ストロングマンが終わり、約1ヶ月半。
漠然と思い出そうとすると、かなり記憶が曖昧です。
しかし、ストロングマン回顧を書きながら、レースを思い浮かべて行くと、不思議と細かく記憶がよみがえってきます。
ただ、妄想もなかには紛れ込んでいても、全く不思議ではありません。
もし、ストロングマンに出場された方が、この回顧を読んで下さり、風向きや、地形など、明らかに違うことが、多々あるかと思います。
しかし、決してウソを書いているわけではないのです。
ちょっと、妄想が混じっているだけなのです。
だから、その点、許してくださいね。
そして、ストロングマン回顧が進むにしたがい、妄想の割合が増えてくるかもです。
でも、これはノンフィクションの作品のつもりです。
・・・そのつもりです。
それでは、ストロングマン回顧(19)バイク編その9の始まり始まり。
右手前方に風力発電の風車が見え、だんだん大きくなってきます。
こまめに補食を摂るようにします。
今回のお気に入りは、明治製菓のパーフェクトプラスのチーズクリームケーキ味とメープルクリームケーキ味です。
美味しいし、一口サイズ、食べやすく、パサパサしない。バイクの途中でもOKです。
あと、ドライフルーツと干し梅(種無し)を順番に摂ります。
ドライフルーツはカリウム摂取、干し梅はクエン酸と塩分摂取目的。
去年は、この辺りから補食を摂らなくなり、ランに入ってエネルギー切れになったように思ったので、
この辺りから、意識して捕食を摂るように心がけました。
そして・・・
前に見える選手を目標に追いかけます。
そして、追いついてパスしたら、次のターゲットを定めます。
そして、追う。
しかし、バイクの能力がそんなにあるわけではないので・・・
もちろん、抜かれもします。
抜きつ抜かれつではなく、自分より遅い選手を抜き、速い選手に抜かれるです。
なぜか、一人抜くと、別の一人に抜かれるようなペースで・・・
抜かれるときは、やっぱり悔しいですが・・・
抜かれる際に、ゴ~ゴーゴ~ゴーという音を立てながらパスしてゆく、ディスクホイルのバイクや、エアロヘルメットにハイホイールをしているような選手にパスされる場合は、全然悔しくありません。
それ以外の選手にパスされると、メチャメチャ悔しい・・・
けど、力不足だからしょうがない。
逆に、そういった選手をパスする時は、メチャメチャ気持ち良い。
器、ちっちぇ!!
そして、アップダウンを繰り返す海岸沿いのコースから、左に折れ少し行くと・・・
今回のコース変更の目玉、長めの上りがあります。
でも、宮崎の普段の練習コースと比べると、楽勝、楽勝の坂です。
し・しかし・・・
全然上れない・・・
抜けない・・・
逆に抜かれる・・・
やはり、ドラフティング集団に絡まれた際の脚のダメージか、
理由はどうであれ、力不足・・・
そして、フラフラ進みながら、坂を上りきる。
しばらく進むと、去年地獄かと思った坂が見えてくる。
さっきの坂が、思いのほか進めなかったので、どうなることかと思いながら、坂に突入。
あれれ。
去年感じた、地獄のような上り・・・
では無く、大したこと無い・・・
やっぱり、力はついている。
・・・・・
どっちなんだろう?と混乱しながら坂を上りきり、進む。
もうすぐ、来間島。