橋長戯言

Bluegrass Music lover, sometimes fly-fishing addict.
橋長です。

東海道五十七次

2006年02月26日 | 旅行記

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↑寺田屋にあったお針箱

中書島に行ってきました  まず寺田屋 阪本竜馬が定宿としていたところです 親切な説明をしてもらい幕末が身近に感じられました

刀傷やお龍が裸で駆け上がった階段など 

その後 月桂冠の大蔵記念館を月桂冠大阪支店福支店長のN氏に案内してもらいました そこでもじっくりと酒造り+歴史について教えてもらいました

「東海道といえば?」 と聞かれると 「五十三次」と答えてしまいます 実は五十七次 だそうで伏見の次が淀~枚方~守口と続き大阪の京橋が終点 明治になってから高麗橋が終点になったそうです まさに京阪電車 期せずして中書島で我が家の枚方の歴史を学びました 

枚方市のHPによると『東海道は、一般的に江戸と京を結ぶ、品川宿~大津宿の五十三次と呼ばれていますが、伏見・淀・枚方(当時は牧方と記した)・守口の宿場四カ所を含め、五十七次で江戸~大坂を結ぶ街道でした。しかし、京、大坂の二大都市を結ぶ区間は、人々が大坂から京へは京街道、京から大坂へは大坂街道と呼んでいたことや、安藤(歌川)広重や十返舎一九の作品で東海道五十三次の呼称が広まったため、東海道とは別の街道と思われるようになりました。 当時枚方は、“枚方宿”として栄え、淀川を行き交う三十石船に悪口雑言をなげかけて食べ物などを売る“くらわんか舟”が活気をもたらしていた。』 とありました

Pict0040 樽づくりや道具 そういったものを見ると「どこかで見たもの」ばかりです 上の写真は寺田屋にあったお針箱  私がフライタイイング(西洋毛鉤作り)の小物入れに使っているお針箱と同じデザインでした もともと実家に古くからあったものです

京都は近くて観光に行くことはほとんどありませんが考えてみれば世界的な場所です 奈良も大阪も身近なところに見所は沢山あります 近くを旅する 贅沢なところに住んでいると実感した1日でした


ライズ待ち

2006年02月23日 | FLY FISHING

20060223104200 本日は朝5:30に家を出て岐阜県までFLY FISHINGに出かけました 近所のHくんを迎えに行き 高槻のF氏と合流し 予定通り岐阜県の某川に9時頃到着しました   (← 釣り人のイヤラシさ ついついどこの川か言いたくない とくにネットなんかでは言いたくない 悲しいサガ ご勘弁を=長良川の手前 揖斐川の支流)

通常渓流魚の解禁は3月に入ってからですが 岐阜県の長良川をはじめとした周辺の河川は2/1から解禁 それはもうFISHERにとってはお正月のようなもの  川につく前にまずコンビニへよります 遊魚券を買う為です それから釣り場へ

20060223094052 しっかり準備  しかし川は静かなまま20060223104904

ゆっくりと時間が流れていきます

ライズとは アマゴ(シラメ)が水面の餌(水生昆虫)を食べるために水面に起きる波紋のコト 今の時期 写真の様な中流域ではライズがないと話になりません つまり魚の活性が低いのです

「今回 岐阜まで出向いて何をしたか?」 「“ライズ待ち”をしました」

ということで強い風ではあるものの緩やかな日差しの中 ライズ待ち という静かな時間を過ごし この日の為の“私のイメージの集約である毛鉤たち”の出番は無く ウェーダーや釣具も濡れることもなく 確実に静かな時間が流れていきました

ただただ川を眺めます

神奈川県から来た というFISHERは3日間竿を出すことは無かったとか 同行のF氏は今年2回目の釣行ながら2回とも“下見” つまりライズ待ち

たぶん帰路にはお互い「あの人たちも大変やなぁ」と言いながら自分の身に起きた現実が 特別ではないこと 不幸でもないこと 充実した時間であったこと と納得作業をしたハズです

ライズ待ち

ただただ川を眺めます

ゆっくりと時間が流れていきます

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次の機会にはダッチオーブンを提げて“ライズ待ち”をしようと三人は温泉にため息をつきながら またイメージするのでした

『釣りたい!』


声を磨く

2006年02月22日 | LS HAGAKI

前回のLS EHAGAKI#126は“言葉”について取り上げましたが それに近いところでは“声”と“文字”があります
“声の力”で日頃から感心している人が二人います
まず 京阪バスの運転手さんの八尾さん いつも丁寧に安全に関することやバス停の案内をされています 通勤時にふと「あっ ちゃんとせなあかん」と身を正してくれます

もうひとりは新大阪駅地下鉄中央口を出たところの神戸屋パンのお姉さん 「ただいま○○パンが焼きあがりました 如何でしょうか~」という声はかなり離れた所からでも聞こえます  アパッチ族の「まっすぐにしゃべれば光線のように心に届く」という格言はこういうことを言うんだなぁ と気づかされます

“声の力” ライフステージのキャッチフレーズ(←最近使わない言葉です)は『お客様の声が私たちの力です。』自分のことを表現したりアピールしたりするのは難しいものです 文字にするとさらに難しくなるように思われます また第三者から表現されると必ず「そこは違うんやけど」と言いたくなります こちらの言いたいことと相手の求めている情報が違うのですから 当然かもしれません  私も過去に数回 新聞記者さんから取材を受けましたが「あの一時間は何だったんだろう」これが正直なところです 決して間違っていないのですが取り上げる部分により心に届くストーリーは違う展開を見せます

以下は日経産業新聞でライフステージを取り上げて頂いた記事です

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2006年2月3日(金曜日)日経産業新聞

ということでした
再生事業 “資産を磨く”という工夫を積み重ねていきたいと考えております それもすべて「接客の場でお客様の声を聞いている それも購入されなかったお客様の声を聞いている」ことから

この積み重ねこそが私どもライフステージの企業としての資産である と信じています
“声を磨きたい”ものです

宣伝っぱくてすいませんでした          ではまた

LS EHAGAKI#127


シマケンコルク

2006年02月19日 | FLY FISHING

Photo_1 シマケンコルクなんのこっちゃ と

島崎健司郎 氏の「水生昆虫アルバム」というフライフィッシングの本の付録についていたフライフィッシングのテクニックについてのあれこれ  その中にシマケンコイルというものがありました

フライフィッシングはほとんど重さの無い毛鉤(フライ)をフライラインを振り投げます

Cast5 画像提供:Maxバンブー・フライ・ロッド・クラフティング

毛鉤は水面に浮かして使うことが多いですが時には 水中に沈めます 沈めた毛鉤は見えません そこでマーカー(=つまり浮き)をつけアタリをとります フライフィッシングで“浮き”は格好悪い感じです 様々なものが売られています 皆さんそれぞれ試行錯誤しながら投げやすく 見やすいマーカーを工夫しておられます  中には糸のフケ具合でアタリをとる御仁もおられるらしいですが

さてシマケンコイル フライフィッシングの場合マーカーやオモリなどなるべく付けない方が良いのですが ウキの代わりに糸の一部をコイルさせる フライフィッシング用の糸は水に浮くタイプが多く それをコイルさせることで一部を水面上数センチに浮かし見る という発想です(目からウロコ) あくまで糸ですから投げることに支障はありません(基本的な投げる技量は別ですが)

来るべき今シージンの渓流開幕に備え 早速家で作ってみました 「糸に爪をかけ引っ張ると出来ます」とありますがきれいなコイルになりません また糸が痛み強度が落ちます 「何かに巻いて熱湯に数分入れ冷水で冷やせば・・・」とありました そこで上の写真です 携帯に便利で糸が巻きやすいもの ありました ワインのコルクです これなら家にいくらでもあります コルクに針で穴をあけ 糸通しを入れ 釣糸を通しグルグル巻き端は同じ要領で止めます これなら綺麗なコイルが出来 強度も落ちないハズ 熱湯にくぐらせるとコルクが膨らみよりきつく巻くことになりました

さぁ この新兵器で長良川のシラメを狙いにいくゾ とたくらんでいます

柔軟な発想 見習いたいものです また「すごいなぁ」だけではなく 良いと思ったものは すぐ実行 してみたいものです

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カニパin東京

2006年02月17日 | LS HAGAKI

06kanipa2 3回目 ラストのカニパーティーを東京某所で開催いたしました(2/15)

「カニもビールもたこやきも大変おいしく頂きました。
普段ではなかなかありえないシチュエーションに、
ちょっと日常を忘れてはしゃいでしまった部分もありまして、・・・」

「社員の皆様の気持ちよいご対応に心よりお礼申し上げます。」

「文化祭みたいで面白かった。久しぶりに若返った。」 なんていうコメントも頂き今年の福岡・大阪・東京のカニ・パーティーは なんとか終えることが出来ました  集まって頂いた皆様にただただ感謝です

06kanipa1_1 東京では本当に文化祭のノリで軽く演奏 ウクレレによるハワイアン風BGM なつかしのポップスって感じで あくまで軽く・・・

しかしこのカニ・パーティーの主役はお越し頂いたお客様 一番のエンターテェナーは元気良く動き回ったライフステージ社員達でした

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自然河川と表参道ヒルズ

2006年02月15日 | On the Road

20060215115708 さいたま市内のとある場所の風景です 住宅地としては大変珍しい風景です

何が珍しいかというとです 街中の川はほとんどがコンクリートで固められています 曲線で自然のまま 釣りをするものにとっては魅力的な川です  但し水質は汚かったですが

20060215131203_1 一方 話題の表参道ヒルズ 写真は歩道脇に流水を流しているものです

20060215113507 基本的には三面コンクリートの側溝と大差ありません

20060215130957 とにかくすごい人でした 話題の建築物ということで写真を撮っている人も大勢いました さいたま市で見た風景と大差ない

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隠れ家

2006年02月15日 | 音楽

20060214212919_1 本日は東京におります

我が“大坂城ジャグ・バンド”のリードボーカル KANPAI氏の贔屓のお店“隠れ家”に行きました  LIVEをしているお店です  以前大阪で出演した天満音楽祭のDVDを大画面で見せてもらいました(写真)   なかなか面白いものです 自分の姿が大画面大音響です 照れます

この“隠れ家”というお店 私の取引先でナイスなブルースハープのM氏がKANPAI氏を連れていったお店 その後KANPAI氏が常連になったそうです

今回は訳あってウクレレ(エレキウクレレ ソリッドバディーです)を持参

朝家を出る時

嫁「何持っていくの?」

「はぁ 」

嫁「世界基準で考えなアカンで」

別にオリンピックに出る訳やなし イベントの片隅でちょっと音出すだけなんやけど とお思いながら出かけました  仕事終了後 当社の谷本とKANPAI氏と“隠れ家”に行ったのです ブルースハープのM氏に電話するとすぐに合流 数曲を演奏し楽しい時間でした

その後 機嫌の良い団体さんが来店 我々にもいろいろリクエストされますが・・・ 数曲一緒に演奏し・・・ カラオケ状態で・・・

団体さんが帰ったあと他の常連さんから「やってよ」の声(口直し というニュアンスで)

いつもの曲をやり「いい音!」というお声を頂き帰りました

それぞれの場所でそれぞれの“流儀”というものがあります 世界基準とは言わないまでも流儀だけはおさえておきたいものです

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骨付きハム&本日はカッスーレもどき

2006年02月11日 | ダッチ・オーブン

20060210132724 蔵尾ポーク の話題がありましたが またまた“豚”の御題です

MCEIという勉強会に参加しておりますが先般のセミナー会場は日本ハムさん セミナーの内容は 2005年の消費トレンド特徴を5つのワード「華」「連」「賢」「熟」「異」

2006年の消費トレンドとして「スムースIT生活」「防災・セキュリティ」「ネット発」「メリハリ消費」「元気シニア」「LOHAS」という電通さんの予想です

私が印象に残った一言は「予想が現実に負ける」というスピーカー氏のささやき 06年の予測がすでに昨年末から起きてしまった とのこと  確かにそうかも

写真は会場を提供していただいた日本ハムさんからの提供品 セミナーのあとの懇親会でキリンビールさん提供のクラッシックラガーとともに骨付きハムを解体しながら出して頂きました 柔らかくさすがのお味でした

本日は“カッスーレもどき”をつくりました フランスの田舎料理で白インゲン豆の煮込み 鴨や豚肉のコンフェ(低温の油で煮た保存食)を入れるのが本式のようです 

本日は玉葱・セロリをみじん切りにしダッチオーブンで蒸し その後缶詰の煮豆を足しビールで煮込みました  そして鶏の手羽モト 油は使わず塩・胡椒をしてからダッチオーブンで蒸します 豆煮込みの上に蒸した手羽モト あらかじめ塩を振ったトマトにチーズを少量のせ そのままオーブンへ 缶詰豆など まだまだ改良する必要がありますがダッチオーブンの特性を活かした新作が出来そうです 春のクックオフに向け研究です

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カニパ

2006年02月09日 | お仕事

20060208kanipa1 カニパ

何のことかわからない言葉ですが ライフステージ恒例の“カニ・パーティー”です

はじめてからもう10年になりますか

きっかけはライフステージの社長の一言

「おい 蟹食べるか 送ってもらうから会社で食べようぜ」

「喜んで でも鍋とか用意が大変ですね」

「鍋? そんなもんイラン 茹でたカニ そのまま食べるんや」

というやりとりがあり 事務所(当時は狭いオフィスでした)で新聞やらシートやらを広げて十名ほどの社員(全社員)が集まりたべました 社長は鳥取県米子の出身 親戚筋の関係で境港から直送してもらったのです 目の前に1パイ(カニの数える単位はパイ)それを素手でちぎりカニの爪で切り食べる これは旨い 迫力がある

「社長 こんなん 取引先を呼んで食べましょうヨ」

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社長にすればめずらしく無いのかこれで人が喜ぶとは思ってなかった様です それからオフィスに取引先(僅か数社)の方を呼びはじめました カニを手づかみで食べるので服が汚れます ゴミ袋をかぶってカニをかぶりつきます 会社とともにカニパも成長?  会場も事務所では無理 完売直後のモデルルーム、モデルルームの駐車場でのテント、焼肉屋さん といろいろ 会場さがしも大変です

今は社員も170人 昨日の大阪でのカニパは取引先約300人様に来てもらいました カニ総数1300パイ もちろん福岡・東京は別の日にやります 

20060208kanipa3 常連様の中には“マイ・ハサミ”持参の方も居られます 

これからも続けていきたいものです ちなみに来週は東京でカニパです

ところで上の写真 厨房で働くライフステージの社員です 一服してサボっているM浦課長 香港のガイドさんに似ているようなMatsuura


バームクーヘンを食べてる豚

2006年02月08日 | ダッチ・オーブン

20060205130202 「やっぱり鍋かなぁ」 休日の夕飯 この時期は圧倒的に鍋ですが さて 何の鍋が良いか

嫁曰く「府道18号 ロイヤルホームセンターの手前に 豚専門があるらしい 閉まっている時は『豚がまだ育っていません』と張り紙がしてあるらしいわ」 とのこと

「よし 今日は正しい豚しゃぶにしよう」 ということで買いに行きました

小さなプレハブ小屋 普通の肉屋さんですが置いてあるのは豚オンリー 蔵尾ポーク というお店で近江・日野の農場直営店でした HPによると 蔵尾ポークの豚がどうしてこんなにおいしいのか?その秘密は・・・・・餌にあります。みなさんはご存知でしょうか?滋賀県の「たねや」という洋菓子屋さんで売られているバームクーヘン。大きくてとってもおいしいこのバームクーヘンを蔵尾ポークの豚たちは食べているのです。(なんて贅沢な!)」 とのこと  もともと四条畷で養豚されてたようです 養豚には“リサイクル”の要素があるということを改めて知りました

しゃぶしゃぶ用を2種(高いのと安いの) 豚足(すでに調理済み) そして塊肉

しゃぶしゃぶ肉はモチモチして美味しかったです ワインもすすみます

豚足は賞味期限がまだあるので冷蔵庫で待機

ブロック肉は塩を若干多めに振り 10incダッチオーブンに セロリの葉 皮のままのタマネギ ニンニクを入れ重たい蓋をして超弱火で2時間(湯気がでるまでは強火) 以上一切さわらず です  できあがると鍋のまま1~2時間さまし その後アルミホイルにつつみ 完全に冷えてから冷蔵庫へ 昨日(2日後)薄く切って辛子しょうゆ で食べましたが なかなかGoodでした 油気も落ちてヘルシーな感じで 他の料理の素材としても利用できそうです

ネットでも販売しているようですが直営店で買うのがベストだと思います 価格はスーパーで買うのと同じ むしろ安いかも知れません

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これからの空間

2006年02月04日 | お仕事

20060203110508 空室を見てきました

おかげさまでライフステージ本社も手狭になってきました 同じビルの別フロアを借り増しすることにしました

部署によってはそちらに移動 また関連子会社も移動してきます

便利な時代 どこに居てもコミュニケーションはとれますがやっぱり 直接顔を見て がなにより大切です

何もはいっていない空間は広いですが ここに社員達がどんな活気をつくってくれるか 今から楽しみです


息子への作文

2006年02月03日 | LS HAGAKI

You_may_dream 中学3年生の愚息から学校のプリント 見ると「卒業し巣立っていくお子さんに楽しかった思いでやエールを・・云々・・」という手紙を提出してくれ とのこと
「何で親が宿題出さなあかんねん!」とツッコミながらも仕方ありません

しかしながら 大変な問題を引き起こしている業界にいる父親からどんなメッセージを送ればいいのでしょうか  だいいち照れるじゃないですか パソコンの中でヒントを探すと

以下はこちらへ  http://www.hashinaga.com/

LS EHAGAKI #125  Torikeratopusu


安兵衛

2006年02月01日 | On the Road

20060117205552 古いモノをみました

東京の日本橋室町にある おでん屋さん“安兵衛”というお店の二階座敷のエアコン このタイプのエアコンは最近めっきり見かけません そういえば香港ではよく見かけましたが

東京のおでん屋さんで「美味しい」と思ったお店は いままであまりなかったですが この“安兵衛”ななかなか美味しかったです

また古いのはエアコンだけでなく  お姉さん方もかなり古く そういった点からも歴史を感じるお店でした

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