前回、ジャスティース愛馬軍団の総大将たるアーバニティの引退が、昨年末決まった話を書きました。
そして今回は、ファストワーカー。
我が愛馬軍団のアーバニティと双璧を成すと考えていた、素質馬です。
血統的にも晩生と思われ、4歳となる今年、飛躍する事全く疑いなしと考えていました。
1月5日の中山の1000万下ダート1800m出走に向け、調子を上げて、1月3日に最終追い切を行いました。
速めの追い切りで、ゴール板を駆けぬけたところで、突然倒れ、そのまま息絶えたそうです。
急性心不全、俗に言う心臓発作というやつです。
この衝撃的な知らせを旅行中のパリで聞き、にわかに信じられない思いでした。
ファストワーカーは、2009年のクラブ募集の第2希望で何とか獲得しました。
この年以前のクラブの募集は、カタログのコメントや血統だけで候補を決めていました。競馬場のパドックですら見ていてもあまり良く分からないのに、1歳馬の引き歩きのDVDを見ても分かるはずが無いと思っていました。
しかし、この年から初めて募集馬DVDをわからないながらも一生懸命見てみました。
すると、カタログと血統表でピックアップした候補馬以外に、DVDを見てなんとなく気に入った馬が出てきました。
そこで、この年の希望馬はDVD優先で判断。
第一希望のレーヴディソールは落選、そして、ファストワーカーと出会うことになりました。
ネオユニヴァース産駒の大型馬で、デビュー後も緩い緩いと言われ、明らかに晩生の馬でした。
それでも、2歳12月のデビュー戦から1番人気、そして2着に敗れ、2戦目も1番人気、これも2着に敗れました。
そしてダートに路線を変更した3歳2月の第3戦も1番人気。
このレースは、今までの鬱憤を晴らすかのように2着馬に7馬身差をつけ、圧勝。
その次のレースも、2着馬に5馬身差をつける圧勝で、連勝。

しかし、馬体の緩さは相変わらずで、本格化は古馬になってからというのが、陣営始め誰もが一致する見解でした。
3歳夏に、レパードステークス(G3)に挑戦するが、体調が下降していたせいもあり14着と大敗。
その後、休養を挿み今年4歳となり、ますますの活躍が期待された矢先の思いもよらぬ悲しい出来事でした。
ファストワーカーの功績は、3歳時の活躍だけではありません。
今年で15年目を迎える一口馬主という趣味。これは、自分にとってこの上なく楽しいものです。恐らく、経済的によほど厳しい状態にならない限り、一生続けるつもりです。
この、一口を始めた当初、職場の同僚(先輩)で社台の会員がいましたが、それ以降、競馬を一緒に楽しめる仲間はいましたが、一口というこの楽しみを共有できる方との出会いはありませんでした。
それが、ファストワーカーのおかげで、このブログを通じて、多くの方とご縁を持つことが出来、昨年夏には東京でオフ会を実現するに至りました。
またそのオフ会の何と楽しかったこと。やはり、価値観の共通する方々との会話、これに勝るものはありません。
ファストワーカー、競走馬としては7戦2勝2着2回の成績で、ほとんどの競馬ファンの記憶から直ぐに消えてしまうことでしょう。
自分にとっても、2年半という大変短い付き合いで、結局、その姿を実際に見ることが出来ないまま、天に昇ってしまいました。
でも、彼は大変大きなものを残してくれて旅立って行きました。
今まで数多くの愛馬がいましたが、ぼくの中で最も大きな思い出を残してくれた愛馬となりました。一生、彼の事は忘れることが無いでしょう。
ファストワーカー、心から君との出会いに感謝するとともに、
ただただ、安らかに眠ってくれることを祈ります。
そして今回は、ファストワーカー。
我が愛馬軍団のアーバニティと双璧を成すと考えていた、素質馬です。
血統的にも晩生と思われ、4歳となる今年、飛躍する事全く疑いなしと考えていました。
1月5日の中山の1000万下ダート1800m出走に向け、調子を上げて、1月3日に最終追い切を行いました。
速めの追い切りで、ゴール板を駆けぬけたところで、突然倒れ、そのまま息絶えたそうです。
急性心不全、俗に言う心臓発作というやつです。
この衝撃的な知らせを旅行中のパリで聞き、にわかに信じられない思いでした。
ファストワーカーは、2009年のクラブ募集の第2希望で何とか獲得しました。
この年以前のクラブの募集は、カタログのコメントや血統だけで候補を決めていました。競馬場のパドックですら見ていてもあまり良く分からないのに、1歳馬の引き歩きのDVDを見ても分かるはずが無いと思っていました。
しかし、この年から初めて募集馬DVDをわからないながらも一生懸命見てみました。
すると、カタログと血統表でピックアップした候補馬以外に、DVDを見てなんとなく気に入った馬が出てきました。
そこで、この年の希望馬はDVD優先で判断。
第一希望のレーヴディソールは落選、そして、ファストワーカーと出会うことになりました。
ネオユニヴァース産駒の大型馬で、デビュー後も緩い緩いと言われ、明らかに晩生の馬でした。
それでも、2歳12月のデビュー戦から1番人気、そして2着に敗れ、2戦目も1番人気、これも2着に敗れました。
そしてダートに路線を変更した3歳2月の第3戦も1番人気。
このレースは、今までの鬱憤を晴らすかのように2着馬に7馬身差をつけ、圧勝。
その次のレースも、2着馬に5馬身差をつける圧勝で、連勝。

しかし、馬体の緩さは相変わらずで、本格化は古馬になってからというのが、陣営始め誰もが一致する見解でした。
3歳夏に、レパードステークス(G3)に挑戦するが、体調が下降していたせいもあり14着と大敗。
その後、休養を挿み今年4歳となり、ますますの活躍が期待された矢先の思いもよらぬ悲しい出来事でした。
ファストワーカーの功績は、3歳時の活躍だけではありません。
今年で15年目を迎える一口馬主という趣味。これは、自分にとってこの上なく楽しいものです。恐らく、経済的によほど厳しい状態にならない限り、一生続けるつもりです。
この、一口を始めた当初、職場の同僚(先輩)で社台の会員がいましたが、それ以降、競馬を一緒に楽しめる仲間はいましたが、一口というこの楽しみを共有できる方との出会いはありませんでした。
それが、ファストワーカーのおかげで、このブログを通じて、多くの方とご縁を持つことが出来、昨年夏には東京でオフ会を実現するに至りました。
またそのオフ会の何と楽しかったこと。やはり、価値観の共通する方々との会話、これに勝るものはありません。
ファストワーカー、競走馬としては7戦2勝2着2回の成績で、ほとんどの競馬ファンの記憶から直ぐに消えてしまうことでしょう。
自分にとっても、2年半という大変短い付き合いで、結局、その姿を実際に見ることが出来ないまま、天に昇ってしまいました。
でも、彼は大変大きなものを残してくれて旅立って行きました。
今まで数多くの愛馬がいましたが、ぼくの中で最も大きな思い出を残してくれた愛馬となりました。一生、彼の事は忘れることが無いでしょう。
ファストワーカー、心から君との出会いに感謝するとともに、
ただただ、安らかに眠ってくれることを祈ります。