KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

スーパーフェスティバル65ソフビその1

2014年04月27日 | イベントルポ



入場料、おとな500円値上げ!映画関係のプロモやコス・小道具展示、きぐるみパフォーマンスやスタッフやキャストのトークは、自分的には十分見ごたえがあるが。









ぶたのはなさんがウルトラに続きゴジラ系でもミニソフビを新造形。ゴリラは南海の某魔神ではなく、「行け!グリーンマン」に出たほうのゴリラだ!



イルイルさんの新作・単眼の異次元怪獣ビラト。
玉山のぼる先生描く「流星のぺピー」のビニダムに続く、新たな異形の敵怪獣キャラクター。



カイザーさんがソフビ化したオリジナル怪獣、ジャバラ。今回はジャバラをデザイン・原型製作した作者さん自身がきぐるみを着て会場の各TOY・ソフビブースを急襲、ゆるキイャラのまんべくんのような子供を泣かしそうな動きで場を盛り上げた。



ヤモマークさんの新作・ガの幼虫をイメージに取り込んだコスメギラー。
顔ダニの顕微鏡で見たクローズアップ写真みたいなトゲトゲのついた皮膚表現が見どころ。



ヒーローだけでなく敵キャラにも力を入れている怪獣軒さんのウルトラセブンにとうとう敵宇宙人ソフビが登場!異次元宇宙人イカルス星人を第一弾にセレクト。ソフビで新造形のイカルスはここ10年なかったんじゃないカナ。これでセブンとの対戦風景も実現できるネ☆















2年前にこのスーフェス会場にブースをとり、レジン製でクロックワークオレンジな一つ目くんのオリジナルフィギュアを発表したKENTH TOY WORKSさんをおぼえているだろうか?今回同メーカーさんが同じキャラクター「Nad Sat Boy」をソフビでリリース、初披露した。このほかOne up. さんでも先に発売した禁断の星のロボット風味なボディに
ガイコツヘッドをトッピングしたモンスターをリリースするなど気になる動きを示している。

てなわけで竹橋・科学技術館で「スーパーフェスティバル65」が開催され、ゴールデン
ウィーク最大の特撮&TOY・フィギュア、ソフビ者には気になるインディーズアイテムが
会場にそろい、朝の物販からスタートし会場はにぎわいました。

いつものように、ヒーローファンのサイン会やトークショー、中古・ビンテージTOY探索などで多数の来場者で終日にぎわったスーフェス65。
それぞれの来場者さんにとって異なる目的を持つこのスーフェス。

ワンフェスまでの中間点としてソフビメーカーさんの間での親交やマニア同士の交流の場としてもなごやかな雰囲気が漂い、4月からの喧騒からひととき気分を開放しGWのスタートを飾りました。

前日には原宿でソフビをフィーチャーしたソフビ物販を中心にするメモリアルイベント・「ウルトラクリエイティブジャム」の第二弾が開催されています。そして翌日は竹橋北の丸公園にもTOYファン・特撮ファンたちの活気を誘い込む一日となりました。特別開催のヒーローアクターさんのトークショーやサイン会も多数の集客をサポート。会場風景をちょっと覗いてみましょう。










ブルマァクさんのブース。「ウルトラマンタロウ」で当時未ソフビ化だった海像怪獣デッパラスが今回、初めて製品披露され会場販売された。
2タイプ登場し肌色成型で緑ペイントが会場限定、茶色+青が一般販売先行。
住み家の南極から地下道を通ってうっかり東京の地底までやって来てしまい、食品工場を襲ったりコンビナートや市街地を徘徊したりする表情やしぐさがコミカルな怪獣。
ZATの迎撃で埋立地の爆破ゾーンまで誘導、丁々発止のやりとりを繰り広げた、これぞ怪獣エンタテイメント!というべき活躍を大木淳氏の特撮演出で繰り広げた第二次ウルトラシリーズの名獣。タコも長年ソフビ化待望の一匹であり、劇中に近い茶色+青の
一般版を買ってきました。
適度な大ぶり感はチビラくんソフビやタレント怪獣のガリガリ・ベロベロなど
60年代後期ブルマァクの漫画的アレンジが入っていた頃のコミカル系怪獣ソフビを
イメージさせじわじわきます。



そして上はウルトラマンレオ待望のギロ星獣復刻のサンプル。当時モノが小さかったことで、現在でいうスタンダードサイズに拡大して製造しての販売。これで他のマルブルコレクションと棚で並べても大きさが揃うというウレシイ措置。





ウルトラマンの宇宙高熱怪獣キーラも新規カラーで登場。今回の2期は
茶に黄色のツートンカラーを採用。これは「ウルトラファイト」に登場した
「キーラー」としてお目見えしたときのカラーですね。
このソフビの造形、ひどいとするヒトはひどいと言うのですが、当時のソフビならではの
荒っぽいつくりは見るたびにツボにはまるものがありブルマァク全商品でも
間違いなくスレたマニア好みのするアイテムのひとつです。
自分も一昨年リリースされた、チョコレート色の復刻1期キーラを持っていますが
今度のカラーもたまらんですね。「ウルトラファイト」でのさんざん使い古
したキグルミをリペイントし、さらに本編の屋外ロケで風雨にさらされて海の潮で
洗われてヘロヘロになった感じが、この焼きすぎてカリカリになった
鳥のレバ肉みたいなキーラソフビの造形と妙にしっくりくるものが。

いしづきさんによると今後の展開として、「一度ZATに倒されたデッパラスが
再生能力を発揮して復活し顔が異形となって再度埋立地から出現する『デッパラス再生』
も製品化リクエストが寄せられている。今回好評なら『再生』もソフビ化するかもしれない」との話でした。また「今後、当時のブルマァクで
販売されなかったウルトラ第二次シリーズの怪獣や
宇宙人もマニアのニーズの高いものをセレクトして新規造形で製品化していく方向を
展開の要にしたい、との話。ファンは目が離せないですね。





















マルサンさんのブース。ジャイアントゴリラの肌色未塗装版がジャイアントウインダムと
並びお客さんの関心を集めていました。ゴリラ人気の現在。マルサンオリジナルでも人気のジャイアントゴリラを30cmサイズで新造形。顔もオリジナルによく似ていますね。







メディコムさんから近日発売するMAXTOYさんのウルトラニャン。原型はTTTOYのマキノ氏が担当。80年代のウルトラ映画で同時上映されたアニメ、「ウルトラニャン」は現在の
ヒーローの萌え化や動物化の先駆的アイデアともいえるもので、キャラデザインも今見ても遜色ないですね。アニメ的なキャラを得意とするマキノさんの造形は適材適所に
ウルトラニャンの二次元の曲線の3D化にも発揮されているといえます。



PICOPICOさんのモグドン一品もの。リアルタッチで二足歩行のモグラの怪獣。
FEWMANYさんのイベントにて販売するそうです。





PICOPICOさんと中野監督の大怪獣サロンさんのブース。
たぬきミニソフビの当てものが人気でした。



















最近フェチ系イベントでも活躍して製品展開の幅をオリジナルから版権モノ、ファンシーからアダルト、ボンデージまで手広く展開中のサンガッツ本舗さん。といってもやはりサンガッツさんというと水木作品の妖怪やキャラクターのソフビ化が気になる。
松茸師匠もナイスミドルサイズでソフビ化。



新作ぬりかべが登場、今回先行販売された。鬼太郎のTV版ぬりかべは何度かソフビ化
されていますが、水木漫画やイラスト版のぬりかべのミドル以上のソフビ化はレア!
水木版ぬりかべのぬぼーっとした表情も見事に再現。
ぬっぺっぽうと戦わせると鬼太郎「朝鮮魔法」の再現ができますね☆









こちらも妖怪に注力しているハンサムタロウエムさんのブース。
水木版「悪魔くん」のイラストを基に東映TV悪魔くんのユニークなキャラクターを
次々ソフビ化しくせもののマニアを喜ばせている同社。
ペロリゴン、水妖怪、首人形に続いて黒ネコ妖怪が登場。

リアルに絵のイメージを再現しています。黒ネコ妖怪はガンマーや大海魔のように
本編で巨大化していませんが、スチール写真では当時の写真技術で銀座のど真ん中に
合成写真として貼りこまれて巨大化しているのでその印象が強く、
怪獣的キャラともいえますね。

悪魔くんの黒ネコ妖怪はのちの東映実写作品のネコ系怪人のストーリーパターン上では
年代的に始祖的存在といえるキャラで、
東映スパイダーマンの怪猫獣などはその直系にあたり、
いろんな意味でネコ怪人のホラー話では
ミッシングリンクといえるキャラではないでしょうか。ターレさんにより製品化された
黒ネコ妖怪はちょっと日東の「妖怪百物語」うしおにのソフビを思わせる
アナログな時代の妖怪TOYビジュアルから、土俗のかのほりも漂いますね。
今回をおいて製品化の機会は訪れなかったことでしょう。このあともターレさんは
悪魔くん妖怪の製品化を進めている模様ですl。











↑コスメギラーは頭部に棘があるのでさかさで自立する。

ヤモマークさんのブース。ニワトリ怪獣ザンギラーとボスのカーネル星人、当初は怪人としてデザインされたというイモムシ系怪獣のコスメギラーなどを販売。









ヤモマークさんのおとなり、BLObPUSさんのブース。

タイのインディーズソフビ、コブカザンなる怪ソフビの
ブロッパスカラー彩色版が展示販売されてました。今回は某白猿カラーで塗装。
何かふにゃふにゃしたさわり心地で、異国で製造された感はしないでもないですが
あやしげです。。。









GALAXY PEOPLEさんのブース。銀河に生息するエイリアンを立体化するプロジェクト、
今回は「SENSOR BAT」という機械と動物の合体した細胞合成タイプの怪人の
ドールをリリース。
素体にオビツボディを使用し可動。同名キャラのミニソフビも同時リリース。・
こうもりの怪人なので羽根はないの?とたずねたら、宇宙空間は真空なので必要ない、
羽根は退化してしまっているとの話。理にかなってる。。。











イラネナさんのブース。イラネナさんも関係している「江ノ島コミコン」が7月に
開催されるのでただいま準備に忙しい様子。今回はFIG-LABさんの指人形の一体を
宇宙を股にかけて活躍する、背中にバックアップを背負った某賞金稼ぎのカラーを
塗装して販売。さらにルルベルさんのおなじみ、ミイラなベビーを
ファンシードール的なイラネナピンクに塗装して販売しました。







そしてこちらがFIG-LABドン氏のブース。

















RAMPAGE TOYS(ランページトイ)さんのブース。
カラフルな各国のソフビアーテスィストが並ぶ梁山泊
的イベントブースとなっています。今年ランページさんでは、デザフェスに
FIG-LABさん、POPSODAさんと出展。
そしてワンフェスにも出展を予定しているとのこと。







こちらはRON ENGLISH関係のキャラクターソフビブース。







ビリケン商会さんのブース。マウント工房・増山努さんカスタム塗装の逆柱いみり怪獣
ソフビがあったようですが、タコが行ったときはすでに販売完了していました。
努さんにもまたお会いでき、例によって昭和の怪獣プラモ談義と努さん製作のカスタム
を拝見。今回はガメラ物。後で写真を載せさせていただきます。



今夏発売!期待とのことで美形キャラクターのイラストレーションでは著名な村田
蓮爾氏版鉄腕アトムの製品化がアナウンスされていました。







ハマハヤオさん原型の究極のリアルソフビキット化といえるテレスドンの塗装版。
まだデットンになっていない高山良策造形の再現度、きぐるみを前にするような
存在感がすごいです。







高円寺のビンテージTOY&インディーズソフビを扱うショップさん、一番星さんの
ブース。近日受注開始するのはベアモデルさんの海棲星人バルキー星人と
手下の海獣サメクジラ。サメクジラは新規造形のオマケになります。

このバルキー星人はウルトラマンタロウ最終回で光太郎と白鳥健一君の別れのドラマを
彩った悪の宇宙人で、後番組のウルトラマンレオの主人公、レオのNGデザインの一体を
使用し立体化しているので、ウルトラ兄弟のアナザーバージョンともいえる存在。
一番星さんによると「ちょうどウルトラマンギンガにもバルキー星人が登場
しているので、新規にこのキャラクターに興味を持ったお客さんにも
アピールできればいいですね」
とのコメント。タコも1期版のバルキーを持っていますが、良ソフビで気に入ってます。

なお今回は劇中バージョンカラーといえるブラックとゴールドのカラーリング。
このカラーはのちの平成ウルトラマンでの黒ウルトラマン系キャラでも多用されており、
バルキー星人こそ、その後脈々と受け継がれる「悪のウルトラ」キャラの
草分け的存在といっていいでしょう。

なお今回イベント開始時には、Zollmenさんが以前発売したMonster Paradeの
ミニソフビシリーズ5体(ブルゴ星人やダスモガ、ベムベラ星人など)の新カラー版を
限定品として販売したそうです。







VELOCITRON・力さんのブース。ガイコツのソフビの上に気がついたら虫が這っているの
を発見しお客さんと横にいたルルベルのルークが「生きた虫付き」!とウケていました。







ルルベル・ルーク氏のブース。ビンテージジャパニーズファンシーソフビとアメリカン
フィギュアをアマルガムしたとおぼしき奇っ怪なFISH FECE、CAT KITTYが
目を惹きます。












ベティ・ブープ、アラレちゃんやラットフィンクなど、手堅いキャラセレクションで海外・国内のポップアイコンをハイクオリティでソフビ立体化しているDUNEさんのブース。



前回のスーフェスで原型が展示されていたディズニーキャラクター
「不思議の国のアリス」のアリス。昨今のリトルマーメイドなどにありがちな
アミューズメントライクでいたずらにかわいい表情でなく、
よりオリジナルのクラシックなアリスに近づけた顔立ちに成形・塗装されているのが
ポイントとなっています。

チェシャ猫もインビジブルだったりスケルトンでなくきっちり縞模様を
マスクペイントされている、完成度の高いソフビフィギュアとして同社の製品力の
高さをアピールしています。





ARTJUNKEYさんのブース。マスコットキャラのソフトマンソフビとミニソフトマンを展示販売。5月のデザフェスに出展する模様です。









シカルナ・工房さんのブース。今回は東映アニメーションのキャラクターと
ハーレクインさんのモンスターソフビセットの新カラー版を販売。懐かしの昭和
東映実写忍者映画「怪竜大決戦」の大がまと怪竜は夏のワンフェスで販売を予定している
そうです。





シラハマバイキンさんのブース。クモンの新カラー(ホワイト×ブルー)のほか、
PAUL KAIJUのソフビなど、海外ソフビアイテムの新しどころを販売。













死んだネズミをストリート的アレンジで製品化した新メーカーさん。
GOTH系キーチェーンやアクセサリー類を販売し細かいディティール処理が目を惹きます。



その名もUNDEAD TOYS。(KAGEMARU DESIGNS)
ちょっとタコ好みっす。









ハーモンコージ氏主宰のCOMETDEBBRISブース。かっぱ少年のミニとかっぱ少年の
スタンダードが揃いました。このほかBWANA SPOON氏による、ザボーガーのΣロボ
ミニソフビチックなジェフのピンク成形版などを販売。















ぶたのはなさん。みたりさんのブースのおとなり。
千葉名産シリーズのミニソフビと東宝怪獣のミニソフビを販売。
東宝怪獣のゴジラは首を着脱するとメカゴジラの頭部が出てくるにせメガロゴジラ版。
このほかグリーンマンのゴリラにゴジラ映画のヒーロー、スーパーロボットのジェット
ジャガーのソフビにミニ戦車をセッティングした豪華版を販売。









キャストでない消しゴムとしての素材まで再現したオリジナルケシにこだわる、
みたりさんのブース。









U.S.TOYSさんのブース。滋賀の佐川美術館で開催中の「ウルトラマン創世記展」や
5月1日より開催の「円谷英二特撮の世界展」、横浜そごうで開催中の「開田裕二と
円谷特撮の世界展」など各地の展示イベントでウルトラソフビの限定品を展開中。






「ゴジラファイナルウォーズ」登場のファイナルゴジラの
パワーアップバージョンを販売したクリエイティブデザイン羽沢組さん。
ファイナルゴジラ!X星人の凶悪な尖兵、カイザーギドラに反撃開始だ!




6月2日からは74ゴジラのスタンダードカラーを通販受付開始するとのこと。

さきに角川書店から発売されたガメラの研究本は同社がかかわり、
過去の平成ガメラ関係の資料をアナログ写真素材を現在の画像処理技術で
リファインし高画質の画像化を果たしました。また発掘資料も大量に保存されており、
過去のガメラ関係の資料を持っているコレクターも新たなアングル、角度の写真に
出会えるであろう名著なので、怪獣ファンは見かけたら手にとってほしいとのこと。
藤谷文子、中山忍、前田愛など平成ガメラ女優インタビューも手堅く収録しているのも
見所。

ゴジラ復活したけど、ガメラもぼちぼち復活しないかねえ。。。(しばし沈黙)

え、ええ~!←なんのこっちゃ











怪獣軒さんのブース。大半の原型を担当しているあべとおるさんがメディコムさんの
原型製作で大忙し、なのだけど、怪獣軒さんと、おおさかさん主宰の怪獣少女の原型
もこなそうとスケジュール調整して新作も積極的に展開していくとの話。
今回もウルトラセブンの新色を発売。今回は敵宇宙人のイカルス星人も初披露。
スーフェス前日に工場からあがってきたばかりなのだそう。
「はしもと玩具店」版として、セブン本編カラー彩色による
イカルス星人を発売する予定。






ブースに居合わせたあべ氏によると、「このリアビューの中腰と、手からアロー光線を
発射するあの独特のポージングの再現を、何度も映像を見返しながら粘土した」のだ
そう。その甲斐あって、うなり声を上げて奇怪に体を震わせながら山地を移動するイカルス星人独特の戦闘スタイルそのままのセミリアルソフビが完成。
あべさんのイメージするところによると、
どこの町には一人は住んでいたような、日常のしぐさが変わってる
おっちゃんを見ている感じ、イカルスにはそんな雰囲気が漂っている、のだそう。



そう。イカルス星人のこの独特の後姿。全身を震わせ唸りながら迫ってくる
「奇行するイカルス」こそ登場する話のサプタイトル「怪しい隣人」そのもの。
「ウルトラセブン」という未来感漂うSFTV番組の
中で先鋭的なルックスのヒーロー、ウルトラセブンと対峙するイカルスこそ、
昭和の時代の持つアナログな人間がもっていた奇妙なパーソナリティの
カリカチュアライズなのかもしれない。

あべさんは5月3日に開催される「資料性博覧会」にもコズミックムーン関係の
新キャラクターソフビを引っさげて登場する予定。
コズミックムーンとの戦闘風景をイラストにまとめたカラーのブックレットも製作し
張り切っておられます。



↑東京スカイツリーのメディコムソラマチ店も今年で2周年。案内をいただきました。
GWの最後、5月7日よりキャンペーンを開催。
「苗字か名前に二がつく人キャンペーン」を実施するそうです。

今回のスーフェスではメディコムトイの赤司竜彦社長もいらしててお忙しい中、
タコにも声をかけていただきました。このGWのイベントもいくつかありますが、
26日から開催中の「ウルトラクリエイティブジャム2」をはじめ、
新作ソフビを展開している同社、またまた予想もつかない、びっくりする
仕掛けを進めている模様です。メディコムさんは引き続き
ちょっとやそっとのことには慣れてしまったはずのソフビファンに
ウレシイサプライズを提供してくれそうな気配です。






こちらはNeadoneさんやDr.Strenge Toysさんのブースで見つけた「台紙図鑑」。
名うての消しゴムマニアが長年コレクションし続けてきた、80年代~90年代の
ガチャポンマシンのバックシートコレクションを一冊の図録にまとめたがチャポン
マニア向けの資料本。労作です。バックシートマニアもようやく名乗りを上げて、
資料本が出る時代になりました。いよいよチープTOYの総決算期に入った感じ。

そしてここから先は消しゴムで育った世代と新たに参入した世代による
新たな神話の再創造ーー、
オリジナルキャラのケシキャストや新作オリジナル消しゴムをはぐくむ
ワールドワイドなケシカルチャーの時代が到来することでしょう。
そのメインステージにこのスーフェス会場も活躍することとなることでしょう。
ソフビから分岐したカルチャーとしてケシキャストの存在が本格的に
認知されはじめているのは今回のイベントでも明確になったといえるでしょう。
















オリジナル怪獣ジャバラのキグルミを着て会場でパフォーマンスを繰り広げ来場者に
愛嬌を振りまいていたカイザープロさんのブース。
第一弾のジャバラ、緑色の第二弾怪獣ヤブキリーに続き、第三弾の新怪獣・デムシロン
も原型が完成しソフビ化が進行中。オリジナル怪獣ソフビ分野でハイテンポの展開をしている、なんとも気概に満ちたメーカーさんです。



こちらは高円寺のビンテージアイテムショップ、ゴジラやさんのブースにあった
昭和の医薬メーカーが当時製作したマスコットのPOP。
この男の子のキャラ、樹脂製で店頭で天井から吊るして製品をアピールするのだとか。
変わった素材なので撮らせてもらいました。






















少年リックさんのブース。超獣第1号のべロクロンがスーパーディティールで登場。









角川映画をリスペクトした展開や描写を満載するSF映画、井口昇監督の「ライヴ」
公開前のプロモーションブース。





















戦慄と諧謔味が交差するハイスキルな原型師さんたちが集い思い思いの
COOLなホラースカルプチャーを求道する、HELLPAINTER(ヘルペインター)さんの
ブース。
秋のアーティズムマーケットにも出展を予定しているとのこと。チェックしときます。





ストリート系ソフビを集めているコレクターさんから見せていただいた買い物の収穫、
SECRET BASR×CUREの汚染怪人限定バージョン。新ヘッドのドクロをインナーに装着。
白とアイボリーの配色。



開場したとたんにブース前に長蛇の行列ができたアストロゾンビーズさんの
スーフェス65限定カラー・スカルウィング。

(スーパーフェスティバル65その2で映画関係の小道具とかキグルミ系、
プロモーション系、その他の展示等紹介death・)

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4 コメント

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Unknown (トサギ)
2014-04-28 02:09:42
イベント参戦お疲れさまです!
イベントレポありがとうございます!!

キーラー、いい味出てますね。バルキー星人もかっこいいです。
コスメギラーの1期カラーはソフビのおもちゃっぽくて気に入っています。ぜひ入手したいです。
イルイルさんの遊び心(おまけの使い方)、すごいですね。毎回、想像を上回っていると思ってます。

円谷プロ50周年記念第2弾は骸骨アントラーに魅力を感じました。ウルトラ系はこういった感じのソフビ少なめと思いますので、このイベントを機に発売していって欲しいです。
Unknown (ヒローン)
2014-05-01 07:08:59
スーフェスレポート楽しみにしてました♪
サンガッツさんのぬりかべは是非手に入れたいですねー。今回リンデンさんの水木妖怪はなかったのかな…。
後通販ですが私もデッパラスは予約致しました。レオ怪獣も楽しみです(^^)
Unknown (タコペッティ)
2014-05-01 09:32:58
>ヒローンさん

こんにちわ。
ぬりかべは通常版の色tが気になりますね。
デッパラスははじめ造形がどうかなと思ったんですが
当時あったらこんなかという雰囲気がよく出ています。
当時金型を作ったタロウ怪獣はもう少しディティールが
細かく細身のリアル傾向だったけど、デッパラスは
コミカルなキャラなのでこれでよかったかなと
思います。デッパラスは本編の活躍がほんとに
キュートなので映像の視聴とあいまって楽しめるソフビに
なると思います。
Unknown (タコペッティ)
2014-05-01 09:49:24
>トサギさん

おひさしぶりです。
トサギさんはウルトラファイトにハマっているそうなので
このキーラーのカラーリングにはしびれたんではないで
しょうか。バルキー星人は人気の高いソフビで
ひさびさのリリースなので今回のも気になりますね。
スーフェスはソフビとかフィギュアブームのテンションの
高かった往時をしのばせる展示内容なので会場に足を
踏み入れると持続してることに安堵感を感じます。

消費税も上がっており、高額商品も多くなっていて
あまり遊べるようなアイテムがないのでは
親しみもわかないものです。今回も購買的には
一般のお客さんはやや買い控え気味だった
気がします。やはり消費税アップに伴う様子見
的側面もあったんじゃないかと。

フィギュアのセカイも手が届かないような価格にならないで庶民の文化的なポジションで気に入ったアイテムを
気軽に手にとれるマーケットでいてほしいと思います。

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