Action is my middle name ~かいなってぃーのMorrisseyブログ

かいなってぃーのMorrissey・The Smithsに関するよしなしごと。

モリッシー London The O2 Arena(2014.11.29)公演観てきました 2

2014-12-05 01:13:36 | Morrissey Live

…さて。思ったより旅の後の回復に時間がかかり、なかなかブログも進められません(泣)。

わたし、こういうレポートって即時性が肝だと思うんで、どんどん時間が過ぎるのが口惜しい

です。でも、なんていうか魂が抜けてしまっており…

(こんな感じ)

こんな時差ボケ、かつてなったこともないし、疲れもここまでひどいわけもないし、と考える

と、やはりあんなに観たかったモリッシーを観たので脳になんらかのダメージを負ったのでは

ないか!?と思われます。まあ、本望だ。というわけで、ライブレポを進めます!


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座席に座り、まわりを見回しつつ緊張。なんかまわり、アダルティーな方が多く、ライブ始まっても

このまま座ってみるのかなあ、わたしだけ立ったら浮くなあ…という感じでした。前にいる中年夫婦

なんてもう、まったりしていて、絶対立つわけなさそう。だからスタンディングじゃなくてここに

いるんだもんな、そうだ、わたしも今日落ち着いて観るんだったわ…とかぐるぐる考えてました。


現地時間8時半ちょっと前くらいから、モリッシー監修お気に入り映像集が始まりました。

あー、これこのインタビューでも語っていた、モリッシーとメンバーがハマっている

ミセス・シャッフルウィック

MRS SHUFFLEWICK.

私、どうしても往年の「ばってん荒川」を思い出してしまうんですが


 

そして印象的だったのはシャルル・アズナヴールの「世界の果て」"Emmenez-moi” 

こういう歌い上げ系をモリッシーは参考にしているんですかね。

"Emmenez-moi" Charles AZNAVOUR


そして自分の歌“The Bullfighter Dies”と共に、闘牛士が牛さんに追い込まれまくってる

映像も流れ、会場は「やれやれ~っ!!」って感じに大いに喜んでいました。

 

おなじみのニューヨーク・ドールズ“Looking for a Kiss”が流れ…

会場も「来るぞ…来るぞ…」という雰囲気になってまいりました。

なんか嵐の前の静けさ、というか、あんなに人がいるのに、静かだった。


そしてまたまたおなじみのリップシンカ「ミーミーノーエデュケイション!!」と始まり

ライブスタートの合図のギャ~と雄叫び(ア~かもしらないけど雰囲気的にギャー)

 


O2のいっぱいのお客さんも「ギャ~」と雄叫び


ギャ~!!!(出てきた)


ギャ~!!!


ギャ~!!!ギャ~!!!

(興奮のあまりぶれてる…w)

 

モリッシー第一声↓

“I'm privileged…I'm privileged…

beyond my wildest dream‼!”

「光栄です…光栄です…想定をはるかに超えてます!!」

 

そしてばーんッと、この女王様のバックドロップが出て

“The Queen is dead”が始まりました!!

夢にまで見た女王死んだオープニング!!

これが聞きたかった。本当に聞きたかった。

ワウワウ言うギター聞きたかった!!

条件反射ではじかれるように立った!!

みんな立たなくてももういい!!って思ったけど

席のまわりの皆さんも立っているよ~

前にいた「まず立たないか…」って思ってた中年カップルも立って

ぶるんぶるん腕振り回してる~すみませんでした!!


間奏ではみんなでまるで練習したかのように

「おうおお~おうおお~お~お~!!!」

って歌う、というか、唸り声が地響きみたいにO2に響き渡る。


Life is very long when you're lonely…

いっつもいっつも寂しくて長ったらしい人生が、今この瞬間だけ、渦巻きみたいに

私やまわりの人を巻き込んで吹き上がってはじけたみたいだった。

そのど真ん中にいる、白装束の男。

誰よりも力強くて厳しくて優しくて、すべてを突き放してすべてを受け容れる男。


モリッシー、モリッシー、モリッシー …

頭の中にはモリッシー、モリッシー、モリッシー、しかなかった。

ここはどこ?わたしは誰?ここはモリッシー、彼はモリッシー…

(from GIGWISE)

 

やっと一曲目始まったのに、続く…w


モリッシー London The O2 Arena(2014.11.29)公演観てきました 1

2014-12-03 14:33:26 | Morrissey Live

モリッシーのライブが観たい…観たい…と思っているだけの毎日に嫌気がさして、

3泊5日でロンドンのモリッシー公演を観に行ってきました。

つらつらとモリッシー公演の記録(ほとんどfor myself)を書いていきたいと

思います。写真だけでも500枚くらい撮ったし(興奮しすぎてほとんどいい写真

ではないですが)長くなる&帰国後廃人過ぎてノロノロだと思いますのであしからず…

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久々のロンドン。あまりに予定を詰め込み過ぎたため、モリッシーライブ本番

までにはへとへと。会場のThe O2 Arenaには、ロンドンアイのふもとより

River Bus Expressで向かいましたが、危うく乗り遅れそうに…


窓から、再開発されたウォーターフロントの素敵なフラット群を眺め

ほっと一息観光気分(滞在中唯一のロンドン観光的なもの…)。

途中ロンドン・ブリッジからはたくさんのモリッシーファンの方々が乗船

してきました。老若男女、思い思いのモリッシー・スミスTシャツを着ている~

気持ちがだんだんと盛り上がってきます。


そして約30分後、見えてきたO2…不時着した宇宙船がライトアップされているか

のようです。なんかがたくさん刺さっている。川から上陸すると会場はすぐでした。


入場の際には食べ物検査があり。同行者はおやつに忍ばせておいた

スコッチエッグを没収されましたwww

この日のO2はモリッシーの要望により、売店で販売する全食品が

肉フリーのヴェジタリアン仕様。

売店のサインがかわいかったです。

実は、ひとつお譲りしてもらった…

記念に大事に飾っております。

 

同好者が頼んだベジタリアンバーガーはこんな感じ。

少しもらったらとってもおいしかったです(でも1000円以上

して高い)。

グッズ売店の後ろに並んでいたマッチョなおじさんも、

食べ物がおいしい!!と満足していました。

他にも肉フリーホットドックなど…

ベジメニューはいつももあるものなのかしらん?


会場にはおなじみPETAの方々も、プロモーションのカウンター

を設けていらっしゃいました。


そこで、私の大好きなこの「肉フリー」モリッシーイラストの

フライヤーやカードを「友達の分も」ということで大量にいただいてきましたよ。

「今日のために日本から来たの!?感動的だわ」と労をねぎらってくれて、

動物だけでなく私にも優しいの。

 

そして、禁断の物販…どこにも、平均して20~30分待ちの列が。

結論から言うと4回、3種類のマーチャンダイズカウンターに並びました。

だって場所によって売ってるものが違う&欲しかったワールドピースの

ティータオルが一時的に売り切れてしまったので…。

4回目の列でやっと手に入れたけど、冷静になって見ると単に字の書いた

布だよね(涙)。


それにしてもM様商法に乗って買いすぎました、

私は故郷の浅草でTシャツの露天商でもやるのでしょうか!?

(帰国後すぐに、モリッシー公式物販サイトが28%オフ祭りをやっていて

茫然としましたよ…)


このレポートペースだと、なかなかライブ本題に入れないw

とりあえず、会場の入りは…スタンディングは満員、座席も上の方に空きはある

ものの、ほぼ満員に近い入りと言ってもいいのではないでしょうか!?

チケットは、考えに考えて、スタンディングではなく、ステージに

一番近いLevel1の101ブロックをゲット。今日は全神経集中させて

落ち着いて観るぞ‼ということで…

席に座ると、なんと前から3列目の良席‼

でもうステージに飛び降りたい気分‼


…じゃなかった、落ち着いて観るんだった…ああ、映像が流れ始めたよ…

こんなに遠くまでモリッシーに会いに来たのに、こんなに頭の中真っ白で

どうしよう…もう何も見えない何も聞こえない無感覚…

こんなに人のいるO2で、気分はとってもひとりぼっち、無重力…


…そんな極度の緊張に襲われたまま、次回へ続く。