おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
川島四郎著 『はき違いの栄養知識』 昭和50年5月20日 第7刷
のらりくらりの行動にマッチした胃袋 そもそも、人間が行動する労力の程度というものは、これを原始時代のごく自然な状態に当てはめて考えてみると、腹が減ると、のっそりと穴から出て、なにかとそのへんの食物をあさり歩く。
手の届く低い木の果実、草の実、水ぎわの貝やカエルなど、ほとんど力を要せずしてとりうる。
走って逃げる小動物や小鳥を追いかけ回したり、高い木に鳥の巣の卵をとるために登ったりするときは中程度の労働をする。
原始的にみて、人間の普通の労働というものは、まず、これくらいのものである。
しかるにいまの人間社会は、生存競争が激しく、人の二倍も三倍も働かなければ満足に生きてゆけないありさまである。
たんに自分一人の生存のみならず、一家をもてば、その家族の生活維持の責任をも負い、営々として働かねばならぬ。
往古、自然人の生活のようにのんびりして、自分の食う分の食物をあさり回る程度の労働でやめておくわけにはやゆかない。
勢い余計に働き、余計に食物をとらねばならぬことになるが、ダーウィンの進化論の適者生存説を肯定しても、環境に応じて、からだの構造の進化することは、気の遠くなるほどの長い年月を要するものであって、人間の食物文化の発祥以後の短い年月くらいでは、内臓はこれに応じて進化はしていない。
人間の内臓、ことに消化器官の内臓は、原始人の胃袋と現代人の胃袋とでは、ほとんど進化していないのである。
したがって、原始生活よりも激しく労働をするエネルギーに要する余分の摂取食物量は、胃袋にとって生来の許容能力以上の負担になっているのである。
ここに絶えず無理が繰り返されているわけである。
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