ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

今日は七種ですよ!

2022年01月07日 | 俳句

 今日は早くも7日…「七日」でも季語ですが、この日は大正月(一日)が終り、小正月(一五日)の始まる日として、七種粥を食べる風習が平安の頃より行われていて、それが今に続いているのです。

  六日八日中に七日のなづなかな  上島鬼貫

 この句には「六日」「七日」「なづな」と、新年の季語が三つも入っていますが、メインは「なづな」。春の七種の一つの薺のことで、これは七種粥に入れる代表的な草だから、「薺打つ」「薺売」「薺粥」などと、薺に因んだ季語はたくさんあります。

 我家も今日は例に漏れず、買ってきた七草に冷蔵庫の残り野菜を足して、粥にして食べようとしました。ところが、大変なことが…。ケースから出して、さあ茹でようと洗っていると…、次の写真のような草が混じっていたのです。また、写真がボケてますね…ゴメンナサイ!

 私たちは、この草のことを「仏の座」といって、俳句にもよく詠みますが、七種で食べる「仏の座」とは違うんです。春に黄色の頭状花をつけるキク科の二年草「コオニタビラコ(小鬼田平子)」というのが春の七種の一つで、写真の草は、「三階草」とか漢名、「宝蓋草(さんがいぐさ)」といって、シソ科で路傍などでよく見かける紫紅色の花を咲かせる草なんです。これには毒があるから食べてはいけないという話を以前聞いたことがありますが、調べてみるとそれ程の毒性はないらしいのですが、マズいから食べない方がいいようですね。

 しかし、この草を七種の「仏の座」といって、販売するというのはどうでしょう。問題ありですよね。知らない人はきっと本物だと思って食べるのでしょうから。ましてや毒でもあれば大変なことですよ。もちろん自分で採ってきて食べるのは自己責任でしょうが…

 さて、今年は4日までは毎日ブログを頑張って書いていましたが、5日(水)は恒例の吟行会でしたので、朝早くから出掛けてその報告をと思いながら、今日になってしまいました。まあ、この程度のペースで今年もボチボチと書いていくつもりですので、よろしくお願い致しますね。

 それで、今年最初の吟行地は…宇部市の川上校区周辺でした。エエッ、こんな近くにこんな所が…と、驚くようなパワースポットでした。私は以前ふるさとコンパニオンさんの案内で歩いたことがありますので知っていましたが、始めての人は結構いい句材が拾えたようでした。

 しかし、明日は午後と夜の部とダブル句会の日ですから、この吟行会のことはまた次にしますね。

 今日もまた、去年のこの日の記事が送られて来ました。それに七種などのことを詳しく書いていますので、もしよろしかったらこれをどうぞ!

 
今日は〝七種粥〟を食べてコロナを追っ払いましょう!

 今日は7日。天気予報通り寒い!見れば最高気温は5度ですって…ホントにこれで?でも最低気温は-3度…これは納得です。一日中雪だるまのマークで、9日頃までこのような寒波が続くんですっ......
 
コメント (4)
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