KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

RAMPAGETOYS STUDIO

2013年01月30日 | インディーズソフビ



SOFUBI,KESHI RESIN,ILLUSTRATION,AND MORE!



日本在住のソフビ&キャストメーカー&カスタムペインター、
RAMPAGE TOYSさんが自宅にスタジオをOPEN。
カスタムケシ、レジンフィギュア、キャラクターアート、そして
オリジナルソフビ。

驚異、未来の駄玩具「ケシキャスト」とは何だ?!

和風のスタジオに集結したそうそうたるソフビメーカーさんたちによる
RAMPAGEカスタムアイテム。
RAMPAGE TOYSさんの作風を映したキュートでカラフルなソフビとフィギュアの
発信基地をちょっとのぞいてみましょう。。。



1月中は仕事の行き先で新年の仏閣詣りを続けているタコ。さっそく鬼子母神に
お参りしながら週末までエキシビジョンウィーク中のRAMPAGE STUDIOSを訪ねた。

場所は雑司が谷の観光名所、鬼子母神の真ん前だ!
RAMPAGE STUDIOSの住所は東京都豊島区雑司が谷3-14-9。
最寄駅は早稲田始発の都電「鬼子母神前」下車が近い。




























ケシキャストは日本の塩ビ人形のように柔らかいキャストで成形された
ケシゴムタイプのプラスチックフィギュアだ。
ゆで先生リスペクト風味なオリジナル超人・怪人の
ケシキャストが続々登場。海の向こうでは熱いファンにより、
怪獣ソフビだけでなくキ●ケシも
オリジナルワールドを展開するようになっているんですネ。
ケシキャストバトル専用のリングを製作しているメーカーまであるらしい。

今回このスタジオに製品を提供したメーカーさんの数を見ても、
ケシキャスト専門でクリエイト活動をしている
作家さんもたくさんいるみたいです。今回のレセプションでは
RAMPAGEさんがカスタム塗装したケシキャストも販売。
ケシキャストが日本でも新たな立体素材としてこれから浸透するか?
見守りたいところDeath.







今週末までレセプションを開催。イベント以外の普段の日は
奥の四畳半は見れないらしいのでこのスペースの使用画像はレア。
ストローマット(畳の松本零士的表現)の部屋で外人さんが生活している
と「ベルリン忠臣蔵」とか、日本文化を取り込んだ外国映画を見ているみたいで
楽しいです。古い日本家屋をRAMPAGEさんのご夫婦で買い取って
RAMPAGEさんが自分でスタジオ用の内装をレトロフィッティングしたのだとか。
自分だけの隠れ家にしないで、今後は自分と仲間たちのソフビカスタムイベント
などの場所に提供、みんなにも楽しんでもらいたい、とのこと。
RAMPAGEさん「出してないけど、じつはコタツもあるんですよ!」
日本びいきなヒトですネ。















2匹いる愛猫。この子はちょっと人見知りするタイプ。でも美猫だねえ。
だんだん近寄ってくれるようになったけど。
お客さんたちに慣れるまで、RAMPAGEさんの傍らを離れませんでした。



そしてこの子がとにかくデレデレでびっくりでした。
初日に遊びにお越しになったウアモウさんがすっかりこの猫たちに
とりこじかけのあけくれになったとか。わかるわかる。

RAMPAGEさん「ねこカフェも開こうかと思っています」いいかも。
猫たちはRAMPAGEさんの敏腕なメイド兼営業担当になりそう。



UAMOU×RAMPAGE TOYS.



RAMPAGE TOYSのメインアクター、
アグリーユニコーンのPOPSODAさんカスタムペイント版。











お店の外観。外人さんが日本に住む時に、古い日本の家を自分の生活に
合わせて手を入れるといったライフスタイルを見る意味でも
RAMPAGEさんは興味深い風景を見る者に提供してくれる感じです。

彼はソフビという独自の日本文化に接しながら、日本人の生活に憧れ、日本に住み、
日本語を流暢に話し、今ではすっかり溶け込んでいる。その生活風景を前にすると、
日本人のくらしが本来持つささやかさや楽しさやつつましさといったものを
われわれ日本人のほうが逆に気づかされる瞬間もあることだろう。

そしてソフビがインディーズムーブメントを通じて日本から発信されて
各国の好事家へと広がり、やがて海外でもソフビを作るヒトたちが出てきて
逆に海外産のソフビに日本での愛好者が増えるような状況になっていくのも
同じ目線で語ることができるのではないか。
海外から自分の作りたいソフビを作って発信しているメーカーは
日本人のソフビに慣れ親しんでいる我々もまだ気づいていない角度から
ソフビのもつミリキに気づいていて、作る上でそれを咀嚼しており、
日本に居る我々のほうが彼らの作ったソフビの
新鮮さに驚かされる瞬間がこれからもっと増えてくるのかもしれない、ということだ。

細身の彼が日本家屋を改装したスタジオの一階と二階を高い階段を通して
パタパタと行ったり来たりしていると
「アメリカン忍者」の一場面みたいで微笑ましい。
RAMPAGE STUDIOSはソフビ忍者屋敷だっ!
しかし多くが洋風のソフビやフィギュアなのに、置いてみれば、
妙に日本的な佇まいにしっくり合いますね。
彼は自分の趣味に合った居心地のいい空間づくりで何かをつかんだ感じです。
3月には、このスタジオでone up,さんなどで活躍中のソフビとマシーンとの融合を
追求するバイオメカノイド系カスタムペインター、トッド・ロバートソンを
フィーチャーしたソフビカスタムイベントを開催する予定だそうです。



タコは前々からこの前段にあるGRUMBLE TOYさんの猫のソフビ「チャビー・タフ」が
欲しかったのだけど、なかなか日本では見る機会がなかった。
今回GRUMBLEさん本人の塗装による一点ものがあり、入手できました。

量産版のオレンジのアメリカ猫風カラーもあったけどもう売れちゃったんですよね。
でも結果オーライでこいつもカワイイ。
なんというかカワイイっていうんでもないのだけど、得も言えない表情と
手足のデフォルメ感が効いていてこれはうれしかった。
成形がミウラのパチ怪獣ソフビみたいでカチカチ
かん着がギコギコなんだけど海外の工場で一生懸命作ったんだろうな、
作りにアナログ感漂うところもまた好感DEATH。
こんなユルい猫がハリーハウゼンの人形アニメみたいな動きで
自分の後をちょこちょこ付いてきたら萌え死んじゃいます。
GRUMBLEさんのデザインはkeyさんが原型を担当したマンモラーやワームラーも好み。
あと、イリスだっけ、あのラルゲユウスみたいな鳥も持ってます。



2月2日より、お店からSPLURRTさんとのコラボアイテム、
「屍少年」(サイボーグ?フランケン?ver.)
のRAMPAGEカスタム版を発売予定。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿