とうとうモリッシーがやってくる9月!
期待で胸が高まる中、私事ですが誕生日を迎えました。
誕生日の度、自分の年と同じ年のモリッシーの写真を確認する
のですが、モリッシーと私は「干支」が同じなのでぴったり12年前。
こんな感じ。
“You are the Quarry”をリリースした年、2004年。
すでに、大人の円熟味。。。
“You are the Quarry”は全英アルバムチャートでは初登場2位、16週連続でトップ50入りのヒット作。
でも同時期にキーンがリリースした“Hopes and fears”がモリッシーの1位獲得を阻み、キーンは
モリッシーファンだったので悪がっていた(最近のエド・シーランは悪がってなかったのかな)
…というエピソードが好きですw
“quarry”とは、獲物。しかも“the Quarry”!どんだけ「狙い撃ち」されるのだか~~
シングルカットされた“Irish Blood English Heart”は全英シングルチャートで3位に、
モリッシーの10年ぶりの全英トップ10シングル、そして代表作にもなりました。
他にもこのアルバムからのシングルには全英10位以内獲得し、その後のライブ定番曲となった
"First of the Gang to Die"
"Let Me Kiss You"
が。
そして
“The World Is Full of Crashing Bores"は2008年以来、今年のほとんどのライブで演奏。
"All the Lazy Dykes" も2011年以来、いきなり昨年末~年初に復活。先日8月のイスラエル公演
でも演った模様!
今回、スミスファンだけど最近のモリッシーソロはあまり知らない~
モリッシーをよくわかってないけど、そんなに良いなら観てみたい~という方々から
モリッシーライブ前に何のアルバムを聞けばいいの!?
と、最近よく質問されます。
最新アルバムの次に聞くなら、この2004年のアルバム“You are the Quarry”を
オススメします!間にベストははさみつつ、前回の“Maladjusted”からは7年ぶり、
いくらインターバルがあっても、また違った力強さで、45歳でここまで力強く輝けるという
ことを身をもって証明しているのがすごい~~!
誕生日ということで久々にメッセージをくれた、20年近く前の友人(46歳)が今日、
「ロックはもうやめた」と言っていました。
「ロックをやるには老い過ぎた、でも死ぬには若過ぎる」ということでロック以外の
ライトなジャズなど聞いているそう。
彼は、ハードロックバンドのドラマーで、ロックをとったら何ひとつ残らないような人でしたが・・・
「モリッシーの何がロックか」という議論をよく夜中までしたっけ。認めてもらえなかったけどもw
それが今では、腰まであった長い髪を切って良き家庭人。それが悪いというわけではないけど
「今もロックだ~モリッシーだ~」という私に対して「もう中年だよ。。疲れないのか?」と。
そりゃ毎日ヘトヘトです!だからロックを聞くのですが。。。
彼は悪くないけど、年齢を重ねても、好きなことはやめない人生を続けようと思った所存です!
どんな年になろうと、「年相応」なんかじゃない、「自分相応」のその時の
一番の自分のやり方で「ロック」し続けるモリッシーをお手本にしつつ。
「年齢に影響されるべきてはない。単に靴のサイズのようなもの、
年齢によって自分の人生をどうやって生きるかとか決められる
ものではない!君は年齢に関係なく、素敵にもなれるし、
退屈にもなれるんだから」
…というモリッシーのメッセージがしみます!座右の銘です。
ほんと、「この年になって」とか言うのがバカバカしくなりますね。
単にこれからも、モリッシーが、音楽が好きで、続けていくだけです。
そんなわけで、あと2週間でモリッシーが来日する!!
モリ上がって行きましょう~♪♪♪