ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝ひなもんまつり&ぶち街角ギャラリー〟への吟行会(その1)

2020年02月11日 | 俳句

 今日は「建国記念の日」の祝日ですので、ラジオ体操はお休み…気温的にはそれほど高くはないのですが、朝から日が差してきて、とてもいい洗濯日和なんです。けれど、残念ながらできません。なぜかって?

 実は今日は第2火曜日ですのでM教室の句会の日。ちょうど山口市阿知須で〝ひなもんまつり〟が7日から始まって今日11日が最終日なんです。それで、午前中を吟行にして、午後から句会をしようということになったんです。

 昨日の天気予報では曇り午後は雨催いだったんですけどね~、ほらやっぱり私は〝晴女〟でしょう。いい吟行日和になりました。この阿知須の〝ひなもんまつり〟へは以前何度か来ていますが、今年でもう第16回だということ。久し振りなんですが、以前と余り変わってはいませんでした。ただ〝ぷち街角ぎゃらりー〟という企画が同時に開催されていて、これらに参加している商店や民家の38軒で、「ひなもん」を始めとする工芸品が一斉に飾られ、町ぐるみで取組んでいるお祭りなんですよね。

 この〝ひなもん〟は、山口県山口市阿知須地区(旧・阿知須町)にて手作りで製作される吊るし飾りのこと。阿知須の町興しを目的に福岡県柳川市の「さげもん」を手本として製作され始めました。子どもが生まれたお祝いや健やかな成長や長寿を願って送られる愛らしい人形等で、ちりめんや古布で作られています。最近では作り方を簡素化したりアレンジしたりされているそうで、「ひなまつり」と「さげもん」をかけて「ひなもん」と名付けられ、阿知須オリジナルのものとなっています。

 2005年から阿知須町商工会の支援のもとで「ひなもんまつり」がはじまり、現在は「阿知須ひなもんまつり&ぶち街角ぎゃらりー」として一足早めの春を感じさせる風物詩としてすっかり定着しました。いつもこの「建国記念の日」を最終日とし、期間は1週間程度と短いのですが、毎年たくさんの方が訪れているそうです。

 中学1年生30名の〝ねずみのひなもん〟が展示されていました。女子よりも男子の方が18名と多いのですが、全員が作ったそうで、ひとつひとつみな表情が違っていて楽しかったです。毎年学校行事として取組んでいるとか…いいことですね。子供の頃からふるさとを大切に思う心が養われていくということは…

 中心部の公民館周辺では飲食コーナーがありますし、あちらこちらに休憩所を兼ねた喫茶や食事処も、またフリーマーケットなどがあったりして、1日ゆっくり楽しむこともできます。近くには毎年5月下旬~6月上旬頃に〝十七夜祭〟が行われるという恵比寿神社もあり大きな銀杏はまだまだ裸木でした。行く途中に野牡丹の花が一つ…返り花でしょうか?一瞬野牡丹が夏の季語だということを忘れてしまいそうでした。

 レトロの写真館などもあって、平成天皇が皇太子殿下の時美智子妃殿下とご一緒の写真が飾ってあったりして…その古さは〝寫眞館〟という店名の漢字を見ても分かるでしょう。とにかく昭和の匂いたっぷりの町です。

 

 朝10時に現地集合して、2時間ほど自由に散策しましたので、まだ、後半の〝いぐらの館〟周辺などのレポートがあります。でも長くなりましたので、この続きはまた明日へ。オヤスミナサイ!

 

コメント (2)
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