先日マスクのことを書きましたが、やはりこのあたりでは外に出るとマスクをしていない人は見かけません。お喋りするでもないし、密集したところへ行くわけでもないのに…これはもう人々の習慣になってしまったのでしょうか。確かにコロナでマスクをするようになって早3年、私も殆どマスクをして外出しますが、でも一番大きな変化はどんな時でもスッピンで過ごすようになってしまったということです。
コロナ禍の大きな社会現象の一つが2年以上に及ぶマスク生活ですが、今年の夏厚生労働省が「屋外でマスク着用は不要」と呼びかけるようになったその以後でも、外で出会う人でマスクを着用しているのが7割以上もいるということが、あちらこちらの調査で分かっています。それによると、マスクを外すことに戸惑っているという人が多くて、その外さない理由の1位が何と「恥ずかしい」からということだったんですって。
特に若い人では、「もう下着みたいなもので、人前で外すのが恥ずかしい」(30代女性)、「マスク着脱時の顔の印象が違うことに驚かれるのが嫌だから」(30代女性)、「ヒゲを剃らなくて良いから楽」(20代男性)など。
また、ある所でアンケートを実施したところ、脱マスクに抵抗感があると答えたのは女性が多くて、その理由の大半を占めたのが「(肌トラブルや長いマスク生活で)マスクを外した姿を見せることへのためらい」。次いで「感染対策のため」「周囲が外していないから」となったそうです。
確かに、私にも経験があります。ある日、声を掛けられて〝エッ、どなたかしら?〟と思ったら私が習っている先生でした。マスクの顔しか知らなかったから…別人のように感じたんです。また、体操でよく出会う人ですが、とても目元のキレイな方。マスクを外した瞬間の印象が、エエッ!…とビックリ。概ね良い印象が悪くなることが多いんですよね。このように顔の印象って目元と口元でこんなに違うんだということがマスクを掛けるようになって初めて分りました。もちろんよく知っている人は同じですけど。
以前の私は、どんなに忙しいときでも化粧なしで外出するなんて考えられませんでした。しかし、コロナでいやでもマスクをしなければならなくなった時、ファンデーションや口紅、頬紅などですぐに汚れてしまいます。だから最初の頃は眉墨とアイシャドーだけをつけていましたが、だんだんそれも面倒くさくなって…また、してもしなくても大差ない顔なんだしと、本当に全くのスッピン!(笑) 朝の洗顔と入浴時の洗顔、洗った後に付ける化粧品もとうとう全部止めてしまいました。本当に洗いっぱなし…でもそれで、顔が引きつるわけでもなし、ガサガサして荒れることもありませんでした。
私は大体が乾燥肌だと思っていたのですが、基本的にはずぼらな性格なので、化粧品もオールインワンジェルのものを定期的に購入して使っていました。しかし、この2年以上何もしないのに顔はスベスベ、また皺が増えたわけでもなし、乾燥して荒れることもありません。
長年使ってきたあの化粧品のコマーシャルは何だったんでしょう。全く宣伝に踊らされていたんですね。今これだけ情報網が発達していて、その情報が瞬時に全世界へと広がり、猫も杓子も…まるで〝踊る阿呆に見る阿呆!同じ阿呆なら踊らにゃソンソン!〟というがごとく…
そういえば、私の母は化粧を全くしない人でした。しかし、畑仕事をしていたので日焼はしていましたが、肌はいつもすべすべしていましたよ。だから亡くなった99歳の時の死化粧が一番キレイな顔でした。外国製の高価な化粧品で磨いたからといっても、そのモデルさんや女優さんのようになれるわけでもないんですからね。
私が30歳を過ぎた頃、血清肝炎が一旦落ち着いたもののその後慢性肝炎へ。その頃2人目の子を出産した後、顔の両頬に染みがべったりと貼り付いたようになり、鏡を見るのがイヤでイヤでたまりませんでした。だからその染みを消すためにあれがいいと聞けばそれを、いやこうすればキレイになると言われて高いものでもあれこれ買って、化粧もその染みを隠すための厚化粧になっていきました。だから俳句を始めてどこかへ泊まりがけで行かねばならないという時など、お風呂に入ってスッピンになるのが一番怖かったですね。この顔を見られたくないという…それで湯上がりにまた化粧などしたりして…とても苦労していたんですよ。
ところが、また肝炎の再発、2度目のインターフェロンをしても今度は効かず。仕方がないので強力ミノファーゲンシーを毎日学校帰りに点滴していました。それをどのくらい続けたのでしょう。1年ぐらいかな…検査数値が余り変動しなくなったので、一応中止して様子を見ましょうということに。
その点滴に含まれているビタミンCがお肌にいいとは聞いていましたが、気が付いてみるとあの恐ろしいような染みがいつの間にかキレイに消えていたんですよ。後で知ったのですが、あの染みは〝肝斑〟というもので、内臓からきているものだとか。だから顔にいくら美白水やクリームを塗っても取れるものではないんだと。油性のものをベタベタと塗って皮膚の新陳代謝を妨げてしまい、却ってよくないのだとも。
それからは殆どオールインワンジェル1本でしたが、それさえも必要がなかったということです。ヘンな話ですが、これは今回のコロナのお陰だと言っていいのかも。
特に日本人には、コマーシャルに扇動されてそれを鵜呑みにする、信じ込むという傾向が強いですよね。もちろん商社はそれを見越して、手を変え品を変えて宣伝しているのでしょう。その宣伝費は当然私たち購買者の品代に含まれているんですからね。
このところ何もかも値上げしています。宣伝に踊らされないよう不要なものは買わずに賢く生きましょう。皆さまもどうぞ…。でも、そろそろキレイにお化粧でもして、大手を振ってマスクなしで出かけたいのも本音…かな。
写真は、昨日の夕焼けの空。昨日も今日も快晴で気持の良い日でした。この夕焼けを見ると…やっぱり〝秋〟ですね。5時40分過ぎからの約5分間です。下の2枚はメタセコイアの並木がとてもキレイな所なんですよ。
私も、多分40年位、旦那より早く起きて化粧をし、旦那より遅く迄起きていて、化粧を落とし、なーんてやってました。
当時は、クレンジングからファンデーション、マユズミ、アイシャドウ、口紅とフル化粧でした。そして、肌荒れもすごかったです(思い起こせば)
それを治そうと、パックをし、美容液を足し、スチームを当てても、ダメでしたね・・・
私は眉毛は「アートメイク」目元も「アイライン」を入れて、かれこれ10年になります。これのお陰で「眉毛を書くめんどくささ」から解放され、アイメイクからも解放され、化粧にかかる時間は、5分以下です。
今はマスク生活なので、マジスッピンですよw
マスクは外せませんわ(;^_^A
コメントありがとうございます。
やはりmioさんも化粧品漬けでしたか?あれは麻薬みたいなもので、着けてないと怖くて外へ出られませんでしょう。
今は慣れてしまってな~んともなくなり、ちっとも恥ずかしくありませんよ。とっても不思議な感じです。
でも娘も言いますよ、どうしてそんなにツルツルのお肌をしているのかって…。
確かいろいろ塗りたくっていたときは、肌に吹き出物ができたり荒れてガサガサしたり…それで、また余計に塗っていましたものね。
自然化粧品がいいと言われたらそれも長いこと使っていました。
今考えるとバカみたい!
mioさんも勇気を出してスッピンでマスク外してみたらいかがですか?
最初から読んできて、シミは、肝斑でないかしら~と
思いながら、読んできたら ああ・やっぱり!でした。
肝斑は、化粧品では治りませんね。でも、点滴の副産物? で治ったんですね~@@
何も使わなくても、すべすべのお肌、うらやましいわ。
私も少し前に、化粧品の事を書いてましたが
高~い〇生堂の 物をどれだけ使ったことか(;^_^A
いまや、地元の酒屋で作った、酒粕とジュンサイのぬるぬるをいれた
化粧水と、乳液それぞれ1500円を 使ってます。
〇生堂の化粧品を辞めて、2年はたちますが、まったく変わらないです。
ただ、マスクの下の口元の皺が 増えすぎてマスクを
外せません。ストーブを点けるているので。乾燥し口周りのしわがひどいので
マスクを外せません! 感染用心でもありますから。
ちわきさんの、すべすべお肌、あこがれます~。
きめが細かいとはよく言われますが、皺はどうにも・・・ネ
やっぱりミルクさんも化粧品にお金をつぎ込んだ一人なんですね。
若いときはお肌もみずみずしくて何もしなくても美しいですものね。
それが歳とともに染みができたり皺が増えたりして…段々と見苦しくなる。それで、やたらと化粧品などに入れ込んで、少しでも若さを取り戻そうとするんでしょう。要するにそれは一種の悪あがきですよね。
自然にするのが一番いい!年相応の美しさもありますし、それよりも人生経験を積んだという内側から滲み出てくるような知的な美しさがあると思うんです。
年季の入った、苦楽を乗り越えた人生経験豊かな人の顔は容貌よりも魅力的ですもの。
マスク外したら梅干しのような皺くちゃな口が?ホントならガッカリするかも。でも、それなら早く外した方がギャップが少なくていいと思うけど…な。
私はマスクを外してガッカリされる方がイヤですけど。
顔は整い美男子に見え (縄)
・ 女性はネ化粧口紅しなくても
人前出られこれは便利や(縄)
これはアンケートから導かれて詠んだものです。
「外出時のマスク着用にはすっかり慣れましたか?」と質問したところ、
8割以上の方が『着けていない時の方が違和感があるくらい慣れた(35.8%)』『ある程度慣れた(50.6%)』と回答しました。
日本人は冬マスクを経験しているからであろうか・・・・・・。。
本当にどこ行ってもみんなマスクを外しませんよね。
ないほうが違和感があるなんて…
でも、私は夏の暑いときにはマスクが煩わしくってイヤでイヤでたまりませんでしたよ。
早くマスクなしの生活になればいいと思ったのですけど、冬になるとマスクがあって却って温かいから、それに化粧しなくてもいいし…なんて考えるといいものだとも。
要するに慣れですかね。それとも何にでもすぐ同調してしまう日本人の特質なのかしら。
縄文人さん自身はどう思われますか?
左目の眼圧が安定し、ほっとしています。
細々、俳句も携帯に書き留めています。
師匠は俳句の手帳とおもうと、自分もそうしような。
すっぴんの妻へモカ淹れ鵙の晴 信州人
うちは早く起きた方が飯作るんで、日常の句です。
今朝は昨日のカレーの残りでした。
左目の眼圧が安定し、ほっとしています。
細々、俳句も携帯に書き留めています。
師匠は俳句の手帳とおもうと、自分もそうしような。
すっぴんの妻へモカ淹れ鵙の晴 信州人
うちは早く起きた方が飯作るんで、日常の句です。
今朝は昨日のカレーの残りでした。
お久しぶりですね。お元気でしたか?
目の病気というのも厄介ですよね。
何はともあれ眼圧が安定しているのはなによりです。
まだまだ若いんですから先は長いですよ。だから体は大事に使っていかなくては…。ガンバッテ下さい。
すっぴんの妻へモカ淹れ鵙の晴
奥様もいつもスッピンですか?それとも朝起きたばかりだからでしょうか。
ここは〝鵙の晴〟よりも〝鵙日和〟の方がいいと思いますよ。
なぜかは…考えて見て下さい。
では、細々ながらでもいいですから俳句続けて下さいね。
朝起きたばかりは嫁さんはすっぴん、犬の散歩に向けてお化粧が始まるようです。
其の間の珈琲で一句でした。
鵙日和も鵙の晴れも同じような感じがしますが、鵙の晴れのほうが響きが鋭いような。
陶工の轆轤のせはし鵙の晴
と読むなら、鵙の晴でしょうか。
夫婦間の安堵なら鵙日和 が予定調和かと。
神は細部に宿る、師匠の問いは厳しい。