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今年のソフビ今年のうちにレビュ~シリーズその1.
RESTOREさんのソフビフィギュア第1作「DEBRIS IAPAN」。
次回作となる「KINGDOM MIND」がさきの紹介になってしまったんですが
こちらも手堅い造形力とアレンジの妙からRESTORE流の魔物を創造。
鬼ともゴブリンともつかないオリジナルクリーチャーとしての仕上がりを
アピールしています。
このブルーパープルの成形色のDEBRISはファーストカラー。
顔に張られた護符と鈴、ふんどし、石切包丁が付属しています。
護符は一本角にかける分と目をふさぐ分と2つが用意されており、
一枚一枚手書きで呪文らしきものが筆書体で書かれており
驚異的な丁寧さで製作されている点がなんとも恐れ入ります。
そしてその手作り感がフィギュアの枠を超えた
作家による工芸品的な精緻をもいかにも極めている仕様となっています。
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久々に「獣の檻」にてロケーション。
あらぶる怪物が犯罪博物館に収監されているタコのイメージで撮ってみました。
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顔にお札?護符?が貼られてその強大なモンスターとしての
チカラをセーブされているかのよう。筋肉表現のリアルさをアピールするDEBRISを
あえて静の表現として護符の封印状態にしていることで、
たたずまいにもし護符が外れたら?と想像させる得もいえない緊張感がありますね。
動かすときには腕に付けられた小さな鈴が鳴ります。
もしDEBRISの護符が外れて動き出したら!と
いうまさかの時のための措置なのでしょうか。
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DEBRISは発売されて結構たっているので、解禁してもいいだろうか。
これが護符をはずした状態の素顔。
想像していたよりもつぶらでピュアな感情をうかがわせる瞳ですね。
KINGDOM MINDもですが、RESTOREさんの作る怪物たちはどこかピュアな
表情で、異形の者として恐ろしげではあるものの、不思議と邪悪さは
感じさせないのが印象に残ります。
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付属の石切り包丁。地獄で鬼が亡者を切り刻む包丁を想像させます。
80年代以降のホラーキャラクターフィギュアの時代に感受性を強く刺激させつつ
立体製作者としての腕を磨いてきたRESTOREさんは現代ならではのホラーキャラクター、
クリーチャーワールドを立体作品として模索しているということなのでしょうか。
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露出狂の方みたいなはずし方ですまなんだ、なんですが、
そしてこれがふんどしの下の〇〇〇〇.色が!
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鬼を造形モチーフに取り入れたソフビは最近各社で多くみうけられるのですが、
このDEBRIS JAPANはミドルサイズのボディの中に、キャラクターの物語を想起させる
多彩なアイテムや造形表現により、手にしたヒトそれぞれがストーリーを想起することが
できるユニークな仕上がりとなっています。
フィギュアにありがちなリアリティによる完成度だけで押し切らずに
受け手の感性にゆだねつつストーリーをうかがわせ、自由に妄想可能なつくりに
しているあたりは創作者としての演出力や懐の深さを同時に感じさせるところですね。
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自分はどちらかというと昭和的なレトロ造形がもたらすイメージの可塑性を
支持する向きではありますが、RESTOREさんの作品は現代的なフィギュア方向から
くるリアルさに根幹のアイディンティティがありつつも、それだけで押し通さずに
キャラクターの物語としてソフビという素材の特性を生かした、
バックボーンをも想起させるつくりが確実に伝わってくる点を
評価したいと思います。
ソフビ素材の可能性から表現できるキャラクターも多様性を示している昨今、
RESTOREさんはその点に先見を見出しつつ動き出しているメーカーさんでは
ないでしょうか。
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昨今は商業原型師として「ドロヘドロ」のガチャポンフィギュアの原型製作など
でもその見事な腕を発揮。
異形の者を精緻に、かつシャープに仕上げる腕前は多様な製品のプロデュース上で
生かされそうです。
RESTOREオリジナル2作目のKINGDOM MINDは「可動」に着眼し
複雑なポージングや表情の自由度を実現するチャレンジャブルなソフビフィギュアを
生み出しました。
またホラー系フィギュアが国内であまり多くない昨今、クリーチャー系キャラクターに
対する造形的関心を持っている点も頼もしいですね。
RESTOREさんの立体製作者としてのスキルは
さながら封印されていた護符が解かれるように、
これから発揮されていくことでしょう。
あぁ~○金あるんだね!魂入ってるな。嬉しいね
はじめて護符から露出した顔より発見があった
悪夢に出てきそうで怖いな
○金露出した状態だと怖くないかも・・・・
ふんどしはずしちゃイカンよ(笑
当時物の「いなかっぺ大将の大ちゃん」人形好きなんですよ。高値で持ってないけどね
踊り出した時の「赤ふん」再現されてて、「○金」もある
○金のあるソフビが好きなだけかもね(笑
こんばんわ。DEBRIS,ちゃんとふんどしの中も
作ってあったんですよ。
感心しますよね(笑)。護符に隠された顔よりこっちに
目がいっちゃいます、確かに。
ちゃんとまたふんどしを締めなおしてあげましたが。
バクラー?さんが指摘したのでもう自分も大ちゃんに
しか見えない。プロポーションもどことなく
川崎のぼるのキャラにいそうな感じですしね。
そういえばこのDEBRIS、でべそですが
そんなところも昭和の漫画のキャラクターみたい
だな。
当時ものの大ちゃんソフビは確かにレアですよね。
状態のいいのはいくらくらいするんだろうな。。。