酒井順子さんのエッセイは『負け犬・・』に限らずほとんど読んでいる。どんなテーマで書いていても、必ず「酒井さんらしいなあ」という独自の視点があり、しかもそれがケレンとかではなく、むしろしごく真っ当なのに、どこか過激。そんな絶妙のバランスが見事なのだ。
新作『ほのエロ記』(角川書店)では、エロという、一見きわどそうな物件を扱っている。鶴光の深夜放送に始まり、春画(映画「北斎漫画」での樋口可南子と蛸のからみ)、アンナミラーズの制服とメイド喫茶、グラビアに見る日本人の性的欲求、エロ小説、そして混浴等々。いつもながら、材料の”選び方”と”さばき方”に感心する。
たとえば、チアガールをめぐって、こう書く。「日本におけるチアガールで、最もエロい存在。それは、甲子園の応援団のチアではないかと私は思います」。理由としては「その素人臭さこそが、エロいのです」だって。酒井さん、あんたはオッサンか!
うーん、分かったぞ。酒井さんの中には、女性と男性の両者が棲んでいるに違いない。だから、女性の読者も男性読者も、「こういうの、あるある」という共感と、「なんと、そうだったのか」の発見を、ダブルで味わうことが出来るのだ。
ま、とにかく、これからも「です・ます調」の優しく丁寧な語り口を武器に、一層過激さを増していっていただきたい。
<喫煙コーナー>
昨日は減煙2日目。しかも許されたのは9本。それなのに、この9本で、昨日1日を乗り切ってしまった。それも、無理やりって感じじゃなく、限られた本数を、いつ、どこで、どう味わうかを、(多少自虐的かもしれないが)楽しみながら考え、その通りに吸っていた。それで1日9本。
そんなこんなで、9本まで来てしまった。これで、今日(26日)は、またまたマイナス1本で8本となる。うーん、毎食後の3本は絶対必要。で、残りは5本。午前中に1本、午後2本、夜2本で終わりだが、さすがに不安だ。
でも、もう3日間は遊べたわけで、ここからは記録への挑戦(?)みたいなもの。いけるところまで、カウントダウンしてみようじゃないの。6月26日は、8本の日。
新作『ほのエロ記』(角川書店)では、エロという、一見きわどそうな物件を扱っている。鶴光の深夜放送に始まり、春画(映画「北斎漫画」での樋口可南子と蛸のからみ)、アンナミラーズの制服とメイド喫茶、グラビアに見る日本人の性的欲求、エロ小説、そして混浴等々。いつもながら、材料の”選び方”と”さばき方”に感心する。
たとえば、チアガールをめぐって、こう書く。「日本におけるチアガールで、最もエロい存在。それは、甲子園の応援団のチアではないかと私は思います」。理由としては「その素人臭さこそが、エロいのです」だって。酒井さん、あんたはオッサンか!
うーん、分かったぞ。酒井さんの中には、女性と男性の両者が棲んでいるに違いない。だから、女性の読者も男性読者も、「こういうの、あるある」という共感と、「なんと、そうだったのか」の発見を、ダブルで味わうことが出来るのだ。
ま、とにかく、これからも「です・ます調」の優しく丁寧な語り口を武器に、一層過激さを増していっていただきたい。
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<喫煙コーナー>
昨日は減煙2日目。しかも許されたのは9本。それなのに、この9本で、昨日1日を乗り切ってしまった。それも、無理やりって感じじゃなく、限られた本数を、いつ、どこで、どう味わうかを、(多少自虐的かもしれないが)楽しみながら考え、その通りに吸っていた。それで1日9本。
そんなこんなで、9本まで来てしまった。これで、今日(26日)は、またまたマイナス1本で8本となる。うーん、毎食後の3本は絶対必要。で、残りは5本。午前中に1本、午後2本、夜2本で終わりだが、さすがに不安だ。
でも、もう3日間は遊べたわけで、ここからは記録への挑戦(?)みたいなもの。いけるところまで、カウントダウンしてみようじゃないの。6月26日は、8本の日。