ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

たかが〝暗証番号〟されど〝暗証番号〟?

2022年09月06日 | 日記

 〝大型で強い台風11号は、ただ今(6日)午前9時現在、浜田市の北西約210キロにあって、時速55キロで北東に進んでいます〟と。

 私が今朝目が覚めたのが3時過ぎ。何とも静か…恐る恐る外を見てもまだ真っ暗でようすが分らない。でもそれ程風が吹いてはいないようでしたので、またウトウトと眠ってしまい、起きたのが7時前。直ぐに外へ出てみましたが、植木鉢や壁に立て掛けていたものが倒れているぐらいで大した変化はありませんでした。その時ちょうどニュースを見ると山口県沖を通過中だったのだと。

 こちらでは宇部空港の東京便が午前中欠航、小・中学校が休校などでしたが、大きな被害はないようすで安心しました。そうそう、今日の我が俳句教室もこの台風のために通信になったんでした。この台風はこの先日本海を北北東へ進む見込みだそうですので、それぞれ影響のある所では十分お気を付け下さいね。何事もなく通り過ぎてほしいものです。

 今朝はそういうことでラジオ体操は欠席しましたが、昨日は曇りで多少風が強いぐらいでしたので、ラジオ体操へ。すると先日コロナに感染して欠席だった会長ご夫婦が久し振りに出席されていました。聞くと26日(金)に陽性と分って10日間の自宅待機だったそうです。更に症状は喉の痛みだけで熱は出なかったと。ということはやっぱり…あの後の喉のイガイガしたのは私も罹っていたのかも。検査をしないから分らないだけで…そう思うとそんな人が回りにゴロゴロいるような気がしてきました。会長さん達も4回目のワクチンを打っていたから軽かったのではと医者に言われたんだと。

 でも、私が感染すれば主人や義母にも…と思うのですが、2人とも私より免疫力が強くて普通の病気でも罹りにくいし、スーパーマン(ウーマン)のようにきっと菌を寄せつけないのでしょう。(笑)

 さて、前回国税庁からのメールのことを書きましたが、今度はメールどころではないことが起こったんですよ。まあ、聞いて下さい!

 スマホのSMSに〝【dカード】のご利用確認にご協力をお願いします〟とありましたので、URLをクリックしますと、〝カードのご利用確認〟とあり、利用日時、加盟店、利用金額など、更に会員番号が××…で下三桁、確かに私の番号。

 利用しているのはJR東日本みどりの窓口、金額13870円と。全く縁もゆかりも無い所で誰かが私のカードを使おうとしたんですね。でも幸いに不成立ということになっていましたので、お金は取られませんでしたが、非常に気持ちが悪くて…

 直ぐにカード会社へ問い合わせしました。すると間違いなく使用された形跡があるが、暗証番号で承認されずに不成立になったのだということ。それで直ぐにそのカードを破棄して新しいものを発行してもらうことに。しかし、そのためにまたあれこれと手続きをし直さなくてはならないし、厄介なことです。これがカードを落としたとか紛失したとかいうことならあり得るでしょうが、…そんなことは全くないのですから考えられないことです。

 話には聞いていても、自分が初めて体験してコワくなりました。カード情報を無闇に登録しない方がいいとはよく言われていましたが、…この番号がどこかで盗まれていたということなんですよね。本当にイヤな世の中になったものです。

 手続きをする度に変える暗証番号…これが私は一番イヤです。どれがどれやら分らなくなって、銀行へ行っても3度間違ってお金が引き出せず困ったことが何回もありますもの。ほらサラリーマン川柳やシルバー川柳にもよく詠まれているでしょう。〈増えていく暗証番号減る記憶〉や〈カード増え暗証番号裏に書き〉〈日記帳奥に整列パスワード〉など、笑いながらも…笑えませんよ。全くその通りなんですもの。

 笑い話ではありませんが、主人が勤続25年の記念に金庫を貰ったんです。他にもいくつか候補があり、その中には夫婦での旅行券などもあったようですが、2人ともに忙しくてそんな暇が無いと。また私に選ぶ権利はありませんので、その時は何も考えていませんでした。とにかく火事でも焼けずに残るからと言って、大事な土地家屋の権利書や証券、定期預金証書などを入れて、床の間に据えていました。2人でも持ち運べないような重いものでしたから、引っ越しで処分するときは往生しましたね。何でこんなものを貰ったのかと…。その鍵がダイヤル式でその番号がまたややこしくて…覚えられない。それを書いたものを金庫にしまったら今度は開けられなくなる…という訳で家計簿の後なんかにメモしていたような…。結局中に保管しても閉めることができず…要するに宝の持ち腐れ!ああ、旅行にでも行っておけばよかったと悔やんでも〝後の祭〟でした。

 それから世の中がどんどんレジタル化してナンデもかんでもカードになってしまいました。こんな世の中が来るなんてあの頃は思いもしませんでしたが、30年も経てば…そうなんでしょうね。10年でも〝ひと昔〟というくらいなんですから。じゃあ次の10年は?もうオソロシクって…考えたくありません!なるようになれ、〝ケセラセラ〟ですよ。

 写真は、〝玉簾の花〟で、夏の季語。ヒガンバナ科ゼフィランサス属の常緑植物で球根によって殖えます。玉簾の和名は、純白の宝石のような花を「玉」、葉が集まっている様子を「すだれ」に見立てて付けられたと言われています。ちなみに〝玉簾〟だけだと、花ではなく〝簾〟の美称ですからね。この花は普通は白で、我家にはそれ以外にもピンク色の大きめの花で〝サフランモドキ〟というのもあります。この黄色のはご近所に咲いていたもので、シトリナというのだそうです。

コメント (12)
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