ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

「馬醉木創刊100周年記念大会および祝賀懇親会」がやっと開催されました!

2023年02月10日 | 俳句

 先日2月5日の日曜日、昨年から持越しの「馬醉木創刊100周年記念大会および祝賀懇親会」がやっと開催されました。

 この企画はコロナ禍のために1年以上も延期になっていたものですから、主宰始め役員の方々はこれでやっと肩の荷が下り、ホッとされていることでしょう。ではちょっと遅くなりましたが、一応そのご報告を…。

 宇部を朝7時45分発の飛行機で東京へ。宇部から参加するのは5人。ところが、また、またやってしまいました!この日の最低気温は零下1度。さあ出ようという時のこと、その余りの寒さでガチガチに凍り付いた車の窓にまで気が回らなくて…。これを溶かすのに時間が掛かってしまい、ギリギリセーフ。同行の皆さんに初っぱなから心配を掛けてしまいました…ゴメンナサイ!

 飛行機は何のトラブルもなく定刻に羽田着。今日は見事なほどの快晴で富士山がこんなにキレイに見えたのは本当に久し振りでした。

 9時半過ぎ羽田から先ず今夜のホテルへ直行。そこに荷物を預けてブラブラと…ホテルはお茶の水でしたので、近くの「湯島聖堂」を見学したり、行く途中のレストランでお昼を食べたりして、記念大会の会場「学士会館」へ。受付の12時30分前には無事到着。

 学士会館の写真は撮り忘れましたのでお借りしました。ゴメンナサイ!

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 既に沢山の方々の姿が見えて…みんな3年ぶりですから懐かしい!もうすっかりコロナのことなんか念頭になくてお喋り…もちろんマスクはちゃんとしてましたけどね。あの三密の大騒ぎはどこへやら…という感じでしたよ。でも、マスクをしていたので、挨拶しても〝あなた様、どなた?〟なんて云われて、一瞬不安を抱く場面もあったりして…(^0^)

 13時より記念大会。司会は馬醉木若手のホープ伊藤幹哲氏、堤京子同人会長の開会の辞から德田千鶴子主宰の挨拶と順調に進み、授賞式へ移りました。

 ところが、これが大変!なんせ3年分の各賞の表彰や新同人・米寿同人の紹介に句集出版のご披露と、あるわあるわの盛りだくさんで時間は無くなるし…。受賞者挨拶も代表のごく僅かな方だけでどうにかこうにか次の記念講演へと進みました。

 今回の記念講演の講師は鈴木俊貴氏。氏は京都大学白眉センター特定助教で、鳥たちの多彩な鳴き声を研究されている動物言語学者です。特に今回は「四十雀の言葉について」を講演されました。以前NHKのテレビでも放映されていたのを私は観たことがありましたので、とても楽しみでした。お話だけでなく大きなスクリーンを使っての映像とともにお話しされたので分かりやすく、またエピソードなどもユーモアたっぷり。またこの会に相応しい秋櫻子先生の俳句なども交えての話には誰もが引き込まれて、あっと言う間の1時間でした。

 その後は会場を替えて、錚錚たる方々30名弱の来賓をお迎えしての記念祝賀会と懇親会。この会場の写真も全く撮っていませんでしたので、こういう雰囲気の所ということで、お借りしました。この祝賀懇親会での写真も…話すのと食べるのが精一杯で1枚も…トホホ…私はやっぱりカメラマンには全く向いていないんです。ゴメンナサイ!

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 ここでも同人会長の開会の辞から主宰挨拶。その後顧問同人挨拶で、馬醉木最高顧問の岡田貞峰氏が秋櫻子先生との思い出を語られ、そのご高齢(1926年生)にもかかわらないしっかりした口ぶりと記憶力の素晴らしさに今まで馬醉木が培ってきた底力を感じました。

 その後、俳人協会理事長の能村研三氏や日本現代詩歌文学館館長の高野ムツオ氏、鷹羽狩行氏の代理の片山由美子氏などの来賓の方々の挨拶、その後乾杯から歓談に入り、来賓紹介なども始まりました。余興には神奈川の空手の選手(ジュニア)お二人による模範演技(?)。その気魄と力強さにはみなが息を呑んで、会場の雰囲気を一変させました。

 この場面も写真に撮っておけばよかったなあ!席が真横でよく見えましたのに…ああ、残念!後の祭りですね。

 それからしばらく歓談の後、同人会幹事長萩庭一幹氏が閉会の辞を述べられて、18時散会。久し振りにお会いできた方々とまたの再会を約し、私たちはホテルまで歩いて帰ることに。その時、大学時代のワンゲル部の後輩M子さんが仲間と出席していましたので、帰りにお茶でも飲んで別れましょうと誘い、その指導をされているR子さんもご一緒に喫茶店へ行きました。

 総勢10人がワイワイガヤガヤと…コロナのことなどとんと忘れていました。その方たちはみんな〝茨城県〟。私が〝いばらぎ〟というと〝先生、いばらきですよ!〟と云われ、ああ、あの朝ドラの〝ひよっこ〟での場面を思い出しました。県人の方々はやはり誇りを持っているから間違われるのはイヤなんでしょう。そう、人の名前と一緒なんですよね。失礼しました!

 9時過ぎホテルに戻り、明日の予定など話してそれぞれの部屋へ…それでは今日はこれでオシマイ!


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8 コメント

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Unknown (risukurumi48)
2023-02-10 19:04:58
リコです
学士会館はいつも短歌の全国大会の時の会場です、
コロナで全国大会も3年ないので今年こそ東京で開催してほしいと貴女の写真を見ながら懐かしんでいます。
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Unknown (ちわき)
2023-02-11 00:41:03
リコさん、コメントありがとうございます。
そうでしたか。私が今まで新年俳句大会や記念大会で東京へ来て、この会場であるのは初めてなんですよ。
もうそろそろこういう会も開催していいのではと、今回の様子を見て思いました。
だから、リコさんの所もその内きっと開催されるでしょうからもうしばらく辛抱をして下さい。
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Unknown (ころころ)
2023-02-11 08:10:29
ちわきさん、記念大会お疲れさまでした
それにしても100周年とはすごいですね
初学のころ、私も勉強のために神田や浅草の本屋さんで求めた俳句誌が有ります
手元で一番古い「馬酔木」は昭和60-年5月号 あしかび抄の選者が林翔先生、馬酔木集選者が杉山岳陽先生
巻頭が神田岩魚さん
いまでも俳句の形を学ぶのには「馬酔木」だと確信しています
その歴史の中で学ばれて羨ましく思います
また、その俳句を伝えてゆく尊い奉仕に頭が下がります
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お疲れさんでした (縄文人)
2023-02-12 10:05:21
いやいや、内容を見ますと3年分を一挙に・・・・
此れは本当に盛り沢山・・・。
会場が、学士会館…。
この辺は、日本武道館近く・北の丸公園内の庁舎8年ばかし勤め先で通い他へ転勤、~お茶の水周辺は散歩方々帰りに・・・。
ホテル・学士会館、懇親会、大変でした・・・・・。
  ▲ コロナ禍で 盛り沢山の 内容で・・・・・・・と言ったところですね。
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お疲れさまでした (ミルク)
2023-02-12 16:52:37
お天気に恵まれ、富士山がきれいですね~
3年分の、あれこれでお疲れさまでした。
開催できたことが何よりでしたね。
ちわきさん・益々のご活躍を・・・
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Unknown (ちわき)
2023-02-12 22:27:45
ころころさん、色々と有り難うございました。
〈「馬酔木」は昭和60-年5月号 あしかび抄の選者が林翔先生、馬酔木集選者が杉山岳陽先生。巻頭が神田岩魚さん〉…わあ、スゴいですね!私がまだ俳句を始めていない頃のですね。
この頃もし馬酔木に投句されていたら大先輩でしたのに…残念!
でも、その林翔先生のあしかび抄を今私がしているなんて…人生って分からないものですね。
ころころさんにそう言っていただけるだけで元気が出ます。
お体大事になさってガンバッテ下さいね。これからもよろしく!
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Unknown (ちわき)
2023-02-12 22:46:59
縄文人さん、こんばんは!
そうすると東京のこのあたりは勝手知ったる我家のようなものだったんですか。
私は東京に来る度にもう冷や冷やです。特に乗物に乗るのがコワくって…。何線に乗ってどこで乗り換えるかなんて…もうさっぱり分かりませんもの。それに階段を上がったり下がったりと…1日1万歩はすぐに達成しました。二日間で2万5千歩でしたよ。だから帰ったら足が痛くて…
東京の人はこれだから日頃から鍛えられているんでしょう。だから縄文人さんもお元気なんでしょうね。
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Unknown (ちわき)
2023-02-12 22:52:20
ミルクさん、こんばんは!
やっぱり100年という節目は何にしても大きいですからね。何が何でもやらなくてはという主宰の気持ちが強いですから、開催できて本当にほっとしました。これで一段落です。
富士山…きれいでしょう。久し振りでしたから余計に感動しましたよ。
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