うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2019春アニメ最終回③

2019年06月26日 20時30分43秒 | アニメ
お陰様ですっかり回復
今日は珍しく有給だったので、お友達のSさんのお宅で、カガリちゃんと一緒に遊んできましたv
いや~半年たつとすっかりお姉ちゃんになってきて。子どもって成長するのがホント早い。イコールかもしたが年とるのも早いってことですが^^;
よく動くし、お母さんは大変です。ホント体力ないと母業はやれません。
介護も体力ですけどね
お子さんの様子見ながら、思いっきりヲタ話も満喫 種の話だけでなく、ゲームや他のアニメの話もひとしきり楽しんできましたv 面白いのは、年齢を重ねて来たり、子供ができてその子が大きくなるにつれ、視点も結構変わってくること。特に種なんか、17年前と現在でアスランの話をすると、考え方の違いが結構出てきて面白いです。親の考え方とかも見えてくるから、パトリックさんの立場になってみることもできるし、お友達と語り合ってみると自分と違う目線で話してくれるから、またわかりやすい。ヲタ友は大事です!

そして春アニメもちょっと語りつつ、サクサクと最終回感想。
『八十亀ちゃんかんさつにっき』:4コマ漫画原作のアニメ化でした。
主人公は東京都から愛知県に越してきた高校生:陣界斗。折角名古屋に来たので、名古屋名物や名所を見てみたい「名古屋のぼりさん」。そんな彼が出会ったのは、頭に名古屋名物エビフライ(本当は金のしゃちほこ)の髪留めをした同級生:八十亀最中。何とか彼女と仲良くなって、名古屋のあれこれを知りたい陣。しかし八十亀ちゃんの教えてくれる名古屋は、地元民しかわからないレアでローカルな代物だった―――というストーリーでした。
最近ブームの「地方自虐ネタ」漫画なんですが、私は何気に見たことあるの多かったですよ。「ミソカツ用のソース」とか、「かえるまんじゅう」とか、「米表」とか。動いているだけで、名古屋感を醸し出す八十亀ちゃんは特に問題ないんですが、いっそ主人公の陣の方が、無駄に「都会から来ました」風を吹っかけてくるので、こっちのほうが鬱陶しい(--;) デリカシーの欠片もないので、八十亀ちゃんや写真部の面々に、どんどんしつけしてもらいたいものです。二期決まっているそうなので、それまでに根性叩き直してこい。
『どろろ』:語る必要なし。手塚治虫先生原作の漫画が、なんと50年後の現在ついにアニメ化となりました。
時代は室町。醍醐の領主の長男として生まれた赤子は、この地への災いをなくすために、48体の魔物の像に生贄として差し出された。しかし一体だけ食い損ねたため赤子は生き永らえる。四肢も感覚器もないその赤子を寿海に拾われ、人工の四肢を与えられ、名を百鬼丸と付けられた。百鬼丸は魔神を倒せば自分から取り上げられた身体を取り戻せるため、一人魔人らを倒す旅に出る。その最中、山賊に追いかけられていたもう一人の主人公:どろろと出会う。身寄りのないどろろは、百鬼丸と共に魔物を倒す旅に出る。次々に各地を襲う魔物を退治して、自分の身体を取り戻していく百鬼丸。しかし、百鬼丸が生きていることを知った醍醐 景光は百鬼丸が生きている=供物が無くなる=魔人による土地の災いが起こることを案じ、百鬼丸の弟で跡取りである多宝丸が討伐に乗り出す。魔物と戦いながら、何度も多宝丸を退ける百鬼丸。だが多宝丸が魔人に願い出て兄の目を奪ったことで、百鬼丸は多宝丸と戦い、自分の身体を取り戻そうとする。だが百鬼丸は多宝丸を撃つことはなく、多宝丸はその心に触れ兄に目を返す。城は焼け落ち、二人の戦いを見届けた母は多宝丸を抱き、業火の中に消える。身体を取り戻した百鬼丸は、今度こそ自分の生き方を探す旅に出る。どろろは自分の父親が残したお金を元に国を立ち上げ、百鬼丸の帰りを待つのだった―――というストーリーでした。
一言―――「すげーカッコよかった!(≧▽≦)」
今から50年前の作品とは思えない程、リアリティに飛んでいましたし、アクションシーンも迫力があって、一切の手抜き無し。ストーリー展開も起伏に富んでいて、見事に毎回見入られました。手塚先生は医師だったこともあり、漫画には「命の尊さ」のメッセージがよく込められていますが、多分50年前って百鬼丸の様な身障者にはとても生きづらい世の中だったと思います。ストーリーでは「生贄」にされていますが、こうした障害を持って生まれた子どもって、特に跡取りの長男だった場合、凄く肩身が狭い思いをして生きている人多かったと思います。今でも新聞でよく賠償問題とか見かけますし。その中でただ一つゆるぎないテーマは「母の愛」ですね。どんな子であっても母親は我が子を愛する・・・まぁ正直、愛せない親もいるとは思います。相性の問題もありますし。でも、何も持たずどころか奪われて生まれた百鬼丸にとって、どろろの友情と母親の愛情だけは持つことができた。(あ、寿海さんも) でもそれがギリギリ彼が人間としての尊厳を保てたし、多宝丸に私憎で刀を下ろさなかった。
それと「生贄」って本当にあった風習で、何百人のために一人を犠牲にする天秤にかける行為は歴史の中でよくある行為だったと思います。国を守る立場だったら、もしかしたらそれを選ぶ覚悟でもない限り、国主はできなかったかもしれません。その覚悟も百鬼丸は悟っていた。だから父親にも最後は刀を下ろさなかった。 ・・・こうした倫理と冷酷な判断を決断させられる仕事は現在もあります。特に医師は、患者に治療方法が見つからなかった場合。それを報告しなければならない。こうした覚悟も含めて命を預かる職業をしているわけです。国主もそう、国民の命を預かっているわけですし。
自分の生きる現在と立場を置き換えてみても、リアリティに飛んだ凄い作品でした。どろろの考える新しい世の中は、まだ出来上がってもいませんが、それでも百鬼丸には彼女をいつか守りに来て欲しいです。どこを切っても見ごたえのある作品でした。
『なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-』:こちらはスマホゲーム原案のアニメk作品でした。
主仏公は帝釈天と梵天の2仏。煩悩との戦いが激化している現世で釈迦如来の手助けをするため、相性の悪い二仏が現世に降臨。煩悩との戦いを行う―――はずだったが、殆ど下宿先の梵納寺における家事手伝いがメイン。しかも現世は非常に文明が進んでおり、最新の機械や言葉についていけない2仏。相性が悪かった帝釈天と梵天だが、他の仏の仲介もあり次第に軟化していく。一方、街では帝釈天のかつての相棒:阿修羅王の影が見え隠れしていた。阿修羅と帝釈天はかつて釈迦と梵天と考え方が合わず、彼らが善意でしたことによって一人の少女を死なせてしまったことを後悔していた。そこをマーラにつかれた阿修羅王は、マーラの手先として帝釈天たちとぶつかる。一方マーラは大日如来から奪った光環で力を溜め込み、一気に仏たちに攻撃を開始。しかし、釈迦の教えを悟った帝釈天と梵天が阿修羅を救出。そして釈迦も大日如来と共に、マーラを退ける。戦いののち、自分たちが本当に現世に招喚されたのは手伝いではなく修行のため、と悟った梵天と帝釈天は、それぞれの修行に向かうのだった―――というストーリーでした。
ゲームやったことがないので、いわゆる「刀剣乱舞の仏様バージョン?」と思っていたら、本家はちゃんとアドベンチャーゲームらしいですね。でも「推し仏」を使って戦うあたりはやっぱり「とうらぶ」ちっくw 流石に作ったりはできないようですが^^; ストーリーも煩悩との戦いがメインかと思いきや、ほぼ「家事手伝い」(笑) 多分「とうらぶ」の「花丸」バージョンみたいなものでしょう。修業とは日々の生活なり。日々これ修行・・・って、どこかの誰かのご説法で聞いたことがあるんですが、確かにずっとやっていたら家事の悟りを開けるかもしれませんw
京都や奈良に行くと、当然寺社仏閣に行きますが、十三仏やら二十八部衆やら五智如来やら、全然覚えられん(--;) 『シュラト』の時少し覚えたんですが・・・修業はまだまだ足りていないようです(-人-)←むしろ「修行」という名の「煩悩の固まり」。
『RobiHachi』:こちらはオリジナルアニメでした。
主人公のロビーは様々な事業に手を出しては失敗を繰り返し、借金だらけ。金貸しのヤンのところに何度も借り行くが、ついに返済期日が過ぎて取り立てがやってくる、その取り立てに来たのがハッチ。ハッチから逃げているうちにロビーは自宅にしている宇宙船で逃げるが、その時迷い込んでいたハッチも同行することに。CMで流れている「何でも願いが叶う『アカフクリスタル』のある『イセカンダル』に向けて、二人は道中様々なトラブル&しつこいヤンの取り立てに遭いながら旅をしていく。借金だらけのロビーが通り抜けられないはずの関所を何故か抜け、遂に『イセカンダル』にやって来るが、実は『アカフクリスタル』は模造品。いわゆる旅行者集めのインチキだった。それでも元々あったというアカフクリスタルが祭られていた場所はこじんまりと存在し、そこでロビーは小さな石ころだけを記念に持ち帰る。と、そこにやってきた月から農中艦隊。実はハッチは月の国の王子で、篭の鳥の生活に飽きて社会見学と称し面白いことを探してロビーについてきたのだった。関所もハッチが借金を返済していたため、イセカンダルに入国することができていたことが判明する。そこにヤン一味が現れ、ロビーとハッチは地球への直行ワープコースで一気に地球に逃げる。ところがその地球では宇宙人が巨大砲で地上を撃つまさにその瞬間、二人の乗った『ヒザクリガー』が砲口に詰まり、巨大砲は暴発。見事に二人は地球を救ったヒーローとなる。実はロビーが持ち帰った頃は「アカフクリスタル」の原石だった。旅の思い出としてハッチにそれを手渡し、ロビーは借金を返済するが、結局ヒーローブームは瞬く間に去り、またも借金生活に。そこに現れたのはハッチ。二人はまた新たな旅に出る―――というストーリーでした。
誰が見てもわかる通り『東海道中膝栗毛』のパロです。ヤジさんがロビーでハッチがキタさん。設定もヤジさんは借金とりから逃げるのにお伊勢参りを利用していったわけですが、そういう細かな設定も原作と似せています。ただしキタさんは陰間じゃないよw お伊勢参りことイセカンダルへの道中はもちろんオリジナルパロですが、何気に設定を寄せているので、十返舎一九を読んだことない人は一読してみたら面白いかと。案外江戸の人も現代も変わりないので、多分令和が過ぎてずぅ~~~~っと宇宙に行く時代になっても、きっと人間なんて同じ!と思います。基本は誰でも変わらんのよ(^^) ロビーのクズっぷりは真似しちゃダメw 
膝栗毛は割と高校の教科書とかにも掲載しているので、名前だけでも聞いたことある人は多いと思いますが、この番組見てから読んでも尚面白いと思います。BL少女は特に(笑) 
ちなみにかもした的には何が凄いって、ヤンさんこと杉田智和さんの演技っぷりですね。オカマというほどオカマじゃないんですが、もはや「愛v」という名の執念で、必死にロビーを追いかけている演技が秀逸でした あ、エンディングも好きですw 「銀さんが執念で土方追いかけている(中の人)」ように見るとまた不思議w にしても、日曜深夜は『消滅都市』でクールキャラのタクヤを演じていて、一晩立てば今度は執念深いオカマを演じ切るこの凄さよ 色々凄い尊敬しております。
『異世界かるてっと』:漫画原作のアニメ化です。原作、というか『角川文庫』から出版されている「オーバーロード」「この素晴らしい世界に祝福を」「Re:ゼロから始める異世界生活」「幼女戦記」の主な登場人物が同じ世界にやってきたら―――という寄せ集めパロです。
ある時それぞれの世界に「謎のスイッチ」が現れる。各物語の主人公たちが誤ってそれを押してしまうと、主要人物全員が現代の学校で同じクラス(1年2組)として過ごすことに。納得いかないものの、ロズワールをはじめとする教師から、学校行事をいくつも与えられ、やる気はないがつい楽しんでしまう面々。最終的に体育祭で教師チームに勝てば元の世界に戻れる!最終起動兵器(※先生方チーム)を相手に初めてみんながタッグを組んで勝利!・・・のでしたが・・・「戻れる「かもしれない」といっただけだぁよv」(byロズワルド先生)で、結局このままの世界は続く。しかもまた転校生までやってきて―――というストーリーでした。
いわゆる「シャッフルパロ」なのですが、これはこれで結構面白かったです。「幼女戦記」以外はほぼ本編でもコメディ付きの物語なので、あんまり違和感なかったなw なんのかんのいってターニャも案外楽しんでいましたし(というか、転生前は現代の日本人だったので、馴染むの早かった:笑)。みんな主張することは本編と一緒なのですが、このメンツだと「このすば」と「Re」の主人公、スバルとカズマがフツーすぎて、全然目立たないw そして見かけ上一番人間じゃないアインズさんが一番の常識人(まぁこの方も普通に日本人(鈴木さん)だから)。多分本人たちは大変だったのでしょうが、見ているこっちは面白かったです。
『ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!』:こちらも「ストライクウィッチーズ」のパロです。概ね501部隊の日常生活を描いた作品でしたが、全キャラのそれぞれの個性がデフォルメされて表現されていて、それがギャグに繋がっているというもの。そして簡潔に言えば「本編同様、宮藤さんが一番苦労する」で話が通じる作品です。
最終的には坂本さんが作った刀を試し切りしただけで、敵施設が壊滅したので501部隊は「一時」解散・・・でもまた招集が来るんだろうな。
他の面々は戦いは凄いですが、日常生活では代替何処かに落とし穴が付いている人たちばかりなので、宮藤さんの苦悩はこの後も、また再度召集できっとずっと続く・・・頑張れ、宮藤!(ノД`)・゜・。