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上古天真論篇 第一 第七節 男-六十四歳 男として終わる?

2009-10-04 01:02:06 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著 鍼灸医学大系 黄帝内経素問 上古天真論篇 第一

第七節 六十四歳

(原文)

八八則齒髪去。腎者主水、受五藏六府之精而藏之。故五藏盛乃能寫。今五藏皆衰、筋骨解堕、天癸盡矣。故髪鬢白、身體重、行歩不正而無子耳。

(通解)

八八にして則ち齒髪去る。腎は水を主り、五藏六府の精を受けて之を藏す。故に五藏盛んなれば乃ち能く寫す。今五藏皆衰え、筋骨解堕(カイダ)し、天癸盡(つ)く。故に髪鬢(ハツヒン)白く身體重く、行歩正しからずして子なきのみ」と。

(語句の解)

六十四歳の頃ともなると、歯も髪も脱落してなくなってまいります。

さて腎気は人体先天の原気であります。

これは後天の気によって栄養せられて始めてその機能を完全に発揮することができるのであります。

五臓六腑の精の仕入れは水穀の精気であり、五臓六腑は水穀の精気を受け入れて後再び之を腎に供給し、腎はその精を受けて之を蔵するのであります。

故に五臓六腑の機能が旺盛なるときは精気も充実し従って精液を出す能力もあるわけであります。

然るに今や五臓の機能は皆衰え、筋(すじ)や骨はガタガタにゆるみ、力はぬけてダラリとなってしまい、生殖の原動力たる経水はつきはてて、髪やひげはまっしろとなり、身体は重くその歩行もよちよちとなっては、子を作る能力はないのであります」と。

 

東洋学術出版社黄帝内経素問 【訳注】

天癸竭、精少、腎蔵衰、形体皆極」の四句は、多紀元堅の『素問紹識』に従い、「八八」の下に移すべきであろう。王冰の注からみても、この四句の錯出であることは動かし難い。

とありますが、

六節の女の七七の所にも「天葵」とあります

天葵竭き 生殖の原動力になる経水は、つきはたしてカラカラにとなり。

七節の男の七八

天葵竭き 「生殖の原動力は已に力を出しつくしてかすれて来ている」こと。まだ望みはある。

天葵尽く は全部を出し尽くすことで、普通の生活を送っていたのでは望みは無い。

天癸竭と天葵尽が同じ「八八」にあるのはおかしい。原文通りでよいのではないでしょうか。

江戸川柳に

「八味丸 飲んでるそばに恋女房」

「地黄丸 女のほめる薬なり」

「地黄丸 はやりて天下泰平」

いずれも腎虚の予防薬、補腎薬として服用していたものです。

ハチミツ酒での服用が効果的です、東洋薬行の八味丸は酒服します。

 

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