ゲームホリック

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ミクロが何故革命的なのか。メモ書き

2005年09月15日 | ゲーム

 ソニーのゲーム機のブランド性もゲーム機本体のデザインに依拠するところが大きい。しかし問題なのはそのデザインが決定される過程。例えばPSPのデザインはゲーム機の機能から導きだされたデザインである。今までに無い大きなモニターを持つ携帯ゲーム機という思想の下、PSPは作られた。一方ミクロは機能からではなく、デザインの必要性から導かれたデザインであるのだ。ジーンズのポケットに入るほどのサイズという思想の下、ミクロは作られた。だから画面は小さくなった。

 ミクロはどう考えてもデザインが第一にあるのだ。一般層が持つカバンなり、ポケットなりにどう入れてもらえるかということを考えたとき、GBAやSPでは大きすぎるのだ。でなければ、どうして画面を小さくする必要があろうか、アルミ製のボディにする必要があろうか。少なくともそれまでのものよりも画面が小さくなることはコアユーザーにはマイナス以外の何者でもない。ましてや値段も高く、ゲーム一本のヘビーユーザーには訴求しない。
 PSPにも色違いがある。ユーザーの好みによって選ぶことが出来る。しかしそれは色だけだ。ほぼ値段も変わらないし、機能も変わらない。違いはGBAというゲーム機をユーザーが購入する場合、4つもの選択肢が用意されているということだ。GBAは7000円、SPは10000円、GBMは12000円、DSが15000円。GBMは決して安い選択肢ではない。ましてや画面の小型化はコアユーザーにとってはディスアドバンテージとすら見られる。

 で結局何が言いたいかと言えば、GBMはこれまでのハードのようにハード機能により規定されたデザインではなく、ファッション性によって規定されたデザインであることが革命的だということだ。

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