BLOOD-Cの最終回の殺戮人喰いシーン、TBS、MBSどころかケーブルも見たんだが
有料チャンネルまで画像加工して見えなくしてるのかよ!あったま来るな。イライライライラ
と思ったら今うちとこのブログ見たら下にその局の広告でてるし!人集めした分ヌルくなってん
のかよ、タコ!踊り食い見せやがれ!ってタコがタコ言ってどうする(苦笑)。
ストレス解消に?ブログを更新することにした。
コスプレイベントルポの最中ですが、何かステージショーとかきぐるみとかっていう方向に
目が向いてるので、急きょ、こんなソフビを紹介してみることにしました。
昭和の遠き闇の果てに消えたマボロシの怪獣たちをソフビで紹介する「昭和の奇獣」シリーズ。
久々にこのシリーズを再開してみたりする。
でもこのシリーズは主に当時物のソフビ紹介が
多かったのだけど、今回は平成のしかもバリバリの新しめなソフビです。
ただ、キャラがキャラだけにこいつこそ奇獣の銘にふさわしいのも確か。
ZOLLMENさん×メディコムトイさんのコラボアイテム、恐竜人間テラインコグニータ
(以下テラインコと呼称)。このカラーはリスペクト版という呼称になっています。
そういえばZOLLMENアイテム載せるのは久々な気が。
入手してからさて、いつ扱おうかと思って資料なり、当時こいつがブラウン管で暴れていたのを
見た、とか年季の入った知人の怪獣オタから証言を集めようと思ったけど、
ほんとに八方手を尽くして誰の頭の中に潜脳しても、やつに関してのメモリーが残ってない。
自分は11PMに出演したガリガリとベロベロはかなり幼児でしたが、その目で見たことがあります
(親父が新聞のラジオテレビ欄を見て、今日は怪獣が出るぞ!とか言って
画面に出てきた頃に起こしてくれた。
ねぼけ眼で見たブラウン管に映し出されたのは
11PMのゲストとして出演した2匹がスタジオにちょこんと立ってるような
映像だったのだけど、子ども的にはちょっと期待ハズレではあった。ブロマイドにあるような
2匹がステージに組まれたミニチュアセットで戦う・といったようなアトラクションなどは無かった)
そう、このテラインコもガリガリやベロベロと同じTV放映のステージショー向け怪獣。
日本テレビの子ども向けバラエティ「ちびっ子スペシャル」に登場した正義の
怪獣神という設定だったりする。しかも喜劇俳優の故・三波伸介氏を怪獣化したという
ダブルミーニングで特殊な存在感を放っているテレビ番組内のアトラク怪獣なのです。
テラインコは東宝のガイラやツノジラスと戦ったりしてたそうですね。
あとゴッドマンの東宝倉庫オリジナル怪獣、ヤスゴンと戦ったという証言も
ネット上で見つかります。
ということはゴッドマンの敵怪獣たちと
いっしょに番組終了後は倉庫で眠っていたのでしょう。
漫画家で怪獣キグルミアクターとしても知られる破裏拳竜氏が80年代の特撮雑誌「宇宙船」
のコラムでこのテラインコの絵を描き、「幻の怪獣」と称して紹介したことで特撮ファン
にもその存在が知れるところとなり、その後平成の特撮コミック雑誌「特撮エース」で
テラインコの存在を追う追跡ドキュメントも連載されていたのですが、残念ながら雑誌が
連載途中でなくなってしまい、捜索は打ち切り。。。
前述の破裏拳竜氏の発言に話を戻すと、確か80年代半ばまでこのテラインコの
スーツの頭部のみが東宝の倉庫の中に眠っているのを確認していたという記述が
特撮ムック誌面か何かにありました。ガイラと戦ったという点でも東宝にテラインコの痕跡ありは
裏付けられる話ですネ。ひょっこりその頭部が出てきたりしないカナ。怪獣考古学的発見になるな。
テラインコグニータ「古代帝国ムーチの守護神、怪獣神の光を受けよ!!
トラーマ!トラーマ!!」
ステージ上でのテラインコグニータの活躍風景として伝えられる
悪い怪獣を退治するウワサの「トラーマの光」決め技は
きっとこんな感じで放たれたのでしょう。
(破裏拳氏の絵でもこんな感じで宙に手をあおぎトラーマの光を繰り出していたらしい
図になっている)
テラインコがせっかくソフビになったというのに、誰もやらないからタコが再現してやる。
ネット初だぜわっはっは。
(初といってもスーパーニッチすぎる話。。。)
でも実際の画面は、光線技と言っても昭和当時のバラエティのステージパフォーマンス中なので
ライトを当てるとかの手法か何かで表現されたのではないカナ?
ヒューマンでは光線をフラッシュなど多用してエフェクト効果を出していたのだけど。
正直な話、前述したようにテレビ欄で怪獣とか書いてあると父が朝の食卓で
口頭でアラームを入れてくれたので
タコもこのテラインコはもしかしたら見たんじゃないかという気がするんですよね。
でもバッサリ記憶から欠落してるんだよな~。
ほぼ同じ時期の幻作品で、ヒューマンとかはショーの風景とか
ある程度ガッチリ覚えてるんで、こんな奇妙な怪獣だと見たならタコも覚えているとは思います。
昭和のキグルミ怪獣・「泣いてたまるか」のナキラ(サンガッツ本舗さん製作)
と平成のリアルタイムのトイイベントで活躍しているPICOPICOさんの諧獣ベッコス君と
トリオでパチリ。ちょっと昭和のデパ屋で展開する怪獣ショーみたいに
薄暗い湿気のある天幕の前でパフォーマンスしている感じで撮ってミマシタ。
ベッコス君とテラインコグニータは時代も違うのに、並べても全然違和感がないですネ。
それにしてもテラインコの名前、昭和40年代というのにすでに世紀末的にデカダンスで
イケてる響きがしますね。
はじめてその名を聴いた時はカルト思想とか新興宗教にあるか・みたいな語感に聞こえました。
富野御大とかが敵ロボットの名前とか兵器とかにつけそうな響きがありますよネ。
そんないかにも不思議な名前の語感も手伝い、さらに資料が異常に少ないこともあいまって
マニアの間でテラインコという怪獣に神秘的なイメージを付与・拡張していったのでしょう。
しかし正義の怪獣っていう感じでもないんですがやはりタレントさんを怪獣化したという
ことでルックスは普通の怪獣とは一線を画す印象を与えます。
この姿で人間語(三波伸介氏のアテレコ?)でしゃべるんだそうですから
実映像はかなりモンドテイスト満点だったでしょうね。
「昭和の頃はタレントも怪獣みたいなものだった」と怪獣ソフビにやさしいブロガー、
インサイターさんも夏の名物企画、今年の「パチ怪獣まつり」の中で
ガリガリとベロベロについて語った際に名言をのたもうておられます。
TVに映るあらゆる存在がこの時代ではお茶の間の視聴者に素朴な笑いや癒し、驚きを与え
まだ発展途上で未成熟な社会であるがゆえ、社会の輪郭として威光を放ちつつも
今よりもはるかにイマジネイティブであり、エモーショナルな夢を与える、
あたかも神器のような存在だったのでしょうね。
怪獣という存在はそんな魔法の箱、テレビを象徴する神獣のような存在だったといえるでしょう。
テラインコグニータも昭和の時代の怪獣の存在が祭りの神のようだった頃、
ライブ感のあるバラエティ番組という「怪獣の祭儀」をつかさどる神獣だったに違いありません。
テラインコグニータの名前を命名した番組スタッフももしかしたらそんな意味を込めて
いつしか自分でも思わず彼の名をそう呼んでいたのかもしれないですネ。
しかし背中の造形は南洋のパッションフルーツみたいですね、ドリアンとか。
ここは原型を担当したEXOHEADの人が、現存しているテラインコの前面の写真のみから
脳内補完しつつこんな感じの背面ではないか?とディティーリングしたのでしょう。
造形的にはこのソフビ版テラインコの見どころといっていいんじゃないカナ?
ただ、これはソフビ的にアレンジされしかもレトロテイストで製作されているから
問題はないと思いますが、マニアの間では本物の尻尾はもっと長かった説もあるようです。
つまりTVのバラエティ用の怪獣スーツなどはスーアクが決まっているウルトラ怪獣などとは違ってきぐるみアクターが特定の誰が入るとか、きちんとサイズなど採寸して
煮詰めては作ってないものだったろうから、全体に非常にユルいキグルミで
胴周りとかも余っており、しっぽもズルズル引きずっている、そんな感じだったようにも思えます。
ブルマァクのガリガリとベロベロはタコも持っておるのですが、ややこの頃のブルマァクの
造形ラインでこの俳優怪獣2匹はウルトラ怪獣よりはややコミカルで漫画的な造形センスから
まとられており、ソフビの送り手的には怪獣もテレビマンガの一部として翻訳され
キャラクタライズされていたという事実の一端が見え隠れする気がします。
ガリガリやベロベロは谷岡ヤスジとかゲバゲバ90分などのソフビと
同列の存在として作ったのではないかということですね。
今回のテラインコも怪獣ソフビと言うよりはややキャラクターソフビ的な
マイルドな造形的文脈で作られたというのは、テラインコが活躍した頃のソフビが「マンガ」に
密接になっていた点を念頭に置き遡行していったとみるなら
理にかなった方法論によるものである、と
タコは思います。
メディコムトイさんがテラインコの発売時にソフビに添付した写真。
ぼんやりとした写り具合ながら、ステージ上か舞台裏?で握手する三波氏とテラインコの姿が
映り込んでいます。彼が存在したという、今のところ唯一の物証です。
番組の広報などで写真を残していない感じなのでテラインコの番組への導入は
急きょ決まったのかもしれませんね。
しかし、この映りだとほとんど未確認動物の目撃写真みたいですね。
ほんとうにテラインコのビジュアル資料は永久にこの1枚の写真だけなのか?
今回メディコムさんのプロジェクトにより、テラインコはついに平成の世にソフビという立体
玩具になったことで、過去に存在した立体的物証を残すことが可能になりましたが
彼の存在は昭和のテレビの中のUMA、とでもいうのでしょうか、
いまだ存在が不確かな神秘のベールに包まれた昭和の奇獣であることには変わらないのです。
悠久にたゆたう昭和の怪獣ショー、怪獣が特撮ヒーロープログラム以外に存在した
幻のような時間の中、こわごわステージに上がった子どもたちに温かく手を差し伸べ
ひとときいっしょに戯れた不思議な怪獣たち。
当時は今のようにビデオもHDレコーダーもないので、ドラマのような
保存性のあるプログラムではない場所でのアトラク怪獣たちの活躍といったらその多くが
テレビのブラウン管を走馬灯のように通り過ぎていき、2度見ることはかないませんでした。
怪獣ショーのようなステージだけで終わってしまうようなイベントも同様にその場限りの
はかない存在で今では限られた人たちの記憶の中にしかその姿をとどめていない存在です。
自分がいろんなイベント会場の写真や、レイヤーさんたちのコスプレ写真を撮っているのは
そういういともはかないその時々にしか存在しないささやかな風景を
少しでも物証として残し、波のようにおし流されていく悠久の時間にさからって
固定しておきたいからなのです。
思えばいろんなメーカーさんにより怪獣ソフビと言うプロダクツがつくられる深層心理にも
もしかしたら、いつか見た怪獣の記憶をレトロソフビという手法で立体にして現世に
とどめておきたい、そんな意識が働きかけているのかもしれませんね。
昭和のイベントやTVショーに登場する蜃気楼のような怪獣たちは
庶民の夢いっぱいだったテレビの記憶を持ったまま大きくなった人々のココロに、
食べ終わった時に唇がさみしげになるかのような、甘美だがいつか思いだしてももう味わえない
いともはかない夢を与えてくれていたのです。
そして今、彼らはインディーズという限られた市場内でありながらも
ソフビとして再び実態化し、いつでもわれわれの前で、子どもの時に見た時と同じように
稚気にあふれつつも胸躍る愉快なパフォーマンスを当時のままに演じてくれることでしょう。
インディーズソフビというセカイは、昔見た追憶の怪獣たちに好事家たちがまた再会できる
機会をときに版権物として、ときにパチとして提供してくれるムーブメントなのかもしれません。
【DAWN OF THE DEAD(REMAKE) SHOOTING GAME SCENE】
久々にアニメが夢に出てきました!
ゾンビとかでは無く生身の人間をあんなに殺戮するアニメはエリフェンリート以来久々に見ました!!
しかし有料チャンネルでもモザイク入ってるのは許せないですね!
うろつき童子がDVDで復刻されたみたいですがモザイクの量が増えてるみたいです。
数年前まで魔界転生も殺戮シーンモザイクなしでアニマックスとかでやってたのに最近は規制厳し過ぎますよね…
こんばんわ!
BLOOD-Cはキレのいい1話以降
イマイチ歯切れの悪さがあったんですが
「X」みたいに黒CLUMP全開な時が必ず
くるじゃろうと思っていたんですケド
最終回でようやくキタと思えば。
カット、カットぼかし、ぼかしですものね、
ほんとにorzですよ。
とにかく一般客も取り込もうとしてるので
仕方ないのかもしれないけど有料チャンネルは
過去の昭和の作品も放送禁止用語カットなし、
当時の社会通念の基準で作られたものはおとがめ
なしが基本でゆえに視聴者から支持されていたのに
そういう不文律が今後客層の変化に伴って
変わっていくのは腹立たしいとしかいえません。
アニメもコンテンツビジネスなんですから
放映できる背景整備をきちんとして(というか
放映する側も批判を覚悟して)番組を流して
ほしいですネ。アニメは描写がかなり規制が薄い
映像分野なのでアニメならでは描かれる描写と
いうのはありますからね。BLOODは前作もかなり
地上派のアニメとしてはすさまじかったので、
このシリーズの沽券を守り
ハードコアなシリーズで居てほしいです。
エルフェンリートもその種の描写では名高い
けど後はブルージェンダーとかもかな。
TV局の検閲担当が人事で居ない空白の半年に
オンエア期間が重なり現場に
誰も止めるヒトがいなかったのをいいことに
メチャクチャやった武勇伝のある作品ですw
アニメは少しくらい世間から俗悪とか言われて
白い眼で見られながら作ったほうが
いいんですよ、逆境に耐えてるほうがオモシロイ
ことができるものですからね、なんでも。
無難できれいごとばかり並べていても
何事も中途半端で駄目ですよ。
なんてタマロさんみたいなわかってるヒトには
釈迦に説法ってなもんですネ。
まあ、描き方でそういう問題を巧くクリアするのも
スタッフの才能次第なんですけど、
身もふたもない残酷描写というのは
やはりいつまでも脳裏から忘れがたいし
映像としてのパワーを感じるのも確かです。
BLOOD-Cは魔物が逃げまどう市民たちを捕まえて
石臼に放り込んで轢くシーンがあったようだけど
ローカル局ではまともにオンエアできたのだろうか。。。
関東でもケーブルでもなかったんで気になります。
TBS系(MBS系か)かなり描写のキツいアニメ、
設定がきわどいアニメが多く
これまで健闘しているので、
これからもアニメで作る意味のあるアニメを
量産していってほしいです。
えー、そうなんだ。
うろつき童子なんて自分らリアルタイムで観た
者にとっちゃ、凶悪な描写のオンパレード
だからこその売りですよね。
ボカシかけてるんですか、酷いな~。だから昔の
作品はVHSソフトも手放せないんですよ(苦笑)
VHSやレザーディスクは資料価値が高くて処分出来ないですよね。
日本のアニメは世界に割と注目されている中であんな中途半端な事やっていてはそのうち見限られてしまいますよね。
製作者が批判覚悟で子供が見てトラウマになるぐらいの作品をやってもらいたいです。
そのトラウマが次世代の力になると思いますし…
映画版に期待です!
20禁にしてでも大スクリーンでぼかし無しでみたいですね。
80年代頃に出たホラー映画のVHSと
2000年代に出た同じ映画のDVDを見たら
5分以上カットしてあったなんて話よくありますが
ソースの扱い次第で古い映像ソフトのほうが内容
がいいなんて実際ありますものね。
あとケーブルの放映も前回は予告があったのに
今回はない、とか。使用してるマスターにもよる
のでしょうが、知識のない局とかソフトの担当者
だと平気でリリースしてしまったり。
しかし80年代のアニメは過激でしたよね。
ほんとにバブルだと何をしても許されるみたいな
空気でした。しかも面白いものがあっても
一部のマニア以外ではなかなか知られてない
作品も多いですね。外人さんのほうが必死で
ソフトを入手していて熱心に
観ていて詳しかったりします。何かインディーズ
ソフビと通じるものがありますね(微笑)
なんだかんだいっても過激な描写があっても
描きたいテーマに合致していれば観る側は
何歳でも判断が働くと思いますね。
BLOOD-Cの映画は所謂水樹奈々のプロモなんだろうと
思うんですが、ゆえに映画の内容はその条件さえ
満たしていれば、制約なしでやって
ほしい気がします。