うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

Heliopause(後編)

2021年09月11日 21時12分19秒 | ノベルズ
「アスランには、このまま地球に残っていて欲しいんだ。」
「!?」
ジュール隊長より先にキラさんの一声が、議場内に響き渡った。
「何だと!?」
机を叩くようにして立ち上がったジュール隊長が、氷の刃のようにキラさんを睨んでる。
「アスランはZAFTの貴重な戦力だぞ!?インフィニット・ジャスティスがあれば、貴様のストライク・フリーダムと共に、プラントの強力な布陣になる。それを見捨てろというのか!?」
「うん、問題はそこなんだよね。」
「…は?」
キラさんはイザーク隊長の氷の刃をサラッとかわして、淡々としゃべり始めた。
「ストライク・フリーダムとインフィニット・ジャスティスは、間違いなく現在の世界中の戦力の中では最強の2機だよ。これまでは機体登録は2機とも便宜上、オーブってことになっていたけれど、僕がこうしてZAFTに来ることになったから、今ストライク・フリーダムもZAFT機体として登録変更手続きしているしね。…でも、もしアスランも戻るってことになったら、この2機が二つともZAFTにあるのは、戦力が偏って、地球側から見たら脅威にしかならない。…脅威、つまりは不安が募るとまたそれが戦火の火種になる可能性があるんだ。だから一機が地球…しかも中立のオーブにいれば連合軍も早々手は出せないだろうし、バランスの統制が取れていいでしょ?」
ナイスアイディア!みたいににこやかなキラさん。でもジュール隊長はますます顔が真っ赤になってる。


―――続きはこちらから。


***


ということで、お待たせいたしました。後編です。
こんな感じでアスランをオーブ在中にさせてみました(笑)
先週ここにも書きましたが、「アスランがオーブにいるのは成り行き上、仕方なく」という公式見解があったんですけれど、多分↑のような所々の理由によるものだと推察しました。
無論、そこを理論ではなく「感情で!」に無理やり妄想で改ざんさせましたけど(笑)いや~同人ってありがたい✨(^人^)
果たしてこの先がどうなるかは、劇場版を見てまた修正していきますけれど、今現在かもした心境としましては、こんな感じで落ち着いてますw 劇場公開日が楽しみだw

あとこれは先に読んでしまうとネタバレになってしまいますが、「Heliopause」ちょっと言い方を変えて「ヘリオポリス」―――そう、オーブのコロニーの名前であり、種の物語が始まった場所ですが、この話を書くに当たって調べて初めて意味を知りました(遅っ!)19年も経って初めて知る事実だったよ!そうか、恒星風の境界の意味だったのね…
ある意味オーブはナチュラルとコーディネーターの中立=境界にあるポジションなので、確かにバッチリですね。
19年間のほほ~んと、全く意味も知らずにいた人σ( ̄▽ ̄)でしたが、ようやくお勉強できました。<(_ _)>

さて、この話の後、アスカガはどうなったかは―――「運命カガリ20のお題」の「20.DESTINY第3話」に続きます♥
良かったらお目汚し品ですが、ダラダラと読み流してやってください(^^ゞ
ここまでお付き合いありがとうございました<(_ _)>