ゲームホリック

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コントローラ

2008年12月14日 | ゲーム
PS3とXBOX360を実際にプレイしてみて、両社のコントローラを比べてみて、やはりPS3のコントローラに大きく不満を感じました。


PS3のシックスアクシズ及びデュアルショック3はデュアルショック2からはガワの仕様ではPSボタンの追加とデジタル切り替えボタンの廃止、L2、R2ボタンがトリガー状に変更されたのみで、見た目上でも、操作上でも大きな変化はありません。良く言えば、慣れ親しんだ操作を実現できますが、悪く言えば保守的で代わり映えがしません。

(個人的にはPSボタンの丸いデザインは丸みを帯びてはいるものの基本的な造型としてはスクエアであるデュアルショックとは調和しているように見えず、取って付けたような印象を覚えます。)

一方のXBOX360のコントローラは、初代XBOXのコントローラが余りに酷かったせいもあるのでしょうが、初代から大きく変更されより丸みを帯びながらもメリハリの利いたすっきりとしたデザインが目を引きます。初代の馬鹿でかかったXBOXマークもぐっと小さくなり、立体的にマークを表現することで全体のデザインのアクセントになっています。違和感もありません。

Wiiは実機を持っていないので実際の使用感は分からないのですが、クラニン特典のリモコンを触る限りは非常に考えられた、洗練されたデザインになっていると思います。持つことに違和感が無く、トリガーボタンなども縦横無尽に扱える優れたコントローラであろうという印象を持ちます。



PSコントローラは非常に革新的なすばらしいデザインでした。家庭用ゲーム機に3Dグラフィックスを本格的に導入しようというコンセプトをコントローラにおいても導入し、それまで言ってみれば2次元的なXYのデザインでしかなかったコントローラにグリップ部分を挿入し3次元的なデザインをデファクトスタンダードに押し上げました。


セガサターンのコントローラが”サターンパッド”という名称であったことが象徴的なように、サターンのコントローラはあくまでパッドであり平面的な旧来通りのセオリーに従ったものでした。ただしそれは非常に完成度が高かく、旧来の2次元のゲームではPSコントローラは足元にも及びませんでした。


現在主流のスティックや振動機能はもちろん任天堂がその基礎を築きましたが、それはあまりにキメラ的で優れたデザインとは言い難いものだったと思います。特に振動パックは重心が偏り、あまり持ちやすいコントローラではありませんでした。そのスティックや振動機能はアナログコントローラを経て、デュアルショックに完成し、デュアルショック2で成熟を迎えました。


デュアルショックシリーズは確かに素晴らしいコントローラでした。しかし現在も時代は動いているわけで、その素晴らしさはXBOX360コントローラやWiiリモコンの完成度によって相対化されてしまっています。他にも素晴らしく優秀なコントローラが作られているのです。

もちろんSCEも優れたデザインのコントローラを発表していました。いわゆる”ブーメラン”とあだ名されたものです。確かに挑発的で、子供が投げる可能性も無く危険なデザインかとも思いますが、デュアルショックを引き継ぎつつも刷新するそのデザインは全体的な調和の点ではシックスアクシズやデュアルショック3以上のコントローラだと思います。

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