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碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

今週の「読んで書いた本」 2011.07.11

2011年07月11日 | 書評した本たち

暑中お見舞い申し上げます。

本当にえらく暑かった一日。

原発関連の本をまとめて読んでいました。

『原発ジプシー』から佐野眞一さんまで多彩。

こうした本によって知ることと、これまでにテレビを通じて知ったことの間に、はっきりと距離があることがわかる。

かなりの距離が。

ならば、テレビの“ジャーナリズム度”とは、いかばかりなのか。




「今週、読んで(書評を)書いた本」は、以下の通りです。

小林信彦 
『気になる日本語』 文藝春秋

坪内祐三 
『書中日記』 本の雑誌社

鈴木嘉一 
『大河ドラマの50年』 中央公論新社

中川恵一 
『放射線のひみつ』 朝日出版社

村岡薫ほか:編著
『再検証 史料が語る新事実 書き換えられる日本史』 小径社

千 宗屋 
『もしも利休があなたを招いたら』 角川oneテーマ21


・・・・千宗屋さんは武者小路千家の次の家元だ。

出会ったのは10数年前の慶大SFC。

教員と学生ということで、当時の千君は私を「先生」と呼んだが、その後、お茶の指導を受けたので、門弟と若宗匠の関係となり、お稽古場では私が千君を「先生」と呼んでいました(笑)。

* 上記の本の書評は、発売中の『週刊新潮』(7月14日号)に
  掲載されています。