昨日は〝中秋の名月〟でしたね。私は午後の教室と夜の部でダブル句会の日、一昨夜の小望月がとってもキレイだったという話も出ていましたので、終って外に出たとき月を見上げましたが、…雲に隠れて、残念!
ところが9時過ぎに家に帰り、疲れてウトウトしていると、息子が帰ってきて〝月がキレイで写真撮ってる人もいたよ〟と言うので、すぐに外に出て私もスマホでパチリ…
それが一枚目(9月10日)、その次のは十四夜(小望月・9日)、十三夜(8日)、十二夜(7日)の月なんです。が、スマホが悪いのか私の撮るのが下手だからか…どっちもでしょうが、記録のためだと…お許し下さいね。
それでは先日の〝野分晴〟の吟行会の続きを…
〝竹の小島〟を後にして向ったのが〝蓮光寺〟、宇部市にある浄土真宗本願寺派のお寺です。また、この寺は宇部市では知る人ぞ知る紅葉の隠れスポットで、以前にもブログに載せましたが、いつも見頃の11月下旬にはライトアップされて、たくさんの人が観に来ます。夜の光の中で観る紅葉がとっても 綺麗ですよ。今はまだその時期ではありませんでしたので、その時の写真はお借りしました。スミマセン!
最後に行ったのは〝松江八幡宮〟で〝黒石神社〟とも言われ、ここにも何度か来ています。直近では今年の正月に京都の義弟一家がこちらへ来て、山陽小野田市の〝ナチュラルグリーパークホテル〟に泊まったとき、私たちも一緒に過ごしたのです。その帰りに初詣をということでこの神社にも参拝しました。その時は亡くなった義弟もいて…。この後半月もしないうちに永久の別れが来ようなんて夢にも思いませんでした。もちろん当の本人が一番そう思ったことでしょうが、人生とは本当に分らないものですね。安倍元総理もまたしかり…でしょう。
この八幡宮は松江と書いて〝しょうごう〟と読みます。神功皇后が三韓征伐の時、この付近で軍船を整え住吉大神をまつり戦勝を祈願され、その時の御幣を村人達が岡の原(現在の岡田屋)に祠を建てておまつりしたことにはじまるのだと。
また、この神社の社叢には全域にミミズバイが自生しており、市内唯一の自生地となっていて、大陸要素を示すアベマキ、海浜要素を示すトベラの巨樹などもあって、植物分布の上から市内の原植生を推定できるものとして貴重な所。ミミズバイは、ハイノキ科の小高木で、葉は長楕円形で厚く表面は光沢があります。暖地で海岸付近にのみ自生が限定される植物です。宇部市の天然記念物になっていますが単体ではなく森そのものが記念物ということです。下の写真はコバンモチ、ミミズバイはどれか探したのですが分りませんでした。
時間的に余裕がなくて私たちは車で神社裏まで来ましたが、本来は一の鳥居から二の鳥居まで歩き、途中の磴100段を上って参拝するんです。磴の50段目には鐘撞き堂があって、ここは神社なのに…と不思議に思いながらも撞いてきました。
12時過ぎまでここにいて、その後レストランで昼食。スマホを車の中に忘れ写真が撮れませんでしたが、〝値段が上がってない?〟とみんなの第一声。以前利用したときは1500円ぐらいだったのがナント1980円と。メニューもランチはこれだけ。何もかもがコロナで値上げになったんでしょうね。10月からまた値上げするものが増えるようだし、年金は徐々に減らされて…苦しくなるばかり。イヤになっちゃいますよね!
その後厚南会館の会場に移動して17時まで句会。今日の参加者は7名の35句。いろいろ面白い句が出ていましたが、実感と想像力を駆使しての作句はどこへ行っても愉しいものです。美しい自然を見て目の保養をし、いい空気と美味しい食べ物、おまけに頭の体操にもなってとっても健康的でしょう。ボケてる暇はありませんからね。皆さまもいかがですか?