ゲームホリック

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スッキリは売れるのか(※反語)

2009年09月24日 | ゲーム
みんなのスッキリ
「みんなのスッキリ」(SCE)

短時間でスッキリできるミニゲーム集、『みんなのスッキリ』が発売されます。今までの「みんなの」シリーズ同様にライトユーザを想定されたタイトルのようですし、実際体験版を遊んだ限りでは実に短時間の内にルールを理解できます。また操作も簡単で、誰でも手軽にテレビゲームの持つ一番の魅力であるカタストロフィを体験できるのはクラップハンズならではの優れたゲームデザインだと思います。

しかも同作と同じタイトルを持つ日本テレビ系情報番組「スッキリ」とコラボレーションを行うことも発表されました。「スッキリ」出演者のアイデアで既存のミニゲームの一つをアレンジして収録されるとの事ですが、これはコラボレーションの時期的な問題からパッケージ版ではなくダウンロード版オンリーの施策ということでどこまで販売促進につながるPR効果を生めるのかは未知数です。


ただ本作の中身もちょっと微妙な部分があります。ミニゲーム集なのですが、任天堂系のそれとは大きく異なります。任天堂系のそれは大きく売れましたが、そこはひとえにゲーム的表現の排除があったように思います。極めてゲーム的ではない設定、そして何よりスッキリとした無駄の無いGUI。何も無いともいえるそれはゲームに警戒感を持つ層にすんなり受け入れられた大きな要因だと思います。

一方の『スッキリ』を見てみると本棚の片付けなど一般に受け入れられそうな題材もあるものの一見わかり難い題材が多いです。それに輪をかけて難しそうなのはGUIのごちゃごちゃ感です。本を並び替えるそれにしてもGUIやグラフィックが"スッキリ"としているとは言いがたいものがあります。だから全体的にスッキリとは言いがたい感じを抱きます。


そしてボリュームと値段。これが一番問題のように思います。パッケージ版の定価は2980円です。確かにPSPソフトの価格帯としては新作ではかなり安い部類に入ります。しかしながら12本のミニゲームがその価格に見合うのか。体験版を遊んだ限り確かにスッキリしましたし、中毒性をはらむものもありました。けれどお金を払ってまで、それも2980円~2380円を払ってまでやりたいかといえば疑問が。


まぁそれはひん曲がったコアゲーマーの戯言ですが。

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