諸星大二郎 1991年 ちくま文庫版
諸星作品の持ってるのはだいたい全部あげたつもりだったんだけど、これは残ってた。
「マッドメン」については、創美社『徐福伝説』版と秋田書店『オンゴロの仮面』版で違うんだけど、両者をあわせるような感じで、この完全版で、どうやらキレイにできあがってる。
(このあと、たしか複数にわたって、単行本が出し直されたんだけど、私には特段必要なものに思えてないんで買ってない。)
この文庫の最後んとこに、「この作品は秋田書店より刊行された『マッドメン』に「鳥が森に帰る時」を補ったものである」って書いてあるんだけど、要はそういうこと。
「鳥が森に帰る時」は、それ単体でも十分成立してる傑作である。
ちなみに、秋田書店版の2冊のマッドメンシリーズの各話の並びは、前にも紹介したとおり、
(1)「マッドメン」「ペイ・バック」「オンゴロの仮面」「森からの脱出」「森のマリア」「カーゴの時代」
(2)「天国の鳥」「黒い森のナミテ」「変身の森」「大いなる復活」
なんだけど、この完全版でのアタマっからの並びは、
「マッドメン」
「天国の鳥」
「鳥が森に帰る時」
「ペイ・バック」
「オンゴロの仮面」
「森からの脱出」
「森のマリア」
「カーゴの時代」
「黒い森のナミテ」
「変身の森」
「大いなる復活」
である。たしかにこのほうがストーリーのつづきぐあいとして読みやすい。
いずれにせよ名作。
諸星作品の持ってるのはだいたい全部あげたつもりだったんだけど、これは残ってた。
「マッドメン」については、創美社『徐福伝説』版と秋田書店『オンゴロの仮面』版で違うんだけど、両者をあわせるような感じで、この完全版で、どうやらキレイにできあがってる。
(このあと、たしか複数にわたって、単行本が出し直されたんだけど、私には特段必要なものに思えてないんで買ってない。)
この文庫の最後んとこに、「この作品は秋田書店より刊行された『マッドメン』に「鳥が森に帰る時」を補ったものである」って書いてあるんだけど、要はそういうこと。
「鳥が森に帰る時」は、それ単体でも十分成立してる傑作である。
ちなみに、秋田書店版の2冊のマッドメンシリーズの各話の並びは、前にも紹介したとおり、
(1)「マッドメン」「ペイ・バック」「オンゴロの仮面」「森からの脱出」「森のマリア」「カーゴの時代」
(2)「天国の鳥」「黒い森のナミテ」「変身の森」「大いなる復活」
なんだけど、この完全版でのアタマっからの並びは、
「マッドメン」
「天国の鳥」
「鳥が森に帰る時」
「ペイ・バック」
「オンゴロの仮面」
「森からの脱出」
「森のマリア」
「カーゴの時代」
「黒い森のナミテ」
「変身の森」
「大いなる復活」
である。たしかにこのほうがストーリーのつづきぐあいとして読みやすい。
いずれにせよ名作。