最近、お腹が出てきました。
スイムは週3回ペースでは維持していますが、それ以外はサッパリ。
それに、相変わらずの暴飲暴食。
このままだと、糖尿病になってしまいそうで心配です。
そろそろ、積極的ダイエットを再開させなければと、思っていますが・・・
7月からスタートだ!!のつもりが・・・
まだ、ダラダラ暴飲暴食のみ継続中。
だって、走ろうと思ったら、雨が降るし、ワールドカップもあるし、
阪神タイガース調子良いし・・・
ストロングマンが終わってもうすぐ3ヶ月。
3ヶ月でここまで変われるか!!ってくらいになってしまいました。
昔、薬師丸ひろ子の映画「セーラー服と機関銃」で
か・い・か・ん
というのがありましたが、
今の僕は、
き・き・か・ん
て、感じです。
・・・・・なんやそれ!!
それでは、本題に移ります。
もちろん、ストロングマン回顧の続きですよ。
Dr.ゴンの応援で、がぜん元気が出てペースが上がります。
が・・・・
数十メートルで、失速。
再び、ツライ、しんどい、右膝が痛い・・・が戻ってきます。
この辺りは、市街地でよどみなく沢山の方が応援してくれます。
が、そんな応援にも応えられない・・・
しかし、幸いにもエイドでの補給時意外は、歩かず、止まらずの目標はクリア出来ています。
それだけが、いまの自分の心の支えになり、走り続けています。
残り3kmの表示
あと、3kmだ!!という感覚よりも、
エッ!? まだあれから(4km地点から)1kmしか進んでいないのか・・・
という思いのほうが強い。
気持ちが、ネガティブになってしまっている。
極度の疲労からか、ポジティブな発想が出来ない。
普段こういう時なら、
走る歩調にあわせ、
1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 ・ 6 ・ 7 ・・・・・
と、数字を数えたり、
SEAMOのcontinueをリズムに走ったりしますが・・・
このときばかりは、歩調にあわせ、
しん ・ どい ・ しん ・ どい ・ つら ・ い ・ つら ・ い ・ きつ ・ い ・ きつ ・ い・・・
み ・ ぎ ・ ひ ・ ざ ・ めっ ・ ちゃ ・ いた ・ い ・・・
という、掛け声。
ど・ネガティブな精神状態です。
そんなこんなで、しばらく進むと、
コースは左折。唯一往路と違うコースです。
またまた急に応援の方が少なくなります。
走りの視線も、前ではなく、自然と足元を見てしまいます。
そして・・・・・
バキッ
今まで、聞いたことの無い、丸太の折れるような激しい音が右膝から・・・
(聞こえたような)・・・
そして、激痛。
今までの右膝の痛みとは、全然違う鋭く激しい痛みが襲ってきた、
まるで、右膝を、ギザギザした電気が走るような、
刃こぼれしたナイフでエグられるような・・・・・
右足で、体を支えられず、バランスを崩して、危うく転びそうになる。
何とか、左足で踏ん張り、転ばずに済むが、
右足で踏み込むと、再び激痛が右膝に・・・
右足に体重がかからないように、びっこをひきながら、何とか止まらずに走る。
右膝に体重がかからなければ、何とか走れる。
もう、体力的にツライだのしんどいだの言っていられない状態にまで、追い込まれた感じです。
そこまでくると、逆に何とかゴールできるように、ああだこうだ考えます。
ゴールまでショートカットできるルートは無いだろうか?
ちょっと、違いますね・・・
後はどうなっても良いから、極力、右膝の負担を減らすような走り方を試行錯誤。
ペースは更に失速してしまうが、競技継続の危機に瀕しているので、
そんなこと、どうでも良くなってしまいます。
とにかく、ゴールを。
右足を引きずるような走り方で、何とか右膝をなだめ走る。
時々、右足に体重をかけてしまい、激痛を感じバランスを崩すが、何とか転ばずに走り続ける。
残り2km
左足にガタが来る前にゴールにたどりつけますようにと祈りながら走る。
そして、右折。
あとは、真っ直ぐ道なりに進んで行けば、ゴールのある競技場だ。
40km地点の表示が無く、35kmからの5kmがどれくらいかかったかが、分からない。
ラン、折り返しくらいから、2~3人抜いて1人抜かれるような感じで、どんどん順位を挽回していたが・・・
さすがに、どんどん抜かれる。
競技場にたどり着くまでに、20~30人には抜かれたような気がする。
しかし、右膝がブレイクしてしまった以上仕方が無い。
とにかくゴールを目指そう。
情けないくらいのゆっくりのペースで、
でも、ここまで来たからには、止まらない、歩かない。
それだけを、心に誓い・・・
再び応援の方が多くなり始め、もう直ぐ競技場があることを意識する。
あと、もう少しだ!!