当初、台風10号は28日辺りに北陸にやってくるはずだったがまだ太平洋上でもたもたしている。
台風は日本海に抜けるとあっと言う間に衰えて猛スピードで日本海を北上して消えていくのが普通。
ところがこの台風は違う。
台風の動きが遅ければ遅いほどエネルギーを蓄えて強くなっていく。
今度の台風はいつもと違うぞ!
相当の覚悟が必要のようだ。
黒潮に乗って運ばれてくる暖気は日本近海で乱雲を発生させるらしい。
そのため海上は厚い雲に覆われて太陽光を遮ってくれるらしい。
それで海面の温度を調整しているらしい。
それが今年はいつもとちょっと違うらしい。
海面の温度が高いために乱雲がかき乱されて周囲に散ってしまうとのこと。
そのため海上にはまともに太陽光があたり海の温度は異常に高くなっているとのこと。
地球の3分の2は海に覆われていてることでバランスが取れて生物が生き延びる環境を保っている。
それが、どうやらおかしくなっている。
その原因はどうやら人間の活動にあるようだ。
その昔、今は砂漠に覆われているアフリカ大陸は緑豊なオアシスだった。アラブの世界にも沢山の緑があった。
それがテレビを見ていても分かるが辺り一面茶色の世界。
かつてここには木が一杯茂る豊かな森があった。
それを裸にしたのは言うまでもない人間様なのだ。
大気を冷やすには水が必要。
その水がどんどん失われている。
降った雨はストレートに海に流れ地上の水分がどんどん失われていく。
降った雨は出来るだけ地上に留め簡単に海に流してはいけないのだ。
日本の国もどんどん都会化され、水を貯える田んぼはだんだん少なくなっていく。
保水性のないコンクリートの建造物がどんどん増えていく。
ブラジルでは貴重な熱帯雨林を伐採してトウモロコシ畑にしているそうだ。
そのトウモロコシも人間が食べる食料でなく自動車を動かす燃料にしているとのこと。
背の高い大木とトウモロコシ畑とは保水力が全然違う。
太陽からもらったエネルギーはあまったら地中深く埋めて備蓄している。
何十億年もかかって貯えてきたエネルギーをここ数百年で掘り出して人類は使っている。
それも今や枯渇してきている。
それではいけないと、自然界に存在しない原子力を人工で造り出してエネルギー確保に力を注いでいる。
そればかりか人類は宇宙旅行を楽しむためにロケット開発をしている。
地球は引力が強いためにそれをふり切って宇宙に飛び出すには一度に自動車何万台分の油を使ってロケットを飛ばしている。そんなことが許されていいのか。
人類が滅びるのはいいが、何も知らない動植物も道づれにしていくことになる。
そんなことが許されていいのか。
自然に対する物の考え方を根本的に変えていかなければならないのではないか。
老い先短い老翁が要らぬ心配をしている。
抗癌剤の効果が出て来たのか、昨日今日と体の調子がいい。
一寸普段気にしていることを書いてみた。
まだ外は炎天下。
外出するのはまだ先になりそうだ。
蒸し暑いのが苦手(-_-;)