がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

TAMIYA 1/24 NISMO-R34 GT-R Z-tune 5th

2005年07月07日 | 模型
 先月下旬近くまでは問題なかったこのgooのブログですが、先月末から今月にかけて、深夜の時間帯にコメントやトラックバック、時には管理者による記事投稿でさえ、巧く機能しなくなっています。サーバー管理者側は目下色々な対策を施してる真っ最中だそうですが、先月下旬辺りから新規加入者が爆発的に増えてるとかで、訪問者の方には御迷惑をおかけしてます。

 さて、御多分に漏れず模型雑誌ってのを読んだりするんですが、最近思った「?」な事。現在はスッカリ車模型しか作らなくなりましたが、元来はノージャンルのスケールモデルファンな私でして、「モデルアート」「モデルグラフィックス」「アーマーモデリング」「モデルカーマガジン」辺りを愛読したりするのですが、最近見かけた記事の幾つかに「○○はちょっと変わったモノを使ってます。どんなものかは内緒」とか「このままではイマイチなのですが、あるものを追加すると結構使えるようになります。何を追加するかは秘密。一応これでも探すのに苦労したんでね」とかの記載がありました。これっておかしいんじゃねぇのか?って思うんですよね。記事に載せるつもりが無いなら思わせぶりな事書かなきゃいいわけだし、ブログじゃねぇんだからテメェの「私だけが知っている」「どうだ!オレって凄ぇだろ」的優越感を誇示する場にするんじゃねぇよって。読者としては金出して雑誌買ってるわけです。ネットなんか無かった時代、地方のモデラーなんて、雑誌のネタと模型店に集う仲間や店主からの情報を頼りに、お互いが実験台になったりなんかして情報交換していたもんです。伝えるつもりが無いなら完全にスルーで書いてくれれば、奥歯に物が挟まったような不快感を読者が感じることもないですし、もし秘密にされたことで多くのユーザーが抱えてる問題が解決に向かうなら、いいこっちゃぁないですか。教えて君はウザいってネットの中ではよく言われますけど、ネットの掲示板やブログと雑誌の記事を混同するの様なライターが居るんやねぇと呆れるやらなんやら。っつーか、本来有償情報発信媒体である雑誌を単なる自己顕示欲の発散場にしか考えていないなら、ライターなんてやめちまえって思います。まぁ、一般的には毒性が強いとか、取り扱いが難しいので環境面でオススメできないから敢えて紹介を伏せるってんなら判るんですけどね。自己顕示欲の発散は是非私のようにブログかまそう!。まぁ、私の場合は、小技の伝授っつーより失態のの野ざらしって感じだが(笑)。


 余計な話はこの辺で、本題のGT-R Z-tuneの製作記の続き。

 今回はシャーシ&内装の塗り分け組み立てを敢行。内装は早い段階で既に塗り分けを済ませてありましたが、シャーシの塗り分けがまだだったので作業はシャーシから。

先日ハセガワのマスキングリキッドの呪いによって、エラい目に遭ったこともあり、面倒なので見えないところはエアブラシのフリーハンドで塗り分け、どうしてもキッチリ行かねばならないところは筆塗りでやっつけました(笑)。戦車作るときは殆どフリーハンドで塗り分けますが、感覚的には似たようなもの。意外とマトモに塗り分けられて本人もビックリです( ̄ー ̄)。ホントは燃タンもボディ色で指示されてますが、流石にフリーハンドだと小汚くなりそうなので指示は無視して黒一色っす。

 さて、先日紹介したマラネロとは逆ベクトルで細かく細分化されたサスペンションパーツの塗り分け。説明書では、セミグロスブラック・フラットブラック・フラットアルミ・クロムシルバーの4色で塗り分け指定が指示されていますが、いい機会なので色々なメタリック塗料を使い分けてみました。いずれ表ページのコンテンツネタにも使えるかもしれんですしね。

 先ずはインタークーラー。ここはアルクラッド2のアルミニウムで塗装。タミヤで言うトコのフラットアルミに近い感じです。

 キットの指定では、ここに「NISMO」のデカールが入るわけですが、個人的に間抜けにしか見えないので貼りませんでした。嘘です。貼った後凸凹に馴染ませようと軟化剤を塗ったらデカール丸ごと横滑りしちゃって取り返しが付きませんでした( ´Д`)。端の方が微かに汚れてるのはデカールのカスが目に詰まっただけっす。マスキングゲージ作って塗れば良かったよヽ(`Д´)ノ。

続きましては~、オイルパン回り。ここはクレオスのスーパーファインアイアンを使ってみました。思ったよりメタリック粒子が粗目だったので、ただ吹くのでは部位的にミスマッチな事もあり、シャドー吹きにて塗装。ちなみに下地はグロスブラックです。


続きましては~、デファレンシャルギアケース。ここはアルクラッド2のホワイトアルミニウムを使用。先のアルミニウムよりも明るいトーンのアルミシルバー。メタル粒子が細かく、タミヤのエナメルで言うとフラットアルミとクロームシルバーの中間って感じかな。


続きましては~、デファレンシャルギア用オイルクーラー。ここはアルクラッド2のポリッシュドアルミニウム。下地をグロスブラック(クレオスの黒)で塗って更に6倍稀釈のクリアーを吹いてテロテロにしてから吹いてます。ちなみにこのポリッシュドアルミニウムは乾燥後磨くと艶が若干ですが増す塗料です。

アルクラッド2は、総じて吹き加減にコツが要ります。私も最近漸く慣れてきたのですが、ノズル径の大きい(0.4mmとか0.5mmとか)ブラシを使用し、エア圧も低めで薄ーーく吹かないと綺麗に仕上がりません。特にクロム・ポリッシュドアルミニウム・ステンスチールの三色は要注意。

続きまして~、ブレーキディスク&キャリパー。ここはディスクローター部をアルクラッド2のステンスチールで、キャリパー部を同じくアルクラッド2のペイルゴールド、ローター内径の黒い部分は先述のステンスチールを塗った上からクレオスの艶消しブラック+クリアーを吹いてます。

マスキングは、テープを使うとステンスチールで塗装した部分がテープに持って行かれるので、モデラーズのマスクゾルでフリーハンドマスキング。先日呪いをかけられちゃったハセガワのリキッドと違って、こっちはマスク効果と剥がし易さに関しては折り紙付きなので安心して使用してます。

続きまして~、EXマフラー。実車はヴェルディナのSPLチタンマフラーが奢られてるのですが、キットではノーマルのテールエンドを一本出しに換えるだけのお茶濁し処理。完成後は見えないようでいて、実は結構見えてしまうパーツでして、かと言って詳細にヴェルディナを自作すると時間がかかってしまう割には目立たなくて努力も報われない(特にサブサイレンサーと触媒部分が面倒)。そこで、手軽に手抜きで配管の太さと取り回しのみプラ棒とフレックスロッドを瞬着+促進剤で組み合わせて再現してみました。製作時間約10分(゜∀゜ )

 で、塗装ですが、タイコとテールエンドはアルクラッド2のクロム、メインパイプから触媒付近の間がクレオスのスーパーチタンでシャーシパーツのエキパイモールドとくっつく前端部がクレオスのスーパーファインステンレスです。アクセント代わりにセミグロスブラックでグラデを入れましたが、まるで排気漏れまくりのマフラーみたい(笑)。


 塗り分けた足回りパーツを全て装着しますと、

こんな感じです。かなりでっち上げてますが(笑)、かと言ってらしく見えないわけでもないと自己暗示。完成後はケースにボルトで留めちゃうので見え無くなっちゃうしね。ちなみにケースの土台にシャーシが映り込むような凝ったプレートを使ったりする際には、こういった部分も綺麗に仕上げとかなきゃいけなかったりする。

 シャーシが出来上がったので内装も組み立ててしまいました。

 ん~、もっと綺麗に塗り分けが出来ないもんかね、オレ(´・ω・`)。脳内ではもっとシャキーンとスッキリした塗り分けに出来上がる予定だったのだが・・・・。

 タイヤ&ホイールも組み込みました。ホイールは黒にホワイトパールを少し混ぜてみて、更にデカールを貼ってからクリアー吹いてあります。パール量を抑え過ぎて普通の黒にしか見えんですな。

 アルクラッド2ってクロムとポリッシュドアルミニウムばかりが持ち上げられてますが、ステンスチールはブレーキローター部分に使用すると、非常にマッチングが良いと思うんですけどね。

 今度は、箱車の製作では避けて通れないクリアーパーツの塗装処理。最も面倒くさいウィンドウの黒枠塗装ですが、最近のタミヤのキットでは驚くくらい正確な寸法のマスキングテープが入っているので、面倒くささが7割位軽減されますな。他社のキットでもマスキングテープが入ってることがあるんですけど、寸法が結構いい加減で結局は自分でマスキングするハメになることが多いのですが、タミヤのは実に正確。サクッと貼って念のため表もマスクしブリッと吹けばこの通り。

 今回は内装の出来が思ったほどに仕上げられなかったので、誤魔化し含めてリアセクションにはスモーク吹いてます。クレオスのスモークグレーはそのまま吹くとムラが出来やすいですが、クリアーを50%位混ぜてやるとムラが出にくく濃度の調整も楽になります。

 リアコンビランプの塗り分けも滞りなく終了。

 マスキングをどうしようかと思ったんですが、ウィンカー部分の窪みにモデラーズのマスクゾルを爪楊枝の先を使って流し込みますと、意外と簡単に綺麗に納まってくれました。表面は同じくゾルで全面マスクした上で、裏側だけ先ずクリアーレッドを吹きます。乾燥後、今度はウィンカー部分のマスキングだけ剥がし、同じくパーツ裏側だけクリアーオレンジを吹きます。乾燥後、表側のゾルを剥がせば出来上がり。

 ヘッドライトも塗り分けます。最初細切りマスキングテープでチマチマとマスキングして塗り分けようと思いましたが、メッキ部分へのテープの食い付きが非常に悪く、なかなか巧く行かなかったので、結局はフリーハンド筆塗りです。塗る部分にだけプライマーを塗り、その後エナメルのフラットブラックを筆塗り。

多少はみ出しても、プライマーを塗っていない部分には塗料が食い付かないので、乾燥後爪楊枝で擦ってやればはみ出した部分だけ剥がすことが出来ます。

 以上、遂に全てのパーツが揃いました!塗装が必要な場所も、ボディの窓枠だけです!!次のGT-Rの製作記で完成に漕ぎ着けそうでやんす。

コメント (6)
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