サッカーは残念な結果に終ってしまいました。
僕は、サッカーの戦術的な事は解りませんが、観ていた感想としては、
パラグアイの選手のボールのキープ力は、さすが南米のチームと思いました。
パラグアイの選手がボールをもって、日本の選手が2~3人で獲りに行っても、スルスルと交わされ、
ボールを持ち込まれるという場面が、何回もありました。
予選リーグでは、あまり見られなかったように感じました。
日本の選手でキープ力で負けていなかったのは、本田くらいに見えました。
それから、ルーズボールは圧倒的にパラグアイが取ってましたね。
後半、中村憲剛が入ってからは、状況が変わりましたが・・・
お国柄と言うか、プレースタイルの違いでしょうが、南米予選3位の底力を感じました。
日本チームも、現状のタレントの中では、考え得るベストな戦術だったのでは、ないでしょうか?
0-0と、スコアが入らなかったのは、両チームに運が無かった。
そして、PK戦では少しだけパラグアイがラッキーだったと思います。
キーパーの川島も、二人目のPKでは読みが当たり、ボールが手に少し触れたけど、決まってしまった。
日本がアンラッキーではなく、パラグアイがほんの少しだけラッキーだったと思っています。
それでは、ストロングマン回顧です。
ランも後半に入りました。来年の宮古島大会までには、完結させたいと思います。
冗談です。
それでは、本題に。
右膝の痛みと、両足の疲労感がだんだん強くなり始めた。
ランも残り1/3くらいだ。
少なくとも、完走は確信しているが、この大会で挙げた目標を達成出来るかは、これからの精神力にかかってくる。
ランで挙げた目標は、去年のタイムより20分以上短縮。
具体的には、ランラップが4時間30分以内。
でも、これはレースとしての目標。
自分の中では、ランで一番目標にしていたことは、去年の後半は上り坂は走れずに歩いて上った事が、
心の中で、一年中引っ掛かっていました。
今年は、上り坂では歩かない。心に決めていました。
が、膝が痛い・・・
脚の疲労感もどんどん強くなってくる。脚が重い・・・
ここで、どうするか?
ここで・・・
ここで・・・
「ここでジョミだ!」
「ここでジョミ」を1つ補給。
意識的に腕を振り、ダラダラしたペースにならないように、スピードを意識する。
腕を振る。気持ちで負けないように、腕を振る。
30km地点より少し前で、チームメイトの「いなっちゅ」とすれ違う。
しかし、彼はウエアが違うので、すれ違ってから気付き、声をかけそびれる。
そして、その直後に「いんちょう」とすれ違う。
チームフィオーレのユニフォームなのでわかりやすい。
お互いに気付き、笑顔で手を振り合いすれ違う。
「いんちょう」は、完走狙いで、レース前は制限時間を逆算してペースを配分すると言っていた。
表情や力強いランニングフォームから、まだまだ余裕を感じる。時間的にもかなり余裕がある。
「さすがだなぁ~」と思いながら、我に返る。
「いなっちゅ」や「いんちょう」に元気をもらったのか、
「ここでジョミ」が効いてきたのか、まだまだ、がんばれそうだ。
30km地点を3時間03分で通過。
自分の脚力を考えると、タイム的には悪くない。
5kmラップは31分30秒。
5kmラップは縮まったものの、あまり余裕が無くなってきたのも確かである。
右膝の痛みも少しづつ強まっている。
この当たりは、緩やかなアップダウンが幾つもあるが、そんなところでさえ脚に負担を感じる。
でも、とにかく歩かない。
上りは、歩くのとたいしてペースが変わらなくなっても、歩かずに走り続ける。
30km過ぎのエイドから、必ずドリンクとオレンジと黒砂糖、梅干を摂るように心がける。
糖分とカリウム、マグネシウム、クエン酸の摂取を意識して。
カリウムとマグネシウムは、痙攣対策として。
去年の宮古島のラン残り3キロ辺りから脚が激しく攣るようになり、最後にかなりのタイムロス。
その反省から。
30km過ぎのエイドで、見た事のあるスティッチの帽子の選手が・・・
ランのスタート時に出会った「ひろちゃん?」だ。
エイドのフードコーナーで何かをほお張りながら、さらに、一生懸命物色をしている。
声をかけようかと思ったけど、何かすごく一生懸命物色している様子。
チョッピリ声をかけづらい雰囲気というか、感じがしたので、声をかけずにそっとエイドから離れる。
相変わらず、エアーサロンパスを持ったボランティアの高校生は、F1のピットクルーさながらの素早さで、
的確にエアーサロンパスを膝に吹っかけてくれる。
そして、コースに戻り、少しでも前へ。少しでもゴールに。