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橋長戯言

Bluegrass Music lover, sometimes fly-fishing addict.
橋長です。

下見

2005年09月27日 | 日記・エッセイ・コラム
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下見をしてきました

川です 近所の天の川です 奈良県の生駒市から 交野市~枚方市の市街地を流れ淀川と合流するどこにでもある あまりキレイとは言えない川です

そこでフライフィッシングで鯉を釣ります ただここ数年は「鯉ヘルペス」なんかも話題でなんとなく遠ざかってました
フライフィッシングといえば キレイな渓流で岩魚や山女が定番ですが 当然遠くまで出かけなければなりません 身近な場所となるとブラックバスや海となりますが渓流釣りとはテクニック的に異なります 

川の鯉のフライフィッシングは渓流での釣り方とテクニック的に非常に近いのです しかもサイズは60cmクラスが平均です 浅い川で泳いでいる鯉を見つけ 何を食べているか 水面か 水中か 底か そのあたりを観察し それに合った毛鉤を如何に流すか
ひとたびヒットすると すごいワパーでロッドをしならせます 取り込むのに10分以上かかる場合もあり大興奮です

そろそろ渓流も禁漁となります(大半の渓流が10/1から禁漁) ひさしぶりに天の川で鯉釣りでもやるか と思い枚方市駅まで買い物に出て車は嫁さんにまかせて 天の川を歩いて遡上し 家まで帰りました
何せこの釣りは状況がすべて 見える鯉が居なければ話になりませんので下見も重要なのです

久しぶりに天の川を歩き すこしホッとしました 鯉達は 居そうなポイントには必ず居ました
次回はロッドをもって行くつもりです


LS HAGAKI Vol.12(1996.11.19)より
 この1年ほど前から釣にこっています。 昔から「見える魚は釣れない」と言われていますが、近所の川で「見える鯉」をフライフィッシング(西洋毛針釣り)で狙っています。自作の毛針で見られない様、聴かれない様に鯉と闘うのはおもしろいものです(めったに釣れません)。人間のコミュニケーション方法は五感を尺度にしています。 聴覚といえば耳、嗅覚といえば鼻と独立した器官としての機能で判断しがちです。 魚の場合の聴覚は、内耳・側線・浮袋などあらゆる器官が協力しあって構成されているらしいです。釣れる時は、何も意識していない時ですが、きっと魚と同じ感覚になれているのかも知れません。 魚を超えた次元で釣りをするという手もあるでしょう。 コミュニケーションの方法や尺度、解釈はさまざまです。 私は魚と同じ感覚で「見える鯉」に遊んでもらっている 今日このごろです。

koi60