おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
先日、知人から芍薬の花をいただきました。
芍薬 とは
〔基源〕
キンポウゲ科、シャクヤクの根、中国東北、シベリア原産の宿根草。薬用には根を鎮痙、・鎮痛薬とし、頭痛・胃痙攣・腹痛・神経痛・月経痛などに家庭薬として多く用いる。
薬味薬性
苦平の水剤 味は苦く、薬性は平で寒熱度は(日中医薬研究会基準で)マイナス1となります(少し冷ます作用があります)。
「芍薬は大小腸の水滞を小水で排泄する苦平の水剤である」と規定することによって初めて、神農本経、名医別録という書物の芍薬の薬能を最大公約数的に解明する薬証となりうるのです。
芍薬の決定は漢方の合理性の基本となるものであり、極めて重要です。
一般に芍薬は血剤とされていますが、それでは、「太陽は水なり、陰なり」と内経にあるのに、太陽病の代表処方である葛根湯や桂枝湯に水剤が配合されていないことになります。
水滞・水毒(水が偏在すること、発汗、多尿、むくみ、口渇などの主症状、芍薬の証=へその左の動悸)が無い又は少ない人に麻黄湯(芍薬は処方されていません)が使われます、少し水滞のある人は葛根湯・小青竜湯・桂枝湯に芍薬3両=約3gが加わります、腸管に水滞の多い人に桂枝加芍薬湯、小建中湯に6両=約6gが入り、腹痛下痢に作用し、「攣急(ひきつけ)、拘攣(筋肉の異常緊張で、手足が曲がってひきつる)」という水滞にも作用します。
芍薬甘草湯という処方は芍薬と甘草からなる漢方薬で効能は:筋肉の急激なけいれんを伴う痛みのあるものの次の諸症、こむらがえり、筋肉のけいれん、腹痛、腰痛に効果をあらわします。
臨床応用は歯痛、胃痙攣、腹痛、腎結石の痛み、胆石、子宮痙攣、排尿痛、腸閉塞、けいれん性咳嗽、気管支喘息、五十肩、腰痛、痔痛、舌強直、寝ちがえ、神経痛、リウマチ、脚気、アキレス腱痛などです。
『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はゆりの花』とあります、腹が立つというひとは芍薬が必要ですといっています、木下優樹菜さんのヘソは縦長で芍薬の証をあらわしています、「立てば芍薬」は「腹が立てば芍薬」と考えます。
朝、目がさめると頭が重く、いつもご主人の前で腹を立てている人、つまり俗にいわれるヒステリー症状の女性のことです。
こんな女性は、腹が立てば芍薬を飲みなさいという意味なのです。
人間が腹を立てるのは、腸に水がたまったり、便秘などのために、その重さで内臓が下たってくるからです。
そのために痔やヘルニア、それがつづくと子宮後屈などの症状が起こりやすくなるのです。
もともと人間の体は、悪い状態を正常に戻そうとする作用があります。
お腹の筋肉と、背中の筋肉がつり上がって、なんとかしてもち上げようとします。
人間が腹を立てている姿を観察しますと、腹筋と背筋がつり上がっているのです。
早くいえば、腹を立てるということは、内臓をもち上げようとする生理反応が起こっていることです。
女性のヒステリー症は、腸にたまった水が原因である場合が多いようです。
その水分を体の外に排泄する薬効をもっているのが、じつは芍薬なのです。
「立てば芍薬」というのは、腹が立ったら芍薬を飲めば治る、ということをいっているのです。
薬学博士渡辺武著『平成薬証論』『漢方が救う人体危機』
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