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碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

少し早目の春学期終了へ

2011年07月13日 | 大学

電力不足、節電という流れの中で、本学は春学期を早目に終えることになった。

停電で冷房が切れたり、そうでなくても冷房を抑えた教室での授業は酷だ、という大学当局の配慮でもある(と思う)。

というわけで、授業は終了し、期末試験に突入しました。


私の担当では、まず、大学院の「放送論特講」がラスト。




実習科目「テレビ制作」の3講座も、作品発表会を行って幕を閉じた。












「メディアと文化」は、講義全体のまとめと、テレビの今後について話をして、春学期は終了となった。

そのあと、学生からサインを求められる。記念写真も(笑)。






ゼミも、夏合宿まではお休みだ。

いずれの講義も、春学期おつかれさまでした。


NHK、ネット視聴でも受信料徴収!?

2011年07月13日 | テレビ・ラジオ・メディア

さーて、これは大胆なことを言い出したものだ(笑)。

狙いはわかるが、ハードルはいくつもある。

もちろん、ネットユーザーの大反発も。

さらに、「放送」とは何か、「受信料」とは何か。

そんな、かなり根本的な問題にかかわる案件なのだ。

幅広い議論が必要だと思う。


ネットでの視聴者からも受信料徴収を
NHKの諮問機関


公共放送の機能や受信料制度のあり方を検討するNHK会長の諮問機関は12日、テレビを持たずインターネットだけで視聴する世帯も受信料徴収の対象になるとの報告書を、松本正之会長に提出した。

「現状ではなく将来の課題を議論した」として、受信料10%還元問題には踏み込まなかった。

諮問機関は「NHK受信料制度等専門調査会」(座長は安藤英義専修大教授)。

報告書では「ネットは伝統的な公共放送の役割をより進める」とし、ネット配信強化の必要性を指摘した。

現行の世帯単位での受信料制度を維持しながら、高機能携帯電話(スマートフォン)やパソコンの視聴者からも新たに受信料を徴収すべきだとした。

放送と同時のネット配信には放送法の改正が必要になる。将来は地上波放送と衛星放送を一体化すべきだとの内容も盛り込んだ。

松本会長は「報告書を次期経営計画や受信料制度の検討に生かしたい」とコメントした。

(日本経済新聞 2011.07.12)