マムシ谷というのは、私がそう勝手に呼んでいるだけの場所になります。
地元の竜王山の登山道を途中外れて
藪を漕ぎながら谷に下って行ったところになります。
まったく知られていない場所。
沢があってジュルジュルの湿地状態で
本物のマムシも多いですが
マムシはマムシでもマムシグサの大群生地なのであります ^-^;
急登登山口付近ではいきなり黒マムシと緑マムシがお出迎え(笑)。
うじゃらうじゃら
竜王山はどのルートから登っても
そこそこキツイ (;´Д`);
ある場所からぐ~っと谷底へ下ると
そこは、マムシグサの楽園
写真がよくないですが
もうね、足の踏み場もないくらい生えています。
マムシグサの足元には次世代の実生がびっしり。。
緑マムシと黒マムシの割合は、7:3くらいかな。
中間色だったり、かなり赤味の強いものだったり
面白い個体も ^-^。
マムシグサ好きにはたまらない場所♪
これほど個体数が多いのは、やはりシカが関係しています。
竜王山はたいへんシカの多い地域であり
林床の草木は食べ尽くされています。
ようはマムシグサにとっての競争相手が不在
さらには毒があるからシカが食わない。
そのようなことで、繁茂する条件が揃っているわけですね。
美しい模様葉をもつ個体も♪
葉模様のバリエーションは非常に豊富です。