橋長戯言

Bluegrass Music lover, sometimes fly-fishing addict.
橋長です。

EHAGAKI #281≪少しだけやり方を変える≫

2014年02月19日 | EHAGAKI

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お世話になります
この度の大雪で大変な思いをしておられる方が多いと存じます
御見舞い申し上げます

自然の猛威になすすべも無く、、、
自然に蓋をしてしまう(対立する)ような人間の驕りが被害を大きくしているように感じます

雪で閉ざされる これは恐怖です

26年前の1988年 ログハウスにあこがれて友人と京都の山奥(京北)に建てました
建てたといっても手作りではなく そこは地元のプロに委ねた訳です

斜面地に頑丈な基礎をしその上に8坪ほどの北山杉を使った小さくても立派なログハウスです

ログハウス本体以外 テラスやトイレ棟は手作りで 毎週通ってコツコツ作業をしておりました 当時 大阪市内に住み 土曜日の夜行き 日曜日の夕方帰る というパターン

ある時 大雪で車が出れない 国道まで出れば走れるんですが(もちろんチェーン必須)そこまでの300mほどの道がアウト あとちょっと助けがあればなんとかなりそうだったんですが

日曜日のことです 翌日は会社もあるし 子供もいろいろ予定もある なんとかせねば! と思案して

そのログハウスを建ててもらった地元の人に相談すべく 公衆電話のある国道沿いまで雪道を歩きました(たいした距離ではありません&携帯電話の無い時代です)

山の中では何でも解決してくれそうな頼りになる存在の大将 答えて曰く

「食糧は、水は、暖房の燃料は?」
「あります」

「そしたらもう一泊しいや」
「?・? は はぁ」

「それぞれ連絡すりゃあええやん 無理して動くより 明日なんともならんかったら助けに行くから 暗くなってから無理したらあかん」
「は、はい」

というやりとりがあり 会社や学校 帰りに寄る予定の実家にも連絡

街の生活 街のリズムで考えていたので帰ることしか頭になかったのです
そんな自分達の焦りが パッと晴れ 「こんな簡単な解決策があったんだ」 と

もう一泊すると決めると「あ ビールがなかった」と 自販機でビールを買い 鍋をつついてそれなりに楽しく一泊

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少し考え方を変えると 大変な事態も少し違う方向性をもつ
恐怖と思い込んでいたものが 少し変えるとそうでもなかったりする

当時のログハウスは電気もなく 暖房は薪ストーブ 明かりはコールマンの2バーナー コールマンの2バーナーはすごく熱を持ち熱くなるんですが 食卓の天井=ロフトの床がこの熱で床下暖房状態
冬場は温かいものです(夏はたまらなく熱いのですが)

行政や政府に対しての不満だけではなく 我々も謙虚に反省し「少しだけやり方を変える」ことが求められる時代ではないでしょうか

江戸時代に戻る等々 極端な議論ではなく「少し変える」ことがポイントではないかと

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正月に嫁がファイルしていた古い資料を整理
※この件(くだり)から書き出していたのですが この度の大雪で冒頭の件を追加しました

「こんなん あるでぇ いる?」と聞いてきたのが 2009年1月6日の朝日新聞の17面~20面

日本の里100選 人と自然 あふれる物語
http://www.sato100.com/

我が枚方市の穂谷も選ばれております

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おお と思わずカバンの中から最近買った本を取り出しました

似たような話題が出会いこういうことはよくおこります

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21) 里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)
価格:820円(税込)
発売日:2013-09-10

この本 特に目新しい内容ではないと思うんですが「少しだけやり方を変える」という行動が紹介されています

角川書店の解説では

これが里山資本主義!日本の新常識!!
目から鱗の事実
・エネルギー買い取り地域から自給地域へ転換した町がある

・世界的に鉄筋コンクリートから木造高層建築への移行が起きている

・オーストリアはエネルギーの地下資源から地上資源へのシフトを起こした

・田舎でものが売れる秘密は「原料を高く買う」「人手をかける」

・日本の本当の危機は、“著しい”少子化である

かつて人間が手を入れてきた休眠資産を再利用することで、原価0円からの経済再生、コミュニティー復活を果たす現象。安全保障と地域経済の自立をもたらし、不安・不満・不信のスパイラルを超えるモデルだ。都会の団地」と「里山」は相似形をしており、次世代産業の最先端“スマートシティ”と里山資本主義の志向は「驚くほど一致」している。里山資本主義が競争力をより強化するといえる。
真の構造改革は「賃上げできるビジネスモデルを確立する」ことだが、「金銭換算できない価値」を生み、明るい高齢化社会を生み出す「里山資本主義」をサブシステムとして組み込むことが不可欠なのだ。

http://www.kadokawa.co.jp/sp/201307-04/contents/about.php

またネットでNHK放送を見ることができますのでぜひ!
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/jp/satoyama/interview/motani01.html

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一方 世の中はすごいスピードで大きく変化しています
京都から毎日発信の ケメコ通信【おやかまっさんどす】 ブログ版から↓

ソーシャル・シフト14/2/14

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ということでした

今 街ではワンコインで約2回満腹になれます 一方 安全な素材へのこだわりは誰しも持っています

早い、便利:危険
遅い、手間:安全

という図式が成り立つと思います 少し手間をかけることは すごく価値を生み出すことであります

電気を使うけれど たまにはキャンドルを使ってみる 等

アルコール・ストーブの手作りに凝っています ビールのアルミ缶を2本用意し切ったり穴をあけたり加工し、燃料用アルコールを入れると結構使えるコンロが出来上がります1235375_647706975275351_632379961_n

アウトドアでの遊び それは楽しくも 案外お金のかかることです それを少し家庭にも持ち込む

そんな風に「少しだけやり方を変える」ことが価値を持ってくる時代ではないかと愚考する次第です

                       ではまた


DJB合宿練習

2014年02月12日 | 音楽

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2/8(土) 大坂城ジャグ・バンド“Daihanjyo Jug Band”の合宿練習!

当初は京都市右京区京北塔町隠谷ノ奥にあるログハウスで計画、ご承知の通りの大雪で「危険が危ない」ということで前日夜に「淡路島にある保養所」に変更

当日朝に「淡路島に渡れないのでは?」ということで川辺郡猪名川町の役場の近くにある「まんか旅館」に再度変更 バンドメンバー総勢9名が集い炎のような練習をしたのでありました

Evernote_camera_roll_20140211_15340 とは言え山深い土地ですのでご覧の風景 そして「まんか旅館」のはなれで練習 蔵を改装した素敵な隠れ家です

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音出し放題 お酒持ち込みOK

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ということで大いに盛り上がました いやいや もとい 音楽づけの一晩でした

そして練習の成果をまんか旅館のおかあさんに観てもらい就寝

翌朝 譜面たてに素敵なメッセージを頂戴いたしました

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“粋な配慮”に感謝観激雪あられでありました

以前からのレパートリーのおさらい&ブラッシュアップと新曲1曲が今回の成果であります

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Nordic Walking about 23Km

2014年02月01日 | 歩撮

Evernote_camera_roll_20140201_19264 2月1日 本日のノルディックウォーキングは〆て約23Km歩きました

Evernote_camera_roll_20140201_19250 本日もゆっくり時間にスタート

芝浦亭から札の辻の陸橋の上から東京タワーの図 桜田通りから見るとほば足元から見ることができます

本日は晴天なり

まずは東京タワーを目指しましょうEvernote_camera_roll_20140201_19245

足元まで到着

Evernote_camera_roll_20140201_192_2 足元といえば 東京タワー正面のフェンスはこんな図柄でした

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麻布台の雁木坂

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三年坂を抜けて

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落合坂を経て泉ガーデンプレイスをスルーして国会議事堂へ

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千鳥ヶ淵公園で休憩 お濠を見ると

Evernote_camera_roll_20140201_19261 浅瀬にはメータークラスの鯉が優雅にライズ!

あ~ 許されるなら降りていってフライフィッシングをしたいなぁ! 

6番ロッドでフライをそっとプレゼン しばらくするとフライはスッと吸い込まれる 一瞬間を置きおもいっきり合わせ 異変に気づいた鯉は反転して沖に一直線! ラインはどんどんひきづり出され やっと止まってからも一進一退  その後、、、

なんてことを想像しながら休憩終了

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靖国神社に参拝 バザーで賑やかでした そして神保町でカレーを食べ 古本を満喫

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男坂でフィルム交換 トップの写真もこの男坂の途中 フェンスにかけられた鍵 まだありました!

実は2010年にもここで写真を撮りました(トップの写真と同じもの)

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LEICAⅢg, Voigtlander SNAPSHOT-SKOPAR 25mm,Kodak 400 Tmax, 

明治中高脇から猿楽町につながる駿河台「男坂」にて
関東大震災後の大正13年(1924)に当時の神田区が<wbr style="WORD-SPACING: 0px; FONT: 13px/18px 'Helvetica Neue', Helvetica, Arial, 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; TEXT-TRANSFORM: none; COLOR: rgb(51,51,51); TEXT-INDENT: 0px; WHITE-SPACE: normal; LETTER-SPACING: normal; BACKGROUND-COLOR: rgb(255,255,255); TEXT-ALIGN: left; orphans: auto; widows: auto; -webkit-text-stroke-width: 0px"></wbr>つくった 73段 高低差約13.5mとか

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ニコライ堂~小川町~二重橋

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御成門~増上寺~芝浦と 約23Kmのウォーキングでありました

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