エエッ、これ何?…つい炬燵で転た寝していたらユラユラと…〝もしかして地震?〟と思ったら、あの変なピロ~ン、ピロ~ンという緊急メールが…。
みると大分・宮﨑に震度5強の地震が発生したと。すぐにPCを開いてみましたら次のように…。
〝1月22日(土)1時08分頃、大分県と宮崎県で最大震度5強を観測する地震がありました。 震源地は日向灘で、震源の深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は6.4と推定されます。この地震による津波の心配はありません。〟
恐らく夜中ですので被害状況はまだよく分らないのでしょうが、震度5強が大分市とありましたので、心配!様子が分らないまま寝ても、気になって…目が覚めてしまいました。大したことが無ければ…とだけ念じています。
それにしても、もう今日は義弟の初七日です。法要そのものは葬儀の後に引き続き済ませていますが、ナンとも目まぐるしい1週間でした。
ブログを読んで下さっている方々に、訳の分らないままでご心配をお掛けしてしまい申し訳ございませんでした。
義母と2人で、我家のすぐ近くに住んでいた義弟(72歳)が急逝したんです。それも15日(土)の夜、私たちや娘夫婦も全員揃って恒例の〝牡蠣パーティー〟をした後。たまたまその日は義母の調子が悪かったので早めにベットに休ませて、片付けを済ませた後義弟に義母のことを頼んで帰宅したのが8時頃。
すると12時前に電話が…こんなに遅くと思っていると、主人の口から、〝……何、死んだって!…〟という驚きの声。咄嗟に私は〝エエッ、おばあちゃんが…〟と言うと、〝違う、〇〇(弟の名前)が…〟〝なんで!~〟〝風呂で…〟とにかくすぐ行くからと告げて、駆けつけました。
車で2,3分の所ですから…でも、もう救急車や警察の車が来ていました。様子を見てから…と思っていたのですが、聞くと義母が真っ先に連絡したんだそうです。しかし、時間が経っているから蘇生は無理と救急車はすぐに帰りました。それからは警察の…まるで取り調べです。それも102歳の義母に。
でも、その義母の対応には全く言う言葉がありませんでした。余りにもしっかりしていて…警察の方の方が遠慮しながら…私たちは当事者ではないのでだだ黙って聞くだけ。一通り済んで〝おばあちゃん、大丈夫!〟というと、〝大丈夫なことないわよね!〟と言われて…でも、その気丈さにはただただ絶句でした。それからが…大変。
自宅でなくなった場合、それも浴槽の中でとなると特に…〝検死〟ということで遺体は警察署へ運ばれます。父や母などの死に目には会いましたが、全て病院で息を引き取りましたので、今回のようなことは初めてです。
結局、あの夜私たちが帰った後、義母はもう自室で休んでいましたので、お風呂に入り…9時頃心臓マヒでそのまま。義母が11時30分過ぎトイレに起きて気がついたということでした。
人生でこんな信じられないことが…話には聞いていても自分のすぐ近くで起るなんて。2,3時間前まで一緒に食べたり、飲んだり、お喋りしたりしていたのに、まるで煙のように忽然と…
私の婚家は法華宗ですが、実家は浄土真宗で、その葬式や法要の時必ず読まれる『和漢朗詠集』の「白骨の章」の…今までは何気なく聞いて覚えたあの〝…朝には紅顔ありて、夕べには白骨となれる…〟の文句がまざまざと浮かんできて、本当に心から人のはかなさを実感しました。
それから、通夜と葬儀の件でいろいろと打ち合わせなど…。これもコロナの影響で火葬場が制限されていて、18日通夜の19日葬儀ということで、家族葬で行いました。義母と私たち、京都の義弟夫婦、それに息子と娘夫婦の8人のこじんまりとした…でも、広島の檀那寺のご住職が前日から来て下さって、落ち着いた良い葬儀でした。
葬儀の始まる前に記念撮影を、ということで…
それで、やっと…落ち着くかというと、そういう分けにはいきません。義弟は独身でしたから、後の諸々の整理は主人の手に。更に義母が一人になりますので、主人がお婆ちゃん宅に寝泊りして、私が行ったり来たりの日々。
何もかも生活を変えるわけにはいかず、とにかくお婆ちゃんを第一に考えての生活です。でも、今は元気でしっかりしてくれている義母に心から感謝、感謝!です。先のことは分りませんが、当分はこんな暮しでしょうか。
俳句のことも、生徒さん達がいますので、疎かにはできません。と、こういうわけでブログもますます〝ぼち、ぼち〟になると思いますが、続けるつもりですのでこれからもよろしくお願いしますね。
先ほどのニュースで、地震の被害状況が報道されていました。山口も震度4だったんですって!私はまだ4度以上の地震には遭ったことはないんですよ。津波がなくてよかった!先日のトンガの噴火といい…今年に入ってから碌なことはありません。あの元旦の〝注連縄〟での予言(?)が当っていたようで…コワイ!皆さんも本当に今年は気をつけて下さいね。
写真は、縁起担ぎに…〝南天の実〟(2017-12-24撮影)を。 昔から〝難を転ずる〟といって、庭木に植えられ、秋の季語ですが、冬まであります。我家には紅白の南天があってもいい実が付かないと言って、去年主人がバッサリと切っていました。これも…よくなかったんでしょうかね!
億年のなかの今生実南天 森澄雄