冷房にあたりっぱなしだと罪悪感にかられる。
切るとー、暑いィー!。だめ、だめ。26度、5度です、ずーっと。
外出し、電車待ってるホームではめまいがした。
空気の悪いサウナ部屋、そんな感じです。
日本の知、和辻哲郎著 「風土」岩波文庫
風土を、単なる自然現象ではなく、人間の精神構造から文化論を鋭く分析、解く名著。
この夏休み挑んだ1冊だが、モンスーン域の日本の風土は、暑熱と湿気との結合を
その特性とし、我々は、これを湿度計に現すことの出来ぬ人間の存在として把捉しよ
うとする・・・、とある。大雨、暴風、洪水、旱魃の猛威にも触れている。
この本は、昭和3年に書かれた!哲学者は預言者なのだ。
電車の中で、2度、3度本を開いたが、冷房の効いた車内の心地よさに睡魔が・・・
「知」は遠い。