橋長戯言

Bluegrass Music lover, sometimes fly-fishing addict.
橋長です。

東海道

2008年10月29日 | 窓から

200810281320000 「窓から」シリーズ第三弾は 東海道新幹線 東京から大阪へ向かって右側からの携帯カメラでの写真です 今回はパソコンで仕事&居眠りをしながらでしたので 浜名湖もみかん畑も撮れていません かろうじて富士川から富士山がすこし見えているだけです 稲刈りの進み具合が微妙に違うことがよく解る 秋の移動でした

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雲の上に富士山が頭をだしています それにしても電柱などが進行方向に倒れかかる様に写るのはどないな理由なんでしょうか

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浅草

2008年10月28日 | Sally Anne

200810261927000雨の日曜日 とぼとぼと家を出て飛行機で東京へ あちこち回って夜は浅草

200810261921000 東武線の中吊り広告 このセンスは何んなんだろう? まぁ ともかく北千住から東武伊勢崎線で終点 浅草へ

雰囲気のあるお店に行こうと うろうろ いかにも老舗という店構えの「小柳」という鰻屋さんに入りました

200810262005000 さすが鰻屋さん 焼鳥もこんな塩梅です

で もっと浅草らしい ホッピーの似合うお店へ移動 なかなかの“Short Trip”でした

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ストリート

2008年10月26日 | 音楽

200810242334000 環状線「大正」駅前です

200810242134000 駅前の沖縄料理店「はいさい」で“大坂城の会”という飲み会がありました 当然沖縄民謡があり 我が“Daihanjyo Jug Band”も数曲演奏しました 今回はBanjo(5弦)は持参せず(会社帰りでは重くてちと辛いので) お店の三線をBanjoに見立てて弾いておりました いつ行っても楽しい時間を過ごせるお店です 今回2回目の参加者は なんと前回このお店に来ていた他のお客さん 意気投合して今回参加されました

そして上の写真は お店を出て大正駅前の歩道上です 我々とは違い本格的な“Jug Band”が演奏していました バンジョー、ウッドベース、アコーディオン、マンドリンそしてウォシュボード(洗濯板)の編成 ご機嫌なノリで演奏していました しばらく聞いていると我がバンドのKanseiさん マンドリンをケースから取り出しています 私も思わずハーモニカを取り出し 結局2曲共演させて頂きました お店でも楽しく三線を弾き ストリートでも楽しいひと時を過ごしました

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日常生活カントリー

2008年10月21日 | 音楽

Image360 「日経おとなのバンド大賞」に出場いたしました

大阪エリアは150組の中から15組が出場 11/30の東京での決勝大会の出場を目指し張り切って演奏してきました 普段通りの実力発揮 つまり納得いかない部分も普段通り 本番前の僅かな時間に近くの「たよし」でメンバー全員が生ビール2本づつ 演奏しながらのMC ばらばらの衣装 本当に普段通りの実力(行動パターン)でした

審査員さんが出場バンド一組づつに対して細かくコメント 思わず「やば~ マジなコンテストやんけ~」とメンバー全員思ってしまいました 我がバンドを評して“日常生活カントリー”と名付けて頂きました 今回の課題はリズム! ドラム無しではキツイ“Daihanjyo Jug Band”でした PAもプロ 熱気がある楽しいイベントでした オスカーやグラミーの様に 客席に各バンドが並びグランプリの発表を固唾を呑んで待つ という経験も 楽しいものでした

演目は「寝ない子サウンド」 

6箇所の予選から6バンド さらに全予選終了後に全予選会の中からプラス4バンドが追加召集されて決勝出場とのこと 未練たらしく「11/30は東京!」とスケジュール帳はそのままにしている次第であります


気合を込めて

2008年10月18日 | 音楽

R0011688 Banjoのピンズを頂きました 京都の澤田さんが街で見つけて「気合をいれておきました」とプレゼントして頂きました

19日は“気合”が必要な日です まず 年に1回の「宅地建物取引主任者試験」の日 愚息は大学の面接 そして私は「日経おとなのバンド大賞」の大阪予選です そんな訳で音楽仲間の澤田さんが気合を込めてピンズを贈ってくださった ということです

さぁ 皆さん “落ち着いて 集中して取り組みましょう”


Gold Star その3

2008年10月15日 | 音楽

R0011569Banjoのヘッドです

Banjoy ←この絵は2003年の『Japan Dutch Oven Society(日本ダッチオーブン協会)』のクックオフ関西大会の時に菊池会長に描いてもらったイラストです(クリックすると当時の絵が大きく 上の写真は現在の姿です) ヘッドはドラムのヘッドと同じくプラスティック製です 全体に汚れてきましたが 特に指が触れる部分の汚れがひどくなっています そろそろヘッドそのものを交換する時期かも知れません この秋の一連の行事が終わったら交換しようかなぁ? と思案しております(現在のヘッドは3代目)

R0011556 これはヘッドの裏 フィッシュマンのピックアップをセットしております 付けた当初はよく使っていましたが 普通のマイクと比べると???(当然か)  モニターとしてはピックアップから 前に出すのはマイクから なんていう使い方もあるそうですが まだまだ勉強が足りません

R0011560 丸い胴体はバームクーヘンの様に何重にも木を重ねてあります 手間のかかる仕事です

19日(日)は 日経おとなのバンド大賞 大阪予選に出場です さぁ このBanjoで30年目の達成感を味わうか まだまだこれから と精進する気になるか どちらにしても楽器を触り続ける“エエ感じ”は変わらないと思う次第です


Cook Off

2008年10月13日 | ダッチ・オーブン

R0011661by RICOH GR DIGITAL Ⅱ

ダッチ・オーブン好きの集まり クック・オフに行ってきました

今や我がバンド“Daihanjyo Jug Band”の年2回の定例行事となっております 上の写真は夜中にはしゃぐおじさん達です

R0011638 満足そうな“総合司会者” 後に見えるのはステージです

イカ焼

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ケーキ

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カントリー・ミュージック

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R0011682 それぞれこの日の為に考えてきた料理を作る 「出来ましたよ~」と声をかける 皆が集まってきて取り分けて食べる ただそれだけです このシンプルさが長く続いている秘訣です 年二回顔を見る人達 大きくなっていく子供 これはもう親戚みたいなものかも知れません

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フーバーのラピダン川

2008年10月09日 | FLY FISHING

200810072047000 「あなたはフーバー大統領になりますよ」とポールソンに言いくるめられたブッシュ大統領 “恐慌”という言葉の露出が多くなってきています

1929年の大恐慌で 無策のまま放置したと言われているフーバー大統領ですがフライフィッシングを趣味にしていたとのことです 「魚釣りをしていると人間社会の騒々しい鉄槌から逃避できる わたしが自由な天地に逍遥することができる、ただひとつのなぐさみである」という言葉を残しているそうです 

“フライフィッシングが一番の趣味”と思っている私としては複雑な気がしますが

ハウエル・レインズというピュリツァー賞受賞記者の書いた「フライフィッシング讃歌」という本にフーバー大統領のエピソードが書かれていました

アパラチア山系のブルーリッジ山脈東側のフォーク・マウンテンとダブル・トップ・マウンテンに挟まれた深い谷間にあるラピタン川 そこに軍隊と税金を使い 自分の為の釣り場をつくったそうです 禁漁期間を無くし一年中釣れるように条例を変え 養殖鱒を放流し・・・ 幸いフーバー亡き後 そこに元々生息していたブルック・トラウトは絶滅しなかったそうです

フライフィッシング好きの大統領というとルーズベルトが有名です またジョージ・ブッシュは2回だけフライフィッシングをしたことがあると著者のハウエル・レインズに手紙の中で誠実に告白しています

「自分の好きなモノを優先する」という傾向はフーバーほどでは無いにしろ誰にでもあります ことにフライフィッシャーはこの傾向が強いように思います 釣の中で フライフィッシングが一番で ルアー 餌釣り なんていう図式がフライフィッシャーにはあったりする訳です これは釣った魚をリリースするという行為がスポーツフィッシングにおいて重要であるとみなしているところから来てるように思います

まぁ キャッチ&リリースというと西洋からの流れで流行っているんだろう と思われるかも知れませんが どっこい 日本では江戸前の粋な“たなご釣り”や“ヘラブナ釣り”など食べることを前提としないスポーツフィッシングが長い歴史を刻んでいます

カーター大統領もフライフィッシャーとして有名ですが ある写真に餌釣り用の竿がチラッと写っていたことがあったそうです 「なぁ~んだ カーターは餌釣りか」とフライフィッシャーの間では随分バカにしていたという話も聞きます

“趣味” 大統領ほどの権力者になるといろいろと問題も生むようです 何事も“影響力の加減を知る”ことが大切なんでしょうね

Tenkawa


Gold Star

2008年10月06日 | 音楽

R0011553我が愛器の“Banjo”を分解し調整しました 上の写真はその内側に貼ってあるある保証書です

TOKAI ACOUSTIC INSTRUMENT

GUARANTEE

We guarantee this instrument to be free of any defects in materials or workmanship.

style G12FE Number 780108  TOKAI GAKKI CO.,LTD.  HAMAMATSU,Japan.

Tgoldster03

大学の1~2年(1978~79年)の時 12万円で買った東海楽器の Gold Starです Gから始まるネーミングは 当時 日本の楽器メーカーの王道 あの“Gibson”と似たような書体に出来る訳です

Banjoという楽器は金属部品も多く どちらかと言うと“マシン”という感覚があり 調整によってどうにでもなります

新しい楽器が欲しい という欲求はある訳ですが そのあたりはもっぱらUkuleleで考え Banjoに関しては この東海楽器の野沢さんという人が最終チェックしたGold Starを大切に使っていきたいと思っています

Tgoldster


山崎蒸留所

2008年10月01日 | Liquors

200809281515000サントリー山崎蒸留所に行ってきました 濃密な原酒が静かに眠っていました ウイスキー 焼酎やワインなどと比較しても非常にコストパーフォーマンスが高いと思うのですが 消費は最盛期の1/5ほどではないか とのこと 私は贔屓にしたいと思います さて山崎蒸留所 例によってフィルム式カメラで撮影しましたのでまたいずれ 

この日は曇り雨 以前サントリーのHPでこんな文があったことを思い出す雨の蒸留所でした

「これからは水の外側も見てごらん。」「水の外側?一体何のことなんだ。」

蒸留所から帰ろうとすると、突然雨が降り出して、あたりの竹林がざわめきはじめた。

「その時、はっとしたんです。まるで、大きな命が生の営みを開始したようでした。」

20071118153450 この写真は去年の秋 オマケについていたミニボトル 今回の見学で仕入れた原酒についてはいずれまた

同行したKanpaiさんもブログで書いてはりますが ウイスキーと言えばこのフレーズが頭に浮かびます

If the river was whiskey, And I was a duck. I'd dive to the bottom, And I'd never come up.

以下2002年に私が書いた文章です

今年(2002)のグラミー賞は私にとって嬉しいものでした 私の音楽のフェイバリットであるブルーグラスがクローズアップされたのです  年間最優秀アルバムを受賞した『O Brother, Where Art Thou?』はアメリカ の古い音楽がいっぱい入っています その中でも特にカントリー男性ヴォーカル賞を受賞したラルフ・スタンレーが 1人でアカペラで歌う"O Death"なんかは日本の民謡(商業的ではないワーク ソング的な)と同じパワーを感じます ちかごろの日本の歌(子供が聞いているヒップホップ調)は歌詞の内容が清く 美しすぎるものが多い様に思います 韻を踏んでいる関係もあるのでしょうが 「虫も殺したことの無い人が自然保護を訴えている」様でどうにも落ち着きません

アメリカの古いブルースやトラディショナル(民謡)には汚くて投げやりな 言葉が多用さる時もあり「清々しさ」とは対極の世界があります

If the river was whiskey, And I was a duck.
I'd dive to the bottom, And I'd never come up.

というフレーズは複数の歌に共通して使われています なんともダメ男の現実逃避の歌詞なのですが それは「叫び」でありそこにも のすごいパワーを感じます

私の読書のフェイバリットである
南方熊楠は知人からの「酒を控えた方がいい ですよ」という親切な忠告に対して以下の様な返事の手紙を書いています

小生に酒をつつしめ云々と有之(これあり)。小生は親や兄弟が言うても酒を つつしまず。又、たとえ慎むべしと約束した処が、酒をつつしむ男に無之候 (これなくそうろう)。小生、従来名を挙げ事を成したるは、みな酒の被護に て候。其許は酒を飲まず。故に常に腰弱く・・・・酒がいやなら自分謹んで可 なり。人に勧むるに及ばず。・・・・小生酒を飲んでも其許の損に成らず。 其許は酒を飲まぬが、非常に小生及び当地方の多人数の迷惑を起こし居る也。 ・・・・体や酒の事は其許等の世話にならず。

ここまで言いきることにパワーとある種の感動を覚えるのは私だけでしょうか
  LS HAGAKI Vol.42(2002.3.19)より