Le Petit Prince

星に願いを…

セレクトセール雑感

2006年07月13日 04時24分24秒 | 競馬全般
セレクトセールの結果を眺めていたんですけど、トゥザヴィクトリーの2006って一体どうするんでしょうね~?
採算は度外視ってこと??
いや、ある程度は高値で取引されるとは思っていましたけど、牝馬に6億円って…この結果をあらかじめ予測できた人は皆無だったのではないかと…(苦笑)
仮に牝馬クラシックを総ナメできたとしてもそれでもペイできないわけでしょ?繁殖としての価値が幾ら高くなるとはいえ、年に1頭しか産駒を送り出せない牝馬ですからね…。
ちょっと狙いがよく分かりませんね…。
納得できる答えを誰か教えてください(笑)

それからもう一つ気になったのが、トゥザヴィクトリー2006に代表されるようにキングカメハメハ産駒に高値がつけられていたことですね。
6億円牝馬以外にも軒並み高値がついていたのを見ていると、ポストSSは完全にキンカメという評価をされていると感じられるのですが…。もちろんSS牝馬に交配されているという利点は大きいのでしょうが、ちょっと予想を上回る高評価に戸惑いを感じてしまいますね。(…もっとも俺が戸惑いを感じたところで大勢に影響はないのだが…苦笑)
この結果を受けて更に気になるのが、今年キンカメを種付けされたと思われるシーザリオの初年度産駒…この仔には一体いくらの値がつくのだろう?ってことであったりするわけなんですけど(笑)
単純にトゥザヴィクトリーで6億なら…ちょっと想像するのが怖いですね。
もしもキャロットで募集されることがあるのならば、適正な価格でお願いしたいところです。

他にも出資馬にゆかりのある血統なんかが個人的には気になるところでしたが、

・インディスユニゾンの2005(父クロフネ、クロノロジストの全弟。9000万)
・マイケイティーズの2005(父サクラバクシンオー、ファーストチェアの半弟。9600万)
・ホワイトトルネードの2006(父ジャングルポケット、ヴォークリンデの半妹。600万)
・タイキタムレットの2006(父アグネスタキオン、デュオトーンの半弟。2000万)
・レッドヴェルベットの2006(父タイキシャトル、レッドベリルの半弟。9200万)

抜粋したところ、こんなところですか…。
結構な金額で取引されている印象ですが、そんな中一際目を惹くのがホワイトトルネード2006の600万…。どこかホッとするような、それでいてちょっと悲し~みたいな(苦笑)
まあ、それでも出資馬の兄弟が高い評価をされているというのは悪い気はしないですね。(インディスユニゾン2005に関してはフサロープライスなので額面どおりには受け取れませんが…)
皆、頑張ってもらいたいものです。

あとですね~、現実にちょっと関わってくる部分として「キャロットクラブ」が今回のセレクトセールで4頭購入している点が挙げられます。
昨年もブーケトス2005を購入していることもあり、注目をしていましたが今回落札された4頭もクラブで募集されることになるのは確実でしょう。
気になる4頭の内訳は…、

・チャールストンハーバーの2005(父タイキシャトルの牝。2650万)
・シャドウメモリーの2005(父ジャングルポケットの牡。1600万)
・ニーニャデガルチの2006(父ワイルドラッシュの牡。2600万)
・チェイスザウインドの2006(父シンボリクリスエスの牡。2900万)

落札額から考えると、いずれも募集価格はそれなりの金額に設定されそうですが、このうち上記2頭は今年の1歳馬募集に加わってくるでしょうから気になるところですね。
実馬を見てみないことにはなんとも言えませんが、どれも食指を動かされる血統馬ですし、悩みが一つ増えちゃいましたね~(笑)
先日、クラブからは募集馬見学ツアーの案内も届いていましたし、今年もツアーに参加する方向で考えていますので楽しみにしたいと思います。


今回はセレクトセールについて雑感を述べてきましたが、サンデー産駒亡き後のセールの行方が募集馬の価格設定に反映されるとすれば、これはちょっと心中穏やかではない結果となってしまいました。
サンデー産駒がいなくなって、幼駒の価格が下がるものだと予測していたわけですが、昨年そして今年の結果を見ると全く逆の傾向にあるのは間違いないでしょう。これがセレクトセールだけの流れであるのならば許容できる範囲のものであるのかもしれませんが(…それはそれで異常なことでしょうが)、社台・サンデーの募集額を見ていると一口的にもこういった流れになってきている印象を受けざるを得ませんね…。

今年はちょっと出資頭数を制限して、厳選していきたいと「今は」考えております。
どう転ぶかは分かりませんが…(笑)

…まあ、簡単な話、現有戦力の活躍次第というところですね。
期待しましょう(T)



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2 コメント

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皆無の一人です… (じんこう)
2006-07-13 12:22:07
例え種牡馬を約束されているような馬にでも、6億円というとちょっと付け過ぎちゃうん?と思うのに、ましてそれが牝馬ですからね…

考えられないね…



個人的にはチェイスザウインドの2006に興味があります。是非出資したいなぁ…



追伸:今年もツアーよろしく!

   ワシまだ申し込んでないけど
チェイスザウインド2006 (TAKI)
2006-07-13 22:51:37
キャロット購入の4頭のうち、最も魅力的なのはチェイスザウインド2006だと俺も思う。

この馬は来年の募集馬の中でも目玉になる1頭ではないでしょうか。

父シンボリクリスエスの雄大な馬体と母父トニービンの組み合わせからは大物感を感じますし、兄パサートの姿を重ねてしまう部分もありますね(笑)

個人的には現2歳のアンプルールのような馬になるイメージですね…勝手な想像ですけどね(苦笑)



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