ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

若月万理華が秀逸な演技を披露、舞台『すべての犬』は「乃木坂らしさ」が詰まった大人の演劇作品 [06Oct15]

2015-10-06 18:00:00 | 芸能
乃木坂が参加する、近々開催予定の注目イベント

10月11日(日) NHK Eテレ『第82回NHK全国学校音楽コンクール 全国コンクール 小学校の部』(14:00~17:00)に生田絵梨花が司会として出演。

10月12日(月祝) 舞台『すべての犬は天国へ行く』[10日目千秋楽] 第16公演(13:00)&第17公演(19:00)

10月12日(月祝) NHK Eテレ『第82回NHK全国学校音楽コンクール 全国コンクール 中学校の部』(14:00~17:00)に生田絵梨花が SEKAI NO OWARI と共に出演。『小学校の部』と同じく、いくちゃんが司会を務める模様。

10月15日(木)『乃木坂46 アンダーライブ 4thシーズン』in AiiA 2.5 Theater Tokyo [初日] 第1公演(18:00)

10月17日(土)『takagi presents TGC KITAKYUSHU 2015 by TOKYO GIRLS COLLECTION』in 西日本総合展示場新館 に白石麻衣と西野七瀬がモデルとして出演。



今日は、舞台『すべての犬は天国に行く』の感想です。

筋立てや台詞に触れている部分があるので、これから観劇される予定で、先入観なしで鑑賞したい場合は、読まない方がいいと思います。

ストーリー展開で観客を驚かせるシーンがあって、事前に知らない方がいい情報も、以下の感想の中に入っています。

ただ、この舞台が放つ迫力は、私が文章で伝えきれるレベルではないので(笑)、うっかり読んでしまっても、当日の観劇が台無しになることはないかと。

まあ、今回が初演ではなく、すでに上演された劇なので、情報制限に関しては、少し緩めに書いてしまったかもしれません。

では、余白行の後、感想を始めます。










ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏は、初日公演に際して、ツイッターで

普段演劇を観慣れないお客さんも多かろう。「舞台って面白い」と思ってくれれば嬉しい。

とコメントされています。

日曜日の夜、舞台『すべての犬は天国に行く』を観劇して、この言葉の意味が少し分かった気がします。

幕が上がって早々、東風万知子(真中瞳)演じる娼婦エリセンダが、男性性器を表す三文字俗称を連呼(笑)、これから、テレビドラマのような「守られた」空間ではない、猥雑でブラックな舞台演劇が始まるのだと、観客にお知らせしてくれます。

実際、劇中では、子どもも含めて、人が容赦なくバンバン殺されるだけでなく、下ネタ、差別的発言、未成年飲酒、子どもへの性的いたずらなど、地上波であれば、深夜でも放送が難しい話がてんこ盛りです(笑)。

こういったワンランク上の「表現の自由」によって、心の闇がたっぷり入った、赤裸々な人間群像劇が展開する舞台で、見応えのある大人の演劇だと思います。


従って、観る人によって、感想が大きく異なると思いますが、私には、あっという間に時が過ぎて行った、非常に楽しい舞台でした。

とくに前半は、掛け合いのテンポが良く、次々と個性的なキャラが登場して、思いもよらない事件が勃発したり、そうなの?と驚くような事実が判明するので、ジェットコースターに乗っているような、心地よい疾走感を味わうことが出来ます。

こういった芝居の醍醐味が出せるのは、何と言っても、客演女優陣の演技が素晴らしい切れ味を持っているからで、「リトルチビ」のニーコ、生駒里奈演じるメリィのお母さんであるエバ役の柿丸美智恵、エリセンダ役の東風万知子、グールバッハ夫人役の山下裕子、そしてアイアン・ビリーの妻カミーラ役の猫背椿が、ドラマの軸をしっかり作っていて、乃木坂メンバーが活躍出来るお膳立てをしてくれています。


とくに印象に残ったのは、娼婦デボアを演じた鳥居みゆきです。

正直、鳥居さんは、「ヒットエンドラ~ン」など、変わったギャグをする芸人というイメージしかなかったけど(笑)、こんなに演技と歌が上手いなんて思いませんでした。

何と言っても声が素晴らしい。

やや癖はあるんだけど、よく通る美しい声で、芝居においても、歌においても、その個性的な声が響き渡って、舞台空間に、独特の味わいをもたらしていました。


実は、この物語、敢えて主人公を挙げろと言われれば、このデボアになるかと思います。

それほど中心となる役で、2001年に下北沢本多劇場で行なわれた初演では、ナイロン100℃以外から、戸川純がデボアに抜擢されていて、舞台イメージの形成に重要な役割を担っていることが分かります。

鳥居みゆきは、デボア役を、自分の個性を流し込む形で好演していて、それが舞台全体を切なく妖しい異空間に仕立てている気がしました。

物語の奥深くに棲息する、もの凄くエキセントリックなタイプの「天使」といった感じでしょうか(笑)。


メンバーの演技は、「乃木坂らしさ」が出ていて、非常に良かった。

演劇初心者が多い上に、稽古の時間が少なかったため、本人のキャラからあまり離れた役柄に設定すると、消化不良になりかねず、堤泰之さんが、メンバーのもともとのキャラに沿わせる形で、演出したのかもしれません。

ただ、自分に近いキャラとは言っても、舞台で役を演じることは、素を見せることと全然違うので、やはり十分な稽古が必要な筈ですが、それぞれのメンバーは、短期間で上手く仕上げてきたと思います。


強いんだか弱いんだか分からない、ちょっと志村けんの入ったガス(笑)の斉藤優里、娼婦カトリーヌと新聞配達する靴屋の二役をこなした新内眞衣、16歳ながら酒を飲み、男に買われるシーンを演じた保安官の娘クローディアの松村沙友理、そして、早撃ちエルザの井上小百合。

とくに、井上小百合は、『NOGIBINGO!』などで見せているバラエティ的なキャラをベースに、演技を組み立てていて、さゆにゃんのエルザが舞台を縦横に闊歩する感じが、観ていて楽しかった。

井上さんは、舞台の経験があるので、まだ分かるのだけど、ゆったん、まいちゅん、さゆりんは、初心者な筈で、ここまで持って来きたのには、驚きました。


考えてみると、どのメンバーも、千倍近い競争を勝ち抜いて乃木坂に入ったわけで、人前に出たときに目立つオーラや自分を表現する力は、そもそも普通の人とは比べものにならないハイレベルなものを持っているのだと思います。

そういった素材の良さが、ライブにしても、舞台にしても、短い準備期間であっても、あるレベル以上の出し物を提供出来るという、乃木坂の強さを支えているのかもしれません。

ただ、メンバーの優秀さに、運営が頼り切ってしまい、無理に無理を重ねるスケジュールを平気で作ってくる傾向があって、困ったもんです(笑)。


メンバーのキャラに寄せた役柄の設定によって、「ハマり役」が多かったのだけど、その中でも、存在感がひと際目を引いたのは、メリィ役の生駒里奈と医者の奥さんであるキキ役の桜井玲香です。

メリィは、知的障害の疑いがあり、幼児のように、ひたすら子ども子どもしているのだけど、その一方で、娼婦の部屋から指輪を盗んだり、バー&売春宿で使用人として働く母と一緒に、子どもを殺して肉屋に売ったり、まあ壮絶に逞しく生きている(笑)。

純真無垢でお母さんがいないと何も出来ない子どもなんだけど、やっていることがグロテスクで、しかも、それを無邪気に受け入れて、異常なことだと微塵も思っていない。

こういった目眩のする二面性を、生駒里奈が巧妙に演じていて、メリィが出てくる度に、何か背筋に寒気が走るような、切なく心を揺さぶられるような、強烈なインパクトを残していきます。

最後、目の前で母親を殺され、「こんな頭のおかしな奴、1人で生きて行けないんだから、殺してあげた方が本人のためよ」と、無茶苦茶なことを言いながら、銃を向ける伊藤万理華のクレメンタインに対して、「1人で生きていけるよ、お母さんがいれば」と答えるシーンは、ちょっとグッときました。

まあ、この芝居、そんな感傷に浸っている暇はないんですが(笑)、ほとんど初めての本格演劇で、ここまで踏み込んだ役を見せられるなんて、生駒ちゃん、演技の才能が相当にあるんじゃないかと思った。


桜井玲香は、華やかに着飾ったキキ役で登場、酒場での、掛け合い芝居の中心を担っていて、大いに笑いを取っていましたが、これは、顔芸ならぬ、声芸と言えると思います。

キャプテンの声は、キーが高く、よく響いて、キレがある。

その声を存分に生かした掛け合いシーンがあって、彼女はリズム感も良いので、テンポが心地よい、圧巻の見せ場になっていました。


桜井さんは、その後、本当はキキなんだけど、死んだ夫の格好をして、売春宿で女を物色するエロおやじとして再登場します。

ここで、松村沙友理と、噂の「ラブシーン」を演じるわけですが(笑)、さゆりんの香水の匂いを嗅ぎながら、子どもの頃、おそらくは性的に興奮した「匂い」について、事細かに説明し始める。

男の声なので、トーンは低いけど、香水の向こう側にある、体そのものの魅惑的な匂いについて語る部分がエロチシズムのポイントになっていて、ここでも桜井玲香の声が効果的に使われています。


ヒロインとして出演したスーパーエキセントリックシアターの『Mr. カミナリ』では、やや台詞に苦戦する感じがあったけど、今回は、スラスラと言葉が出ていて、演技レベルが上がっている印象を受けました。

経験を積んだことに加え、持ち前の声を駆使して場を引っ掻き回す、キキという役が桜井さんに合っていたことも大きいと思います。

今回の舞台、演出を担当している堤泰之氏は、メンバーの個性や特徴を見抜き、次々と「ハマり役」を連発する構成に作り上げていて、稽古期間の短さをカバーするそのプロの手法に感心しました。


ただ、メンバー8人の中で、本人のキャラを大きく越え、作中人物になり切っていたと感じたのは、バー&売春宿の経営者の娘姉妹である、マリネとクレメンタインを演じた若月佑美と伊藤万理華です。

登場人物はロクデモナイ奴がほとんどなんだけど、その中でも、群を抜いてロクデモナイのが、この二人で(笑)、そういった突き抜けた役を、突き抜けた演技で見事にこなしていたと思います。

マリネが、婚約して村を出ようとしたある娼婦を半殺しにして、息も絶え絶えな女に、ライフルの銃口を突きつけ、「お前だけが幸せになるなんて許されないからな」と悪態をつきながら、止めを刺そうするシーンはとくに印象的で、若月佑美の「凄み」を感じさせられました。

福田彩乃との二人芝居『2LDK』でも、殺し合いをする、攻撃的なシーンがあったけど、そのときに比べ何倍も迫力が増していて、心底、「怖えーな、この女」と思った(笑)。

もちろん、本人の普段のキャラとはほど遠い役で、よく作り込んで、自分のものにしている気がしました。

まあ、本当の性格はマリネ的だったりするのかもしれませんが(笑)、『柿丸さんの部屋』という若月ダメ出し企画も功を奏しているのでしょう、本格的な女優と呼びたくなる域に入ってきたと思います。


村を去ろうとした娼婦を何人も殺しているものの、他人の「幸せ」を嫉妬する感情があったりして、マリネにはまだ少し人間味を感じるけど、妹のクレメンタインは、自分の欲望のまま、突っ走るタイプで、「狂ってるよ、こいつ」と言いたくなる強烈な役です。

売春部屋の壁に穴を開けて、娼婦と客のことの次第を盗み見るのが趣味で、松村沙友理のクローディアに酒を飲ませるため、父親である保安官が、どうやって女を抱いたか、事細かに説明してあげる(笑)。

自分を殺そうとしたエバを、咄嗟の機転で逆に銃撃して、虫の息にしてしまうシーンでは、必要もないのに、いきなり生駒ちゃん扮する娘のメリィに銃を突きつける。

その時、デボアが不注意から銃を暴発させ、事故的にエバに止めを刺すと、それを見て、何をやってるんだ、母親が生きている内に、眼前で娘を殺した方がより残酷だろうがと、殺す順番について熱っぽく語り、結局、その場で、メリィまでも殺してしまう。


他者への共感がゼロに近い、徹底したサディストなんだけど、キキの旦那が好きだったり、どこへも行けない閉塞感に心が窒息しそうだったり、自分の手で人を殺して「おわ~」と動転したり、心の奥では、エゴイスティックながら、人間的な感情が渦巻いている。

メンバー8人に割り振られた役の中で、おそらくは、もっとも「汚れた」役だと思いますが、このクレメンタインを、伊藤万理華が渾身の力で、見事に演じ切っていて、もう立派な女優さんです(笑)。

まりっかの演技はネッタリとしつこく、しかもすごい迫力なので、ぐいぐい心を侵されてしまって、観劇して数日経っても、まだ余韻というか、後味の悪さというか(笑)、残っていますね。

いやいや、スゴですよ、まりっかは。


マリネとクレメンタインは、酒場で、プロの女優陣と掛け合うシーンも多く、難しい性格の役ということもあって、演出の堤さんが、ドラマや映画の経験があり、演技面で信頼出来る若月佑美と伊藤万理華に、この役を任せたんじゃないでしょうか。

もう一つの要である早撃ちエルザに、やはり演劇経験があって、抜群のセンスを持つ井上小百合をキャストしたことなど、この舞台は、考え抜かれた配役になっていると思います。

そこに、メンバーの豊かな素質と、客演女優陣の多彩な演技力が加わることで、短期間でこれだけの完成度にまで持っていけたのだと思います。


観劇したKERA氏は、

なによりああした世界にいながらこうした作品に挑んでくれたことを評価。が、問題を挙げればキリがない。どうか、どうか続けてほしい。

と感想を書かれています。

私は、舞台演劇をあまり観ないので、発声以外の面で、KERA氏が感じた「問題」を推測する力はないけど、かりにメンバーが、柿丸さんほど引き出しのある演技力や、鳥居さんほどの舞台表現力を持っていれば、全然違う芝居になったとは思います。

ただ、演劇経験が乏しく、アイドルという別の分野で活動するメンバーが、こういった芝居を行なうことによって、乃木坂にしか出せない味というのは、あったんじゃないでしょうか。

甲子園の高校野球は、プロ野球ほどレベルは高くないけど、そこにしかない魅力に惹かれる人は多い。

舞台『すべての犬は天国に行く』は、KERA氏が評価したように、普段、演劇とは異なるジャンルにいる乃木坂メンバーが入ったことで、今までにない化学反応が起こり、舞台に「乃木坂らしさ」が加わったことが、少なくとも、私にとっては魅力的だった。

そして、本格演劇を通して、乃木坂側にも大きな変化がもたらされる筈で、乃木坂ファンとしても、こういった芝居は、ぜひ続けて欲しい。


実際、舞台に参加した8人は、プロ女優の稽古と演技を、長期間に渡って、間近で見られるわけで、18公演をやり切ったら、見違えるように成長していると思います。

生駒里奈は、センターからいきなり3列目になって、13th選抜が発表された後、若干落ち込んでいた節があるけど、長い目で見ると、貴重な演劇経験を積むことが出来ていて、むしろ、もの凄くラッキーな列変動だったんじゃないでしょうか。

演劇は、発声、身のこなし、間合いなど、タレントのあらゆるスキルを向上させるので、他のメンバーにも、どんどん機会を与えた方が良い。

そうでないと、メンバー間の経験値に大きな差が出来てしまって、グループとして、かえって動きづらくなる危険があります。


一方、若月佑美や伊藤万理華は、女優として、ぐいぐい成長している感じで、そのうち、他のアイドルの舞台に客演で呼ばれるなんてことがあるかもしれない(笑)。

『すべての犬は天国に行く』は、最後の場面で、出演者全員がステージに出てきてダンスを踊るのですが、乃木坂メンバーは、若様とまりっかが先頭で飛び出して来ます。

このとき、まりっかのダンスは、指先まで美しく神経が行き届いて、全体の動きもダイナミックで、惚れ惚れするくらい魅力的です。

伊藤万理華は、このダンスを生かせるような舞台に、ぜひ挑戦して欲しいですね。

もちろん、そのときは、絶対に観に行きます(笑)。


この舞台では、なぜ男たちが、みんないなくなるまで、殺し合ったり、自殺したのか、その理由については、何も説明がありません。

ただ、伊藤万理華扮するクレメンタインが、「ここは人生の終点なのに、見晴らしが良すぎるのよ。ジャングルみたいに回りが囲まれているんじゃなく、どこまでも見通せるの」と話す場面がある。

西部開拓時代、アメリカ中西部の村では、冬場の天候があまりに過酷で、精神を病んでしまう人が続出したという話を聞いたことがあります。

あるいは、地平線の彼方まで見晴らせる、単調ながら荒々しい大自然が、人間のこころを蝕んでいったのかもしれない。


「ユリイカ 詩と批評」(青土社)の10月臨時増刊号は、1冊まるごとケラリーノ・サンドロヴィッチ氏の特集で、その中で、演劇ドラマ研究家の岡室美奈子氏は、

犬が死んだ時、飼い主は「すべての犬は天国に行く」と言って、その死を受け入れるのだという。

と書いています。

人間も同じで、理由はどうであれ、愛する人が死んだら、やがてはそれを受け入れて、次のステップに進まなければ道が開けない。


しかし、村の女たちは、正面から死と向き合うことが出来ず、愛する人がまだ生きているという共同幻想を抱きながら、過去の思い出にしがみついて日々を送っている。

どこまでも見渡せる場所に住みながら、目の前で起こっていることすら見えていないのは、皮肉なことです。

そして、前に進めないことが、狂気を加速させ、女たちも殺し合いを始め、徐々に生きているものの数が減っていく。


キキ、カミーラ、クローディア、マリア、クレメンタイン。

夫や父への想いを断ち切って、その死を受け入れ、次のステップに進んでいれば、新たな悲劇を生むことはなかった。

早撃ちエルザは、過去の怨念を忘れ、復讐ではなく、新しい人生を始めていれば、アイアン・ビリーになり切ってしまったカミーラに、撃ち殺されることはなかった。

西部開拓時代のアメリカが舞台ながら、煩悩を断ち切らないと、人は破滅していくという「仏教的教え」を彷彿させる物語で、その辺の何とも言えないミスマッチ感が、この作品の魅力の一つなのかもしれません。

まあ、こういった「解釈」は、不要という気もしますが、「ブラックなドタバタコメディ」という説明だけでは、ブログの感想として寂しいので(笑)、一応、最後にちょっと付け加えておきました。


どう感じるのか、どう解釈するのか、まったくもって鑑賞者の自由ですが、私は、演劇好きな人間というより、乃木坂ファンとして、見る価値のある作品だと思いました。

アイドルとしての乃木坂が、こういう舞台の中で、どう輝くのか。

新しい可能性の地平を見つけた喜びがあって、乃木坂はさらに幅を広げたんじゃないでしょうか。


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7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
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映画の公式サイト
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[映画] 『コープスパーティ』が8月1日(土)から全国ロードショー
シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
映画『コープスパーティ』の公式サイト
乃木坂公式サイトの試写会に関する記事

[映画] 『心が叫びたがっているんだ。』が9月19日(土)から全国ロードショー
乃木坂46が主題歌「今、話したい誰かがいる」を担当。9月24日(木)深夜に、フジテレビ関東ローカルが、西野七瀬と深川麻衣が出演する記念番組を放送。
映画『心が叫びたがっているんだ。』の公式サイト


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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