お世話になります
「便りのないのは、元気な証拠」
「親の心、子知らず」
そんな言葉が浮かぶ 今日この頃であります
親子の関係は“まぁ いい?”としてビジネスの関係ではいけません 前回(#240)≪明日のコミュニケーション≫で
「企業はオープンかつ透明であることを求められる」というう言葉が印象に残りました「共感」を得る “地道に長くコツコツ”近道がないことを認識した次第であります
と しめくくりましたが そんなこともすべて“約束を守る”ということが土台であることは言うまでもありません
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数年前 新卒採用の会社説明会をしていた頃
100人収容の会場を用意しエントリー受付(ネット)150人ぐらい受け付けて 当日参加が約半分の70名ほど その後 70名集めるのにエントリー受付は200人 250人としなければならなくなりました
集団面接でも似たようなもの さすがに個人面接でのドタキャンは少ない(でもある)ですが 約束を確率で判断しなければならない状況でした
教育現場からの声です
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ケメコ通信VOL.3732 2011/11/17「ハタラケ!ハタラケ!」から
【一部転載】
澤田です。
うぅぅぅんっ!なんていえばいいのでしょうか。
学生さん達はバイトや部活などで忙しいらしくそれほど多くの学生さんが来てくれるわけではありません。今回も二科目の講座で数十名が参加申し込みがありました。
ところが昨日参加してくれたのが約半数でした。電車を間違えてタクシーを飛ばしてきてくれた学生さんもいました。
残念ながら集合時間ぎりぎりに「行けなくなりました」とドタキャンの連絡があったのが約1/4でした。そして!そしてまったくなにも連絡もなかったのが約1/4。
いったい彼らはなにを考えているのでしょう。
みんながケータイを持っているご時世です。ぼくのケータイ番号も教えてあります。
ビジネスシーンで約束事をしてそれを破る。それもなにも連絡もせずに破るということはいったいどういうことなんでしょ?
「悪い情報は賞味期限が短いから1分1秒でも早く連絡する!」
授業中に口をすっぱくして言っています。嫌なことは言うのはいやなんでしょうかねぇ。
身内の恥をさらすようで情けないのですが、こんな現状を見るとシューカツで100社近くエントリーして落とされるというのも仕方がないかとも思います。
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という現実であります
昔 父親から「三点確保」を教えられたことがあります 家業の電気屋の手伝いをしていて 高所での作業での基本の教えであります
山登りからきていると思うのですが 梯子などで動かす手足は一つづつ 常に三つは確保しておき事故を防ぐ訳であります
音楽を聴きながら 携帯を見ながら歩く 危ない思いをされた方は多いと思います(私もあります)
最近はよほど長時間の電車等以外に音楽は聴きません また はじめて尋ねる場所でもヘッドホンはしません “街の音”は多くの情報を含んでいますので大切にしたいと思いはじめたからです
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ケメコ通信VOL.3733 2011/11/18 「これでいいのか。」から
【一部転載】
欠席しますという連絡すらできない。つらいことを言うのが嫌なんでしょうか。
だまっておけばなんとかなると思っているのでしょうか。
いやなことを相手にはっきり言えないのですね。つらいことも凝視できないのでしょうねぇ。逃げてるつもりはなくても逃げてしまっている。
イヤフォーンをつけているということは。ましてやドデカイヘッドフォーンをしているのは「誰も話しかけないでね!」って言っていること。
電車に乗って座席に座るとすぐにケータイを取り出して画面を覗き込んで目の前に立っているお年寄りを見ようとしない。
自分だけの世界に浸り込んでしまっている。どうして鳥の鳴き声や風の音を聞こうとしないのか。どうして目をつむって目の前の世界を見ないのか。
なにも今の若者だけがなんて思いません。多分ぼくらもそんな時代があったのだと思います。ただITソリューションは便利な道具を作り出しました。
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ケメコ通信VOL.3734 2011/11/19 「今週の返信」
【一部転載】
大阪北摂地区の有名進学校と言われる高校の先生とたまたま居酒屋でいっしょになりいろいろお話をしたことがあります。
地下鉄サリン事件が阪神大震災の年(1995年)の3月秋にはウィンドウズ95が発売されIT革命が始まります。「ケメ子の歌」の北限が50歳という話を先日ケメ通に書きました。
1960年頃に生まれ1970年に大阪で大きなお祭りがあったのを小学校の遠足で見に行き、1980年には大学に在籍し卒業して10年後には1995年を迎えます。
そのころからでしょうか。
いわゆる頭のいい奴のタイプが変わってきたように思います。メッチャ頭が良くて小さいころからエリートなんでしょうねぇ。
それが何かの拍子に「キレル」っていうんですか?突然コントロールできなくなる若者が増えているような気がします。それがなにが原因なのかはぼくにはわかりません。
ただちょうどその頃には画期的な新製品が出ています。テレビゲームやケータイ電話などの拡大や、そしてPCの浸透とIT革命の発展があります。
ドタキャンする学生に無断欠席する学生さんたち。その親御さんの年代が多分「ケメ子の歌」の北限でしょうか。1970年と1995年という年がなにか歴史的ポイントかもしれません。
【転載ここまで全文はコチラ】
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ということでした
「近頃の若いモンは!」ではなく「近頃の自分は?」を問わなければなりませんね
「確保」を改めて調べると
1 確実に手に入れること。失わないように、しっかりと保つこと。
2 登山者がロープを使って自分や仲間の転落や滑落を防止すること。
とありました
礼儀、約束、見る、聞く、そして共感できる情報をせめて三点は確保して行動することが“危機管理”になるかと存じます
そして“信頼を確保”する 個人であれ 企業であれ その大きな目的でなければならない
と愚考する次第です
ではまた