夕べは早く寝てしまいました。テレビでは一日中台風19号の情報を流していましたが、それを横目にご飯を食べて…夜9時過ぎのことです。エエッ、なんでこんな遅くに、と思うでしょう?でも毎月の第2土曜はそうなんです。
実は、前日の金曜日も俳句教室、昨日は午後からの教室と夜間の句会のダブル…、殆どが添削教室ですので、連続すると本当に疲れます。事前の添削も時間を取るので疲れますが、当日句の添削はその場での集中力が必要ですので、ほとんど私の持っている体験データをフル稼働させて行います。それで、終ったときはグッタリなんです。だから家に帰るともう俳句の顔は見たくありませんので、頭から俳句のことは一切排除してしまうんです。そういうわけで、時々期日の迫っているものがあったり、会合が重なっていたりすると、次の予定を確かめずに寝てしまったりするので、ついポカをしてしまうんですけどね。
こちらでは午後からの教室に出掛ける時、多少風は吹いていましたが、まあ雲は多くても一応〝晴れ〟でした。だから部屋の中もまだ暑くてエアコンが入っていましたものね。午後の部が終り、夜の部が始まる5時少し前、主人が〝今伊豆半島辺りに上陸したみたいだぞ~〟と言いながらやって来ました。アッ、そうか…ともう台風のことがすっかり頭から抜けていたんです。でも、また句会が始まると、申し分けないんですが8時過ぎまで頭が俳句オンリーになってしまうんです。
夜の句会には主人も参加していますので、9時過ぎ2人で帰ってすぐにテレビをつけました。まあ、予想以上に大変な様子!関東方面は台風に丸呑みされているじゃあありませんか。こちらは…風も収まったようで、見ると庭の箒などが飛ばされたりしてはいましたが、玄関や周辺に吹溜まっていた落葉がキレイに吹払われて、まるで掃除をした後のよう…却ってアリガタイなんて…エヘッ
句会場のセンターを出た時に空を見あげると、雲が多いものの隙間から時々月がちらりと…十四夜月です。そのうちどんどん雲が逃げていって、こんなにキレイな月になりました。何だか今台風と闘っている関東の方々には心苦しいのですが…でも、パチリと写真撮ってしまいました。ゴメンナサイ!
というわけで、気にはなりつつも、体の方が優先で早々と寝てしまったのです。そのためか、いや、やっぱり気になっていたからか、4時過ぎに目が覚めて、テレビを見て、また、またビックリです。今回は風はもちろんでしょうが、それ以上に豪雨による川の氾濫です。あの千曲川や多摩川、阿賀野川、阿武隈川などの堤防が決壊して、一面水浸しの様子やヘリコプターで救出の映像など…去年も倉敷で見ましたが、何度見ても心が痛みます。特にあの東北大震災以来(?)、災害状況を刻々と放映するため、用のないときは日がな見ていましたから。もう目に焼き付いてしまったんです。
もし宇部が災害などで報道されようものなら、夜明を待ちきれずに母が電話してきましたね~。遠い昔の話になってしまいましたが、これ、いいことなのかしら…。今は何かあれば弟が心配して電話を掛けてくれます。アリガタイ!そう思うと、災害の当事者は言わずもがなですが、その関わりの方々の心配も…また、もし亡くなったりした方があれば…と、思いが広がります。
今回は広範囲に亘っていて、東海・関東甲信越・東北の13都県にレベル5〝命を守って〟の大雨特別警報が発表されていたんですね。今日13日の朝9時前にはすべて解除されていましたが、なお、多くの地域で大雨警報に切替発表となっているほか、その他の気象警報、土砂災害警戒情報、氾濫発生情報などの指定河川洪水予報や避難情報が出されている地域もまだたくさんあるということです。気を付けて下さい。
被害に遭われた方々には心からのお見舞いを申し上げます。
こんな時に悠長に俳句の話など書く気もしませんので、句会の様子などはまた次にでも…。ちなみに、兼題は〝木犀〟と〝照葉〟でしたが、どちらも難しい季語でしたね。