先月発売されたドリームキャスト用ソフト、『アンダーディフィート』は某雑誌のレビューでも言われていた通り、まさに硬派なシューティングゲームだ。いまどき珍しいくらいに硬派だ。どこぞのシューティングのように一見硬派な戦争もののような様子だが、ボスが変形して人型ロボットになったりするものとは一線を画す。
なんと馬鹿なことを、と正直思ってしまった。このゲームにおいてはいちいち敵弾がラグを伴って向かってくるが、地上と空中の高低差を表現するために地上兵器から放たれた弾はすぐに自機には当たらない。まず一旦自機と同じ高さまで上昇してから、向かってくる。当たり判定を伴って。
普通のシューティングであれば、こういった空間の処理はゲームにおけるいわゆる”暗黙の了解”で済ませてしまい、下からの弾は何のラグもなしに向かってくる。と、なりつつもシューティングゲームの定型であるボムは無くなっていない。
でもこれが面白い。簡単に言えば、バランス感覚に優れている、センスが良いということだ。リアル志向のゲームは、『グランツーリスモ4』しかり、往々にしてリアルというものにとらわれすぎて、身動きが取れなくなってしまうものだが、その呪縛を見事に振り切っている。
未だに頑なに”ゲーム”的なゲームを良くも悪くも誇示しているシューティングゲームというジャンルにあって本当に珍しいタイトルだ。
なんと馬鹿なことを、と正直思ってしまった。このゲームにおいてはいちいち敵弾がラグを伴って向かってくるが、地上と空中の高低差を表現するために地上兵器から放たれた弾はすぐに自機には当たらない。まず一旦自機と同じ高さまで上昇してから、向かってくる。当たり判定を伴って。
普通のシューティングであれば、こういった空間の処理はゲームにおけるいわゆる”暗黙の了解”で済ませてしまい、下からの弾は何のラグもなしに向かってくる。と、なりつつもシューティングゲームの定型であるボムは無くなっていない。
でもこれが面白い。簡単に言えば、バランス感覚に優れている、センスが良いということだ。リアル志向のゲームは、『グランツーリスモ4』しかり、往々にしてリアルというものにとらわれすぎて、身動きが取れなくなってしまうものだが、その呪縛を見事に振り切っている。
未だに頑なに”ゲーム”的なゲームを良くも悪くも誇示しているシューティングゲームというジャンルにあって本当に珍しいタイトルだ。
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