暑中お見舞い申し上げます。
本当にえらく暑かった一日。
原発関連の本をまとめて読んでいました。
『原発ジプシー』から佐野眞一さんまで多彩。
こうした本によって知ることと、これまでにテレビを通じて知ったことの間に、はっきりと距離があることがわかる。
かなりの距離が。
ならば、テレビの“ジャーナリズム度”とは、いかばかりなのか。

「今週、読んで(書評を)書いた本」は、以下の通りです。
小林信彦
『気になる日本語』 文藝春秋
坪内祐三
『書中日記』 本の雑誌社
鈴木嘉一
『大河ドラマの50年』 中央公論新社
中川恵一
『放射線のひみつ』 朝日出版社
村岡薫ほか:編著
『再検証 史料が語る新事実 書き換えられる日本史』 小径社
千 宗屋
『もしも利休があなたを招いたら』 角川oneテーマ21
・・・・千宗屋さんは武者小路千家の次の家元だ。
出会ったのは10数年前の慶大SFC。
教員と学生ということで、当時の千君は私を「先生」と呼んだが、その後、お茶の指導を受けたので、門弟と若宗匠の関係となり、お稽古場では私が千君を「先生」と呼んでいました(笑)。
* 上記の本の書評は、発売中の『週刊新潮』(7月14日号)に
掲載されています。