おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
川島四郎著 『はき違いの栄養知識』 昭和50年5月20日 第7刷
カルシウムは天然の精神安定剤 カルシウムというと、すぐ骨だ歯だと堅いものを考えるが、それよりも大切なことは、カルシウムは天然の精神安定剤だということである。
血液のなかにカルシウムがあって、これが天然のトランキライザーになって、人間の精神が落ち着くのである。もともと日本人はカンシャクもちで、なにかというとすぐ手をあげる。
やがて国全体としても好戦的になる。
というのは結局カルシウムが食物に少ないからであるということを、かつて動物実験をしていて、しみじみ知らされたものである。
モルモットを二つの群れに分け、片方はカルシウムを全く含有していないエサで飼い、一方は普通の二倍量ぐらいのカルシウムを十分に入れたエサを与えて飼育試験をした。
毎日モルモットの目方を計って記録をとるが、そのときカルシウムのきいているモルモットは、手でつかんでもおとなしいが、そのつもりでカルシウムの欠乏している群れのほうに手をいれると、カッとかみつかれることがある。
というのは、モルモットでさえ、カルシウムを含んでいない食物で飼うと気が短くなっているのである。
人間の性格はもっと複雑な事象が影響するが、日本人の気短さや女性のヒステリーなどは、カルシウムの不足が影響するところだと考えられる。
イギリス人は、おっとりオツに澄まし、紳士ぶっている。
イギリスの議会では、マグナカルタ以来七百五十年間、議場で腕力に訴えて争ったりすることがないことを自慢にしている。
日本の議会では、なにかというとすぐケンカで、灰ザラやコップが飛び、婦人代議士の足を引っ張ったり、総理大臣がカメラマンに水をぶっかけたりする。
これらはカルシウム欠乏のせいとみるべきである。
これに反してイギリス人が冷静でおっとりしているのは、精神修養のせいではなく、カルシウムのきいているせいである。
岩手大学名誉教授 大澤 博先生は塩の道学校の講演『心と脳を蝕む砂糖の怖さ』の中で
こういう問題に目を向けるようになったのは、昭和五十年代の中学生を中心とした子ども達の校内暴力です。
このとき、どうしてこんなに子ども達が荒れるのか、疑問を抱きました。
そして、栄養や食事に関係があるのではと仮説を立てたんです。
きっかけは、エレベーターの中で聞いた家政科の学生達の会話でした。
貧血の実験をやっていた学生達が、「コーラを与えたネズミが凶暴になった」と話していたんです。
ネズミにそういうことが起こるなら、人間の子どもはどうなんだろう。
もしかすると、そういう食生活が、今の子どもたちの凶暴な行動につながっているのではないかと考えました。
実際に、校内暴力を振るう子ども達はどんな食生活をしているのかと、卒業生や教師から聞いたら、大体そういう子どもたちはひとかたまりでたむろして、炭酸飲料を飲んで、インスタントラーメンを食べて、それをずっと続けているという。
ああ、やっぱりかと。
次に少年院に行って、実際に校内暴力を振るった子達を調査しましたら、砂糖を含んだ甘い炭酸飲料を、毎日、二~三リットル飲んでいる子がほとんどでした。(荒れる子どもと食生活)
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このように甘く育てられた子どもは腎経(腎・膀胱・耳・骨)がやられ忍耐力が無くなります、精製された甘いものは体に良くないということです。
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