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碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

『週刊現代』の”テレビ欄変更”記事でコメント

2009年06月15日 | メディアでのコメント・論評

6月15日だ。

1960(昭和35)年の今日、安保条約をめぐる全学連のデモ隊と警察隊の衝突があり、大学生の樺美智子さんが死亡した。合掌。

いつからか、マスコミも6月15日のことを報じなくなったような気がする。

かつてのような追悼集会は、今も行われているのだろうか。


今日発売の『週刊現代』が、<テレビ番組欄「並び順」変更の舞台裏>と題する記事を掲載。

一週間ほど前、この件で取材を受けたことは、ブログでも書いた。
http://blog.goo.ne.jp/kapalua227/e/210e2e7856202fa20f88d9ff856eb966

地デジのチャンネルに合わせて、テレビ欄の表示変更を行ったのは、朝日新聞と日経新聞だ。

他の新聞は、今のところ同調していない。

記事は、その経緯を伝え、テレビ朝日の視聴率に変化があった、としている。

私のコメントは冒頭にあって・・・

「若い人はともかく、中高年層はテレビ欄の左から『1(NHK)、3(NHK教育)、4(日テレ)、6(TBS)、8(フジ)、10(テレ朝)、12(テレ東)』という順番を身体で覚えています」

「ですからテレビ欄を毎日チェックする私でも、一番右端は『テレビ東京』という刷り込みができているので、いまだに『フジテレビ』を探す時、ワンアクション多くなっている状態です。全然、慣れませんね」

・・・と語っております。

テレ朝は5チャンネル。テレ東は7チャンネル。だから8チャンネルのフジは右端。

まあ、多少なりとも視聴率に関係するとなれば、テレビ局は一喜一憂するが、一方では、すでに「録画率」を重視すべき時代が来てるんだけどなあ、とも思うのだ。