、その後位置をずらして半田を盛りつけてコブを再形成してみました。まだ切削作業中の状態ではありますが

左右の形状差はほぼ収束出来つつあります。

 こっから先は微修正モードにはいるので半田が使えない為に、主にパテ類の御世話になる訳ですが、冬場だから気温も低く、ポリパテもエポパテも乾きが悪いですなぁ。実は、最近話題の光硬化パテなんつーものも買ってあるんですが、少々怖いのでもう少し雑誌やネットで使用感等の報告が挙がるまでは待ちの姿勢です。瞬間接着パテを利用する部分だけは無敵に作業の進みが早いのは言うまでもありません(笑)。でも、この瞬間パテで細かい形状出しをするってのが、自称不器用な私にとっては巧く行かないんすよね(笑)。
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