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陰陽應象大論篇 第五 第十三節 訳

2010-05-15 09:16:34 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です


黄帝内経素問 ② 
陰陽應象大論篇 第五 第十三節


 北方生寒。寒生水、水生鹹、鹹生腎、腎生骨髓、髓生肝。腎主耳。其在天爲寒、在地爲水、在體爲骨、在藏爲腎、在色爲黒、在音爲羽、在聲爲呻、在變動爲慄、在竅爲耳。在味爲鹹、在志爲恐。恐傷腎、思勝恐。寒傷血 1。燥2勝寒。鹹傷血3
。甘勝鹹。






 訳

 附子は薬物の中では北方の守護神玄武げんぶに該当する重要な生薬です。

北は寒冷の地であり、季節では冬、色彩では黒を象徴し、人体では腎に該当します。

寒冷や陰水の病邪が身体の表裏内外から起こるのを予防、撃退する名薬だということです。

古くは正月の屠蘇には、必ず寒を避けるために附子が配合されていました。平成薬証論

 

 寒は水を生じ、水は鹹を生じ、鹹味は腎を育成し、腎は骨髓を生じ、髄は肝を生じます・相生。腎は耳を主ります。

自然界の五気・風・暑・湿・燥・寒にあっては寒となり、地にあっては五行・木火土金水・の水となり、身体にあっては骨となり、藏・五藏・肝心脾肺腎にあっては腎となり、色・五色・青赤黄白黒にあっては黒となり、音・五音・角徴宮商羽にあっては羽となり、聲・五声・呼笑歌哭呻にあっては呻となり、変動・五変・握憂噦欬慄にあっては戦慄となり、竅・九竅・眼舌口鼻耳にあっては耳となります。

味・五味・酸苦甘辛鹹にあっては鹹となり、志・五志・怒・喜・思・憂・恐の恐となります。

恐れが過ぎると腎を傷り、思は恐に勝ちます。


 
以下 柴崎保三著 鍼灸医学大系黄帝内経素問の訳


 寒が甚だしいと骨を傷るが、湿は寒に勝つことができる。土
尅水

 鹹の用い方が過多になると骨を傷るが、甘は鹹に勝つことができる。

これ甘は脾土の味であり、鹹は腎水の味であるから、五行の法則により明らかである。


 
東洋学術出版社 黄帝内経素問の訳


 寒は

血を損ないますが、燥(湿)は寒を抑制します。鹹は血を損ないますが、甘は鹹を抑制します。

寒は血を損
ないます。

燥は寒を抑制する、ではなく有益に働く。

湿は寒に勝つ。

鹹は血を損ないます・水尅火。鹹の用い方が過多になると血を傷るが先で、鹹も過ぎれば骨を傷る。

甘いは鹹に勝ちます。
明日は寒傷血 (1)。燥(2)勝寒。鹹傷血(3)。の柴崎先生の語句の解

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