一口馬主とトライアスロンを楽しむ

一口馬主歴17年(現在は社台、サンデーのみ)。脱メタボで始めた運動が、今はトライアスロンを。お気楽な40代男のブログ。

ストロングマン回顧(19)・・・バイク編・その9

2010-05-29 12:10:26 | トライアスロン

ストロングマンが終わり、約1ヶ月半。

漠然と思い出そうとすると、かなり記憶が曖昧です。

しかし、ストロングマン回顧を書きながら、レースを思い浮かべて行くと、不思議と細かく記憶がよみがえってきます。

ただ、妄想もなかには紛れ込んでいても、全く不思議ではありません。

もし、ストロングマンに出場された方が、この回顧を読んで下さり、風向きや、地形など、明らかに違うことが、多々あるかと思います。

しかし、決してウソを書いているわけではないのです。

ちょっと、妄想が混じっているだけなのです。

だから、その点、許してくださいね。

そして、ストロングマン回顧が進むにしたがい、妄想の割合が増えてくるかもです。

でも、これはノンフィクションの作品のつもりです。

・・・そのつもりです。



それでは、ストロングマン回顧(19)バイク編その9の始まり始まり。


右手前方に風力発電の風車が見え、だんだん大きくなってきます。

こまめに補食を摂るようにします。

今回のお気に入りは、明治製菓のパーフェクトプラスのチーズクリームケーキ味とメープルクリームケーキ味です。

美味しいし、一口サイズ、食べやすく、パサパサしない。バイクの途中でもOKです。

あと、ドライフルーツと干し梅(種無し)を順番に摂ります。

ドライフルーツはカリウム摂取、干し梅はクエン酸と塩分摂取目的。

去年は、この辺りから補食を摂らなくなり、ランに入ってエネルギー切れになったように思ったので、

この辺りから、意識して捕食を摂るように心がけました。

そして・・・

前に見える選手を目標に追いかけます。

そして、追いついてパスしたら、次のターゲットを定めます。

そして、追う。

しかし、バイクの能力がそんなにあるわけではないので・・・

もちろん、抜かれもします。

抜きつ抜かれつではなく、自分より遅い選手を抜き、速い選手に抜かれるです。

なぜか、一人抜くと、別の一人に抜かれるようなペースで・・・

抜かれるときは、やっぱり悔しいですが・・・

抜かれる際に、ゴ~ゴーゴ~ゴーという音を立てながらパスしてゆく、ディスクホイルのバイクや、エアロヘルメットにハイホイールをしているような選手にパスされる場合は、全然悔しくありません。

それ以外の選手にパスされると、メチャメチャ悔しい・・・

けど、力不足だからしょうがない。

逆に、そういった選手をパスする時は、メチャメチャ気持ち良い。

器、ちっちぇ!!

そして、アップダウンを繰り返す海岸沿いのコースから、左に折れ少し行くと・・・

今回のコース変更の目玉、長めの上りがあります。

でも、宮崎の普段の練習コースと比べると、楽勝、楽勝の坂です。

し・しかし・・・

全然上れない・・・

抜けない・・・

逆に抜かれる・・・

やはり、ドラフティング集団に絡まれた際の脚のダメージか、

理由はどうであれ、力不足・・・

そして、フラフラ進みながら、坂を上りきる。

しばらく進むと、去年地獄かと思った坂が見えてくる。

さっきの坂が、思いのほか進めなかったので、どうなることかと思いながら、坂に突入。

あれれ。

去年感じた、地獄のような上り・・・

では無く、大したこと無い・・・

やっぱり、力はついている。

・・・・・

どっちなんだろう?と混乱しながら坂を上りきり、進む。

もうすぐ、来間島。









ストロングマン回顧(18)・・・バイク編その8

2010-05-28 15:27:10 | トライアスロン

早速、ストロングマン回顧(18)・・・バイク編その8です。

ドラフティング集団が、前方、どんどん遠ざかって行きます。

そして、しばらくして、見えなくなる。

選手はまばらとなります。強い向かい風、時折、左から強い海からの横風を受けます。

先ほど、結構、酷使してしまった脚を休めながら、マイペースで何とか前へ前へ。

さっきの集団に巻き込まれている時と比べて、スピードは落ちますが、気持ちはグッと楽になります。

さっき感じていたストレスから開放され、爽やかな気分で、レースに集中出来そうです。

給水、補食もしっかり摂ります。

もちろん、「ここでジョミ」も。

スポンジで、鼻もしっかりかみ、コンディションを整える。

今年は、食べ残しを少なくするぞ~と心に誓いつつ。

徐々に応援の方の数が増え始め、しばらく進むと、左に折れ、対面コースとなります。

東平安名崎灯台へ向かうコースです。

ちょうど対面コースに入ってすぐ、見覚えのあるバイクやウエアとたて続けにすれ違いました。

大ドラフティング集団を作っていた人たちです。

さすがに、ここのコースは道幅が狭いため、集団が完全にバラけていますが、みんな近い近い。

僕との距離は、もうこんなに離れている・・・

あの人たちは、また、パック形成するのだろうかと思いながら・・・

まあ、人は人、自分は自分。

来年は、もっとバイクの力をつけて、こんな集団屁でもないと思えるようになろう。

でも・・・

そんなことより・・・

とりあえず、今・・・

左右に咲き誇る鉄砲ゆりを見ながら、前方に見える灯台に向かい進む。

相変わらず、風が強い。けれど、灯台から折り返せば、しばらくは追い風になりそう・・・

そして、東平安名崎灯台の折り返しをターンして、次の目標は、来間島。

イメージは、下りが多い印象ですが、今年は少しコースが変更され、長い上り坂があるとか言っていたなあ。

去年、走った時は、凄くキツイ坂がこの区間に有ったような・・・

折り返すと、追い風になりました。

やはり、追い風は楽です。

脚も休むことが出来ます。しかし、思いのほか脚のダメージがあることを感じます。

海岸沿いの、宮古島のバイクコースの中では、比較的大きなアップダウンを繰り返します。

追い風のお陰か、下りの割合のほうが、やっぱり多いなと思いながら来間島を目指す。



チームフィオーレ

2010-05-27 14:17:25 | 日記

ちょっと、思うことを書きます。

宮崎県で猛威をふるう口蹄疫。

この、悲惨な現場は、直接係わっておられる関係者の方々でないと、本当の凄惨な状態は解らないと思います。

そして、感染拡大を防ぐために、必死になって努力なされている方々のご苦労は、想像を絶するものと思われます。

この悲劇は宮崎県だけで食い止めるんだと、被害に遭われた畜産農家の方々や知事をはじめ関係者諸氏が先頭に立ち、そして、宮崎県民一人一人が、自分達に出来ることを、一生懸命考え、少しでも、力になれる事を行動に移しています。

まさに、「宮崎県民がひとつになって」です。

週刊誌などマスコミの、口蹄疫蔓延の責任どうのこうのという記事などには、吐き気を覚えます。


我々、宮崎県を中心に活動するトライアスロンチーム・チームフィオーレも、先日、出場を予定している大会の出場自粛を決めました。

これから、トライアスロンシーズンとなり、みんなそれぞれの目標に向かってトレーニングを積んでいたと思います。

ただ、我々がこうやってトライアスロンを楽しめるのには、周りの方々に支えられて、はじめて楽しく練習や競技をすることが出来るのは確かです。

そして、大会参加による移動などが、ウイルス拡散の原因になり得るということです。

可能性としては、そんなに高くは無いかと思いますが、少しでも、我々がそのようなリスクとなりうるならば、と思うと・・・

我々がとるべき答えは、自然と出てきます。

僕は、この方針に対して、全面的に支持をしますし、その方針に異論を挿む余地は無いと思います。

難しいのは、それを決断することです。

この決断に踏み切ったコーチを始め、チームのリーダーの方々には、尊敬の念を覚えます。

そして、その方針に躊躇無く従う、潔いチームメイトにも感服するところでもあります。

この、チームの一員に身を置く事に、誇りを感じます。

ホント、素晴らしいチーム、素晴らしい仲間です。


とは言うものの、元来、怠け者で近くに目標が無いと、モチベーションが維持できず、な~んにもしない。

そして、食うこと、飲むことだけは怠らず、ぷくぷく太っていく僕と言えば・・・

やはり、モチベーションがゼロに・・・


宮崎の現状を思うと、ただでさえ、あまり運動する気にならないところに、目標を失ってしまったとあっては、トレーニング意欲がゼロになってしまいました。

ストロングマン回顧も途中なのですが、あまり書く気がしなくなってしまいました。

なので、ストロングマン回顧は、途中ですが、終了です。




というのは、ウソです



正直、書く気が起こらなかったのは事実ですが、昨日、マスコット?さんから、コメントを頂き、

「楽しく回顧録を読ましてもらってます。。」って書いてもらって、



モチベーション・アップ・アップ・ア~ップです


実に、単純な男です。

でも、そんな自分が大好きです

・・・なに言ってんだろう?

・・・ワケわかんねぇ・・・

気持ちまで、落ち込んでいても仕方が無いし、良いことも無い。

僕らまで、沈んでしまっては、ただでさえ悲惨で気持ちが折れてしまいそうなところを、何とか頑張ってこらえている関係者の方々に申し訳ない。

我々は、出来ることを前向きに明るく元気に、そして、我々の元気を関係者の方々に少しでも分けてあげれるくらい頑張らなきゃと思います。

運動は、まだ、あまりする気にならないけど、少なくとも来週からは、いつものように頑張ろうと思います。

とにかく、また、皆さんしばらくお付き合い下さい。

ダラダラ書きますよ~


聖護院特別は2着

2010-05-25 16:09:59 | フィッツロイ

5月22日(土)京都競馬場11R聖護院特別(4歳以上1000万下・芝1800m・ハンデ56kg)にフィッツロイが出走しました。



出走時間は、午後4時10分予定。

僕は、仕事が3時半まであったので、ややフライング気味に仕事を終え、大急ぎで帰宅。

途中、遅い車にイライラしながら、家に着いた時間は、自分の時計で4時11分。

テレビを点けたらゴール入線のスローモーションリプレイなんて想像しながら、自宅に飛び込み即行テレビをつけたところ、3コーナー手前の向こう上面の直線。

ホッと胸を撫で下ろしながら観戦。

向こう上面では、中団やや前方外側に位置し、どうやら折り合っている模様。

コーナーを回り、直線に入った時には、外めのほぼ中団。

そこから、ジリジリ伸び始め、残り1ハロン辺りからは、ギヤがさらに入ったかのようによく伸び、ゴール直前で先頭集団に襲い掛かりましたが、勝ち馬にはクビ差凌がれ、惜しい2着となりました。

先週に引き続き、テレビの前で大声を出してしまいました。

次走は、さらに前進が期待できそうで、さらに楽しみです。


サンデーRCのHPより

2010/5/22 栗東TC

5/22(土)京都11R・聖護院特別に出走、馬体重は500㎏(-8)でした。スタートに問題なく無理せず控えて6~7番手を追走し、向正面から仕掛けて上がっていきました。手が動いていたものの、直線に入ってからの伸びは素晴らしく、勝ち馬を追い込みましたがクビ差及ばず2着も、漸くこの馬本来の走りをみせてくれました。佐藤哲騎手は「最近は遊びながら走っており、今回もスタートしてからフラフラしていたんです。そのため道中は馬を怒らせながら走らせたので、馬自身はきちんと反応していましたね。馬体も絞れてきたし、さらに前向きさがでてくれば、今後さらなる良化が見込めるでしょう」とのコメントがありました。

ストロングマン回顧(17)・・・バイク編その7

2010-05-23 13:12:02 | トライアスロン

昨日大阪から、宮崎の自宅に戻ったら、宮古島で大変お世話になったKenさんちからお手紙が届いており、写真とコーチがみんなを代表して宮崎の特産品を送ってくれたんですが、そのお礼をわざわざお手紙で下さいました。

先日、Kenさんちからは、メールで写真をおくって下さったのですが、ちょうど出張など、忙しさに、お礼のメールを送れず仕舞いで、本当に失礼をしてしまっています。

改めて、お礼のお手紙でも出そうかと思っていますが、僕の字の汚さは筋金入りなので、裕子さんのあの達筆な字を見ると、少々どころでなくかなり、気後れをしてしまいます・・・
でも、割り切って、気持ちの問題なのでと、頑張って書こうと思います。



ストロングマン回顧(17)バイク編その7です。

ドラフティング集団との格闘編、最終回です。


このパックから抜け出せない・・・

4~5回、離脱アタックを試み、かなり脚を使ってしまった。

そうこうしているうちに、ドラフティングチェックエリアにさしかかります。

僕が、この集団に吸収されて以降、さらに、何人かの選手を飲み込み、さらに大きな集団になっています。

このひとたちは、このエリアではどうするのだろうと思いながら、自分の脚力不足を実感していました。

チェックエリアの入り口に、数人のマーシャルがいて、「離れなさい、離れなさい。」と、呼びかけますが、誰も全く動じることも無く、そのまま進む。

僕は、最左側。全く動けず、どうすることも出来ない。

また、これほどの大集団になってしまうと、マーシャルもナンバーチェックしようが無い。そんな状態です。

チェックゾーン真ん中あたりにいる、何人かのマーシャルも、「離れなさい、離れなさい。」と呼びかける意外に何も出来ない。

そしてそのまま、誰もチェックされること無く、大集団でドラフティングチェックゾーンを突破。

これは、選手一人一人のモラルの問題。

自分の今までの練習と、自分でたてた目標(バイクは20分以上短縮)の価値は、このままでは下がってしまう。

この集団をちぎっての離脱がベストと思いましたが、悲しいかな、それが出来ない。

それならば、癪にさわるけど、この集団を先に行かそうと決意。後方にポジションをとり、距離をあけてゆくと、向かい風の影響で、こっちの速度が落ちたんでしょうが、前の集団がぐっと速度を上げて進んでゆくように見え、少しずつ距離が開いてゆきます。

上り、平坦部分では、さほど距離はひらきませんが、下りがあると一気に離れて行きます。

何か、釈然としないものがありますが、「これでいいのだ。これでいいのだ。」と心の中でつぶやきながら、東平安名崎灯台を目指します。





聖護院特別

2010-05-22 13:57:30 | フィッツロイ

またまた、ストロングマン回顧の途中ですが、競馬です。

本日5月22日(土)京都競馬場第11R、聖護院特別(4歳以上1000万下・ハンデ)芝1800mに、フィッツロイが出走します。

休み明け3戦目、だいぶ絞れてきたということですが、果たしてどうか?

8枠14番、斤量は56kg、ヤネは主戦の佐藤哲三J

13時50分現在、10.4倍の6番人気。

この時点での人気は割れており、混戦模様。

フィッツロイにも十分チャンスはあるものと思っています。

ここを、何とか勝って、気持ちよく24日月曜日をむかえたいものです。

ちなみに、そのフィッツロイの一口のオーナーの僕は、来週の天草国際トライアスロン(51.5)に出場予定ですが、全然絞れていない状態です。

バイクも、宮古島以来一度も実走せず、天草をむかえそうです。





ストロングマン回顧(16)・・・バイク編その6

2010-05-22 13:11:01 | トライアスロン

皆さん、ご存知の通り宮崎県で家畜の伝染病の口蹄疫が猛威をふるっています。

この病気の広がりを何とかくい止めようと、懸命に取り組んでおられる関係者の方々、被害が少しでも小さく済むよう、お祈り申し上げます。

また、この病気で、甚大な損害に遭われた畜産関係の方々へ、心よりお悔やみ申し上げます。

自分は、宮崎市に住んでいます。平日は大阪に単身赴任しております。

宮崎に帰り、宮崎日日新聞に毎日のように出る被害に遭われた畜産関係者とその家族などの記事を読み、毎日のように涙しております。

都会の新聞やテレビは、口蹄疫のニュースは流しますが、数字や防疫の方針などを伝えるのみで、現場の方々のご苦労や無念を詳しく伝えるものがありません。

政府の方針が決って以降、口蹄疫を伝える記事も随分と小さくなった気がしています。

中央紙や中央のマスコミは、もっと、この悲惨な現状を全国の方々に伝えていただきたいものです。

中央のマスコミの方々の、認識が甘いから、先頭に立って防疫や、被害に遭われた関係者への対策などの指揮を必死になって執られている知事などに、神経を逆なでするような、非常識かつデリカシーのない質問をするんだろうなと思います。

あまりにも、無神経な質問などをする、記者へは、会社とその記者の名前をはっきりさせるべきだと思います。

匿名性の問題等もあるかと思いますが、第三者が聞いても腹立たしい質問をする奴に、配慮なんて必要ないように思います。

とにかく、口蹄疫が少しでも早く終息に向かうことを、心よりお祈りいたします。


ストロングマン回顧(16)バイク編その6です。

ドラフティング集団との格闘編(2)です。

気がつけば、集団に吸収されていました。

またまた、前はふたをされ、横も選手が・・・

後ろはと振り返ると、バイクがグラつき横の選手が近いので、接触しそうになります。

この辺りは、ずっと向かい風。時折海側(左)から強い風がきます。そして、さほど急とは言えませんが、アップダウンを繰り返します。

集団の中に吸収されると、向かい風が消え、ペダルがグンと軽くなります。

独走している時よりは、スピードがグンと上りますが、上りでは話が違います。

向かい風は多少楽になりますが、脚力がものをいいます。

上りをグラつきがなく、真っ直ぐ上れる脚力があれば良いのですが、僕レベルでは、どうしてもグラつきがでます。

多分、脚力的にこの集団にいる選手達は、ほぼ同じくらいの脚力なので、密集状態でみんなそれぞれグラグラしながら進むので、

接触、落車がおこりそうで、恐怖を感じます。

この集団から早く離脱しなければと、強く思います。

しかし、下りに入ると、独りでは出せないようなスピードで下りおります。

この集団から離脱するためには、またまた、最後方までポジションを下げ、そのまま、この集団を先に行かせるのは癪なので、ちぎろうと決意。

下りで、最後方までポジションを下げ、集団の右側に移動し、上りに入ったら一気に集団をパス。そのまま、引き離します。

さっき吸収された時よりはるかに引き離し、再び独走。

しかし・・・

また、5分もしないうちに吸収される。

それも、集団が近づく気配を感じることなく、先ほど同様に突然吸収される感じです。

そして、もう一度、離脱を試み、上りでラッシュ。一旦、引き離すも、またまた吸収されてしまう。

ぬ・抜け出せない・・・


ストロングマン回顧(15)・・・バイク編・その5

2010-05-19 16:22:36 | トライアスロン

まだまだ続くバイク編は、その5です。

今回は、バイクの中で一番皆さんに読んで欲しいところだったりもします。

ドラフティングです。

今大会は、ドラフティングがかなり横行していたと聞きます。

宮古島大会は、ロングの大会でもあり、もちろんドラフティングは禁止されています。

あまり知らない方に、簡単に説明すると、

バイクの最中に前に進む先週の後ろにピッタリくっつき、風よけにする事です。

一見そんなに変わるのと思いますが、バイクの練習とかで、実際にドラフティングをしてみると、想像以上に楽というより、楽に自分より速い選手に着いて行く事が可能です。

実際に一人でバイクに乗るより3~4km/h、あるいは、それ以上速く乗る事が出来ます。

実際には、バイクだけのロードレースや、トライアスロンでも、オリンピックや国体などドラフティングが認められているものもあります。

しかし、基本的にトライアスロンは相手を利用して楽をするというのは、トライアスロン競技の主旨に反するため、禁止されている事です。それに、密集状態で高速のバイクを漕ぎ進む事になるので、ドラフティングの練習をしていない人がやると、接触を起こし落車。1・2台だけならそれほどですが、数が多くなるとかなり危険です。
大きな事故につながります。

そもそも、バイクのルールとして、ドラフティングを防止するルールが設けられていて、それを承知で出場しているはずです。

そして、そのルールを守らない選手には、ペナルティーが科せられる事になっています。

スポーツの競技でそのルールを守らないなら(自ら破るような行為)、なぜ、その大会に出るのだろうと理解に苦しみます。


と、だらだら書いた上で、レースに戻ります。



池間島から、東平安名崎灯台を目指します。対面コースに別れを告げ、間もなくあるエイドステーションでスポンジをゲット。鼻水、鼻閉から開放され機嫌よく進んでゆく。

選手もまばらになったためか、抜くことも、抜かれることもほとんど無くなりますが、前の方に見える選手をひたすら目指します。

小さなアップダウンを繰り返す、左右は林や畑で、景色はそれほど変わり映えがありません。

しばらく進んでゆくと、突然の大集団に吸収されます。20人以上の集団です。

ものすごく、驚きました。

さっきまでは、後ろに人なんか全然見えなかったのに・・・

突然右側に人が現れたかと思うと、その人の後ろに沢山の選手がいることに気がつきます。

こんなに沢山の選手が・・・

そして、右側に現れた選手が僕の1mくらい前に入りました。

そして、すぐ右側には選手が3~4人、前後に4列くらいの集団だったか?

あっという間に吸収されてしまいました。

コースの左側を進んでいた僕は、左側には進むスペースは無く、どうすることも出来ませんでした。

僕をあっという間に吸収したって事は、僕のバイクの速度よりだいぶ速い集団のはずですが、その中に入ると、ドラフティング効果で、スピードが上っても、全然楽で、むしろ遅く感じるくらいです。

「ヤッベェなぁ、ドラフティング集団のど真ん中にいるよ。」

何とかしなければと思案します。

前、横へは出れないので、後ろに回るしかありません。

この集団の最後方までポジションを下げ、右側からこの集団を追い抜き、先頭に立ちます。

そのまま、スピードを維持し、集団を引き離します。

30~40m引き離したところで一安心し、気持ちを前に向け、前方にいる選手を追う。

すると、また、突然集団に吸収される。

エッ、いつのまに・・・


悶絶・京王杯スプリングC

2010-05-17 16:10:48 | アーバニティ

先日、5月15日(土)東京競馬場のメインレース、第11レース

京王杯スプリングカップ(国際GII・芝1400m)にアーバニティが出走しました。

3番人気、騎手は久しぶりに横山典弘Jです。馬体重は前走より6kg減の506kgでした。

仕事場のBS放送で観戦。

パドックでは、落ち着いており、また適度に気合も乗って状態が良いように思われました。

レースは、スタート良く飛び出し、そのままハナを奪う形で先頭でレースを進めます。

手応え十分で直線を向き、坂を上る。坂を登りきったところで、後続を引き離し、二番手で追いすがるサンクスノートとのマッチレースの様相に・・・

久しぶりに、テレビの前で「行け、行け。」と興奮状態に・・・

サンクスノートなんてノーマークの馬だし、一瞬引き離し、これは勝ったかに見えましたが、そこからジワリジワリ差を詰められ、残り1ハロンで先頭が代わる。

アーバニティも差し返そうと懸命に頑張る。

僕も、テレビの前で、「あ~あ~あ~」と身をくねらせ悶絶。

しかし、残り100m辺りから徐々に差が広がり、

さらに、ゴール直前に飛び込んできた、マルカフェニックスにも差され、結局惜しい3着という結果でした。

ほんと、久しぶりにエキサイティングさせてもりました。




社台RHのHPより


2010/5/15 美浦TC


5月15日(土)東京・京王杯スプリングカップ(G2・芝1400m)に横山典弘騎手57kgで出走、馬体重は6kg減の506kgでした。レースでは、スタートを決めると果敢に先頭を奪って逃げるかたちに持ち込みました。そのまま4コーナーを通過すると、内ラチで長い直線をしっかりと粘りましたが、坂を上がって最後は外2頭に交わされてしまい、惜しい3着でゴールしています。1、2着馬との差はクビ、半馬身でした。レース後横山騎手は「最高にうまくいきました。内が空いて先手を取れましたし、道中もリラックスして走っていました。それから、この馬は函館の馬場が合いそうですよ」と残念そうに振り返りながらも、今後を見据えて進言しています。また、古賀師は「せめて2着して、賞金を加算したかったですね。残念ですが、次でがんばりましょう」と語っています。横山騎手の進言もあり、この後は、山元TCか社台Fに移動して、7月4日(日)函館の函館スプリントS(G3・芝1200m)を目指します。

ニーニョデルシエロは8着

2010-05-17 15:36:47 | ニーニョデルシエロ

5月15日(土)東京競馬場・第5R未勝利・芝1400mに、ニーニョデルシエロが出走しました。

騎手は名手蛯名正義。4番人気、体重は前走より8kg増の456kg

当日は、仕事でTV中継が無いので、レースは夜、家でグリーンチャンネルの本日のレース結果の録画放送を見ました。

スタートは、相変わらず出遅れましたが、いつもほどはひどくなく、その後も突っ走るようなことはなく、中団後方で折り合っているように見えました。

最後の長い直線は、じりじりとは伸びてはいるものの、それほど目立つ動きもなく8着でゴール。

・・・???

というレース内容でした。

いつになったら、本当の力を見せてくれるのでしょう。

あるいは、見せないまま・・・

・・・そんなことは無いと信じてます。


サンデーレーシングのHPより

2010/5/15 美浦TC

5月15日(土)東京・芝1400m戦に56㎏蛯名騎手で出走し8着、馬体重は前走から8kg増の456kgでした。スタートでやや出遅れ、中団後方の馬群の中を進みました。折り合いもつき、道中はスムーズにレースを進め、そのままの位置取りで直線を迎えました。直線は馬場の内側のほうをジリジリと伸びてきましたが、前をいく馬との差をつめることはできませんでした。勝ち馬から1秒4差で入線しています。レース後、蛯名騎手は「パドックでまたがった時には少し入れ込んでいましたが、すぐに落ち着き、良い返し馬ができました。ゲートはまわりを見てから出ていくところがあり、どうしても出遅れてしまいます。そこから良い位置取りを確保しようとすると引っ掛かってしまうので、折り合いをつけてレースを進めました。今回は着順は今一歩でしたが、内容は良かったと思います」とのことで、奥平雅調教師は「レースを覚えてきたので、このまま続けて使っていきたいところですが、背中とトモに疲れが出やすい馬なので、レース後の状態をみてから今後のことは決めたいと思います」とコメントしています。