ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

鶏頭

2017年09月19日 | 俳句

 今日はちょっと曇…少し蒸し暑かったかな。昨日のニュースでは、台風の影響で34度を過ぎたところがあちらこちらにあったとか。テレビで感想を聞かれた人が「体がついていきません!」と言っていたけど、本当にそのとおりですね。

 娘と午後から出かけましたが、何となく疲れました。やはりこの気象のせいでしょうか?

 それはそうと、先日から訳の分らない請求がインターネットのカード明細に出ていましたので、問い合わせると、入会した記憶のないものが引かれていました。びっくりしてすぐ退会手続きをしたんですが、今まで知らずに払っていたのかと思うと、悔しい!とにかく通販などが手軽なので、ホイホイ使っていたのを、これからは気を付けないと大変なことになると思いました。旦那からも注意を受けていましたのに。それが更に、今日はスマートフォンでも知らない有料サービスに入っていたらしく…びっくりしました。何ヶ月か前から料金が高くなっていたので、どうしてかなと思いつつもそのまま過ごしていました。ちょうどドコモの店を通りかかったので、聞いてみました。要領を得ない私に変って娘が説明してくれたんですが…4ツも知らない有料サービスと契約していたらしく、何がどうなっているのかさっぱりわかりませんでした。店の人が解約してくれて、来月からは引かれなくなるでしょうからと説明されて、ホッとしたのですがね。

 「今まで知らずにズーッと引かれていたんじゃないの?バカみたい。」と、しっかり娘に叱られてしまいました。ホントにこういうIT機器には全くの音痴なんですよ、私は。

 ところで、今日9月19日は「糸瓜忌」、正岡子規の忌日ですね。獺祭忌(だっさいき)とも言います。娘と俳句の話をしていて、知らずに正岡子規のことをあれこれと話をして家に帰り、今日はブログに何を…と考えていたら、アッと思い当たったんです。あれだけ今俳句があるのは子規のお陰よ~なんて娘に言っておきながら…申し訳ないことです。では、東京に行ったときに、根岸の子規庵を訪ねましたので、その時の私の句を紹介しましょう。

   憬れの根岸の庵に咳こぼす

 行ったのは1月でしたし、ちょっと風邪気味でした。それでこの句は、「咳」が季語で冬なんです。あまり時間がなくてゆっくりは見られなかったのですが、今思えば、あの切り込みのある子規の机と食べたものを克明に書いてあるノート、それを見て、子規はもの凄い大食漢だったんだなあという思いが残っています。ああ~これだから寝たっきりになっても、あの辛くて長い闘病生活が続けられたんだなあと思ったことでした。

   鶏頭の十四五本もありぬべし

 これは有名な子規の句ですから、皆さんご存じでしょう。この句は明治33年9月9日子規庵の句会での即吟。「鶏頭」の句題で作った九句のうちの一句ですが、これについてはいろいろと論議をされて、いわゆる「鶏頭論争」なるものが持ち上がりました。それを山本健吉が「鶏頭論争終結」において、子規の句を高く評価して締めくくったのですが、再び第二の鶏頭論争が持ち上がって続いているようです。私は…ウ~ン…まだまだ勉強しないとね。下の写真で許して下さいませ。

 


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